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第二薮本歯科医院のブログ

東広島市の歯科医院 第二薮本歯科医院 のブログです。
お口や体の健康情報から、医院の日常まで、幅広く情報発信をしていきたいと考えております。

こんにちは!新しい年が始まると心機一転何か頑張りたくなる、歯科衛生士の重森です!!

 

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

1月は寒さが厳しく乾燥しがちな時期で、風邪やインフルエンザも流行しやすいです。この時期における歯のケアと予防法は、特に口腔内の乾燥や免疫力低下に対応することが大切です。以下に、歯磨きの基本と1月に特に気をつけたい歯のケアと予防法を紹介します。

 

1. 歯磨きの基本

歯磨きの基本は、毎食後に丁寧に行うことです。以下のポイントを守ることで、むし歯や歯周病の予防につながります。

 

•歯ブラシの選び方:柔らかめの毛先を使い、歯茎に優しく磨けるようにしましょう。

 

•ブラッシング方法:歯と歯茎の境目を重点的に、やさしく小刻みに磨きます。歯の表面はもちろん、歯間や奥歯も忘れずに磨きましょう。

 

•フロスや歯間ブラシの使用:歯ブラシだけでは届かない歯間の汚れを取るために、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。

 

•適切な時間:歯磨きは最低でも2分間、しっかり磨くことが大切です。

 

 

 

2. 1月の歯のケアと予防法

乾燥対策

1月は空気が乾燥しやすく、口の中も乾燥しがちです。口腔内が乾燥すると、唾液の分泌が減少し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。以下の対策を試しましょう。

 

•水分補給:定期的に水分を摂ることが大切です。特に暖房が効いている場所では乾燥が進むため、こまめに水を飲むよう心がけましょう。

 

•加湿器の使用:室内の湿度を適切に保つために加湿器を使うと、乾燥を防ぎ、口の中を潤すことができます。

 

 

 

免疫力アップ

冬は風邪やインフルエンザが流行る季節です。免疫力を高めることで、口腔内の健康も守れます。

 

•ビタミンCの摂取:ビタミンCは免疫力を高め、歯茎の健康にも役立ちます。野菜や果物でビタミンCを意識的に摂取しましょう。

 

 

•口腔内の清潔保持:風邪やインフルエンザの予防のためにも、手洗いとともに口腔ケアを徹底しましょう。うがいや歯磨きをこまめに行うことで、感染症のリスクを減らせます。

 

冷たい飲食物に注意

寒い季節には温かい飲み物や食べ物を摂ることが多いですが、冷たい飲み物や食べ物も口腔内に刺激を与えることがあります。歯に対する刺激を避けるため、温かい飲み物を選び、冷たいものは避けるか、温度を調整して摂取しましょう。

 

 

3. 定期的な歯科検診

年始にあたって、歯科医院での定期検診を受けることも大切です。特に歯周病の予防やむし歯の早期発見は、歯の健康を守るために重要です。

 

 

まとめ

•    毎日の歯磨きフロス・歯間ブラシの活用を忘れずに。

•    乾燥対策として水分補給加湿器の使用

•    免疫力を高めるためにビタミンCを摂取し、口腔ケアを徹底。

•    冬は温かい食べ物や飲み物を選び、冷たい刺激を避けましょう。

•    1月は新しい年のスタートとして、定期的な歯科検診を受ける良い機会です。

 

これらの予防法を実践して、冬の間も健康な歯を維持しましょう。

 

新年、明けましておめでとうございます

 

健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

 

今年が皆様にとって素晴らしい1年になられますように

祈念申し上げ、お口の健康からサポートさせて頂きたいと思います。

 

おかげさまで、当院は今年、開業28年目を迎えます。

 

スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。

本年も『チーム薮本』、チームワークを大切にし、

『心技体の充実』を図り、皆様のお口の健康から全身の健康につながる安心・安全の医療サービス向上に努めて参ります。

 

 本年は、昨年までの歯周病治療、メインテナンス、口腔外科を主体とした治療に加えて、顎関節症、口腔機能低下症に更にしっかりと取り組んでいく所存です。

 

また、糖尿病などの生活習慣病をお持ちの患者様の歯周病治療、メンテナンス、患者様へのご指導にも尽力して参ります。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

院長 薮本正文

 

