8年そろそろ3か月経とうとしている、延命中のノーパソの画面が上下にガタガタするため、『秘密衝撃ファイル』を追いかけることをやめていました。が、間違えてこられているのかもしれませんが、それでもよく覗いてもらえているみたいで打ち込んだ甲斐があった、と思いますとうれしい限りです。

画像ありませんので、なんとか文字でわかるようにしているつもりではありますが――

 

能書きはこれくらいにして、今月12月5日放送のテレ東さん、『世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル

男女の秘密ワケあり事件SP】有名モデル夫婦殺人』を。

謎の焼死体秘密人気モデル夫婦の秘密

残虐な真犯人は誰だ?

事件の概要は――

(ほぼ引用させていただいたのですが、ここに脱字ミスが笑 勝手に訂正して打ち込みました)

アメリカ・ラスベガス。

全焼した車の中から女性の遺体が発見され、顔にはデスマスクのように粘着テープがまかれていたのです。

一体なぜ?

車の所有者は人気の女性フィットネスモデル。

その夫も有名なボディビルダーでした。

ところが検視の結果、遺体は夫婦のマネージャーだったことが判明。そして、捜査線上に浮上したのは、世間から注目を浴びる人気モデル夫婦。2人には世間には知られたくない裏の顔があったのです……。

果たして、真犯人の正体とは?

ドクロ ドクロ ドクロ ドクロ ドクロ

 

アメリカ・ラスベガス郊外の荒野で残虐な事件が発覚する。
それは近くに住む少年が父親と遊びに来たときのことだった。
「なんだろう、これ……」
少年が見つけたのは――焼け焦げた車。
「トム、どうしたんだ?」
「車が燃えちゃったみたい」
「ここにいろ」
「どうして?」
「近づくと危ない」
父親だけが車に近づく。心配そうな息子のトム。
「なんだ、このニオイは」
異臭が漏れてくるトランクを開けると――

「下がってろ、見るんじゃない」とトムの目を手で覆う父親。
それは、想像を絶する残酷な光景だった。
顔を銀のテープで覆われた女性の遺体。
通報を受けて警察が現場に駆け付ける。
車は窓の全てが焼け落ち、シートも原形をとどめないほど消失していた。
(実際の写真から)

まだらに変色したボディが火災の激しさを物語っている。

「昨日はここに、この車はなかったんですね?」
「ありませんでした。なっ」と父親は息子に。
「今日初めて見ました」
現場で指揮を執ったのはスミス捜査官とマーフィー捜査官。
スミス捜査官『こんなひどい状態の遺体は今まで見たことがない』
それはベテラン捜査官でさえ目を背けたくなるほどの地獄絵図。遺体は全身が布団にくるまれていた。そして、最も異様なのはまるでデスマスクのように顔面を覆っている銀のテープ。女性の身元を示すものは何ひとつ見つからなかった。
現場の状況から、事故や自殺とは考えづらい。警察は身元不明女性の殺人事件として捜査を開始することに。

地獄の炎に焼かれた女性の遺体。
警察が捜査を進めると数々の不可解な謎が浮かびあがる。
「タイヤ痕が2種類」
現場に残された多くの物証。
遺体から見つかった謎の傷。
そして、事件はボディビルダーの夫とフィットネスモデルの妻、世間の注目を集めるパワーカップルが関係していたことが判明する。
「あのオンナ、許せないわ。私を裏切りやがって」
「あんた、いつから嫉妬深い筋肉おばさんになったわけ?」
「なによっ!」
夫婦には周囲に隠していた裏の顔があった。

執念の捜査で暴かれていく真犯人の正体。そして――
「顔をテープで隠しただけではすぐに身元が判明してしまいます」
「だとすると本当の目的は別にあったのか」
遺体の顔を銀のテープで覆った戦慄の動機とは!?

