第二薮本歯科医院のブログ

第二薮本歯科医院のブログ

東広島市の歯科医院 第二薮本歯科医院 のブログです。
お口や体の健康情報から、医院の日常まで、幅広く情報発信をしていきたいと考えております。

こんにちは、院長の薮本です。

 

皆さん、お口を開ける時、ゴキゴキ音がしたり、痛んだり、開けづらかったりしていませんか?

 

当院では、従来から力を入れている顎関節症治療において、さらなる精度と効果を追求し、新たに2つの機器、

 

マイオモニター(伊藤超短波 D-function)と

咬筋表面筋電計(MyOnyx)を導入しました。

 

これにより、患者様に対してより効果的で精密な治療を提供することが可能となり、顎関節症にお悩みの方々が、より早く、より確実に改善を実感できるようになります。

 

今回は、これらの機器の特徴と、患者様にとってのメリットについて詳しくご紹介いたします。

 

顎関節症とは?

まず、顎関節症について簡単におさらいします。

顎関節症は、顎の関節や咬筋(かむ時に使う筋肉)に痛みや不快感を伴う疾患です。主な症状としては、顎の痛み、口を開ける際の不快感や音、顎の動きがスムーズにいかない、お口が開かない、などがあります。長期間放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、頭痛や肩こりなどの全身的な不調を引き起こすこともあります。

 

当院ではこれまで、スプリント療法(マウスピースによる治療)、顎のストレッチ療法(セルフケア)を中心に治療を行ってきましたが、患者様の症状や筋肉の状態に応じて、さらに詳細な診断と治療が必要なケースが多くあります。そこで、新たにマイオモニターと咬筋表面筋電計を導入し、治療の精度と効果の向上を図っております。

 

マイオモニター(伊藤超短波 Dfunction)の特徴とメリット

マイオモニター(伊藤超短波 Dfunction)は、低周波電気刺激を用いて顎周りの筋肉をリラックスさせるための装置です。顎関節症の主な原因の一つである筋肉の過緊張を緩和し、筋肉のバランスを整える効果があります。

 

  

マイオモニターの特徴

• 低周波電気刺激により、筋肉を無理なくリラックスさせます。痛みがなく、快適に治療を受けることができ、緊張している咬筋や顎周辺の筋肉を効果的に弛緩させることが可能です。

 筋肉の状態に合わせて微調整が可能で、患者様一人ひとりに合った最適な治療が行えます。

 

患者様のメリット

1.    即効性のある筋肉のリラクゼーション

マイオモニターを使用することで、顎の筋肉がリラックスし、痛みや不快感をすぐに緩和できます。特に、緊張が強く痛みが続いている患者様には、すぐに効果が実感できるため、早期の症状改善が期待できます。

 

2.    負担の少ない治療 

マイオモニターは低周波の電気刺激を用いるため、治療中も快適で、リラックスした状態で治療を受けられます。過緊張している筋肉を無理なくほぐすことで、顎関節の動きも改善されます。

 

3.    リハビリやセルフケアのサポート 

マイオモニターで筋肉を弛緩させることで、顎の正しい動きを取り戻し、リハビリやセルフケアの効果が高まります。これにより、再発防止にもつながります。

 

 

咬筋表面筋電計(MyOnyx)の特徴とメリット

咬筋表面筋電計(MyOnyx)は、顎関節症の治療において非常に有効な診断ツールです。主に、咬筋や顎周辺の筋肉の活動をリアルタイムでモニタリングし、その結果に基づいて治療方針を決定します。

 

 

咬筋表面筋電計の特徴

• 筋肉の活動を数値化し、客観的なデータとして診断に役立てます。

• どの筋肉が過度に働いているか、どの筋肉が正常に機能していないかをリアルタイムで確認できるため、治療の効果をすぐにフィードバックできます。

 

患者様のメリット

1.    筋肉の状態を可視化できる

咬筋筋電計は、筋肉の活動をモニタリングし、そのデータを視覚的に確認することができます。これにより、患者様自身が自分の筋肉の状態を理解しやすくなり、治療へのモチベーションが高まります。

 

2.    より精密な診断が可能 

筋肉の緊張状態やバランスの乱れを数値で確認できるため、顎関節症の原因をより正確に把握できます。これに基づいて、スプリント療法やリハビリ治療を効果的に進められます。

 

