こんにちは![わんわん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/003.gif)
世界の 主要な宗教では・・・
人間は “大きな罪を 背負って 生きている”・・・などという
大変に ”厳しい思想” が その根底に あるようです。![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
その代表的なものには・・・
あの ”旧約聖書” に 登場する・・・
人間の ”原罪” というものがあります。
これは キリスト教や イスラム教での 聖典でもある・・・
”旧約聖書” での ”創世記” に 記されている内容です。![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
今回の記事では 2012年6月に このブログで書きました・・・
”旧約聖書での 原罪とは?” という記事の内容を 再び ご紹介します。![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
”旧約聖書 創世記” での 要約です。![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
神は ”楽園” に・・・
人(アダムとイヴ)を 置き・・・
”あらゆるものを 食べて良い” と 命じたが・・・
”善悪” を 知るという・・・
”知識の木の実(りんご)” だけは・・・
”取って食べると 死ぬであろう” として 食べることを 禁じた。
しかし ”ヘビ” に そそのかされた イヴが・・・
”善悪の知識の木の実” を 食べてしまい・・・
イヴに 勧められた アダムも食べた。
それは イヴ と アダム・・・
それぞれの ”意思” によって 犯された・・・
”責任ある罪” であることを意味した。![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
その後 神は・・・
自分の命令に 背いた アダムとイヴに対して・・・
”何を行ったのか?” と 問いかけたが・・・
アダムは 神に創られた イヴが 勧めたからとして・・・
神 と イヴに ”責任転嫁” をした。
そして イヴは・・・
ヘビに 騙されたと ”責任転嫁” をした。
この ”神の問いかけ” というものは・・・
神が 人間に 問いかけることで・・・
”罪の自覚” を 促し・・・
”悔い改めの機会” を 与えるものであった。
しかし アダムも イヴも ”責任転嫁” に終始して これに応えなかった。
そして 神は イヴに対しては・・・
”産みの苦しみ” と ”夫からの支配” を・・・
さらに アダムに対しては・・・
地から ”苦しんで食物を取る” ことと ”土にかえる” ことを 預言した。
神は アダムとイヴのために ”皮の着物” を造って アダムとイヴに着せた。
そして 神は・・・
人(アダムとイヴ)を 楽園から追放した。(これを ”失楽園” といいます。)
この説話は 宗教・宗派によって その解釈が 様々にあるそうです。
しかし その本質は・・・
”神の命令” に そむいた ”人類” が・・・
”楽園” から ”苦痛の世界” へと 追い出されてしまった という内容です。
しかも 自分たちの ”責任” を 認めず・・・
他者に ”責任を転嫁” したことが 神の怒りを 買ってしまったようです。![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
これが 人類の ”原罪” として 表わされているのですが・・・
つまり 私たちの ”前世” における・・・
”行いの悪さ” を 暗示しているようです。
それで 私たちは ”苦痛の世界” で 生きることになった というわけです。![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
キリスト教では その後 人類の ”原罪” というものを・・・
イエス・キリストが 十字架上で 刑死したことで・・・![しにました^q^](https://emoji.ameba.jp/img/user/do/dorakueotakuww/2172296.gif)
”人類の罪が すべて ゆるされた” という 解釈が登場し・・・
”イエスを 信じていれば 救われる” という 教義になりました。(※)
そして その後の 中世のヨーロッパでは・・・
”キリスト教徒であれば 何をやっても許される” という 風潮も現れ・・・
その後 人類は 様々な ”悲劇” も 起こしてきました。
以上が 2012年の記事の ”旧約聖書での原罪” の 主な内容ですが・・・
この説話も 人間が ”なぜ この世界に 生まれて来たのか?” についての・・・
その ”根本的な理由” を 説いているものです。![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
つまり 私たちは もともと・・・
この世界に “罪の償い” のために 生きているのであり・・・
それは まさに 生まれながらにして・・・
“苦痛の刑務所” に 入っているも 同然なのかもしれません。![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
これは 先日も ご紹介した・・・
古代ギリシャの 哲学者であった ”プラトン” による・・・
”肉体は 魂の牢獄である” という 思想からも 導かれるものです。
(※)
私たちが この人生で ”なぜ さまざまなことで 苦しむのか?”・・・
それに ”答えるもの” というのが・・・
以上のような 思想なのかもしれません。![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
そうであるのならば・・・
私たちが この人生で ”楽しむこと” というのは・・・
まさに “刑務所生活” を ”楽しむこと” なのであり・・・
それは ”言語道断な行為” であるとも 考えられるのです。![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
そして ここで ”ブッダの教え” に 戻れば・・・
私たちが 日常生活で ”快楽” を 得ることも・・・![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
それは ”苦痛の原因” であると ブッダが 説いていたのも・・・
“刑務所生活” が “快適である” と 考えること自体が・・・
