雨が降るとの予報は覆り秋晴れ。
ちらほら入ってくる情報だと、くじゅうはまだあまり紅葉してなくて、
今年は暑い時期がずれ込んで、紅葉せずに茶色くなるパターンでは、、、と悲観的予想も。

私はというと、体調ががっつり登山するにはイマイチで、、、
でも祖母山の紅葉に間に合わせたい❣️と、
新しい登山靴の足慣らしでタイミングをみては英彦山、平尾台をうろうろしています。
(まとめた植物写真はまた後日〜)

お天気の土日は駐車場もいっぱいだし、お出かけ控えていたんだけど、
身体、、、動かしたい、いや、動かしとこ!と
夕方からだけど平尾台の南エリアへ。


草刈りのボランティアの方が入ってくださっていました。



見通しもgood 貸し切りです。



草原に映えるハバヤマボクチ



季節はずれのスミレ


ヤマハッカ


リンドウ



新しい靴にしてから、まだ風の神さまのところにご挨拶に来れてなくて。

遅くなりました、、、

ここはいつも風がごうごうとしてて、

石造りの祠の前のメガルカヤも刈られていて。
紅く色づいた一面のメガルカヤは美しく、刈られたのは少し寂しく感じましたが、

そのスペースで急に、

舞いたくなった!!!!!

高千穂の神遊さんにお稽古していただいてきた巫女舞。豊栄舞は榊など植物をひと枝右手に持つんだけど、
引っこ抜く気分ではなくそのままに、、、

神さまの近く舞うのはまだなんかおこがましい感じがしていたし、舞の種類もわからないし、
ここのとこぜんっぜん練習してなかったから、忘れまくってたんだけど

舞わせてもらった!!!

身体、ぐーんて、ぐぐーんてどこまでも伸びるみたい

めちゃくちゃ気持ちよかった!

360度見渡せて、
四方をきるかんじ、こんな感じなんだ。

なんだかそれを教えて頂いたかんじ。

ありがとうございます!

次はこんなガチガチの脱ぎにくい靴ではなく、、
できるだけ日常の中に舞を入れて身体に入れてこよう、、、、
なんだか今は、きっちり型をやるのが、敬意というか、いい感じだし、たぶん意識にも身体にも。







メガルカヤ。
種が熟すと種のついた芒(のぎ)という棒状の部分を時計回りに動かして種を落とし、
そのまま回転を続けて種を地面にドリルみたいに突き刺さすらしい。
すごいね。

お目当ての、ムラサキセンブリを探す。

ヒーラーズ・ヒーラー本郷綜海さんのスピプロを受講したのは、丁度去年の今頃でした。

申し込みしたのにメールが届かな〜い!とテンパって何度も問い合わせしたら、

ちょうどここでムラサキセンブリの大きな株を見つけて夢中で写真を撮っていたときに

綜海さん本人から電話がかかってきたという

なんだか思い出の花です。

草刈りされちゃったけど、

大丈夫かなぁ、、、

大昔は海の底だった証拠の、

石灰岩の周りをうろうろします。


あ、いました!


夕方の光を浴びて






あちこちに



立派な大きな株もありました。
綺麗だなぁ〜




ちょうど数日前に発売になったばかりの、綜海さんの新刊が届いたところでした。



まだ読んでる途中ですが、

すごく本質的なことを、とてもシンプルに分かりやすく手渡ししてくれている感じがします。

体感を伴っての、ひたすらグラウンディング〜は、風の時代の幕開けとともに、自分に飛び込んできた大切なTipsのひとつで、
意識のアレコレから、身体・ボディワークの方向に行って、ここに戻ってきた自分にはより、(これまでやってきた外に注意を出して感じるワークと共に)自分を調律し、統合させてくれるエクササイズになっています。