こんにちは!スタッフの藤川です。

冬の季節になると、私たちの体は寒さや乾燥にさらされ、特にお口の周りや口中でのトラブルが多くなります。寒い風や暖房の影響で、普段はあまり意識しない口元のケアが必要になる時期です。ここでは、冬に特有の「お口のトラブル」について詳しくお話しし、それらを予防するための方法を紹介していきます♪

 

① 乾燥による唇のひび割れ

冬の代表的な口元のトラブルが、唇の乾燥やひび割れです。寒い空気と乾燥した室内で、唇は乾燥しやすくなり、ひび割れや皮むけを引き起こします。唇の皮膚は非常に薄いため、特に乾燥に弱い部分です。ひりひりしたり痛みを感じることもあります。

 

唇の乾燥を防ぐには、リップクリームをこまめに塗ったり室内の加湿が重要です。暖房を使う冬の室内は乾燥しがちなので加湿器を使うことで室内の湿度を保ち、唇の乾燥を防ぐことができます。

 

 

② 風邪やインフルエンザによるお口の中の不調

冬は風邪やインフルエンザが流行る季節でもあります。体調が崩れると喉や口内にも影響が出ることがあります。のどの乾燥から口の中も乾きやすくなり、これが口内炎や口の中の不快感を引き起こす原因となります。

 

風邪やインフルエンザを予防するためにはまず十分な睡眠とバランスのとれた食事や水分補給をこまめに行うことが大切です。風邪をひいてしまった場合は、塩水でうがいをすることやマスクをすることも有効です。口内を清潔に保つためにうがいをすることでウイルスの繁殖を防ぐ効果が期待できます。

 

③ 歯茎の炎症や痛み

冬になると免疫力が低下しやすく、歯茎の炎症や痛みを感じることがあります。寒い空気にさらされることにより、歯茎が敏感になり腫れたりすることがあります。また寒さや血行が悪くなることで歯茎の健康状態が悪化しやすくなるため、注意が必要です。

 

歯茎の炎症を防ぐには、正しい歯磨きです。歯茎を優しくマッサージするように磨くことが大切です。歯磨き後にはフッ素入りの歯磨き粉を使用することで歯茎を健康に保つことができます。

 

 

④ 歯の痛みや知覚過敏

寒さが厳しくなると、知覚過敏が気になることも多くなります。知覚過敏とは冷たいものを食べると歯がしみるなどの症状です。歯の表面のエナメル質が薄くなっていたり、歯茎が退縮して知覚が敏感になっていたことが原因です。

 

知覚過敏を予防するためには、歯を強く磨きすぎないことが大切です。強い力で歯を磨くことが、歯のエナメルを削る原因となるため、優しく丁寧に磨くことを心がけましょう。また知覚過敏専用の歯磨き粉を使用することで症状を和らげることができます。

 

もし歯に痛みを感じた場合は、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。痛みがひどくなる前に治療を受けることで悪化を防ぐことができます。

定期的な歯磨きや定期健診を行い、歯や歯茎の健康を保つことが大切です。

寒い季節も、しっかりとお口のケアを行い、健康で快適な毎日を送りましょう♪

 

こんにちは。歯科衛生士の新川です。

冬の訪れを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、皆さまは「8020運動」をご存じでしょうか?

これは「80歳で20本の歯を保とう」という目標を掲げ、日本歯科医師会が推進している取り組みです。

永久歯は親知らずを除くと28本ありますが、そのうち20本以上の歯が残っていれば、ほとんどの食べ物をしっかり噛むことができ、美味しく味わうことができます。

 

 

自分の歯でしっかり噛んで食事を楽しむことは、食べる喜びを感じられるだけでなく、嚙むことで栄養吸収が良くなり、脳への刺激が増えて認知症予防にもつながります。

また、噛み合わせの良い歯があることで身体のバランスも整い、全身の健康にも大きな役割を果たします。

お口の健康が全身の健康を支えているといっても過言ではありません。

 

「8020」を達成するためには、日々のセルフケアと定期的な歯科でのチェックが欠かせません。

 

セルフケア:歯ブラシやフロス、歯間ブラシを活用し、規則正しい食生活を心がけましょう。

プロフェッショナルケア(定期健診):歯科医師による診察や、歯科衛生士によるアドバイス、ケア(歯石やプラークの除去)でお口の状態を整えていきましょう。

 

当院では、毎年通院中の8020を達成された患者様を表彰し、記念品をご用意しております。

今年の表彰式も無事に終えることができましたが、来年もぜひ多くの皆さまにご参加いただけるよう、スタッフ一同サポートしてまいります。

 

