最初にお断りをしておきますと、カンペキではございません。聞き間違い、変換ミス、誤字脱字も多々あると思いますが、どうか嗤ってお許しくださいませ。
(中山七里さんの『嗤う淑女』とか打ち込んでいると、なかなか「笑う」が一発で出てこない――)
フジテレビ『ボクらの時代』の先週分を。
コレって30分番組なんですよね、それでも文字にするとキツいです。おまけに使用PCが劣化中(笑)。反応が遅くて、しばらくカーソルが止まったままで本当に時間がかかって仕方なかったです。それでなくてもこの作業は時間がかかる作業。
ということで、女子フィギュアスケート界のレジェンド、
伊藤みどりちゃん、荒川静香さん、浅田真央ちゃんのお話を
誰かの選択肢の希望になりたい
▽浅田真央 無敵の時期に……
▽荒川静香 子育てとスケートの両立
▽伊藤みどり 選手寿命今と昔で……
東京・銀座 Le chic unjour
着席位置は、画面向かって左から
荒川さん、中央が真央ちゃん、みどりちゃんでした。
「初・3人」と、みどりちゃん
「レアだと思います」と真央ちゃん
「一応、一応、先輩かな?」とみどりちゃん
「大先輩ですよ」と真央ちゃん
「なんかね、真央ちゃんがみどりさんの衣装を着ている印相、というか思い出が強くて」と荒川さん
伊藤みどりから浅田真央へ 後輩へ受け継がれる衣装
「初めての世界ジュニアと、初めての全日本選手権はあのみどりさんの衣装を着させてもらって」と真央ちゃん
うなずくみどりちゃん
「滑ったのはほんとに憶えてますよ」と真央ちゃん
「山田流の、山田先生の考え方がいいものはちゃんと残してあるので、受け継ぐのは真央ちゃんしかいないということで。大切に着て、頑張ってくれていたからそれはそれですごい。私のほうがうれしくて」とみどりちゃん
※山田満智子コーチ→伊藤みどり、浅田真央、宇野昌磨など多くのスケーターをオリンピックに導いてきた世界的名コーチ
「宝物です」と真央ちゃん
「あれは今、真央ちゃん家にあるの?」と荒川さん
「あれはまた次、佳菜子(村上)に渡りたりして」と真央ちゃん
「へ~え、そこまでいってんの?」とみどりちゃん
「オレンジの……オレンジとかはまた佳菜子が着てたりとか」と真央ちゃん
「ちょっとアレンジする?」とみどりちゃん
「はい、ちょっとアレンジしてとか」と真央ちゃん
数多の名スケーターを輩出 フィギュア王国・愛知
「みどりさんがトリプルアクセルを跳ばれてたから、たぶん山田先生のお弟子さんがみんな歴代トリプルアクセルを練習して、成功させた人もいるし。それこそ真央ちゃんみたいに当たり前のようにそこまでいくっていう感覚があったと思うんですけど。全国的には特別すぎて、その地域に何があるんだろうって。何かすごい、そこの地域に行ったら跳べるんじゃないかっていう気がして。何か秘訣というか?」と荒川さん、真央ちゃんとみどりちゃんにそれぞれ手を向けながら。
いや、もう、完全にみどりさんの存在は大きいですねえ。もうみどりさんを目指して私たちのクラブみんな映像とかで拝見して、私はこのジャンプが跳びたいっていうのはありましたし、あと、その3回転を全部マスターできて、3回転3回転もできたら、満智子先生が『トリプルアクセルやろう』みたいな感じで。そう言ってくださったので」と真央ちゃん
浅田真央と伊藤みどり トリプルアクセルの思い出
「何歳からトリプルアクセルは?」と荒川さん
「私は5年生ですね」と真央ちゃん
「それこそもっと若い時から跳んでるからね、真央ちゃん」とみどりちゃん
「みどりさんは何歳から?」と荒川さん
「私、14とか15歳」とみどりちゃん
「トリプルアクセルを練習し始めてからどれぐらいで跳べるようになったんですか?」と真央ちゃん
「半年ぐらいかなぁ」とみどりちゃん
「半年……すごい」と真央ちゃん
「半年ぐらい!?」と荒川さん