←なのにサボるんだよねー参るなぁ我ながら。トホホ

怠け者の自分を許して、エクササイズした自分小さな勝利作戦でいこう。。。  


でもこのスペースで注意を外に出したり
自分の身体を感じてグラウンディングするのは
自分が自分を超えて自分に還る気がする。







風が冷たくなってきました。


かつて海の底だった石灰岩の台地の周辺は
セメントの採掘地帯で

正面の山もずいぶん低く削られてしまいました。


少し離れた香春岳は
一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と連なり、
採掘された銅は奈良の大仏に使われるなど
風土記にも記され、本当の大和三山は香春岳という説があるほどの聖山なのですが、

一ノ岳はセメントの採掘で半分以上削られて、悲しい姿になってしまいました。通るたびに悲しい。

前日の夜に、今奄美で進められている嘉徳海岸の意味の無いコンクリート護岸工事や生物多様性についてのお話会があったのですが、

この山を削って、海や川底から砂を取り出して、
日本全国の川や海岸コンクリートで固め、テトラポットだらけにして、

日々かたちを変えて循環する自由な砂の動きを無くし

どんどん消えていく自然の砂浜。

工事のための工事。

高速道路のトンネルたった1メートル掘るのに7000万だって。

今いろいろ言われてる、マコ様の結婚の1億何千万がどうのなんて屁でもないくらいの税金が

取りかえしのつかない工事のための工事に使われまくってんだから、

そっちももっと報道してくれー

ありゃ なんか書いてたら違う方向になってしまいました。

ちょっとね、もう少しコミットして学びたくて、
この秋からリモートで生物多様性についての講座を受けることにしました。
仕事に直結とかではないのだけど、、、学ぶことを自分に許す!

まいどまいど
とりとめのない文章、お付き合い頂き、どうもありがとうございます😊





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薬草のてしごと笑み草

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お待たせしておりました、ネズミモチコーヒー、焙煎・再販スタートしました!


 
 
 
 
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土用入りしてお天気も微妙なので、
室内で優雅にハーブでも蒸留しながら、溜まった写真をUPさせて頂きましょう〜♪😆 



アジア各地の旅先で、ちょいちょい田んぼにお邪魔してたくせに稲作初心者の私、、先日あめつちの田んぼの稲刈りに参加させて頂きました🌾✨


稲穂の影がお気に入り〜


1本の苗からこんな束に育つの!? 




気持ちのよい田んぼ

気持ちのよい風

気持ちのよいみんなの声

鎌を伝わる感触

大活躍のこどもたち

コーフン気味のぬこ

濡れた藁での束ねかたくびりかた

馬のたてかた 

はざかけのしかた 

生米の味 

古くからのみなさんの体感からの工夫と智慧

たくさんたくさん教えて頂きました!


豊かでほっとする時間
ありがとう😂😂😂

まさに一粒万倍∞ 
みんなのパワーとこどもたちの声に希望しか感じん。。。。。。  




絶滅危惧種のカヤネズミが巣わつくり中
邪魔しちゃったねー




滋味ごはん❤︎








イネ科の植物の、あのザクザクした触感や粒粒の輝きは、プラントオパールってやつが含まれているからなんだって。




『植物は土壌中の珪酸(水に溶けたケイ酸塩)を根から吸収し、特定の細胞の細胞壁に蓄積しガラス質の細胞体を形成する。』(wikiより)

植物がつくるオパールは、枯れても腐敗せずに土壌中に残り、それで考古学上の稲作状況とか解明できるのだそう。

自分も植物みたいにいっぱい吸収して、普遍なるキラキラを形成したいものです!




