第二薮本歯科医院のブログ

第二薮本歯科医院のブログ

東広島市の歯科医院 第二薮本歯科医院 のブログです。
お口や体の健康情報から、医院の日常まで、幅広く情報発信をしていきたいと考えております。

こんにちは!歯科衛生士のシゲモリです。

いよいよ夏本番、暑い日が続きますね。冷たいものが恋しくなったり、つい水分をたくさんとってしまう季節。実はこの時期、お口の中も意外な影響を受けやすいんです。

 

🌞 夏は「お口の乾燥」にご注意!

汗をかいて水分が不足すると、唾液の分泌も減ってしまいます。唾液が少ないと、むし歯や歯周病、さらには口臭の原因になることも…。

 

🟡 こんな方は特に要注意!

• マスクの下で口呼吸している方

• 水分補給をあまりしない方

• お薬の副作用で口が乾きやすい方

 

こまめな水分補給鼻呼吸を意識することが、夏のお口の健康につながります。起床時や就寝前に、お口が乾いていないかチェックしてみましょう。

 

🍧 冷たいものがしみる…それ「知覚過敏」かも?

アイスや冷たい飲み物がしみると感じたら、それは「知覚過敏」のサインかもしれません。歯の表面のエナメル質がすり減ったり、歯ぐきが下がることで、冷たさを感じやすくなるのです。

 

 

🟢 対策には…

• 知覚過敏用の歯みがき粉を使う

• 正しいブラッシング方法を見直す

• 歯ぎしり・食いしばりのチェックも重要です

 

気になる症状がある場合は、我慢せずにご相談くださいね。

 

🗓 夏休みは、定期検診・クリーニングのチャンス!

お子さんも夏休みに入り、ご家族での通院がしやすい時期です。

このタイミングでのお口のメンテナンスがおすすめです。

 

☑ むし歯・歯肉炎のチェック

☑ フッ素塗布でむし歯予防

☑ 歯並びや矯正のご相談もお気軽に!

 

夏を元気に過ごすには、お口の健康もとっても大切です。小さな不調も放っておかず、気になることがあればいつでもご相談ください。

皆さまが笑顔で夏を楽しめますように☀️

 

こんにちは。

歯科助手•TCの横山です。

6月に入り、雨の多い季節となりました。

この時期は、気圧や気温の変化により体調を崩しやすくなる方も多く、実はお口のトラブルも起こりやすい時期でもあります。

 

そんな6月の第一週は、毎年「歯と口の健康週間」として、全国の歯科医院で啓発活動が行われています。

“歯と口の健康を見直すきっかけ”として、ぜひ多くの方に知っていただきたい期間です。

 

 

■ 歯と口の健康は、全身の健康の入り口

「痛くないから大丈夫」「今は特に困っていないから」

そう思っていても、実際に検診を受けてみると、初期のむし歯や歯周病の兆候が見つかるケースは少なくありません。

 

特に歯周病は自覚症状が出にくいため、知らないうちに進行してしまうことも。

歯ぐきの腫れ・出血・口臭・歯が浮くような感覚など、小さなサインを見逃さず、定期的なチェックを受けていただくことが大切です。

 

さらに近年では、歯周病が糖尿病や心疾患、認知症などの全身疾患と関係していることも明らかになってきました。

お口の健康を保つことは、身体全体の健康を守ることにもつながります。

 

■ 歯医者が苦手な方へ ― 私たちトリートメントコーディネーターの役割

とはいえ、「歯医者に行くのは緊張する」「治療がこわい」「説明が難しくてよく分からない」という声も多く耳にします。

 

そんなときこそ、私たちトリートメントコーディネーター(TC)の出番です。

 

TCは、患者さまが安心して治療に臨めるよう、

✔ 治療の流れや選択肢のご説明

✔ ご不安やご希望のヒアリング

✔ 費用や通院回数などの相談調整

などを、治療前にしっかり行います。

 