「でもその変わり、負荷が掛かりすぎているから。3月に世界選手権があるっていう時の、明日から試合、出番っていう時に。それも東京で世界選手権があるっていう時に、足骨折しちゃって……」とみどりちゃん
「松葉杖をついて歩いている映像を見た記憶がすごくあります」と荒川さん
「真央ちゃんは?」と、みどりちゃん
「6年生の、野辺山で、標高が高いので結構回転回るって期待して行ったら、6年生……5年生だ。私、1年かかったんです。5年生の野辺山合宿の時に初めて跳べました」と真央ちゃん
「へ~え……」とみどりちゃん
「衝撃だった。もう、だから愛知は愛知代表じゃなくて、
日本代表で行ってくれないかなと思ってた時代もありました。それぐらい――」と荒川さん
荒川静香 氷上で戦っていた相手は…
「私たちも仙台に修行に行ったりとか、してたので」と真央ちゃん
「だからもう、しーちゃんといったら、次にオリンピックでチャンピオンになる子だよ、と私、紹介されてるから。
ちゃんとその、獲れなかった私の夢の金メダルをちゃんと獲ってくれて」とみどりちゃん
「いやいやいや……」と荒川さん
「ちゃんと獲ってくれているから」とみどりちゃん
「ちょうどいろいろ、いろいろ狭間の時代だったんです」と荒川さん
「ルールが変わったりだとか、その時代に乗っていけたから、やっぱりその才能というのは私、そこで」とみどりちゃん
「常に崖だったんで、常に崖っぷちだったんですよ」と荒川さん
「ルール変更があって……」とみどりちゃん
「2004年から導入され始めて。世界選手権は最後の6点満点方式。2005年からは今の現行ルールに変わって.全く概念覆されるような内容だったので」と荒川さん
「だからその今のルールに乗って行く前とは全部がこう3拍子揃ってないとテクニックだけじゃなくて」とみどりちゃん
「誰と戦っているというより、ルールと戦っている感しか無かったですね」と荒川さん
「だからそれにのっとって、対応してたから。それはそのすごい才能だと思って見てましたよ」とみどりちゃん
荒川静香×浅田真央×伊藤みどり
誰かの選択肢の希望になりたい
メダリスト3人 幼少期の練習量は?
「どれぐらい選手のときは練習されてましたか?」と真央ちゃん
「やっぱ子供のころってものすごい時間いないですか、リンク」と荒川さん
「はい、います」と真央ちゃん
「8時間とか」
「はい」
「9時間とか」
「真央ちゃんなんかすごい、ほとんど1日いたよね」とみどりちゃん
「なんかでも、先輩方が皆さん、朝から夜までいたので」と真央ちゃん
「学校行ってなかったでしょう」とみどりちゃん
「学校行ってないです。学校行くよりスケートのほうが楽しくて」と真央ちゃん
「なので、全然苦じゃなかったんですよね」
「真央ちゃんはずっとスケート……そのあともずっと練習。ずっとリンクにいる」
「でもみどりさんも何かそうだったのかな、と勝手に思ってたんですけど」と真央ちゃん
「私は、あまり練習が好きな人じゃなかったから。嫌いな人だったから。でもやらされてた、やっぱり。やらされてた。やっぱり世界に自分の演技をするためにはこれだけの、120%やらされて。自分の力は80%ぐらいしかやってなかったかなぁ」とみどりちゃん
「それは私たちなかったんです。学校へ行く前に滑るっていう概念がない」と荒川さん
「2年生の時、朝練で会った気がします」と真央ちゃん荒川さんに
「あのねえ、夏休みとか春休みとか、そういう休みごとになると、もう8時間、9時間やっちゃうけど。普段は、先生の問題だと……先生がパチンコ行くから朝練はできないんですよ……」と荒川さん
真央ちゃん、みどりちゃん爆笑
「仙台合宿が、憶えている中で一番きつい合宿だったんですよね」と真央ちゃん
「夏休みとか春休みとか合宿形態になっちゃうと、ひたすら長くて」と荒川さん
「だって朝6時とかから、たぶん9時までずっとスケーティングとか。で、私もう途中でリタイアしました」と真央ちゃん
