元々以前から「葬儀は小さく」と言っていた母親でしたから、残された子供達(私と姉妹)で話合い、最近流行りの家族葬として、子供達の家族までの範囲で葬儀を行いました。


 母親は歳の割に活動的で、配偶者(私の父親)を亡くしてからは、埼玉県の自宅を残したまま障害者の下の妹と東京都内のアパートに移り住み、シルバーパス(都バスの無料券)を使って、都内各地の映画館に通う日々を過ごしていました。

 アパートを2年前後で変え10年近く都内を転々としていましたが、数年程前に私の家に住所を移し「その内に引越して来る…」と、埼玉の自宅と私の家を行ったり来たりする生活になっていました。



 今回も母親は、4月初めに仙台旅行に行くつもりで私の家に来て、その後自宅に戻る事なく3週間の入院2ヶ月弱の自宅介護生活で、障害者の妹を残して旅立ってしまいました。

(まだ葬儀が今週だった…と、どこか実感の無い週末でした)


 とにかく4月から、突然の嵐の様に様々な事が起きて、状況に飲み込まれたまま、2ヶ月間が終わった感じです。



 しかし…またこれから、葬儀後の手続きと言う新しいミッションが始まる事になります。