稲刈りと山歩きのあと、天気も体調も微妙だしね〜って家でまったりしていたら

ついうっかりまんが広告をクリックしてしまった、、、


2013年大河ドラマで綾瀬はるかさんが演じてた、「八重の桜」のモデルになった
〝幕末のジャンヌ・ダルク” 山本(後の新島)八重さんのお話です。

うっかり読み出して半日号泣に次ぐ号泣してしまい、、、、ぐったりしています😅



戊辰戦争最大の激戦地となった会津戦争。そんなエグくて、そんな経緯があったのか、、、、、


(八重の桜、、、西島秀俊、長谷川博己、綾野 剛、オダギリジョーと、イケメン揃いだったにも関わらず、女で銃?フーンそうすか、、、な感じで完全スルーしてしまっていました、、)

が、この作者の松尾しより先生の会津愛溢れる視点からのストーリーに引き込まれ、、

ここでまんまと課金したらめちゃコミックの思うツボだ!と抵抗していたら、同じ松尾先生の作品でこちらの作品を見つけてしまった


こちらは全話無料で一気読みできます。
いや、無料で申し訳ない作品でした!

こちらは東日本大震災の日に、怯えてる子どもたちに八重さんのお話を読み聞かせるかたちですすめられていて、こちらの作品のほうが先に描かれたのかな?

泣きすぎる。滲みすぎる。
お時間ある方はぜひ〜

で、もうとまらなくなって、続けて一気に読んでしまった「清らに たかく〜ハンサム・ウーマン」のほうは、
より突っ込んだというか、1人目の夫の川崎尚之助とその想い人であった方とのこと、会津に押し寄せる新政府軍の陵辱、銃で人を殺める怒り、葛藤、母性、新島穣との繋がり、パートナーシップ、赦し、、、、、もういろんな角度から、たぶん今浮上してきているのであろう、自分の中の統合すべき「女性性」のテーマをまさに7連発スペンサー銃で撃ち抜いてくるのでした。。。


泣きすぎた。

自分は九州住みで、どうしても西側の視点から描かれた歴史中心にしか観てなくて、
坂本龍馬イェー❤︎吉田松陰先生〜❤︎
なペラッペラな歴史観で、

会津と長州が仲悪い、くらいの知識しか無かったんだけど、

会津、、忠義を尽くしてそんなにも辛い歴史だったのかと改めて刺さりました。

さらに、漫画の内容からは外れるけど、
薩長中心の新政府が、東北地方を冷遇し、
貧困から、昭和の時代のはじめまで東北は兵士と身売りの供給地になり、
さらに、悲しみの連鎖を繰り返したんだよね、、、、とか、

震災のこと、原発のこと、


今ちょうどホットな皇室の結婚の話題ですが、

「逆賊」「朝敵」とされていた、会津藩主松平容保のお孫さんにあたる勢津子妃が皇室へ入輿された時
、やっと旧会津藩士族の復権だと、会津のひとたちが並ならぬ感激されたことなど、

調べていく毎に、刺さるのです。

しみじみ歴史は勝った側に都合よく描かれるというか。

それから、八重さんが戦った、会津戦争の篭城戦では、薩長の蛮行を阻むべく、他にもたくさんの会津の女性が活躍されていたらしく、

我が地元、豊前中津藩に輿入れ後、離縁されて会津に戻られた、会津藩主松平容保の義姉照姫さんは、
篭城戦の裏リーダーとして、自らの着物を破って負傷兵の看護から不足する弾薬の製造まで、会津の女性たちをまとめ、

(1日で1万2000発製造したらしい?まじか!)

投げられた砲弾に濡れた軍服で飛びついて消す者、

陵辱されるなら、自刃するならばと、髪を切り薙刀を持ち戦った会津婦子隊。

白虎隊の少年兵だけでなく、総力戦で戦った会津女子たちが胸に刺さるのでした。



鶴ヶ城、行きたいなぁ。
ちょうど2、3日前に、バイタルダンス®︎ファシリテーターの葛西洋子さんから、

秘められた情熱がほとばしるような福島の紅葉と、

「狼と駆ける女たち」という絶版書のことを教えて頂いた。

図書館にリクエストを出しながら、
あぁ、これは女性性と野生に関する、今私に必要なものだ、、、と漠然と思っていたら、

なんだかこの会津と八重さんの話がすでにそのテーマに関わるものだと気づいてドキっとした。

福島、、会津だしね。

日高見国の話といい、

塩竈神社といい、

なんだか東北が気になって仕方がない。


あ、長くなりましたが、こちらのまんがおすすめです!というお話でした!




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