これからも一緒に健康なお口を目指していきましょう!寒い季節が続きますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

 

皆さまこんにちは。歯科助手、TCの新井です。

本格的な秋。涼しい風が気持ちよく、季節の変化を感じるこの頃です。

秋は食の秋とも言われていますので、今回は「食と歯の健康」に関してご紹介したいと思います。

 

1.歯に良い栄養素と食材

●カルシウム:歯や骨を強化するために欠かせない栄養素。牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品はカルシウムが豊富です。豆腐や小魚、葉物野菜(ほうれん草、ケールなど)も良い供給源です。

 

 

●ビタミンD:カルシウムの吸収を助け、骨や歯の健康をサポート。サーモン、マグロ、卵黄、キノコなどに含まれます。日航を浴びることもビタミンDの生成に役立ちます。

 

●リン:歯のエナメル質を保護する役目を持つ栄養素。魚や肉、ナッツ、種子に含まれています。

 

●ビタミンC:歯茎の健康に不可欠で、歯周病の予防に役立ちます。柑橘類やイチゴ、ピーマン、ブロッコリーなどに豊富です。

 

2.糖分と酸が歯に及ぼす影響

●糖分:キャンディーやケーキ、クッキー、ソフトドリンクに含まれる糖分は、口内の細菌と反応して酸を生成し、エナメル質を溶かします。特に粘着性のあるお菓子は歯に残りやすく、むし歯の原因になりやすいです。

 

◎対策:食後には水を飲むか口をすすぎ、当分が残らないようにし、可能であれば食後30分以内に歯を磨くことが理想です。

 

●酸性食品:ソーダやスポーツドリンク、レモン、オレンジなどの酸性飲料や食べ物は、エナメル質を溶かしやすくします。エナメル質が薄くなると、歯が敏感になり、むし歯のリスクが高まります。

 

◎対策:酸性の食品を摂った後すぐに歯を磨かないこと。酸によりエナメル質が一時的に柔らかくなるため、水で口をすすぎ、30分ほど経ってから磨く方が良いです。

 

3.噛むことの重要性

●よく噛む食品:繊維質の多い食べ物(生の野菜や果物、全粒穀物)をしっかり噛むことで、唾液が多く分泌されます。唾液は酸を中和し、口内の洗浄や歯の保護に役立ちます。りんご、セロリ、ニンジンなどのシャキシャキした食べ物は、自然な歯のクリーニング効果もあります。

 

 

4.フッ素の活用

●フッ素:フッ素は歯の再石灰化を助け、虫歯を予防する効果があります。フッ素を含む歯磨き粉やマウスウオッシュを使うことで、日常的に歯を強化できます。また、フッ素いりの水道水を飲む地域では、定期的な水分補給がむし歯予防に役立ちます。

 

5.食事のタイミングと習慣

●間食の制限:頻繁に間食をすると、口内に酸が長時間残り、虫歯のリスクが増します。特に糖分や酸を含む間食は避け、もし食べる場合は、食後に水を飲むなどの対策をすると良いです。

 

●夜食に注意:就寝前の間食は、唾液の分泌が少ないために歯に悪影響を与える可能性があります。特に歯を磨いた後に甘いものを食べるのは避けましょう。

 

口腔ケアのポイント

1. バランスの取れた食事

●栄養バランスの取れた食事は全身の健康に加えて歯の健康にも寄与します。

 

2.十分な水分摂取

●水を十分飲むことで唾液の分泌が促され、口内の酸を中和し、食べ物の残りを洗い流します。

 

3.定期的なメンテナンス、歯磨きとフロス

●毎食後の歯磨きとフロスは、食べ物の残りやプラークを除去し、定期的な口腔ケアを受けて頂くことでむし歯や歯周病を防ぎます。

 

 

これらを意識して、毎日の食生活と歯のケアを組み合われることで、口腔内の健康を長く保つことができます。

秋は美味しい旬の食べ物がたくさんあります。

旬の食材を楽しみながら、歯や体の健康を大切にしていただければ幸いです。

美味しい食事が健康に繋がることで、日々の暮らしがより豊かになることを願っています。

 

こんにちは、院長の薮本です。

 

皆さん、お口を開ける時、ゴキゴキ音がしたり、痛んだり、開けづらかったりしていませんか?