一方的な説明ではなく、「患者さまと一緒に考える」姿勢を大切にしており、どんな小さなお悩みも遠慮なくお話しいただける場をつくっています。

 

「治療の前にきちんと話ができて安心した」

「聞きたいことを聞ける時間があるのはありがたい」

そんなお声をいただくことも増えてきました。

 

歯科医院は、決して“こわい場所”ではなく、

“これからの自分の健康を守るためのスタート地点”として感じていただけたら嬉しいです。

 

■ 今、このタイミングだからこそ

・歯ぐきが腫れている

・冷たいものがしみる

・口臭が気になる

・最後の検診から半年以上あいている

 

もしひとつでも当てはまるものがあれば、この「歯と口の健康週間」をきっかけに、ぜひご相談ください。

ちょっとした違和感も、気軽にお話しいただければと思います。

 

こんにちは。歯科助手・TC(トリートメントコーディネーター)の新井です。

 

5月に入り、暖かい日を通り越して暑い日も感じられますね。

雨の降る日もありますが、雨の次の日の緑がモクモクと喜んでいるように見える感じが、個人的に好きです。

過ごしやすい季節とは裏腹に、まだハンノキやヒノキ、イネ科の花粉も飛んでいるのでアレルギーの反応がある方や、連休後に感じる五月病からの体調不良を感じられる方もおられると思います。

 

そんな体調を崩しやすい季節にご紹介したいのが

プロバイオティクスで始める健康習慣です。

 

 

プロバイオティクスとは?という方もいらっしゃいますよね。

 

プロバイオティクスとは、生きた乳酸菌(善玉菌)を摂取しヒトの健康に付与する事です。

当院がお勧めするロイテリ菌は、ヒト由来の生きた乳酸菌なので、安全かつ生きて腸に届いて体も口腔内も健康に保ちます。

 

ロイテリ菌摂取による効果

・歯周病菌の増殖を抑制

・重度の歯周炎を緩和

・むし歯菌量の減少

・口臭の減少

 

さらに・・・

・生きた乳酸菌が腸まで届き免疫力を上げる

・便秘・排便回数の正常化

・ピロリ菌の除菌

・アレルギー抑制の効果

 

 

よくある質問

Q.ヨーグルトの乳酸菌と何が違うの?

A.ロイテリ菌は「ヒト由来」なので人間への定着が良いのです。(ヨーグルトの乳酸菌はウシ由来)

ちなみにヨーグルトに含まれている乳酸菌はそのほとんどが腸に届く前に胃酸で数が減少すると言われています。

 

Q.どのように摂取するの?

A.1日1回タブレットを舐めるだけでOK です!

1錠あたり約100円なのでヨーグルトよりもお得に健康習慣を手に入れることができます。

 

 

プロバイオティクスのおはなし

ヒトのお口の中には、500種類以上のいろいろな細菌が約5000億個、1本の歯には約10億個以上住みついていると言われています。人によってその種類や数は全く異なります。

 

むし歯が頻発する方のお口の中は、歯を溶かすむし歯菌の割合が多く、善玉菌の割合が少ないのです。

 

歯周病の方のお口の中には、歯茎を腫らしたり、歯茎に痛みを与える歯周病菌の割合が多いのです。

 

これまでは、これらの悪い菌に対して抗菌剤などのお薬を使用して除菌する方法がとられてきました。

 

しかし、

*お薬はお口の中にいる良い菌までも一緒に除菌してしまう。

*何度も使用し続けることで悪い菌が薬に負けないように強くなってしまい薬が聞かなくなる。

 

このような事が起こって来ます。お薬を急性的な処置で使用することは必要ですが、使い続ける事はお口や体にとっては良くありません。

 

お口の中の悪玉菌への連鎖反応

最初に付く菌と他の菌がどんどん手をつないでいきます。

治療を行い歯の表面をキレイにした後、最初に付く菌が大事です。

最後に最強の悪玉菌がガッチリと手をつなぎ、悪玉菌のすみかが完成します。

 

