角富士夫(ヤクルトOB/三塁手/Sランク)
成長タイプ:普通/遅め
堅実な守備に、確実性はイマイチ低いけど意外性のある打撃。
毎年レギュラー争いに駆り出されるけど、終わってみればなんだかんだレギュラーになるくらいの実力。
巨人で言えば、岡崎郁。
中日で言えば、仁村徹。
飯原誉士もそうですし、高橋周平はそうなりそうです。
一流ではないけど二流でもない。
絶対的なレギュラーではないけど控えでもない。
こういう選手が一人いたら助かるけど、こういう選手だらけだったら確実に弱い。
ではこういう選手が4番に座るとどうなるか?
4番岡崎郁は、バーフィールドとか獲って迷走しているときの巨人ですね。
4番仁村徹は、ロッテでしょうか。
4番飯原は、想像もしたくないですね。
そんな疑問に答えてくれたのが、角の、盈男じゃないほう、ヤクルトスワローズOB 角富士夫 選手です。
通算打率は.262で、19年間コツコツと打った128本塁打と、いかにも80年代のヤクルトらしい、堅実な選手でした。
新世紀99年に入団した角選手。
初期能力は低めながらも、少しずつ実力をつけます。
5年目には待望の三塁レギュラーを獲得し、.303 23本 87打点とまずまずな成績を・・・あれ?
.303 23本 87打点
なんか普通に良くない?
角選手だったら、.265 7本 40打点くらいの成績を・・・あれ?
き、気を取り直して、、、
新世紀107年には、主力だった池山隆寛や吉永幸一郎の衰えもあり、角選手に4番を任さざるを得ない状況になってしまいます。
元々クリーンナップを打つようなタイプではなく、2番や6番が似合う角選手。
それでもつなぎの4番として角選手なりに頑張ってくれますが、残した成績は.322 28本 113打点と物足りな・・・あれ?
・・・
前フリで岡崎とか仁村の名前をだしてさァ、角選手を4番で起用してさァ、.270 10本くらいの4番だとさすがに厳しいですねェ~(笑)みたいな展開にもっていこうとしていたのにさァ・・・
.322 28本 113打点
なに普通に打っちゃってんの?
なにキャリアハイで41本塁打とか打っちゃってんの?
もう前フリが全然活かされていない、商売あがったりですよ。
ただバーフィールドや飯原の悪口言っただけになってしまいましたよ。
せめて新世紀112年の .282 16本 73打点くらいの成績を毎年残してくれたら、ネタ的においしい4番だったんですけどね。
なんかよくわからないけど、現実の3倍くらい打っちゃいました。
田村藤夫の打撃は超過小評価だったし、ホント昔の地味OBは超適当・・・
あっ!どっちもふじおだ!どうでもいいけど!
~角富士夫~
<通算成績>
実働18年 レギュラー14年
1999試合 6663打数 2052安打
.308 350本塁打 1405打点 9盗塁
<キャリアハイ>
140試合 494打数 155安打
.314 41本塁打 134打点 0盗塁
<年度別成績>