3.    治療の効果を数値で確認できる 

咬筋筋電計は治療前後の筋肉の変化をリアルタイムで測定できるため、治療の進展を具体的に確認することができます。これにより、患者様は治療効果を実感しやすく、より安心して治療を続けることができます。

 

これらの機器導入による当院の顎関節症治療の進化

新たに導入したマイオモニターと咬筋表面筋電計により、当院の顎関節症治療は、さらに精密で効果的なものとなりました。これまでのスプリント療法、筋ストレッチ療法に加え、筋肉の緊張を和らげることで治療の進行を早め、筋肉のバランスを整えながら症状を改善することができます。

 

当院での治療の流れ

1.    初診時の精密診断

咬筋表面筋電計を使用して、筋肉の状態を詳細にチェックし、どの筋肉に過緊張があるかを把握します。(検査は医師の診断の元、必要に応じて行います。)

 

2.    マイオモニターによる筋肉のリラクゼーション

過緊張が見つかった場合、マイオモニターを用いて筋肉をリラックスさせ、治療の準備を整えます。

 

3.    スプリント療法や筋ストレッチ療法による継続的な治療

リラクゼーション後、スプリント療法や筋ストレッチのセルフケアを通じて顎関節症の症状を根本的に改善していきます。

 

顎関節症の治療は、痛みや不快感の軽減だけでなく、日常生活の質を向上させるために非常に重要です。当院では、最新機器であるマイオモニターと咬筋表面筋電計を導入することで、患者様に対してより精密で効果的な治療を提供しています。

 

顎関節症にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

原因不明の頭痛や肩こりの原因が顎関節症の可能性もあります。お一人おひとりに合った最適な治療を、最新の機器を駆使してご提供いたします。

 

今後も引き続き、皆様の健康を第一に考え、より良い治療を追求してまいります。

 

 

 

こんにちは、歯科衛生士の中川です!

 

皆さん、健康な生活を送るために普段どのようなことに気をつけていますか?

 

口腔ケアや定期的な歯科検診はもちろんのこと、実は「サルコペニア」という言葉にも注目していただきたいのです。

 

サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉量や筋力が減少する状態のことです。特に高齢者に多く見られ、転倒や生活の質の低下の原因になります。

 

口腔の健康とサルコペニアには深い関わりがあり、食事や噛む力が筋肉の維持に大きな影響を与えます。

 

今回は、歯科衛生士としての視点から、サルコペニア予防に役立つ食育のポイントについてお話ししたいと思います。皆さんがご自身やご家族の健康を守るための参考になれば幸いです。

 

 

サルコペニアと歯の関係

健康な歯と噛む力は、サルコペニア予防に欠かせません。しっかりとした噛む力があることで、食事の際に筋肉を使い、お口周りの筋肉を鍛えることができます。また、噛むこと自体が脳への刺激となり、認知機能の維持にもつながります。歯を失ったり、入れ歯の不調で噛む力が弱くなると、筋力の低下や栄養不足につながる可能性があります。

 

 

サルコペニア予防のための食育

食育は栄養バランスの取れた食事を通じて健康な体を作るための教育です。サルコペニア予防に役立つ栄養素として、以下のものが挙げられます。

 

◯タンパク質: 筋肉の維持に必要な栄養素。高齢者は意識して摂取することが大切です。魚、肉、豆腐などの食品が良い例です。

 

◯ビタミンDとカルシウム: 骨の健康を維持し、運動機能をサポートするために重要です。乳製品や小魚、きのこ類などから摂取できます。

 

◯オメガ3脂肪酸: 抗炎症作用があり、筋肉の健康維持に役立ちます。サバやサーモンなどの青魚に多く含まれています。

 

 

食事の工夫と口腔ケア

食べやすく、栄養バランスの取れた食事をすることが大切です。歯や噛み合わせの状態に応じて、食材を柔らかく調理したり、小さく切る工夫をしましょう。

 

歯科医院では定期的な口腔ケアのアドバイスや入れ歯の調整を行い、患者さんが食事を楽しめる環境をサポートすることができ、サルコペニア予防においても重要な役割を果たします。

 

患者さん一人ひとりに合ったアドバイスや、口腔機能の維持を目指したケアを行い、健康的な生活をサポートさせていただきたいとスタッフ一同願っております。

 

ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

こんにちは、歯科衛生士の新川です。まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、皆さんは「8020運動」をご存知でしょうか? これは「80歳で20本の歯を保とう」という目標を掲げ、日本歯科医師会が推進している取り組みです。

 