はざかけをすると稲穂に旨味や栄養が集まっていくんだって。
綺麗だなぁ〜

太陽と月の光、夜露、朝露、、、燦燦と。



写真何枚かお借りしています。
ご一緒させて頂きました皆さまどうもありがとうございました😊
またお邪魔します🦋✨✨


またアサヒなど他の種類の稲の稲刈りがつづきます⭐️

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阿蘇の中岳が結構な規模の噴火をしてしまいました。

 

日曜日に南阿蘇の温泉まで足を延ばしたばかりだったので、衝撃です。

 

この数日体調も微妙だったから、噴火となにか関係があったのか。。満月と噴火、影響あるのか。

 

GOTOも再開しそうだし、阿蘇は今一番ススキの綺麗な雲海出現ベストシーズンなのに、、、、


観光業のみなさん、農家のみなさん、地元の皆さんのことを思うとなんとも切ない気持ちになります。

 

と同時に、あのエネルギーの凄さも、、、


 

先週後半から既に、噴火警戒レベルは2に上げられていて、ちょっと気になりながら走り抜けました。


紅葉の季節の御嶽山のことがあってから、阿蘇くじゅう雲仙などに出かける際には噴火警戒レベルチェックはするようにしていたものの、火口付近には行かずに内牧通過するだけだから大丈夫でしょうーとの感じでした。


でも、噴火してから警戒レベル3に引き上げられたってことは、警戒レベル2の段階で噴火してるんだから、

やはり山歩きや草千里行くのはレベル2でも自粛した方が良いのかもしれませんね。


(同時に、杖立温泉泊まって大観峰で雲海〜とか押戸石〜マゼノ渓谷とかは少しおさまれば大丈夫かなぁ?と思われるので観光業被害最小を望みます、、、!)

 

日曜日のカルデラの中の町、内牧からの風景

牧歌的です〜

雲と一体化してるけど真ん中らへんが中岳の噴煙





 

日曜日、昼頃だらだらと「今日はどこの温泉いこか~」と行先を考えていたら、ちょうどFacebookの温泉同好会グループで、南阿蘇の垂玉温泉 瀧日和さんが熊本地震から5年ぶりにリニューアルされてて最高です❤︎と投稿されていました。


片道3時間、最近完全に距離感が狂ってる我々、天気もいいし、GOGO!行ってしまえ~~~🚗✨

 

グーグルマップで確認すると、ちょうど春に開通した、新阿蘇大橋も通れるコースです。

 

5年前の熊本地震で崩落した国道57号線の橋が架け替えられ、まさに復興のシンボル。

 

震災後、熊本、山鹿方面からの行き来で、何度もカーナビに通過できない阿蘇大橋に導かれ、、、、、

ガランとした、封鎖された道は、突き当たる度にギクっとしてなんだか怖かったし、橋の迂回でぐるぐる道迷いしたものです。

 

南阿蘇も、阿蘇経由で熊本へも、もうこわくなーい!最短で行けるのですねぇ~‼️

 

ルンルンで立派な阿蘇大橋が見えてきたところに、駐車スペースがありました。

 

橋を渡った先の、レストランから見下ろす場所に阿蘇大橋展望所があるのですが、近いからこの駐車場に入ろう~~~

 

結構広いスペースにはどんどん車が出入りしていて、どうやら滝に降りる遊歩道もあるようです。

 

新阿蘇大橋を臨みます~~~♪



改めて、すごいスケール!



 

すると、相方がうぉ!と叫んだので振り向くと、、、


 

目の前の対岸に、地震で崩落し、途中で寸断した旧阿蘇大橋がそのままに、、、、ブラーンてなってる、、、、、


めちゃくちゃ、ショッキングな光景でした。

 

どうやら私たちが立ち寄ったのは、この震災遺構と新阿蘇大橋を両方に臨む「数鹿流崩之碑展望所」だったようです。

 

(下の滝が数鹿流ヶ滝という滝で、橋からも見えるダイナミックな滝でした。遊歩道には降りなかったのですが橋を通過中に一瞬見えました)




 

 

 

 

熊本地震の時、私は地震から2か月くらいたって、熊本市周辺にやっと2日間ボランティアに行けただけでした。(引っ越し手伝いと、マッサージ、、、微力です、、、)

