最近ご無沙汰していますが、新年度を迎え何かと忙しい日が続いています。(ただの無職から年金生活者に変わったのですが…)



 今月の8〜9日に青春18切符を使って、関東から常磐線経由で仙台タッチに行って来ました。(しかし色々あって記事にする間もなく1週間以上過ぎてしまいました)


 青春18切符は、還暦過ぎた年金生活者でも使えますが、関東から直接仙台に到着する鈍行列車がある訳もなく、いわき駅と原ノ町駅で乗り継いで行く事になりました。

(乗り継ぎ時間に下車してみましたが、さっぱりした素敵な駅周辺でした)



 実は10年近く前の東北大震災後、常磐線が仙台まで全線開通する前に、一部バスの代替え運行で仙台まで行ける様になり、やはり青春18切符で仙台まで行っていました。


 当時の常磐線は、いわき駅から8駅先の竜田駅までの運転で、その先は原ノ町駅までバス代行運送(放射能汚染区域対策の代行)が行われ、原ノ町駅から先は相馬駅まで再び電車で移動した後、相馬駅から亘理駅まで更にバス代行(津波による線路被害区間の代行)で仙台までの鉄路を繋いでいました。


 竜田駅を出たバスは、どこにも止まらずに原ノ町駅まで、放射能汚染地域を抜ける代行輸送をしていました。

(竜田駅までの開通時点でも使われていた駅ですが、今も相変わらずサッパリした感じの駅海側でした)



 バス代行運転と言っても、朝原ノ町駅からのバスが、竜田駅に着いて9時半過ぎに原ノ町駅に折り返して、バスの次発は夕方に1回と、1日2往復だけの運行でした。

(竜田駅の1駅手前の木戸駅)


 以前バスに乗り換えたであろう竜田駅は、今回は通過しただけですが、随分とサッパリした感じになっていました。

(富岡駅のちょっと手前で、件の第二原発が見えました)


(富岡駅は、まだまだ駅があるだけで周囲に街はありませんでした)



 往路復路共に、津波対策で作られた高架橋区間の写真を撮りそびれた事は残念でした。


 18時過ぎに仙台駅に到着し、牛タンだけ食べて翌日また再び青春18切符で関東に戻って来ました。

 往路に8時間、復路に7時間半かかりました。