皆さんの歯の本数は、親知らずを除くと、永久歯は28本あります。このうち20本以上がしっかり残っていれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、美味しく食事を楽しむことができます。

 

自分の歯で何でも噛んで味わうことは、食事の喜びをもたらすだけでなく、しっかり噛むことで栄養状態が良くなり、脳への刺激による認知症予防にもつながります。また、噛める歯がしっかりあることで、身体のバランスも保たれ、全身の健康にも寄与します。

 

 

現在の健康を保つため、そして将来に備えるために、ぜひ「8020」を目指しましょう。そのためには、

 

①毎日のセルフケア

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシの使用、そして規則正しい食生活を心がけること。

 

②定期健診

歯科医師によるチェック、歯科衛生士からのアドバイス、そしてプロケアを受けること。

 

当院では、今年も「8020」を達成された患者様に、表彰と記念品をご用意しております。どうぞお楽しみに!

 

また、仮に歯が20本以上残っていない場合でも、入れ歯や補綴物、インプラントなどの治療法によって、咬み合わせを回復することが可能です。お困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

こんにちは。歯科衛生士の宮本です。

毎日暑いですが、体調は崩されていないでしょうか?

夏の暑さが厳しいこの季節、冷たいアイスクリームや飲み物が恋しくなりますね。しかし、それらを口にした瞬間に歯がしみる経験をしたことはありませんか?それは「知覚過敏」のサインかもしれません。

 

 

知覚過敏とは、歯のエナメル質が摩耗したり、歯ぐきが下がって象牙質が露出することにより、外部刺激に対して歯が過敏になる状態です。

 

冷たい飲食物だけでなく、酸性の飲み物や甘い物、さらにはブラッシング時にも痛みを感じることがあります。特に夏は、冷たい飲食物の摂取が増えるため、知覚過敏を感じやくなる季節です。

 

知覚過敏の原因は様々ですが、主には次のようなものがあります。

まず、過度な歯磨きがあげられます。力を入れすぎたブラッシングは、エナメル質を摩耗させ、歯ぐきを傷つけます。また、酸性の飲食物の摂取もエナメル質を弱らせる原因となります。さらに、歯ぎしりやクレンチング(歯を強く噛みしめること)もエナメル質にダメージを与えます。

 

知覚過敏を予防・対策する方法として、まずは正しい歯磨き方法を心がけましょう。硬すぎないブラシを使用し、力を入れすぎずに優しく磨くことが大切です。また、知覚過敏用の歯磨き粉を使用するのも効果的です。これらの歯磨き粉は、歯の神経を保護する成分を含んでおり、痛みを軽減します。加えて、酸性の飲食物を控え、フッ素を含む製品を使用することでエナメル質を強化することも大切です。

 

定期的な歯科検診も忘れずに行いましょう。知覚過敏の進行度をチェックし、必要に応じて専門的な対策を行います。

 

知覚過敏をしっかりとケアして、夏の冷たい楽しみを存分に味わいましょう!

 

こんにちは、歯科助手・受付の堀江です。

本格的な夏を前に暑い時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

は暑さや湿気が増す季節であり、口内環境にも影響を与えることがあります。特に歯周病のリスクが高まることが知られています。歯周病は歯茎の炎症を引き起こし、進行すると歯を支える骨が破壊される可能性があります。

 

 

夏の歯周病リスクが高まる理由の一つは、暑さによる水分不足です。暑い季節は水分を十分に摂ることが難しくなりがちで、口の中の唾液の量が減少する事があります。唾液は口内のバクテリアを洗い流す役割を果たしており、減少すると口内環境が悪化しやすくなります。

 

また、夏は甘い物や冷たい飲み物を摂る機会が増える季節でもあります。甘い物や冷たいものはむし歯や歯周病の原因となるため、過剰な摂取には注意が必要です。

 

夏の歯周病リスクを軽減するためには

 

1.    適切な口腔ケアを行う

歯磨きやフロスをしっかり行い、口内のバクテリアや食べ物のカスを除去しましょう。特に食事後や就寝前の歯みがきは重要です。

 

2.    水分をこまめに摂る

前述のように、こまめに水分を摂ることで口内の唾液量を保ち、口内環境を健康に保ちます。

 

3.    健康的な食事を心がける

甘い物や冷たい飲み物の摂取を控え、バランスの取れた食事を心がけましょう。特に野菜や果物を積極的に摂ると、口内環境を改善する助けになります。

 

4.    歯科医院での定期的な歯周病治療を受ける

歯科医院で定期的に、歯茎の中の細菌の除去や検診を受けることで、歯周病の早期発見や予防に役立ちます。

 

これらの方法を実践する事で、夏の歯周病リスクを軽減させることができます。定期的な口腔ケアと健康的な生活習慣を心掛けて、口内環境を健康に保ち、夏に負けない体にしていきましょう!