 

当院では、従来から力を入れている顎関節症治療において、さらなる精度と効果を追求し、新たに2つの機器、

 

マイオモニター(伊藤超短波 D-function)と

咬筋表面筋電計(MyOnyx)を導入しました。

 

これにより、患者様に対してより効果的で精密な治療を提供することが可能となり、顎関節症にお悩みの方々が、より早く、より確実に改善を実感できるようになります。

 

今回は、これらの機器の特徴と、患者様にとってのメリットについて詳しくご紹介いたします。

 

顎関節症とは?

まず、顎関節症について簡単におさらいします。

顎関節症は、顎の関節や咬筋(かむ時に使う筋肉)に痛みや不快感を伴う疾患です。主な症状としては、顎の痛み、口を開ける際の不快感や音、顎の動きがスムーズにいかない、お口が開かない、などがあります。長期間放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、頭痛や肩こりなどの全身的な不調を引き起こすこともあります。

 

当院ではこれまで、スプリント療法(マウスピースによる治療)、顎のストレッチ療法(セルフケア)を中心に治療を行ってきましたが、患者様の症状や筋肉の状態に応じて、さらに詳細な診断と治療が必要なケースが多くあります。そこで、新たにマイオモニターと咬筋表面筋電計を導入し、治療の精度と効果の向上を図っております。

 

マイオモニター(伊藤超短波 Dfunction)の特徴とメリット

マイオモニター(伊藤超短波 Dfunction)は、低周波電気刺激を用いて顎周りの筋肉をリラックスさせるための装置です。顎関節症の主な原因の一つである筋肉の過緊張を緩和し、筋肉のバランスを整える効果があります。

 

  

マイオモニターの特徴

• 低周波電気刺激により、筋肉を無理なくリラックスさせます。痛みがなく、快適に治療を受けることができ、緊張している咬筋や顎周辺の筋肉を効果的に弛緩させることが可能です。

 筋肉の状態に合わせて微調整が可能で、患者様一人ひとりに合った最適な治療が行えます。

 

患者様のメリット

1.    即効性のある筋肉のリラクゼーション

マイオモニターを使用することで、顎の筋肉がリラックスし、痛みや不快感をすぐに緩和できます。特に、緊張が強く痛みが続いている患者様には、すぐに効果が実感できるため、早期の症状改善が期待できます。

 

2.    負担の少ない治療 

マイオモニターは低周波の電気刺激を用いるため、治療中も快適で、リラックスした状態で治療を受けられます。過緊張している筋肉を無理なくほぐすことで、顎関節の動きも改善されます。

 

3.    リハビリやセルフケアのサポート 

マイオモニターで筋肉を弛緩させることで、顎の正しい動きを取り戻し、リハビリやセルフケアの効果が高まります。これにより、再発防止にもつながります。

 

 

咬筋表面筋電計(MyOnyx)の特徴とメリット

咬筋表面筋電計(MyOnyx)は、顎関節症の治療において非常に有効な診断ツールです。主に、咬筋や顎周辺の筋肉の活動をリアルタイムでモニタリングし、その結果に基づいて治療方針を決定します。

 

 

咬筋表面筋電計の特徴

• 筋肉の活動を数値化し、客観的なデータとして診断に役立てます。

• どの筋肉が過度に働いているか、どの筋肉が正常に機能していないかをリアルタイムで確認できるため、治療の効果をすぐにフィードバックできます。

 

患者様のメリット

1.    筋肉の状態を可視化できる

咬筋筋電計は、筋肉の活動をモニタリングし、そのデータを視覚的に確認することができます。これにより、患者様自身が自分の筋肉の状態を理解しやすくなり、治療へのモチベーションが高まります。

 

2.    より精密な診断が可能 

筋肉の緊張状態やバランスの乱れを数値で確認できるため、顎関節症の原因をより正確に把握できます。これに基づいて、スプリント療法やリハビリ治療を効果的に進められます。

 

3.    治療の効果を数値で確認できる 

咬筋筋電計は治療前後の筋肉の変化をリアルタイムで測定できるため、治療の進展を具体的に確認することができます。これにより、患者様は治療効果を実感しやすく、より安心して治療を続けることができます。

 

これらの機器導入による当院の顎関節症治療の進化

新たに導入したマイオモニターと咬筋表面筋電計により、当院の顎関節症治療は、さらに精密で効果的なものとなりました。これまでのスプリント療法、筋ストレッチ療法に加え、筋肉の緊張を和らげることで治療の進行を早め、筋肉のバランスを整えながら症状を改善することができます。