それでもあのときの光景は忘れられず、この寸断された橋の姿に一気に記憶がよみがえってきました。

当時も南阿蘇の方は本当に被害が深刻だと、ボランティアNPOの方々から聞いていました。

この場所にも来たくない、来るのがつらい方々もきっとまだたくさんいらっしゃると思います。


道すがらあちこちに、「家が揺れるから静かに走ってください」と看板がありました。


バイクとか、みんな阿蘇気持ちいいから飛ばしちゃうのかなぁ、と思ったんですが、それだけ大量の土砂や資材を乗せたトラックが行き来したんですね、、、


その揺れは、地震を経験された地元の方々には毎回恐怖を呼び覚ますものなのだと改めて理解しました。

 

 

はしゃぎ気味だった自分がこちらの展望所に寄ったのは、何か意味があったことのように思いました。

 

手を合わせ、新しい、希望の方に視点を向けなおします。

 

あの状況から、この橋を5年でかけたの、改めてすごいことだと思います。


丁度2両の復旧した豊肥線の列車にも会えました!

(写真は微妙で、、、)






新阿蘇橋通過ーーー!


 

 

分かれ道のファミマ、デイリーヤマザキを越えて、垂玉温泉・地獄温泉の看板を頼りになかなかの細い山道を登っていきます。

 

すると、、、、どーん!!!! 滝が現れました!

金龍の滝です




 

 

かつての秘湯、垂玉温泉・山口旅館さんはこの滝ツボの削られた地層から、源泉が湧きだしていて、この滝の直下に混浴展望露天風呂があったのだそうです。すごい!




 

金竜の滝、滝が金色に見えるのは、温泉成分の鉄分なのですね。

 

金の滝の滝壺の源泉なんて、パワフルすぎてやばい!!!

 

熊本地震と、翌年の水害で、壊滅的な被害を受けてしまった垂玉温泉ですが、5年越しに立ち寄り湯として復活されたのだそうです!



滝下に見る影もなく崩れた土砂と瓦礫の下から蒸気が上がっていて、夢中で素手で掘ってみたらお湯が湧いていて、、、源泉が無事で、、、温泉復興へのストーリーにはひたすら胸を打たれます。胸アツです涙




 

じゃーーーん!素敵です!カフェもあります!

これから休憩所としてオープンされるというスノーピーク製の木製コンテナもあります。地獄釜もあって

あちこちから温泉蒸気と硫黄の香り。

別府の鉄輪に匂いが似てる





 

我々の目的は、各回ごとに新しいお湯をいれなおしてくれるという家族風呂です!

 

到着は3時半。いざ受付を・・・・

 

すると、日曜日で今日は受付もういっぱいとのこと。ガビーン!

 

すかさず、優しそうな受付のお兄さんに、そこを何とか!いくらでも待ちます~とお願いしたらなんとかねじ込ませてくださいました。すすすすみません!!!

 

もちろん、大浴場もとっても素敵みたい♪ 山口旅館時代からのお客様たちのお墨付き。

口コミ見ても、江戸時代末期からずっとずっと愛されてきた温泉だということが伝わってきます。



時間がたっぷりあるので散策、、、


あちこちから鉄みのありながら柔らかな名水が湧き












古い建物と、、、


五足の靴の碑が!

若き詩人たちの九州旅、こちらにも寄られていたのですね!




 

なにより、温泉で色の変わった、歴史を感じる石垣が萌えます





この100年以上の歴史あるしっかり組まれた石垣たちは、熊本地震の揺れにもびくともしなかったのだそうです。



そしてカフェで遅めのランチ。

名物の地獄蒸しランチは14:00までとのことで、
宮崎牛の分厚いローストビーフのパリパリサンドイッチを頂きました❤︎  湧水のコーヒーは柔らかく、地獄蒸しプリンはトローリ系ですごく美味しい!
次回は平日に地獄蒸しランチ食べるぞー

カフェスペースはゆったりしていて、開放的なテラスもあって、奥に休憩所、汲みたての美味しいお水が用意されています。


可愛い屋号の玉マークのグッズも売ってます。



夕刻になり、、、



(痛々しい土石流の跡も見えます)

貸し切り湯の順番来ましたーーー





めっちゃくちゃ綺麗❣️ 広いーーー
お湯はメタケイ酸、鉄分も感じる、ちょうどよい熱めの極上湯❤️  
とにかく、入った瞬間、おお!?って感じる気持ちよさです。3時間かけて来て良かったブラボー!