 

 

こんにちは!歯科衛生士の坂井です。

もうすぐ春も終わりそうな季節ではありますが、暑いくらいですね。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?😀☀️💦

 

さて、今回はこの春から新しく加入したスタッフ復帰したスタッフ

合わせて4名をご紹介いたします。

 

まずは、新卒の歯科衛生士、堀です。

学校で学んだばかりの新しい知識を活かし、フレッシュな風を院内に吹き込んでくれています(^o^)

 

 

次に、消毒・滅菌担当のクリーンスタッフ、上田です。いつも元気に環境整備に努めてくれています。

 

 

 

ここからは復帰メンバーのご紹介です。見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

歯科衛生士の阿川です。仕事に一生懸命取り組み、丁寧に対応してくれます(^人^)

 

 

最後に、助手・カウンセリング担当の横山です。お話されたことがある方も多いのではないでしょうか?たくさんお話しされるので、ぜひ声をかけてみてください!

 

これまで以上に明るく元気な診療を心掛けております。

新しいメンバーが加わり、さらに明るくなったように感じています☀︎

 

スタッフ一同、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

こんにちは。歯科助手・受付の内木です。

4月になると、春の訪れとともに、新しい季節に身を清めるような気持ちになります。

そして健康や美容に関するケアも忘れてはいけません。特に、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアは、健康に関わる重要な習慣です。そこで今回はプロフェッショナルケアの意義や効果について、ご紹介したいと思います。

 

1.バイオフィルム(歯垢)と歯石の除去

バイオフィルム(歯垢)は、口の中で常に形成される薄いフイルム状の細菌の集まりです。放置されると硬化して歯石となります。歯石は歯ブラシやフロスでは取り除けず、専門的な道具を使用した器械的除去が必要となります。定期的なプロフェッショナルケアによって、歯科衛生士が歯石やバイオフィルムを適切に除去し、歯周病やむし歯のリスクを軽減します。

 

 

2.歯の白さと輝きの維持

食事や飲み物によって歯に付着する着色物やシミは、ブラッシングだけでは完全に取り除けません。歯科医院での専門的なプロフェッショナルケアによって、歯の表面の汚れを除去し、歯の白さと輝きを保ちます、これにより自信を持って明るい笑顔を維持することができます。

 

3.口腔内疾患の早期発見と定期管理

口腔内疾患の代表でもある歯周病は、歯茎の炎症や歯周ポケットの深さなどの徴候から早期に発見することが重要です。定期的なプロフェッショナルケアの際に歯科医師や歯科衛生士が口腔内を詳細にチェックすることで、歯周病の早期発見や適切な治療が可能となります。これによって、歯周病が進行する前に予防措置を講じることもできます。

 

 

4.口臭の予防

口臭は、口腔内の細菌の増殖によって引き起こされることがあります。定期的なプロフェッショナルケアによってこれらの原因を除去することで、口臭の予防に効果的です。

 

 

5.全身の健康と関連性

口腔の健康状態は、全身の健康と密接に関連しています。歯周病などの口腔疾患は、心臓病や糖尿病などの全身疾患のリスクを増加させる可能性があります。定期的なプロフェッショナルケアや歯科検診によって口腔健康を維持することは、全身の健康を保つための重要な手段の一つです。

 

これらのことから、定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアは、口腔健康を維持し、美しい笑顔と全身の健康を保つために不可欠なプロセスなのです。

 

当院では患者さんごとのリスク状態に合わせたプロフェッショナルケアの内容、期間をご提案させていただいております。

患者さんのご希望も出来るだけ取り入れさせて頂いておりますので、お気軽にご相談ください。

 

 

こんにちは。受付の岡本です。

春の訪れと共に、色鮮やかな花をたくさん見かけるようになりました。美しい花を見ていると心がホッとして安らぎや癒しを感じます。

しかし、花粉症の方にとってはくしゃみや鼻水などが辛い季節かもしれませんね。

そこで今回は、花粉症とお口の健康に焦点を当て、大切なポイントについてお伝えします。

 

 

 