お口の中を善玉菌のすみかへ改善

歯の表面につく菌を優秀な善玉菌(ロイテリ菌)でコントロール

すると・・・

悪玉菌が歯にくっつけない環境になります。

 

ロイテリ菌はお口の中だけではなく、胃(ピロリ菌)・腸・さらに免疫などの全身の健康にも期待できます。

また、抗菌剤とは違い体にとって良い菌には影響がないので、お子様からお年寄りの方までどなたでも安心して取り組む事ができます。

 

毎日の歯みがきや歯科医院でのケアに加えて原因菌への対策が必要です。

 

歯みがきや歯科医院での診療に加えて、歯周病の原因菌に作用する善玉菌「ロイテリ菌」を摂取することで、より良い口内環境を作る事ができます。

 

歯周病対策に欠かせない3つのケア

1.    毎日の歯みがき

食後の歯みがきは、歯垢のたまらない口内環境づくりの基本です。

 

2.    歯科医医院でのケア

定期的に口内を検査し、歯みがきでは取りきれない歯垢や歯石を除去しましょう。

 

3.    原因菌への対策(バイテリアセラピー)

歯周病菌やむし歯菌の繁殖を抑制する善玉菌「ロイテリ菌」によって口内の菌質をコントロールしましょう。

 

ご興味がある方や気になった方は、ご説明させていただきますのでいつでもスタッフにお声掛けください。

 

皆さんで楽しく美味しくお口からの健康を意識していきましょう。

 

こんにちは。最近あちこちで色とりどりの花が見られるようになり、春が来たんだなぁとウキウキしている受付のおかもとです。

 

当院にも院長の奥様が生けてくださっているミモザやラナンキュラスが玄関を明るく彩ってくれています。

来院された際には、院内に飾られている季節のお花にも注目されてみてくださいね。

 

 

春は新生活が始まる季節です。

進学や就職、引っ越しなどで生活リズムが変わる方も多いのではないでしょうか?

新しい環境に慣れるのに精一杯で、つい食生活が乱れたり、歯磨きをおろそかにしてしまったりすることもあるかもしれません。しかし、忙しい時こそ口腔ケアを大切にすることが重要です。

 

そこで今回は、新生活を迎える皆様に向けて、忙しい毎日でも簡単にできる口腔ケアのポイントをお伝えします。

 

【新生活と口腔トラブルの関係】

新生活が始まると、これまでと異なる生活リズムに適応するために、ストレスがかかることがあります。その結果、次のような口腔トラブルが起こりやすくなります。

 

1. 歯磨きの時間が不規則になる

朝早く起きる必要があったり、夜遅くまで仕事や勉強をしたりすることで、歯磨きをつい忘れがちに。特に疲れている日は、歯磨きをしないまま寝てしまうことも…。

 

2. 食生活の変化によるむし歯リスクの増加

忙しくなると、手軽に食べられるパンやおにぎり、インスタント食品に頼ることが多くなります。しかし、これらの食品は糖質が多く、むし歯の原因になりやすいです。また、間食が増えると口の中が酸性に傾き、むし歯ができやすい環境になってしまいます。

 

3. ストレスによる歯ぎしり・食いしばり

慣れない環境での緊張やプレッシャーが、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを引き起こすことがあります。これにより、歯がすり減ったり、顎の痛みが出たりすることも…。

 

 

【忙しくてもできる口腔ケアのポイント】

新生活が始まり、忙しい毎日でも、少しの工夫で口腔ケアを続けることができます。

 

1. 朝晩の歯磨きを習慣にする

忙しくても、最低限「朝」と「寝る前」の歯磨きを徹底しましょう。

特に寝る前の歯磨きは重要で、就寝中は唾液の分泌が減るため、細菌が繁殖しやすくなります。フッ素入りの歯磨き粉を使うことで、むし歯予防の効果も高まります。電動歯ブラシを活用すると、短時間でも効率よく磨けるのでおすすめです。

 