ラスベガス謎の焼死体ミステリー
デスマスクに隠された憎悪


人里離れた荒野で発見された身元不明の女性の遺体。
捜査官が鑑識班と共に現場をくまなく検証していくと、いくつもの奇妙な物証が見つかる。
「これを見てください。ガソリンの容器です」
遺体と一緒にトランクに積まれていたのはガソリンを入れる容器。さらに、車の近くに1冊の本が落ちていた。その本の間から1枚のレシートが見つかる。そこにはホームセンターで着火剤とガソリンの容器を購入した記録が!
レシートの日付は前日の午後8時23分だった。
さらに――現場にはトランクに遺体が乗せられていた車のタイヤ痕と、もう1つ別な車のものが残されていた。
この時点でスミス捜査官は事件をこう推測した。
犯人は何らかの方法で女性を殺害したあと、顔にテープを貼り付け、全身を布団にくるんでトランクへ。
そのあと共犯者と共に2台の車で死体遺棄現場へ移動。
遺体を乗せた車に火を放った。
つまり、この事件の犯人は少なくとも2人以上ではないか?
そして、遺体ごと車を燃やしたのは証拠隠滅のためではないかと考えた。
一方でスミス捜査官は現場で見つかった物証に違和感を覚えていた。
「犯人はどうしてこんなことをしたんだ?」

■犯人の謎の行動①
なぜ犯人は重要な証拠となり得るガソリンの容器を置いていったのか。
■犯人の謎の行動②
なぜガソリンの容器などを購入したレシートを本に挟んでおいたのだろうか。
その本が完全に燃え尽きなかったのは単なる偶然だったのだろうか。
■犯人の謎の行動③
もう1つ。なぜ殺害した女性の顔をまるで仮面のように銀のテープで覆ったのか。
他に何か手掛かりはないか周辺を調べていると――
「捜査官、こんなものが落ちてました」
それは燃えた車から剝がれ落ちたナンバープレートだった。
「車のナンバー照会を頼む」
すぐに車の持ち主が判明する。
所有者はラスベガス在住の女性、ケリー・ライアン(33歳)だった。
「あのケリー・ライアンか?」
ケリー・ライアンは国際舞台で活躍するフィットネスモデル。数々のイベントに参加し、アクロバティックなパフォーマンスで観客を沸かせる有名人だった。


この事件を取材したジャーナリストのフリーマンは、ケリーについてこう語る。
「ケリーは“フライング・ライアン”の異名を持ち、ダイナミックな演技を得意としていました。美貌も兼ね備えたケリーは多くの雑誌で表紙を飾り、複数の企業とスポンサー契約を結んでいました」
ケリーの名前を世に広めた理由は、もう1つあった。
ケリーより7つ年上の夫・クレイグ(40歳)。
クレイグもまた有名なボディビルダーとして活躍していたのだ。
「クレイグは全米の大会で常にトップ10に入るほどの実力者で、彼を支持する熱狂的なファンも大勢いました」
 

人気フィットネスモデルの妻ケリーと、有名ボディビルダーの夫クレイグ。
パワーカップルと呼ばれ、世間の注目を浴びる夫婦。
その妻が何らかの理由で事件に巻き込まれたのだろうか?

事件を担当したトムシェック検察官は当時の捜査状況についてこう語る。

「車の所有者が判明したときの捜査官の意見は一致していました。トランクの遺体はケリー・ライアンである可能性が非常に高いと」
銀のテープで顔を覆われた女性の遺体は人気フィットネスモデル、ケリーなのか?
捜査官はラスベガス郊外のケリー夫婦の自宅へと向かう。

チャイムを鳴らす捜査官。
だが、ここで思いがけない㊙ミステリーな現実に直面する。
そこに現れたのは――
遺体で発見されたと思われていたケリー本人だった。

トムシェック検察官「捜査官たちは面食らったそうです。
ならばあの遺体は誰なのか? 謎は深まるばかりでした」

「あなたの車が放火されたようです」
焼かれた車の写真を見せられたケリーは「何よこれ」
自分の車が燃やされた状態で発見されたことに驚くケリー。
そして――
「トランクから女性の遺体が発見されました。心当たりはありませんか?」
「昨日、車をメリッサに貸したの。
メリッサ・ジェームス。私たち夫婦のマネージャーです」
有力な情報だった。
28歳のメリッサは1年前からケリー夫婦の仕事をサポートしているマネージャー。
「夫も私も仕事が忙しくて、数か月前からはこの家に住み込みで働いてもらってます。
私たちは昨日、友人と食事会をしていたんですが、その前にメリッサは私の車で空港へ向かったみたい」
ケリーによると、昨晩は友人(夫婦の)のメーガンを招いてホームパーティーを開いていた。パーティーが始まる前、メリッサはフロリダの実家に帰省するためケリーの車を借りて空港へ向かったという。
捜査官はケリーの許可を得て、洗面台にあったメリッサのヘアブラシから毛髪を採取する。そして遺体のDNAと照合すると――結果は一致!
無惨な姿となって発見された遺体は、マネージャーのメリッサだった。
何者かの手によって28歳で未来を奪われてしまった。
 