バレたらアウト? 過酷な練習を乗り切るコツ
「あれ、全力でやらないんだもん」と荒川さん
真央ちゃん大爆笑
「大人数だから、1人ぐらいいなくてもわかんないという。で、みんなが疲れてきたころに頑張ると、すごく頑張ってる感が出るから。そこだけ頑張ればいいっていう。
コツがあるんですよ、息抜く。でもわからないで合宿に来ると全力で6時から頑張るから。よし、頑張れ~って」と荒川さん
「あの…長久保先生にすごく怒られたのを憶えています。
静香~ってすごく怒鳴られていたのをすごく憶えています」と真央ちゃん
フィギュアと向かう中で…
「なんか学校の息抜きをスケートでして、スケートの息抜きを学校でしてっていう感じだったので。逆に学業を終えちゃって、大学を卒業してからが苦しかった。スケートだけになっちゃってからが」と荒川さん、真央ちゃんに「ずっとスケートじゃないですか。なにで息抜きをして」
「あまり息抜きなかったかもしれない」と真央ちゃん
「楽しかったのかもね、スケートが」と荒川さん
「ずっと楽しかったわけでもないんんですけど。子供時代は比較的楽しく」と真央ちゃん
「オリンピック苦しくなったのはいつぐらい?」と荒川さん
「16とか? ずっと楽しいだけじゃできないな、みたいな」と真央ちゃん
「わかり始めた?」
「はい」
浅田真央 試合への恐怖「楽しいだけじゃできない」
「真央ちゃんが初めて、つらさを感じたのは何につらさを感じた?」
「私は自分の思ってる演技ができなくなっちゃったんですね、試合で」
「16歳ぐらい?」
「17ぐらいですね。なんか失敗するとそれが恐怖になっちゃって。試合で自分の思うような演技が全然できなくなっちゃった時から、それから自分の体型の変化とか、ジャンプが跳べなくなっちゃって。その時ぐらいから結構きつかったですね」と真央ちゃん
「へ~え、これは話してみないと全然そんなふうに。外から見てたら、真央ちゃんは順調に育ってて。最初、小さい頃はやっぱり緊張して、お姉ちゃんは練習をあまりしなくても力が……真央ちゃんは練習してるのに試合ではできない、て感じだったけど。それからはなんとか順調に、こう伸びていったような気はしてたけど。やっぱり16歳、17歳ぐらいにはつらい時期があったんだ」とみどりちゃん
「ありましたね」と真央ちゃん
「私、見ててわかる…」と荒川さん
「感じましたか?」と真央ちゃん
「やっぱりシニア3年目ぐらいから天真爛漫にスケートと向き合ってるだけじゃなくいったのを、苦悩が見えてきた。そうそれこそ練習でできているものが本番になるとちょっと慎重になる感じ? もっと簡単に楽しくやれてたところから見てたせいか、ちょっと感じた」と荒川さん
「それぐらいが結構スタートですね。恐怖を憶えたっていうか」と真央ちゃん
納得するみどりちゃん
伊藤みどり×荒川静香 現役時代 抱えていた葛藤
「それそれスケーターの皆さん、そういう時期があると思うんですけど。みどりさんとか静香さんはいつぐらいにそれを感じたんですか」と真央ちゃん
「中学校にあがったくらいからもう反抗期が始まっていて、親元離れて山田先生のところで生活をしてたので、そのスケートの流れが家にも流れていたので、反抗ばっかりして。
怒られたり、うまくいかなかったものがどうしても家に帰ってきても、家は家でしなきゃいけないんだけど、その流れが……どうしても続いちゃっていて」とみどりちゃん
荒川静香が浅田真央に学んだフィギュアとの向き合い方
「やっぱり13、4歳ぐらいまでは思うようにジャンプも跳べるし。なんか、あまり苦労はしなかった。けど、そこからちょっとやっぱり変化が。体型も気持ちも起き始めて。