2. デンタルフロスやマウスウォッシュを活用する

歯ブラシだけでは落としきれない汚れを取り除くために、デンタルフロスやマウスウォッシュを活用しましょう。特にデンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを効果的に除去できるので、1日1回夜の歯磨き時に使うことをおすすめします。

 

3. 間食を減らし、キシリトールガムやタブレットを活用する

間食が増えると、口の中が常に酸性に傾き、むし歯になりやすくなります。できるだけ間食を控え、どうしてもお腹が空いたときは、キシリトール配合のガムやタブレットを活用してみてください。キシリトールはむし歯菌の活動を抑え、唾液の分泌を促す効果があります。

 

4. 水分補給をしっかり行う

忙しいと水を飲むことを忘れがちですが、口の中が乾燥すると細菌が増えやすくなり、口臭やむし歯の原因になります。こまめに水を飲むことで、口の中を潤し、汚れを洗い流す効果が期待できます。

 

5. 定期的に歯科検診を受ける

新生活が始まると、歯科医院に行く時間がないと感じるかもしれません。しかし、むし歯や歯周病は早期発見が大切です。3ヶ月~半年(期間は患者さんごとの口腔内リスクによって変わります)に一度の定期検診とプラーク(細菌)や歯石の除去を習慣化し、歯の健康を守りましょう。

 

新生活が始まる4月は、生活リズムの変化によって口腔ケアが疎かになりがちですが、ちょっとした工夫で健康な歯を維持することができます。

皆様が新しい環境で健康的な毎日を過ごせるように、第二薮本歯科医院でぜひお手伝いさせてください。

 

寒さのなかにも、ようやく春の訪れを感じる頃となりました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

歯科衛生士の、北原です。

 

今回は「食べる」ということについて改めて考えてみたいと思います。

 

「食べる」ということは、ただ体に栄養を補給するだけではありません。

「おいしかった」「お腹がいっぱいになった」という満足感が得られると、体が元気になるとともに気持ちも明るくなってきます。

「おいしさ」とは、味、香り、食感(歯ごたえ、舌ざわり、口あたりなど)見た目、噛む音など五感を使って感じるものです。

 

さらに、気のおけない人たちと、会話を楽しみながら食べる、という付加価値があれば、食べる楽しみは更にふくらみます。

楽しんで食べると、心の満足度が増して、消化吸収が良くなり、脳や体も元気になると言われています。

 

私事ですが、先日、大崎下島に人生初のレモン狩りに行ってきました。

 

青い空と海が見える地で、友人と癒され、集まった皆で食事の支度をし、会食しました。

食事の楽しさを感じられる幸せな時間でした。

 

皆さまにも美味しいものをしっかり食べ、元気いっぱい、笑顔いっぱい、幸せいっぱいで、毎日お過ごしいただきたい、と切に思います。

 

口腔ケアはお口のトラブルの予防だけでなく、食べることや、話すことをサポートし、生活にリズムを作ってQOL(生活の質)を向上させる目的もあります。

 

私たちスタッフは常に患者さま個人の、お口と心と体の健康に対する「最善」をご提供させていただきたいと考えています。

気になられることは、いつでも何でもご相談くださいね。

ご来院、お待ちしています。

こんにちは!新しい年が始まると心機一転何か頑張りたくなる、歯科衛生士の重森です!!

 

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

1月は寒さが厳しく乾燥しがちな時期で、風邪やインフルエンザも流行しやすいです。この時期における歯のケアと予防法は、特に口腔内の乾燥や免疫力低下に対応することが大切です。以下に、歯磨きの基本と1月に特に気をつけたい歯のケアと予防法を紹介します。

 

1. 歯磨きの基本

歯磨きの基本は、毎食後に丁寧に行うことです。以下のポイントを守ることで、むし歯や歯周病の予防につながります。

 

•歯ブラシの選び方:柔らかめの毛先を使い、歯茎に優しく磨けるようにしましょう。

 

•ブラッシング方法:歯と歯茎の境目を重点的に、やさしく小刻みに磨きます。歯の表面はもちろん、歯間や奥歯も忘れずに磨きましょう。

 

