”長生きする意味”　とは？

こんにちは　

前回の記事では　私たちが　”強者”　に　なることが・・・

この世界で　”生き残る”　ために　必要であることを　書きました。

そして　人間世界における　”強者”　というのは・・・

並外れた　”忍耐力”　を　備えた　人間であることを　意味します。

それは　私たちが　”宇宙空間”　へ　進出する時にも　不可欠です。

そして　ここでいう　“忍耐力”　とは　何か？

それは　”自分自身の欲望”　というものを・・・

自分自身で　”コントロールできる能力”　であると　考えられます。

それゆえに　そのような　“優れた能力”　を　備えていることが・・・

”火星移住者”　に　”必要なこと”　であり・・・

”宇宙で通用する”　ための　”条件”　であるとも　考えられます。

つまり　このような　“忍耐力”　を　備えた　人間こそが・・・

人間としての　”本当の意味”　での　”強者”　で　あることが・・・

今後の　”宇宙時代”　で　”生き残れる人間”　であると　考えられます。

私たちにとって　このような　人間になることが・・・

今後の　”重要な目標”　になると　考えられる。・・・という　内容でした。

しかし　私たちが　今後　”宇宙空間”　に　出てゆくこととは・・・

きわめて　”危険な行動”　であることは　確実です。

それは　まさに　”命がけの賭け”　であり・・・

生きるも　死ぬも　”時の運”　ということにも　なりそうです。

そこでは　”激しい不安”　や　”激しい苦しみ”　にも　直面するでしょう。

では　私たちは　なぜ　そこまでして・・・

この世界で　”生き残る必要”　が　あるのでしょうか？

それは　私たちが　これまで　自覚できなかった　”本当の意味”　としての・・・

人間が　この世界で　”生きる目的”　が　あるからです。

それは　原始仏教としての　”ブッダの教え”　から　理解されてきます。

今回の記事も　かつて　このブログで　ご紹介した内容を・・・

ここで　改めて　再編集して　ご紹介します。

私たちは　なぜ　この人生で　”長生きすべき”　なのか？

その　”根源的な意味”　を　追求した　内容です。

それでは　以下が　２０１５年に　ご紹介した　記事の内容です。

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私たちは　これまで　“長生き”　することが・・・

“幸福”　であると　教えられてきたようです。

しかし　それは　本当に　そうなのか？　という疑問も　発生してきます。

それは　仏教の開祖としての　”ブッダの教え”　では・・・

人生とは　”一切皆苦（いっさいかいく）”　である・・・

つまり　”人生のすべて”　は　”苦しみ”　なのであり・・・

人間とは　”苦しみ抜く一生”　を　送るのだから・・・

そこから　”早く脱出しなさい”・・・と　教えているからです。

つまり　私たちが　“長生き”　することは・・・

皮肉にも　”苦しみぬく時間”　も　”長くなる”　ことになり・・・

実際には　“不幸でしかない”・・・ということが　わかってきます。

先日　このブログでは　”２０２６年問題”　を　考えましたが・・・

人類は　あと　”５年～１０年”　ほどで　この地球上では　暮らせなくなり・・・

”火星に移住”　することを　余儀なくされる・・・かもしれません。

つまり　そこでは　人間同士の　”生き残り”　を　懸けた・・・

”壮絶な争い”　も　起こることに　なるかもしれません。

そもそも　私たち人間は　なぜ　“長生きしたい”　と　思うのでしょうか？・・・

それは　おそらく　”現在の生活”　というものが・・・

”豊富な快楽”　に　満ちている・・・からでしょう。　

つまり　私たちが　毎日の生活を　”快楽で満たしている”　から・・・

その生活に　”執着”　することになって・・・

その結果　“長生きしたい”・・・と　思うようです。

しかし　ブッダが　説いていたように・・・

”人間の一生”　とは　さまざまな　”苦しみ”　にも　満ちています。

自分における　さまざまな　”病気”　や　”ケガ”　を　はじめとして・・・

人間同士における　”事件”　や　”事故”・・・

さらには　”天変地異”　などの　”自然災害”　も　数多く　起こります。

そして　私たちは　その都度　”人間の弱さ”　を　痛感することになり・・・

そこで　”激しく苦しむ”　ことに　遭遇するわけです。

　

しかし　私たちは　自分自身の　”人間の弱さ”　を　そのままにして・・・

毎日の生活で　さまざまな　”快楽”　を　獲得することによって・・・

”人間の弱さ”　を　”ごまかし続けてきた”・・・とも　考えられます。

これが　人類が　これまで　ずっと続けてきた　”悪循環”　なのであり・・・

私たちは　いつか　そこから　“脱出”　しなければ　ならないのです。

　　
前回の記事でも　考えましたが　私たちの　”本質”　というのは・・・

“ひとつの原子・素粒子”　としての　”魂（たましい）”　と　考えられます。（※）

つまり　私たちの　”本質としての魂（たましい）”　は・・・

”人間の肉体”　に　”縛り付けられている”　というような・・・

あるいは　”閉じ込められている”　というような・・・

まるで　”囚人のような状態”　に　置かれているのかもしれません。(※）

　　