高校1年生の時に長野オリンピックのあるシーズンだったんですよ。だからそこまではなんとかその目標とか夢とかあるから、変化があっても何とかかんとかやれてたけど。そこから1回切れちゃったというのはある。満足しちゃったというか、出たことだけで。その時にそれこそ14、5歳?の真央ちゃんがバーンっと出てきて、ハ~ってすごく輝いて、笑顔とかも見えて。やっぱりスケートっていうのはこうやって生き生きと向き合っているからこそ輝けるんだなっていうのをすごく感じて。どうスケートと向き合うか、ということを真央ちゃんを見ながらすごいヒントをもらってましたね。もう全然何か、やりたいとかやれるとか希望が見えない時期だったので、すごく希望に溢れた真央ちゃんの姿というのは、すごく刺激的でした」と荒川さん
「私もスケート人生を振り返るんですけど、あの時期が一番良かったと思います」と真央ちゃん「怖い物もないし」
「インタビューをさせてもらったときそういう――」
「楽しいし、試合でもできないことできちゃうし」
「本当に楽しそうね。スケートのことだけじゃなくて、一緒にね、中国行ったら、何か会話とかがやっぱり社会人と中学生だから何をしていいのかわからないから。中国来て楽しいことあった?って。“動物園に行きました~っ”ってGPシリーズのときに言ってて。そうだよなぁ、楽しんでるなぁって思って」
浅田真央無敵の時期 試合前に観光
「試合前、凱旋門を登ってたりしたんですよ、考えられない、今だったら全然考えられないんですけれども」
「しかも朝到着便でその日練習来て、なにか3周ぐらいしたらもうトリプルアクセルとか跳んでるから」
「本当ですかぁ? それはちょっと忘れちゃってた」
「なんだろうねぇ、このわたしたちの陰の感じ、みたいな」
「無敵ですよ、本当に。若いってすごいなって」
メダリスト3人 それぞれの全日本選手権
「何連覇ですか?」と荒川さん、みどりちゃんに
「8プラス1」
「8連覇ですか」
「プラス1というのは?」と真央ちゃん
「1回引退して、優勝できたので。8プラス1かな」
「9だ」と真央ちゃん
「9」と荒川さん
「9かな」とみどりちゃん
「3人の中で真央ちゃんが一番回数出ているかもしれない」
「と、思いますね。私、12歳のときから出てて、1回休養して、1回休んでるんですけど、26で引退したのでそれまではたぶん毎年出てると思います」
「12から26までだから13?」と荒川さん
「1回休んでるので12回ぐらいです」
「やっぱり全日本は緊張するよねえ」とみどりちゃん
「事の大きさをわかってきてからの全日本、苦じゃなかったですか」と荒川さん
「やらなきゃいけないノルマになってきて、国際大会より全日本が一番きつかった……」とみどりちゃん
「えっ、そうですか。私全然違って逆なんですよ」と真央ちゃん
「本当!?」と驚くみどりちゃんと荒川さん
「私なんか」
「大人になってからも?」と荒川さん
「なってからも」
「全日本大丈夫だった?」と荒川さん
「子供の頃から全日本は絶対っていう謎の自信があって。
海外へ行くとやっぱり応援が少ないですよね。日本人の応援が少ないのでちょっと心細いんですけど。日本帰ってきて試合に出ると、応援がすごいのでなんかそれがパワーになって」と真央ちゃん
「みんな最初は出たくて出たくて出て、2、3年は楽しくできるんだけど、そこから次の年の運命が決まることを知ってからはすごくプレッシャーが大きかったです」と荒川さん
「え、でもオリンピックの年の全日本は選考がかかっているので、それはもうホントにオリンピックと同じぐらい緊張はしましたね」と真央ちゃん
「私、逆だ」と荒川さん
「え、逆!?」と驚く真央ちゃん
「もうそこでダメならだってダメなんだもん。潔い、みたいな感じで」と荒川さん
「さすがクールビューティー」と褒めるみどりちゃん
「違うんです。選考方法が違ったから、全日本だったら一同に集まって決めるじゃないですか。潔いじゃない?って思えたんです。これで決まった順だよ」と荒川さん
後進育成・選手寿命 今と昔で変化した?