 

当院での治療の流れ

1.    初診時の精密診断

咬筋表面筋電計を使用して、筋肉の状態を詳細にチェックし、どの筋肉に過緊張があるかを把握します。(検査は医師の診断の元、必要に応じて行います。)

 

2.    マイオモニターによる筋肉のリラクゼーション

過緊張が見つかった場合、マイオモニターを用いて筋肉をリラックスさせ、治療の準備を整えます。

 

3.    スプリント療法や筋ストレッチ療法による継続的な治療

リラクゼーション後、スプリント療法や筋ストレッチのセルフケアを通じて顎関節症の症状を根本的に改善していきます。

 

顎関節症の治療は、痛みや不快感の軽減だけでなく、日常生活の質を向上させるために非常に重要です。当院では、最新機器であるマイオモニターと咬筋表面筋電計を導入することで、患者様に対してより精密で効果的な治療を提供しています。

 

顎関節症にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

原因不明の頭痛や肩こりの原因が顎関節症の可能性もあります。お一人おひとりに合った最適な治療を、最新の機器を駆使してご提供いたします。

 

今後も引き続き、皆様の健康を第一に考え、より良い治療を追求してまいります。

 

 

 

こんにちは、歯科衛生士の中川です!

 

皆さん、健康な生活を送るために普段どのようなことに気をつけていますか?

 

口腔ケアや定期的な歯科検診はもちろんのこと、実は「サルコペニア」という言葉にも注目していただきたいのです。

 

サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉量や筋力が減少する状態のことです。特に高齢者に多く見られ、転倒や生活の質の低下の原因になります。

 

口腔の健康とサルコペニアには深い関わりがあり、食事や噛む力が筋肉の維持に大きな影響を与えます。

 

今回は、歯科衛生士としての視点から、サルコペニア予防に役立つ食育のポイントについてお話ししたいと思います。皆さんがご自身やご家族の健康を守るための参考になれば幸いです。

 

 

サルコペニアと歯の関係

健康な歯と噛む力は、サルコペニア予防に欠かせません。しっかりとした噛む力があることで、食事の際に筋肉を使い、お口周りの筋肉を鍛えることができます。また、噛むこと自体が脳への刺激となり、認知機能の維持にもつながります。歯を失ったり、入れ歯の不調で噛む力が弱くなると、筋力の低下や栄養不足につながる可能性があります。

 

 

サルコペニア予防のための食育

食育は栄養バランスの取れた食事を通じて健康な体を作るための教育です。サルコペニア予防に役立つ栄養素として、以下のものが挙げられます。

 

◯タンパク質: 筋肉の維持に必要な栄養素。高齢者は意識して摂取することが大切です。魚、肉、豆腐などの食品が良い例です。

 

◯ビタミンDとカルシウム: 骨の健康を維持し、運動機能をサポートするために重要です。乳製品や小魚、きのこ類などから摂取できます。

 

◯オメガ3脂肪酸: 抗炎症作用があり、筋肉の健康維持に役立ちます。サバやサーモンなどの青魚に多く含まれています。

 

 

食事の工夫と口腔ケア

食べやすく、栄養バランスの取れた食事をすることが大切です。歯や噛み合わせの状態に応じて、食材を柔らかく調理したり、小さく切る工夫をしましょう。

 

歯科医院では定期的な口腔ケアのアドバイスや入れ歯の調整を行い、患者さんが食事を楽しめる環境をサポートすることができ、サルコペニア予防においても重要な役割を果たします。

 

患者さん一人ひとりに合ったアドバイスや、口腔機能の維持を目指したケアを行い、健康的な生活をサポートさせていただきたいとスタッフ一同願っております。

 

ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

こんにちは、歯科衛生士の新川です。まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、皆さんは「8020運動」をご存知でしょうか? これは「80歳で20本の歯を保とう」という目標を掲げ、日本歯科医師会が推進している取り組みです。

 

皆さんの歯の本数は、親知らずを除くと、永久歯は28本あります。このうち20本以上がしっかり残っていれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、美味しく食事を楽しむことができます。

 

自分の歯で何でも噛んで味わうことは、食事の喜びをもたらすだけでなく、しっかり噛むことで栄養状態が良くなり、脳への刺激による認知症予防にもつながります。また、噛める歯がしっかりあることで、身体のバランスも保たれ、全身の健康にも寄与します。

 

 

現在の健康を保つため、そして将来に備えるために、ぜひ「8020」を目指しましょう。そのためには、

 

①毎日のセルフケア

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシの使用、そして規則正しい食生活を心がけること。

 

②定期健診

歯科医師によるチェック、歯科衛生士からのアドバイス、そしてプロケアを受けること。

 

当院では、今年も「8020」を達成された患者様に、表彰と記念品をご用意しております。どうぞお楽しみに!