贅沢な入れ替えの掛け流しだし、嬉しくて何度も潜り、、、、髪の毛温泉成分でキッシキシになりました笑笑 濃いです!!!

長い帰り道もポカポカ♨️

そして、、、
お湯入り過ぎたのと、いろんな疲れが出て翌日ダウンしました笑
(もぐるからだ!長風呂注意!)
いや、私、鉄輪の豊山荘さんとかでもね、、、温泉大好きなのに、濃ゆくてパワフルなお湯に負けちゃうのたまに。デトックス? あと貧乏性で入り過ぎて笑


カフェにあった雑誌が内容充実過ぎて買えますか?と聞いたら、売ってないんですが、、、とわざわざサンプルを分けてくださいました。


無理いいまくるオバちゃんに、何から何まで御心遣い満載で対応してくれた受付のお兄さん、、、
後でネットで調べてたら、垂玉温泉の8代目の若旦那さんでした! えええー!お客さんにもスタッフさんにもめちゃくちゃソフト対応だったよ 

そしてあちこちのこの若旦那さんの数々インタビュー記事が、、、また胸アツで、、、
(地元熊本の方々にはきっとお馴染みと思われますが!)

震災時のこと、ボランティアの方々のこと、自然との共生、お客様の安全を考えて、旅館業から立ち寄り湯にされ、お洒落なスノピのコンテナは、有事の際にはシェルターにもなるよう考えられているそう。
そして、経営のことよりもずっとたくさん山仕事について教えてくれたという先代たち、、、

もうこの若旦那さん、温泉、南阿蘇の激烈ファンになってしまいましたよ。

だから、噴火おさまったら、ちょっと遠いイメージだった地域からも、ほんとたくさんの人に訪れてもらいたい素敵なところ。
近くの地獄温泉や、南阿蘇の水源巡りもルナ展望台も行きたい!

と、、、気持ちがダダ漏れし、、、

こんな長いブログになってしまいました、、、

すみません


長らくお付き合い頂き心より感謝します、、、

そして、

噴火もコロナもほどほどでおさまってくれますように。

それにしても、
ここのところ、録画したおかえりモネ観て毎日泣いとるわ。。。

 

 

 

 

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稲刈りしたり、薬草干したり、蝶を追いかけたり、、、まだまだ暑いふりして進む秋に追われています🌾

先日の修験道のお山、英彦山朔日登拝の続きです。

秋晴れの中、北岳から中岳へ




岩の上には、キボウシっぽいお花たちの後が。



振り返って北岳





少しずつ色づいてきてます。








以前教えていただいた、梵字が刻まれた岩はどこだったかなぁ、、、、、記憶を辿りウロウロ






中岳の手前の影にありました!

光が当たって綺麗です。




岩の下に、岩を守るように咲いています。

瞬間的に、守神の蛇様!?と感じました。




ママコナ、、、ツクシママコナでしょうか。




気づかずに、上のルートを通り過ぎてしまうようなところに、ひっそりと。




中岳に到着してひと息。



数組の方々がランチされていて、先に北岳でお昼食べてて正解でした。







中岳のバイオトイレはこの日も綺麗に手入れされていて気持ちよく使わせて頂けました。

こちらのトイレは地元山岳会の皆さんが、交代でお掃除してくださっています。
私も何度かお手伝いさせて頂きましたが、冬雪がソーラパネルに雪が積もると止まってしまったり、ケアが欠かせません。