これと　同じ意味を　示すものとして・・・

古代ギリシャ哲学者であった　”プラトン”　が　残した　言葉があり・・・

それは　”人間の肉体は　魂の牢獄　である”・・・というものでした。(※）

これも　私たちは　”現在の状態”　に　決して　満足してはならず・・・

”人間の次元”　とは　まったく　”別次元”　に　存在する・・・

“理想の世界”　に　近づけるように　努力すべきである　という意味でした。

つまり　私たちが　この世界で　生きているのは・・・

現在の　”人間の状態”　から　”脱出”　することによって・・・

この宇宙の中での　“理想の世界”　へ　向かうために・・・

この人生で　日々　”努力し続ける”　ことが・・・

この人生における　”大きな目的”　であると　考えられます。

　

さらに　私たちが　その　”人生の目的”　を　達成するためには・・・

自分の周囲を　“平和”　に　保つ必要が　あるわけです。

私たちは　これまで　”戦争に反対する”　ことには　賛同しましたが・・・

しかし　その　”本音”　というのは・・・

現在の　”快適な生活”　を　守るため・・・というのが　本音でしょう。

しかし　この世界での　”平和の真意”　を　考えると・・・

それは　私たちが　“理想の世界”　へ　向かうための　努力をする中では・・・　　

人間同士の　”争乱”　や　“戦争”　というものが・・・

”目的の達成”　への　”大きな障害”　に　なるからです。(※）

まさに　”殺し合い”　が　続いているような　日常生活では・・・

”人間の成長”　や　”人間の完成”　などは　望むべくも　ありません。　

つまり　私たちが　“平和を実現”　する　”真意”　というのは・・・

この世界で　”正しい努力”　を　するために　必要だからです。

それゆえに　もしも　”生き延びるために”・・・という　理由によって

多少なりとも　”戦争を肯定する”　ようでは・・・

その人は　この人生で　“未完成に終わる”　ことを　意味することになり・・・

”来世”　でも　”苦しむ人生”　が　待っていると　考えられます。　

　　

また　私たちが　”人生の目的”　を　達成するには・・・

決して　”長い時間”　を　かける必要も　ないわけです。

つまり　人間が　“長生きする”　ということは・・・

”厳しい見方”　を　すれば　”長い時間”　を　かけていても・・・

”目的を達成できない”　ことの　証拠であるとも　考えられます。

そして　それは　”自慢することでもない”　とも　考えられるのです。

つまり　”プラトンの思想”　などからも　考えれば・・・

私たちが　”囚人のような状態”　で　あるのならば・・・

この　人間世界は　“刑務所”　であるとも　考えられ・・・

“長期”　にわたって　”収監”　されることは・・・

”恥ずべきこと”　であるとも　考えられるわけです。　

それゆえに　私たちは　この　”人間世界”　が・・・

まるで　“刑務所”　のような　”苦しみの世界”　であると　思うのならば・・・

一日も早く　”出所する”　ことが　望ましいと　考えられ・・・

この　”人間世界”　に　”執着する必要もない”・・・と　考えられます。

私たちが　”ブッダの教え”　などによって・・・

この世界での　“真理”　に　触れることができると・・・

これまでの　人間世界での　“常識”　と　されてきたものが・・・

このように　”無意味”　であるとも　理解されてくるのです。

私たち　人間には　いつか　確実に　”死”　が　訪れます。

しかし　私たちは　その　”死の時期”　を　怖れていても・・・

まったく　意味がないと　考えられます。

さらには　人生に　”絶望”　してしまい・・・

自らが　”死（自殺）”　を　選んだとしても・・・

それは　この世界で　”すべき努力”　を　”放棄した”　に　過ぎず・・・

”死後の世界”　は　”理想世界”　どころか・・・

現在の世界よりも　”もっと酷い世界”　に　生まれ変わることになるでしょう。

それが　ブッダの教えによる　“縁起の法”　からも　理解されることになります。(※）

つまり　私たちは　この人生において・・・

何を　”生きる目的”　に　すべきなのか？・・・

そして　その目的の　達成のために・・・

何を　”努力”　すべきなのか？　について・・・

改めて　深く考える　必要があるようです。

　

”人間の一生”　には・・・

”長い人”　も　”短い人”　も　います。

そして　それぞれに　”意味”　が　あるのであり・・・

どちらが　“幸福”　であるのか？　は　一概には　言えません。

そして　私たちは　この世界で・・・

一日も長く　”生き延びる”　ことだけを　目的にするのではなく・・・

人生における　”本当の目的”　を　追求することが　重要であると　考えられます。

皆様も　”ブッダの教え”　や　”有意義な思想”　を　学ばれることで・・・

ご自身の　”生きる目的”　を　改めて　お考えになり・・・

この人生を　さらに　意味あるものにされてみては　いかがでしょうか？

（以上が　２０１５年の　記事の内容です。）

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私たちは　今後　”宇宙空間”　へ　進出する　しないに　関わらず・・・