 

また、仮に歯が20本以上残っていない場合でも、入れ歯や補綴物、インプラントなどの治療法によって、咬み合わせを回復することが可能です。お困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

こんにちは。歯科衛生士の宮本です。

毎日暑いですが、体調は崩されていないでしょうか?

夏の暑さが厳しいこの季節、冷たいアイスクリームや飲み物が恋しくなりますね。しかし、それらを口にした瞬間に歯がしみる経験をしたことはありませんか?それは「知覚過敏」のサインかもしれません。

 

 

知覚過敏とは、歯のエナメル質が摩耗したり、歯ぐきが下がって象牙質が露出することにより、外部刺激に対して歯が過敏になる状態です。

 

冷たい飲食物だけでなく、酸性の飲み物や甘い物、さらにはブラッシング時にも痛みを感じることがあります。特に夏は、冷たい飲食物の摂取が増えるため、知覚過敏を感じやくなる季節です。

 

知覚過敏の原因は様々ですが、主には次のようなものがあります。

まず、過度な歯磨きがあげられます。力を入れすぎたブラッシングは、エナメル質を摩耗させ、歯ぐきを傷つけます。また、酸性の飲食物の摂取もエナメル質を弱らせる原因となります。さらに、歯ぎしりやクレンチング(歯を強く噛みしめること)もエナメル質にダメージを与えます。

 

知覚過敏を予防・対策する方法として、まずは正しい歯磨き方法を心がけましょう。硬すぎないブラシを使用し、力を入れすぎずに優しく磨くことが大切です。また、知覚過敏用の歯磨き粉を使用するのも効果的です。これらの歯磨き粉は、歯の神経を保護する成分を含んでおり、痛みを軽減します。加えて、酸性の飲食物を控え、フッ素を含む製品を使用することでエナメル質を強化することも大切です。

 

定期的な歯科検診も忘れずに行いましょう。知覚過敏の進行度をチェックし、必要に応じて専門的な対策を行います。

 

知覚過敏をしっかりとケアして、夏の冷たい楽しみを存分に味わいましょう!

 

こんにちは、歯科助手・受付の堀江です。

本格的な夏を前に暑い時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

は暑さや湿気が増す季節であり、口内環境にも影響を与えることがあります。特に歯周病のリスクが高まることが知られています。歯周病は歯茎の炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨が破壊される可能性があります。

 

 

夏の歯周病リスクが高まる理由の一つは、暑さによる水分不足です。暑い季節は水分を十分に摂ることが難しくなりがちで、口の中の唾液の量が減少する事があります。唾液は口内のバクテリアを洗い流す役割を果たしており、減少すると口内環境が悪化しやすくなります。

 

また、夏は甘い物や冷たい飲み物を摂る機会が増える季節でもあります。甘い物や冷たいものはむし歯や歯周病の原因となるため、過剰な摂取には注意が必要です。

 

夏の歯周病リスクを軽減するためには

 

1.    適切な口腔ケアを行う

歯磨きやフロスをしっかり行い、口内のバクテリアや食べ物のカスを除去しましょう。特に食事後や就寝前の歯みがきは重要です。

 

2.    水分をこまめに摂る

前述のように、こまめに水分を摂ることで口内の唾液量を保ち、口内環境を健康に保ちます。

 

3.    健康的な食事を心がける

甘い物や冷たい飲み物の摂取を控え、バランスの取れた食事を心がけましょう。特に野菜や果物を積極的に摂ると、口内環境を改善する助けになります。

 

4.    歯科医院での定期的な歯周病治療を受ける

歯科医院で定期的に、歯茎の中の細菌の除去や検診を受けることで、歯周病の早期発見や予防に役立ちます。

 

これらの方法を実践する事で、夏の歯周病リスクを軽減させることができます。定期的な口腔ケアと健康的な生活習慣を心掛けて、口内環境を健康に保ち、夏に負けない体にしていきましょう!