真冬でも梅雨時期でもお掃除に登られていて、感謝が尽きません。体調を崩してそのままフェードアウトしてしまって申し訳ない限りです。。。






ニュース等で報道されているように、中岳の英彦山神宮の上宮は損壊が甚だしく、入り口は塞がれ、ロープで入れないようになっています。

昨年の秋以来ですが、今年は大きな台風も来ていないのにもかかわらず、一気に損壊が進んでいて、胸が痛いです。


2-30年前のあの大きな台風で山頂付近の樹々が軒並み倒れてそのまま吹きっさらしになってしまったことも大きいのでしょう。



下宮の奉幣殿か、こちらのサイトから修復の御奉賛をお納めすることができます。



↓↓↓

英彦山神宮修復保存にかかる御奉賛のお願い

『英彦山は、福岡・大分両県にまたがり、海抜一,二〇〇米の霊山として開かれ、爾来悠久三千年余り、幾多の治乱興亡の中にも毅然として守護され、今日に至ってます。その英彦山には山頂より上宮・中宮・下宮・奉幣殿があり山内各所に摂末社が点在しております。山頂に聳える上宮は英彦山神宮の御本社であります。上宮は明徳三年の火災以降、永禄十一年、天正九年、宝暦四年、天保六年と数回の火災に遭い焼失し現存の神殿・拝殿は引化二年に佐賀藩主鍋島斉正公により奉建されました。それから約二百年の月日が流れ、台風や地震等の自然災害に耐え現在も辛うじてその佇まいを伺い知る事が出来ますが、往来の姿は無く、屋根は風で吹き飛び、床は雨漏れで抜け落ち、柱は霧に因って腐り、いつ倒壊しても可笑しくない御姿となっており一日も早い修理復興が急務となっております。』





朽ちた樹から杉ベイビーのひこばえ


どなたかがご神事されたのかな?
ススキが。



北西尾根とどちらから降りるか迷ったけど、この日は予定通り正面登山口からバードラインに抜けて豊前坊にもどることにしました。

時間があれば、車移動して奉幣殿にお参りしてトリカブト探してみようという計画でしたが、、、、次回は新しい靴でゆっくりご挨拶に伺います。


















このふさふさは、大好きなヒカゲノカズラ。

アメノウズメが岩戸開きのときに腰につけて舞った植物。


英彦山にはたくさんーーー!











バードラインに入っていきます。
結構ガレガレーーー








このイラクサの仲間が日陰にたくさん生えています。



シキミの実です

昔山伏たちが植えたであろうシキミの木がたくさんあるのです。
ちなみにのちにそっくりな姿になる八角と違って有毒、もとい、猛毒です!





もともとスキー場だった、英彦山の野営場におりてきました。















豊前坊に戻ると、綺麗なダイモンジソウが!
癒されます、、、、、✨







素晴らしく充実した1日になりました!

次は西方尾根経由で英彦山神宮にもご挨拶に伺います。

そうそう!
先日大分のアウトドアショップ山渓さんでアドバイス頂いたように、しっかり指先に力を乗せて下山したら、足の痛みが素晴らしく改善しました。

うわぁ〜指先使えてなかったんだ、、、、
そして今までの靴はやはり幅が広すぎたようです。盲点!
これからきをつけなくっちゃ

お付き合い頂きどうもありがとうございました。




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稲刈りと山歩きのあと、天気も体調も微妙だしね〜って家でまったりしていたら

ついうっかりまんが広告をクリックしてしまった、、、


2013年大河ドラマで綾瀬はるかさんが演じてた、「八重の桜」のモデルになった
〝幕末のジャンヌ・ダルク” 山本(後の新島)八重さんのお話です。

うっかり読み出して半日号泣に次ぐ号泣してしまい、、、、ぐったりしています😅



戊辰戦争最大の激戦地となった会津戦争。そんなエグくて、そんな経緯があったのか、、、、、


(八重の桜、、、西島秀俊、長谷川博己、綾野 剛、オダギリジョーと、イケメン揃いだったにも関わらず、女で銃?フーンそうすか、、、な感じで完全スルーしてしまっていました、、)

が、この作者の松尾しより先生の会津愛溢れる視点からのストーリーに引き込まれ、、

ここでまんまと課金したらめちゃコミックの思うツボだ!と抵抗していたら、同じ松尾先生の作品でこちらの作品を見つけてしまった


こちらは全話無料で一気読みできます。
いや、無料で申し訳ない作品でした!