突然、娘の死を聞かされた母親マウラ本人はそのときの心境をこう語る。
「あの日、私は空港で娘の到着を待っていました。だけどとうとうメリッサは現れませんでした。警察から連絡をもらった時はショックで頭が混乱して、それからのことはあまりおぼえてません」

メリッサとケリー夫婦の出会いは1年前――
フィットネス関連のショップを立ち上げる際に、夫のクレイグがメリッサに協力を頼んだのがきっかけだった。
「ねえ、飾り付けはどう? 他に必要なものはないかしら?」とメリッサ。
「とても素敵よ。このレイアウトはどう思う?」
「とてもいいわ」
「俺のイメージした通りだ」
「オープンが楽しみね」
「ほんと」
「あーら、ずいぶんとはかどってるじゃない」とメーガン。
夫婦の友人メーガンは、オープニングパーティーの衣装を担当していた。
「これなんか素敵じゃない、着てみよう」
「メリッサはこれよ」
「はーい」
そして、このショップを手伝っていた人物がもう1人。
「うん、似合うじゃない」とケリー。
「すごくかっこいいよ、ボス」とアンソニー。
「アンソニー」とクレイグ。
アンソニーは業界のスーパースター、クレイグを師匠と慕う、ボディビルダーの卵。

ジャーナリストのフリーマン「アンソニーはクレイグを崇拝していました。いつもクレイグの側に居て、積極的に手伝いをしていました」

「ほら、もっと腕を高く上げて。胸を突き出すように。
そうだ!」


夫婦の仕事を手伝い始めたメリッサも、その輪の中に溶け込んでいた。
「メリッサ、とても素敵よ。スタイルがいいから何でも似合うのね」
「ありがとう、嬉しいわ」
夫クレイグ、妻ケリー、夫婦の友人メーガン、クレイグを慕うアンソニー、マネージャーのメリッサ。
実はこの5人が複雑な関係だったことがのちに明らかとなる。
メリッサを殺害した犯人は4人の中にいた!

→スタジオでは「メーガンの顔色がちょっとおかしかった」とか「複雑な顔をしてた」とメーガンに疑惑?

この日、メリッサの遺体の検視が行われた。
そして、ここで死因に関する㊙ミステリーな痕跡が見つかる。
「なんてひどいことを」
火災の影響で銀のテープが顔の表面に癒着し、きれいに剝がすことができなかった。
そしてメリッサの体には殴られたようなアザが複数見つかった。さらに皮膚を詳しく調べると、火災による火傷とは違う、特徴的な丸い焦げ跡が!

トムシェック検察官「強力なテーザー銃による傷でした。
犯人はテーザー銃でメリッサの動きを封じてから、殺したのだと考えられました」

またメリッサの肺を調べると煙を吸い込んでいないことが判明する。つまりメリッサは車が燃やされる前に死亡していたことになる。
では、死因は何なのか?
検視官が血液を検査すると、意外な成分が検出される。

トムシェック検察官「メリッサの体内からモルヒネが検出されました」

メリッサの死因は致死量のモルヒネによるものだった。
スミス捜査官は検視官の報告をもとに事件の流れを推理する。
犯人はメリッサに暴行を加えた後、テーザー銃で気絶させて体の自由を奪う。そして、大量のモルヒネを投与し殺害。顔をテープで覆い、布団で包むと、トランクに乗せて現場へ。ガソリンをまいて車体ごと燃やし、共犯者の車でその場を後にしたのではないか。
しかし、事件にはまだ謎が残っていた。
警察が航空会社に問い合わせたところ、確かにメリッサは遺体で発見される前日、ラスベガスから午後6時30分発フロリダ行きの飛行機に乗るはずだった。
だが、遺体発見現場からはスーツケースや大きなバッグは見つかっていない。さらに――