•フロスや歯間ブラシの使用:歯ブラシだけでは届かない歯間の汚れを取るために、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。

 

•適切な時間:歯磨きは最低でも2分間、しっかり磨くことが大切です。

 

 

 

2. 1月の歯のケアと予防法

乾燥対策

1月は空気が乾燥しやすく、口の中も乾燥しがちです。口腔内が乾燥すると、唾液の分泌が減少し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。以下の対策を試しましょう。

 

•水分補給:定期的に水分を摂ることが大切です。特に暖房が効いている場所では乾燥が進むため、こまめに水を飲むよう心がけましょう。

 

•加湿器の使用:室内の湿度を適切に保つために加湿器を使うと、乾燥を防ぎ、口の中を潤すことができます。

 

 

 

免疫力アップ

冬は風邪やインフルエンザが流行る季節です。免疫力を高めることで、口腔内の健康も守れます。

 

•ビタミンCの摂取:ビタミンCは免疫力を高め、歯茎の健康にも役立ちます。野菜や果物でビタミンCを意識的に摂取しましょう。

 

 

•口腔内の清潔保持:風邪やインフルエンザの予防のためにも、手洗いとともに口腔ケアを徹底しましょう。うがいや歯磨きをこまめに行うことで、感染症のリスクを減らせます。

 

冷たい飲食物に注意

寒い季節には温かい飲み物や食べ物を摂ることが多いですが、冷たい飲み物や食べ物も口腔内に刺激を与えることがあります。歯に対する刺激を避けるため、温かい飲み物を選び、冷たいものは避けるか、温度を調整して摂取しましょう。

 

 

3. 定期的な歯科検診

年始にあたって、歯科医院での定期検診を受けることも大切です。特に歯周病の予防やむし歯の早期発見は、歯の健康を守るために重要です。

 

 

まとめ

•    毎日の歯磨きフロス・歯間ブラシの活用を忘れずに。

•    乾燥対策として水分補給加湿器の使用

•    免疫力を高めるためにビタミンCを摂取し、口腔ケアを徹底。

•    冬は温かい食べ物や飲み物を選び、冷たい刺激を避けましょう。

•    1月は新しい年のスタートとして、定期的な歯科検診を受ける良い機会です。

 

これらの予防法を実践して、冬の間も健康な歯を維持しましょう。

 

新年、明けましておめでとうございます

 

健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

 

今年が皆様にとって素晴らしい1年になられますように

祈念申し上げ、お口の健康からサポートさせて頂きたいと思います。

 

おかげさまで、当院は今年、開業28年目を迎えます。

 

スタッフ一同、感謝の気持ちで一杯です。

本年も『チーム薮本』、チームワークを大切にし、

『心技体の充実』を図り、皆様のお口の健康から全身の健康につながる安心・安全の医療サービス向上に努めて参ります。

 

 本年は、昨年までの歯周病治療、メインテナンス、口腔外科を主体とした治療に加えて、顎関節症、口腔機能低下症に更にしっかりと取り組んでいく所存です。

 

また、糖尿病などの生活習慣病をお持ちの患者様の歯周病治療、メンテナンス、患者様へのご指導にも尽力して参ります。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

院長 薮本正文

 

こんにちは!スタッフの藤川です。

冬の季節になると、私たちの体は寒さや乾燥にさらされ、特にお口の周りや口中でのトラブルが多くなります。寒い風や暖房の影響で、普段はあまり意識しない口元のケアが必要になる時期です。ここでは、冬に特有の「お口のトラブル」について詳しくお話しし、それらを予防するための方法を紹介していきます♪

 

① 乾燥による唇のひび割れ

冬の代表的な口元のトラブルが、唇の乾燥やひび割れです。寒い空気と乾燥した室内で、唇は乾燥しやすくなり、ひび割れや皮むけを引き起こします。唇の皮膚は非常に薄いため、特に乾燥に弱い部分です。ひりひりしたり痛みを感じることもあります。

 