“大きな誤り” であることを 意味していると 考えられるからです。![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
つまり 私たちが 今後もずっと・・・
人生で ”快楽” を 追求することは・・・![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
それが まさに 自分自身を・・・
”苦痛の刑務所生活” を 続けさせるという・・・
“暴挙” であると 考えられます。
人類は 前世から ”重い罪” を 背負ってきており・・・
それを 自分自身の ”責任” を持って・・・
”つぐなう” 必要が あるようです。![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
来世で ”楽園” に 戻るためにも・・・
自分自身の ”責任” と ”努力” によって・・・
この人生を 生きる必要が あるわけですね。![走る人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/044.gif)
ブッダの教えも このような 人類が 直面している・・・
“厳しい現実” を ”直視させる” 教えであると 考えられます。![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
今後も ブッダの教えが 収録された・・・
原始仏典である “スッタニパータ” を ご紹介してゆきますが・・・
皆様も “人間” としての・・・
”厳しい現実” を 十分に 自覚されながら・・・
スッタニパータを ご研究されてみてください。![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
(※) 2012年6月の記事である・・・
”旧約聖書での原罪とは?” という記事は こちらに![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
また キリスト教における ”原罪の解釈” を 書きました・・・
”キリスト教の 洗礼の意味” という記事は こちらです![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
そして プラトンの思想を 書きました・・・
”肉体は 魂の牢獄である” という記事は こちらに![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
さらに プラトンの思想から 導かれた・・・
”私たちは 囚人なのか?” という記事は こちらからどうぞ![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
![わんわん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/003.gif)
世界の 主要な宗教では・・・
人間は “大きな罪を 背負って 生きている”・・・などという
大変に ”厳しい思想” が その根底に あるようです。
![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
その代表的なものには・・・
あの ”旧約聖書” に 登場する・・・
人間の ”原罪” というものがあります。
これは キリスト教や イスラム教での 聖典でもある・・・
”旧約聖書” での ”創世記” に 記されている内容です。
![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
今回の記事では 2012年6月に このブログで書きました・・・
”旧約聖書での 原罪とは?” という記事の内容を 再び ご紹介します。
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
”旧約聖書 創世記” での 要約です。
![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
神は ”楽園” に・・・
人(アダムとイヴ)を 置き・・・
”あらゆるものを 食べて良い” と 命じたが・・・
”善悪” を 知るという・・・
”知識の木の実(りんご)” だけは・・・
![リンゴ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/080.gif)
”取って食べると 死ぬであろう” として 食べることを 禁じた。
しかし ”ヘビ” に そそのかされた イヴが・・・
”善悪の知識の木の実” を 食べてしまい・・・
イヴに 勧められた アダムも食べた。
それは イヴ と アダム・・・
それぞれの ”意思” によって 犯された・・・
”責任ある罪” であることを意味した。
![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
その後 神は・・・
自分の命令に 背いた アダムとイヴに対して・・・
”何を行ったのか?” と 問いかけたが・・・
アダムは 神に創られた イヴが 勧めたからとして・・・
神 と イヴに ”責任転嫁” をした。
そして イヴは・・・
ヘビに 騙されたと ”責任転嫁” をした。
この ”神の問いかけ” というものは・・・
神が 人間に 問いかけることで・・・
”罪の自覚” を 促し・・・
”悔い改めの機会” を 与えるものであった。
しかし アダムも イヴも ”責任転嫁” に終始して これに応えなかった。
そして 神は イヴに対しては・・・
”産みの苦しみ” と ”夫からの支配” を・・・
さらに アダムに対しては・・・
地から ”苦しんで食物を取る” ことと ”土にかえる” ことを 預言した。
神は アダムとイヴのために ”皮の着物” を造って アダムとイヴに着せた。
そして 神は・・・
人(アダムとイヴ)を 楽園から追放した。(これを ”失楽園” といいます。)
この説話は 宗教・宗派によって その解釈が 様々にあるそうです。
しかし その本質は・・・
”神の命令” に そむいた ”人類” が・・・
”楽園” から ”苦痛の世界” へと 追い出されてしまった という内容です。
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
しかも 自分たちの ”責任” を 認めず・・・
他者に ”責任を転嫁” したことが 神の怒りを 買ってしまったようです。
![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