「でも結構フィギュアスケート界って若手のスケーターがどんんどんどんどん出てくるイメージですよねぇ」と真央ちゃん
「押し上げる力があったりとかね」と荒川さん
「なかなか20代後半で活躍できるスケーターっていないのはなんでなんですかね?」と真央ちゃん
「でも、選手寿命は延びたよね。やっぱり今トレーナーさん、栄養士さんの手でいろいろひとりのアスリートに対して……」とみどりちゃん
「近年はずいぶんね」と荒川さん
「そうだよね、そのへんは。だから選手寿命は延びてるんだと思うんだけど、やはり若さの勢いがあるからとか」とみどりちゃん
「それこそ真央ちゃんとか、あっこ(鈴木明子さん)とかが長く選手として頑張っている姿を見たから『あ、そこまで頑張れるんだ』っていう気持ちには。今の坂本(花織)さんとかもそうだけど、繋がっているんじゃないかなって思うんですよ」と荒川さん
「で、また新しいショーを。2人フレンズだったり自分のショーであったり。リンクまで作っちゃった……」とみどりちゃん
浅田真央 「MAO RINK」設立
MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI
今年11月 東京都立川市にオープンした浅田真央プロデュースのスケートリンク
「すごくない? 私たちから見たら」とみどりちゃん
「いえ、でも本当にご縁で」と真央ちゃん
「考えもできなかった部分ですよね」と荒川さん
「やっぱりその貢献度は真央ちゃんすごいことだよ」とみどりちゃん
「ありがとうございます」と真央ちゃん
「ここからだなぁと思います。やっぱりできてからが次のスタートだと思うので。できて良かったなっと思うんですけど。ここからまた何か違うカタチでスケートに貢献できたらいいなと思いますし、今しかできないことをやるっていうのは、思ってますね」と真央ちゃん
「MAO RINKから全日本選手を輩出する……」と荒川さん
「それは……」と真央ちゃん
「その日がきたら」と荒川さん
「やはりご縁とかも大切でそのご縁に恵まれたので、そうやってMAO RINKを作らせてもらって」
「滑りたい!! あたしも滑りたい!!」みどりちゃんいきなりだだをこねる(笑)
真央ちゃん、みどりちゃんと同じアクションで「ぜひ来てください」
「滑りたい!!お願い、滑りたい」とみどりちゃん必死!
「ぜひ来て下さい」と真央ちゃん
「第一号所属の選手で――」と荒川さん
「ほんとう? ほんとう?」とみどりちゃん歓喜の声
「試合もできるくらいの大きさなので、ぜひみどりさん、レジェンドスケーターで」と真央ちゃん
「ホント?」とみどりちゃん、「お願いします」と真央ちゃんと固い握手
国際競技会で再認識 フィギュアスケートの魅力
「……てか、みどりさん競技、出てますよねぇ。そのニュースを必ず夏は」と荒川さん
「もう恥ずかしながら未だに趣味で滑ってる」とみどりちゃん
「国際試合」と荒川さん
今年約30カ国から総勢500名以上のアダルトスケーターが集う国際アダルト協議会にて連覇を達成
ライフワークとしてのフィギュアスケート
「まあ現役引退して、プロスケーターとして、仕事として滑って。今は趣味として自分のライフワークとして滑ってるから、本当にスケートを楽しみながら滑れてる、それをこう発揮できる場所が大会で。一応勝ってはいるんだけれども。
でもリスペクトされるのは60代とか70代とかの人が人生のライフワークとしてフィギュアスケートをしてる人たちがすごいリスペクトされてるの。これは本当にフィギュアスケートはやっぱり人生を謳歌できる生涯スポーツなんだということがわかる。今見ているだけじゃなくて誰もがフィギュアスケートをやりたいって思ったら、やれる時代? 普通だったら小さいときからじゃないとスケーターになれないとか、選手になれないとか思ってしまうけれども、今は大人からでもフィギュアスケートを始められる時代になって、そのモチベーションを国内の大会でもアダルトの大会もあるし、どこにモチベーションを持っていくかによって出方が違う。もっと幅がフィギュアスケートからも広がる。というところにいさせてもらっているので、すごく楽しくフィギュアスケートが滑れている。仕事じゃないし、自分が好きで滑っている今、だから若い頃には戻ってる」とみどりちゃん
「プロを仕事という感覚でした?」と荒川さん
「う~ん」と悩むみどりちゃん
「競技」から「プロ」へ 意識は変わった?