唇の乾燥を防ぐには、リップクリームをこまめに塗ったり室内の加湿が重要です。暖房を使う冬の室内は乾燥しがちなので加湿器を使うことで室内の湿度を保ち、唇の乾燥を防ぐことができます。

 

 

② 風邪やインフルエンザによるお口の中の不調

冬は風邪やインフルエンザが流行る季節でもあります。体調が崩れると喉や口内にも影響が出ることがあります。のどの乾燥から口の中も乾きやすくなり、これが口内炎や口の中の不快感を引き起こす原因となります。

 

風邪やインフルエンザを予防するためにはまず十分な睡眠とバランスのとれた食事や水分補給をこまめに行うことが大切です。風邪をひいてしまった場合は、塩水でうがいをすることやマスクをすることも有効です。口内を清潔に保つためにうがいをすることでウイルスの繁殖を防ぐ効果が期待できます。

 

③ 歯茎の炎症や痛み

冬になると免疫力が低下しやすく、歯茎の炎症や痛みを感じることがあります。寒い空気にさらされることにより、歯茎が敏感になり腫れたりすることがあります。また寒さや血行が悪くなることで歯茎の健康状態が悪化しやすくなるため、注意が必要です。

 

歯茎の炎症を防ぐには、正しい歯磨きです。歯茎を優しくマッサージするように磨くことが大切です。歯磨き後にはフッ素入りの歯磨き粉を使用することで歯茎を健康に保つことができます。

 

 

④ 歯の痛みや知覚過敏

寒さが厳しくなると、知覚過敏が気になることも多くなります。知覚過敏とは冷たいものを食べると歯がしみるなどの症状です。歯の表面のエナメル質が薄くなっていたり、歯茎が退縮して知覚が敏感になっていたことが原因です。

 

知覚過敏を予防するためには、歯を強く磨きすぎないことが大切です。強い力で歯を磨くことが、歯のエナメルを削る原因となるため、優しく丁寧に磨くことを心がけましょう。また知覚過敏専用の歯磨き粉を使用することで症状を和らげることができます。

 

もし歯に痛みを感じた場合は、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。痛みがひどくなる前に治療を受けることで悪化を防ぐことができます。

定期的な歯磨きや定期健診を行い、歯や歯茎の健康を保つことが大切です。

寒い季節も、しっかりとお口のケアを行い、健康で快適な毎日を送りましょう♪

 

こんにちは。歯科衛生士の新川です。

冬の訪れを感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、皆さまは「8020運動」をご存じでしょうか?

これは「80歳で20本の歯を保とう」という目標を掲げ、日本歯科医師会が推進している取り組みです。

永久歯は親知らずを除くと28本ありますが、そのうち20本以上の歯が残っていれば、ほとんどの食べ物をしっかり噛むことができ、美味しく味わうことができます。

 

 

自分の歯でしっかり噛んで食事を楽しむことは、食べる喜びを感じられるだけでなく、嚙むことで栄養吸収が良くなり、脳への刺激が増えて認知症予防にもつながります。

また、噛み合わせの良い歯があることで身体のバランスも整い、全身の健康にも大きな役割を果たします。

お口の健康が全身の健康を支えているといっても過言ではありません。

 

「8020」を達成するためには、日々のセルフケアと定期的な歯科でのチェックが欠かせません。

 

セルフケア:歯ブラシやフロス、歯間ブラシを活用し、規則正しい食生活を心がけましょう。

プロフェッショナルケア(定期健診):歯科医師による診察や、歯科衛生士によるアドバイス、ケア(歯石やプラークの除去)でお口の状態を整えていきましょう。

 

当院では、毎年通院中の8020を達成された患者様を表彰し、記念品をご用意しております。

今年の表彰式も無事に終えることができましたが、来年もぜひ多くの皆さまにご参加いただけるよう、スタッフ一同サポートしてまいります。

 

これからも一緒に健康なお口を目指していきましょう!寒い季節が続きますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。

 