1. 花粉症とお口の健康の関係

春の花粉症は、くしゃみや鼻水などの症状が口腔内にも影響を与えます。これらの症状が続くと口内が乾燥し、細菌の増殖が促進される可能性があります。お口の健康を維持するためには、水分補給と口腔ケアが特に重要です。

 

口腔内の乾燥は細菌の繁殖を招き、むし歯や口臭の原因となります。花粉症の方は特にこまめな水分補給と規則正しい歯みがきを心掛け、口腔内を清潔に保つことが大切です。

 

2. 花粉症薬とお口の健康        

花粉症の薬は効果的ですが、口の中への影響も考える必要があります。副作用として口の中が乾燥しやすくなるものがあります。これが長期間続くと、唾液の不足により歯垢が溜まりやすくなります。水分補給をこまめに行い、口内の保湿を心掛けましょう。また、歯科医と相談しながら適切なケアを行うことが大切です。

 

3. 歯ぎしりと花粉症の関係

花粉症の症状がストレスを引き起こすことがあり、それが歯ぎしりや噛みしめの原因となることがあります。ストレスを軽減するために、リラックス法やストレスマネジメントを取り入れ、お口への影響を最小限に抑えましょう。

 

歯ぎしりは歯や歯周組織に悪影響を与えるだけでなく、頭痛や不眠症などの全身症状も引き起こす可能性があります。花粉症が原因でストレスが増える時期には、歯ぎしりに注意が必要です。歯科医の診断を受け、適切なマウスピースなどを使用して予防策を講じましょう。

 

4.花粉シーズンの口腔ケアのポイント

花粉症が悪化する春の時期には、口腔ケアに特に注意が必要です。水分補給を十分に行い、規則正しい歯みがきを心がけましょう。口腔内を清潔に保つことで、花粉による不快感を和らげることができます。

 

花粉症のシーズンにはくしゃみや鼻水などの症状が増えるため、口腔内のケアがより重要になります。特に歯みがきは、花粉シーズンでも手を抜かずに行いましょう。歯垢や食べカスが残ると、細菌の繁殖が進みやすくなります。

 

春の花粉症に立ち向かうために、お口の健康への配慮が欠かせません。これらのポイントを実践して、健やかな毎日を過ごすことができますように。

 

 

 

 

こんにちは、第二薮本歯科医院、歯科衛生士の友廣です。

歯科医院では、お口の健康だけではなく、全身の健康にも注目しています。今回は「歯周病と全身疾患の関連性」について取り上げてみたいと思います。

 

●歯周病とは?

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。

 

 

●全身疾患との関連性

1.心臓疾患

歯周病細菌が血流に侵入すると、心臓や血管に炎症を引き起こし、動脈硬化や心臓病のリスクを高める可能性があります。研究によれば、歯周病患者は心臓疾患の発症リスクが高いとされています。

 

2.糖尿病

歯周病の炎症は、インスリンの効果を妨げ、血糖値のコントロールを難しくします。逆に、糖尿病患者は免疫力が低下し、口腔内の感染症が悪化しやすくなります。歯周病は糖尿病の合併症を悪化させる可能性があります。

 

3.呼吸器疾患

口腔内の細菌や炎症が喉や気道に影響を与え、肺炎や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患のリスクを増加させる可能性があります。

 

4.妊娠関連の合併症

妊娠中の歯周病は、早産や低体重児のリスクを増加させる可能性があります。口腔内の細菌が血流を介して胎児に影響を及ぼすことが考えられます。

 

●歯周病予防の重要性

歯周病は予防可能であり、日常的な口腔ケアと定期的な歯科検診が重要です。歯科医院でのプロフェッショナルな歯石除去や歯周治療も、歯周病の進行を防ぐために役立ちます。

 

歯周病は単なるお口の病気ではありません。口の中の健康は、体全体の健康に影響を与える重要な要素です。定期的な歯科検診と口腔ケアの実践は、健康な笑顔と健康な体を維持するための鍵です!

 

皆様こんにちは。

院長の薮本です。

 

2024年が始まりました。

健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

 

今年が皆様にとって良い年となられますように祈念申し上げ、お口の健康からサポートさせていただきたいと思います。

 

おかげさまで、当院は今年、開業27年目を迎えます。

スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

本年も、

『チーム薮本』、チームワークを大切にし、

『心技体の充実』を図り、

 

皆様のお口の健康を守るため、スタッフ一同

安心・安全の医療サービス向上に努めて参ります。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。