「え~っ!? 仕事じゃないの」とみどりちゃん
「仕事ですけれども、アイスショーをひとつ作りたくて引退したせいか、今のほうがってのはありますけど。実感があるというか。逆に競技のほうがノルマ…真央ちゃんはどうですか」と荒川さん
「私……うーん、試合も仕事って思ってました」と真央ちゃん
「え~っ!!」と驚くみどりちゃん
「背負ってるプレッシャーがもう12、3歳から世界のトップを求められて、常に注目されての」と荒川さん
「だから逆に私も、もちろんプロになってからも仕事なんですけど、スケートの幅は広がるので。何か楽しんで、大変なこともあるのですけれども、こう、自分がやりたかったらやるし、やりたくなかったらもうやらなくてもいいわけなので、そういう意味では今のほうが楽しめてるのはあります」と真央ちゃん
「真央ちゃんが引退してからできた新しい趣味とかはあります?」と荒川さん
「キックボクシング」と真央ちゃん即答
浅田真央 最近どハマりしてる趣味
「キックボクシングにハマっちゃって」
「それ、エクササイズの一環ですか」と荒川さん
「はい、そうですね、で、やってたんですけど、やっぱりちょっと足首痛くなっちゃって」
「蹴りすぎて?」
「蹴りすぎちゃって。で、ショーがあるので1回辞めてたんですけど、またえばらす?終わってから週一通ってるんです」と真央ちゃん
「楽しい?」とみどりちゃん
「それがすごく楽しいです」
「ストレス発散?」
「完全にストレス発散ですね。パンチしたり、キックしたり楽しい……」
「やるならストイックにやる」と荒川さん
「なんでもハマってしまいそう」とみどりちゃん
「試合に出たいなぁって思って」と真央ちゃん
「ええっ!!」とみどりちゃん
「試合あるの?」と荒川さん
「あります、ありますアマチュアの試合とか」
「エクササイズだけじゃなくても戦う?」と荒川さん
「はい」と真央ちゃん
子育てとスケートの両立 必死にこなす理由
「静香さんなんか、子供産んでも、まだプロスケートしてるから両立なんかどうしてる?」とみどりちゃん
「できてない」と荒川さんすっぱり
「この前も一緒に滑らせてもらったんですけど、すごくパワフルだなと思って」と真央ちゃん
「必死。また常に崖ですね(笑)どっちか気を緩めたらもう崖って感じの……」と荒川さん
「すごい尊敬リスペクトできる両立……」とみどりちゃん
「趣味は今、一切持てる余裕がないので、目の前に来たことを一生懸命やっつけてる状態」と荒川さん
「自分の時間はないですよね、滑って」と真央ちゃん
「滑ってる時間が自分の時間」と荒川さん
「子育てして、別の仕事をして、だと」と真央ちゃん
「そう。だからやっぱり時間の使い方だけが今一番難しいなっていうのもあって。でもどれも今しかできないことかなって。夫と向き合うこともそうだし。スケートも限りがあるし。でもプロになったスケーターに、何かもうスケートに一生懸命になりすぎて、子供も持てない、結婚もできない、というんじゃなくて、結婚しても子供がいてもこんな必死だけど何とかやろうっていう気持ちがあれば、できるんじゃないかって思える……」と荒川さん
「それも静香さんが今先頭を歩んでいるよね」とみどりちゃん
「結婚する選択肢とか、子供を持つ選択肢、スケートをやる選択肢、誰かの選択肢の希望になれればいいなってあります。必死になれる」と荒川さん
「日本のスケート界の歴史を、みどりさんから始まって静香さんがつないでくださったので私もそれにつなげていけましたし、本当にスケート界の次につなげたいと思います」と真央ちゃん
「MAO RINKができてね」とみどりちゃん
「どんどん新しい子もたぶん出てくると思う。楽しみにしています」と真央ちゃん
「みんながまたスケートの先にどこに向かうのか、……」と荒川さん
言い訳がましいのですが、この荒川さんの後の言葉は追いかけることができます。が、最後のところゆえ、バック慌ててしたのですが叶わず、CMが()邪魔して。
どこに画像もそうなのですけど、本編の音量は小さいクセに、CMになるとなぜか大音響。
まあ、大体内容はわかりますから――。
ノーパソ買い換えたほうがいいとは思いつつ、画面が出る以上、廃棄するのはつらい……。
とはいえ、今は仕事で使ってないからいいとしても、
こののろさは効率悪い。
現在、全日本フィギュアを珍しく見ながら、でしたけど、
紀平梨花ちゃんが出場できていないのが悲しいです。
クリスマスはずれたので、ジュニアの島田麻央ちゃんの活躍を期待したいと思います。
うれしい東京土産といえば?
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