一連の流れと言えば一連の流れですが、4月初旬の母親の不調から、検査入院在宅看護在宅看取り葬儀→年金手続き(今ココ)です。

 あっという間に6月中旬から、又、新たなステージ(相続整理)の準備が始まってしまいました。

(バンコク近くサムットプラカーン県のワットサーカラーにて)



 母親が末期ガンと言われた辺りで、当然予想されるステージでしたが、私自身は、在宅介護から始まり、看取り、葬式と、次々と現れる目前の課題への対応だけで手いっぱいの日々でした。


 ただ母親関係も葬式が一段落して、次の課題は49日(7月24日)で、後は納骨なので、ひと月ちょっと葬儀後の話を考える時間的な余裕が出来ました。



 葬儀社がオマケでくれた葬儀後の手続きパンフレットは優れ物で、その他自治体の参考資料など色々なサポート資料があり、母親の年金手続きや銀行口座への対応など、忌引き休暇をとった妹と協力して一つ一つ片付けていく事が出来ました。


 年金は、まず年金ダイヤルに電話して手続き書類を送って貰い、役所の出張所で住民票や戸籍の取得して書類の返送、その他にも各保険証の返却など、とりあえず、一通り対応しました。


 次に相続整理の準備として、母親の通帳や証券口座、固定資産の謄本などを集め始めました。

 住民票や戸籍等は、「広域交付」と言う仕組みが出来ていて、各関係自治体の窓口まで行かなくても、地元自治体の窓口で多少時間はかかりますが、発行してもらう事が出来て、本当に便利になりました。(ただ…戸籍の附票だけは、戸籍の登録自治体に行かないと発行されない様です)

 母親は生前、映画を観に行くのが趣味で、都民になるため都内を転々と引越ししていたので、戸籍の繋がりが住民票だけでは示し難くなっていました。

 また、固定資産も謄本の取得だけなら、地元登記所で全国の登記簿が取得可能な点は助かりました。



 実際相続は子供達3人だけなので、今のところ、合意は簡単ですが、この先母親から見ると孫の代まで行くと、距離感も出てきて複雑になりそうなので、今の内に子供達の代の間でスッキリさせておきたいと思いました。

(こちらもサムットプラカーン県ワットライキンにて)



 相続を始めるに当たって、法務局に相続関係を「法定相続人情報」を登記しておいた方が、遺産分割協議の複写を各方面に出さなくて済みそうなので、先ずは「法定相続人情報」の登記を目指す事になりました。