こちらは東日本大震災の日に、怯えてる子どもたちに八重さんのお話を読み聞かせるかたちですすめられていて、こちらの作品のほうが先に描かれたのかな?

泣きすぎる。滲みすぎる。
お時間ある方はぜひ〜

で、もうとまらなくなって、続けて一気に読んでしまった「清らに たかく〜ハンサム・ウーマン」のほうは、
より突っ込んだというか、1人目の夫の川崎尚之助とその想い人であった方とのこと、会津に押し寄せる新政府軍の陵辱、銃で人を殺める怒り、葛藤、母性、新島穣との繋がり、パートナーシップ、赦し、、、、、もういろんな角度から、たぶん今浮上してきているのであろう、自分の中の統合すべき「女性性」のテーマをまさに7連発スペンサー銃で撃ち抜いてくるのでした。。。


泣きすぎた。

自分は九州住みで、どうしても西側の視点から描かれた歴史中心にしか観てなくて、
坂本龍馬イェー❤︎吉田松陰先生〜❤︎
なペラッペラな歴史観で、

会津と長州が仲悪い、くらいの知識しか無かったんだけど、

会津、、忠義を尽くしてそんなにも辛い歴史だったのかと改めて刺さりました。

さらに、漫画の内容からは外れるけど、
薩長中心の新政府が、東北地方を冷遇し、
貧困から、昭和の時代のはじめまで東北は兵士と身売りの供給地になり、
さらに、悲しみの連鎖を繰り返したんだよね、、、、とか、

震災のこと、原発のこと、


今ちょうどホットな皇室の結婚の話題ですが、

「逆賊」「朝敵」とされていた、会津藩主松平容保のお孫さんにあたる勢津子妃が皇室へ入輿された時
、やっと旧会津藩士族の復権だと、会津のひとたちが並ならぬ感激されたことなど、

調べていく毎に、刺さるのです。

しみじみ歴史は勝った側に都合よく描かれるというか。

それから、八重さんが戦った、会津戦争の篭城戦では、薩長の蛮行を阻むべく、他にもたくさんの会津の女性が活躍されていたらしく、

我が地元、豊前中津藩に輿入れ後、離縁されて会津に戻られた、会津藩主松平容保の義姉照姫さんは、
篭城戦の裏リーダーとして、自らの着物を破って負傷兵の看護から不足する弾薬の製造まで、会津の女性たちをまとめ、

(1日で1万2000発製造したらしい?まじか!)

投げられた砲弾に濡れた軍服で飛びついて消す者、

陵辱されるなら、自刃するならばと、髪を切り薙刀を持ち戦った会津婦子隊。

白虎隊の少年兵だけでなく、総力戦で戦った会津女子たちが胸に刺さるのでした。



鶴ヶ城、行きたいなぁ。
ちょうど2、3日前に、バイタルダンス®︎ファシリテーターの葛西洋子さんから、

秘められた情熱がほとばしるような福島の紅葉と、

「狼と駆ける女たち」という絶版書のことを教えて頂いた。

図書館にリクエストを出しながら、
あぁ、これは女性性と野生に関する、今私に必要なものだ、、、と漠然と思っていたら、

なんだかこの会津と八重さんの話がすでにそのテーマに関わるものだと気づいてドキっとした。

福島、、会津だしね。

日高見国の話といい、

塩竈神社といい、

なんだか東北が気になって仕方がない。


あ、長くなりましたが、こちらのまんがおすすめです!というお話でした!




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