皆さまこんにちは。歯科助手、TCの新井です。

本格的な秋。涼しい風が気持ちよく、季節の変化を感じるこの頃です。

秋は食の秋とも言われていますので、今回は「食と歯の健康」に関してご紹介したいと思います。

 

1.歯に良い栄養素と食材

●カルシウム:歯や骨を強化するために欠かせない栄養素。牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品はカルシウムが豊富です。豆腐や小魚、葉物野菜(ほうれん草、ケールなど)も良い供給源です。

 

 

●ビタミンD:カルシウムの吸収を助け、骨や歯の健康をサポート。サーモン、マグロ、卵黄、キノコなどに含まれます。日航を浴びることもビタミンDの生成に役立ちます。

 

●リン:歯のエナメル質を保護する役目を持つ栄養素。魚や肉、ナッツ、種子に含まれています。

 

●ビタミンC:歯茎の健康に不可欠で、歯周病の予防に役立ちます。柑橘類やイチゴ、ピーマン、ブロッコリーなどに豊富です。

 

2.糖分と酸が歯に及ぼす影響

●糖分:キャンディーやケーキ、クッキー、ソフトドリンクに含まれる糖分は、口内の細菌と反応して酸を生成し、エナメル質を溶かします。特に粘着性のあるお菓子は歯に残りやすく、むし歯の原因になりやすいです。

 

◎対策:食後には水を飲むか口をすすぎ、当分が残らないようにし、可能であれば食後30分以内に歯を磨くことが理想です。

 

●酸性食品:ソーダやスポーツドリンク、レモン、オレンジなどの酸性飲料や食べ物は、エナメル質を溶かしやすくします。エナメル質が薄くなると、歯が敏感になり、むし歯のリスクが高まります。

 

◎対策:酸性の食品を摂った後すぐに歯を磨かないこと。酸によりエナメル質が一時的に柔らかくなるため、水で口をすすぎ、30分ほど経ってから磨く方が良いです。

 

3.噛むことの重要性

●よく噛む食品:繊維質の多い食べ物(生の野菜や果物、全粒穀物)をしっかり噛むことで、唾液が多く分泌されます。唾液は酸を中和し、口内の洗浄や歯の保護に役立ちます。りんご、セロリ、ニンジンなどのシャキシャキした食べ物は、自然な歯のクリーニング効果もあります。

 

 

4.フッ素の活用

●フッ素:フッ素は歯の再石灰化を助け、虫歯を予防する効果があります。フッ素を含む歯磨き粉やマウスウオッシュを使うことで、日常的に歯を強化できます。また、フッ素いりの水道水を飲む地域では、定期的な水分補給がむし歯予防に役立ちます。

 

5.食事のタイミングと習慣

●間食の制限:頻繁に間食をすると、口内に酸が長時間残り、虫歯のリスクが増します。特に糖分や酸を含む間食は避け、もし食べる場合は、食後に水を飲むなどの対策をすると良いです。

 

●夜食に注意:就寝前の間食は、唾液の分泌が少ないために歯に悪影響を与える可能性があります。特に歯を磨いた後に甘いものを食べるのは避けましょう。

 

口腔ケアのポイント

1. バランスの取れた食事

●栄養バランスの取れた食事は全身の健康に加えて歯の健康にも寄与します。

 

2.十分な水分摂取

●水を十分飲むことで唾液の分泌が促され、口内の酸を中和し、食べ物の残りを洗い流します。

 

3.定期的なメンテナンス、歯磨きとフロス

●毎食後の歯磨きとフロスは、食べ物の残りやプラークを除去し、定期的な口腔ケアを受けて頂くことでむし歯や歯周病を防ぎます。

 

 

これらを意識して、毎日の食生活と歯のケアを組み合われることで、口腔内の健康を長く保つことができます。

秋は美味しい旬の食べ物がたくさんあります。

旬の食材を楽しみながら、歯や体の健康を大切にしていただければ幸いです。

美味しい食事が健康に繋がることで、日々の暮らしがより豊かになることを願っています。