これが 人類の ”原罪” として 表わされているのですが・・・
つまり 私たちの ”前世” における・・・
”行いの悪さ” を 暗示しているようです。
それで 私たちは ”苦痛の世界” で 生きることになった というわけです。
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
キリスト教では その後 人類の ”原罪” というものを・・・
イエス・キリストが 十字架上で 刑死したことで・・・
![しにました^q^](https://emoji.ameba.jp/img/user/do/dorakueotakuww/2172296.gif)
”人類の罪が すべて ゆるされた” という 解釈が登場し・・・
”イエスを 信じていれば 救われる” という 教義になりました。(※)
そして その後の 中世のヨーロッパでは・・・
”キリスト教徒であれば 何をやっても許される” という 風潮も現れ・・・
その後 人類は 様々な ”悲劇” も 起こしてきました。
![ドクロ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/152.gif)
以上が 2012年の記事の ”旧約聖書での原罪” の 主な内容ですが・・・
この説話も 人間が ”なぜ この世界に 生まれて来たのか?” についての・・・
その ”根本的な理由” を 説いているものです。
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
つまり 私たちは もともと・・・
この世界に “罪の償い” のために 生きているのであり・・・
それは まさに 生まれながらにして・・・
“苦痛の刑務所” に 入っているも 同然なのかもしれません。
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
これは 先日も ご紹介した・・・
古代ギリシャの 哲学者であった ”プラトン” による・・・
”肉体は 魂の牢獄である” という 思想からも 導かれるものです。
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
私たちが この人生で ”なぜ さまざまなことで 苦しむのか?”・・・
それに ”答えるもの” というのが・・・
以上のような 思想なのかもしれません。
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
そうであるのならば・・・
私たちが この人生で ”楽しむこと” というのは・・・
まさに “刑務所生活” を ”楽しむこと” なのであり・・・
それは ”言語道断な行為” であるとも 考えられるのです。
![ガーン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/141.gif)
そして ここで ”ブッダの教え” に 戻れば・・・
私たちが 日常生活で ”快楽” を 得ることも・・・
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
それは ”苦痛の原因” であると ブッダが 説いていたのも・・・
“刑務所生活” が “快適である” と 考えること自体が・・・
“大きな誤り” であることを 意味していると 考えられるからです。
![雷](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
つまり 私たちが 今後もずっと・・・
人生で ”快楽” を 追求することは・・・
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
それが まさに 自分自身を・・・
”苦痛の刑務所生活” を 続けさせるという・・・
“暴挙” であると 考えられます。
![目](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
人類は 前世から ”重い罪” を 背負ってきており・・・
それを 自分自身の ”責任” を持って・・・
”つぐなう” 必要が あるようです。
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
来世で ”楽園” に 戻るためにも・・・
![虹](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/026.gif)
自分自身の ”責任” と ”努力” によって・・・
この人生を 生きる必要が あるわけですね。
![走る人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/044.gif)
ブッダの教えも このような 人類が 直面している・・・
“厳しい現実” を ”直視させる” 教えであると 考えられます。
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
今後も ブッダの教えが 収録された・・・
原始仏典である “スッタニパータ” を ご紹介してゆきますが・・・
皆様も “人間” としての・・・
”厳しい現実” を 十分に 自覚されながら・・・
スッタニパータを ご研究されてみてください。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![本](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
(※) 2012年6月の記事である・・・
”旧約聖書での原罪とは?” という記事は こちらに
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
また キリスト教における ”原罪の解釈” を 書きました・・・
”キリスト教の 洗礼の意味” という記事は こちらです
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
そして プラトンの思想を 書きました・・・
”肉体は 魂の牢獄である” という記事は こちらに
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
さらに プラトンの思想から 導かれた・・・
”私たちは 囚人なのか?” という記事は こちらからどうぞ
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)