「顔をテープで隠しただけでは、すぐに身元が判明してしまいます」
「だとすると本当の目的は別にあったのか……」

そう、犯人がメリッサの顔をテープで隠したのには別の理由があったのだ。そこには犯人の卑劣な動機が隠されていた。


捜査官はさらなる手掛かりを求め、再びケリー夫婦の家に向かう。
目的はメリッサの部屋の家宅捜索だった。
そしてここで大きく捜査を前進させる新たな物証が!
「ちょっと散らかってますね」
室内には乱雑にモノが散らばっていた。そこに――
「これは……?」
部屋に開いたままのスーツケースが置かれていた。
旅行の準備をしていたのか、洋服が数着だけ入っていた。そして
「マーフィー、これを見てくれ」
カーペットの上に落ちていたのは――
テーザードットだ
テーザードットとはテーザー銃を発射したときに噴出する丸い紙吹雪のようなもの
これは警察がメリッサの部屋で押収した実際のテーザードット(実際の写真あり)。この部屋でテーザー銃が使われたとしたら、ここがメリッサの殺害現場だという可能性がある。
この部屋に自由に出入りできる人物。
捜査官はボディビルダーの夫クレイグと、フィットネスモデルの妻ケリーに疑惑の目を向ける。地位も名誉も確立した夫婦が何らかの理由でメリッサを殺害したのか。
このあと夫婦の周辺に捜査の手を広げると――

「許せないわ、私を裏切りやがって」とケリー。
「何があったの?」
夫クレイグと妻ケリーの間を切り裂く危険な関係にたどり着く。
秘密ミステリーなセレブ夫婦の裏の顔が明らかとなる。

捜査官たちが訪ねたところは――
「何か」
「スティーブさんですか」
この日、捜査官はクレイグとケリーの友人、スティーブとマンディ夫婦を訪ねた。
そこで妻マンディの口から思いも寄らぬ証言が!
「この前ケリーとビリヤードしていた時のことなんですけど、急にケリーが奇妙なことを言いだしたんです」
その日、マンディによると、ケリーは終始機嫌が悪かったという。そして――
「あのオンナ、許せないわ。私を裏切りやがって」
「ねえ、何があったの?」
「メリッサがクレイグと浮気してるの」
ケリーは、夫クレイグとマネージャー、メリッサの浮気を疑っていたという。
捜査官は夫クレイグを警察署に呼び、詳しく話を聞くことに。
「メリッサはあなたの家で殺された可能性が高い」
「そうなのか? だけど俺は関わっていない」
「ウソをつくな」
「ウソじゃない。俺と妻はあの日は1日中ラスベガスの店で仕事をしてた。家にはいなかったんだ!」
「テーザー銃はどこに隠してある?」
「何の話だ。そんなもの持っていない」
「違法薬物に手を出したことは?」
「あるわけないだろう。そんなことしたらボディビルの世界から追放されちまう」
クレイグは、事件のあった日は妻のケリーとラスベガスのアパレルショップで棚卸し作業をしていたという。

クレイグはメリッサ殺害への関与を真っ向から否定した。
だが――
『メリッサがクレイグと浮気してるの』
メリッサとの浮気に話が及ぶと、こう打ち明ける。
(実際のクレイグの音声が流れました)
「ケリーは私がメリッサを愛していることを知っています。事態は制御不能に陥っていました。妻にこんな仕打ちをするべきじゃなかった、ほんとうに申し訳なく思っています」
クレイグはメリッサとの浮気を認めた。
妻のケリーが疑っていることも知っていたという。

始まりは数か月前に遡る。
この日、ボディビルの大会を終え、クレイグが帰宅すると、
庭のプールでメリッサが1人泳いでいた。
「メリッサ!」
「クレイグ」
「僕も一緒に泳ごうかな」

ジャーナリスト・フリーマン「メリッサはボディビル界のスターに興味があり、クレイグも以前からメリッサに好意を抱いていました」
この日、妻のケリーは出張で家を空けていた。
2人の間に――さえぎるものはなかった。
「メリッサ」
「クレイグ」
クレイグは妻ケリーを裏切り、メリッサと一線を越える。

だが、その禁断の関係は、すぐに妻ケリーに悟られることとなる。
「赤いシャツの在庫は何枚だ?」
「あと26枚よ」
「メリッサ、これなんか君に似合うんじゃないか」
クレイグとメリッサの会話を見つめるケリー。
「派手じゃないかしら」
「とってもセクシーだ」
2人の浮気を疑ったケリーは㊙ミステリーな行動を起こす。
「ねえ、会計が合わないんだけど」
「なんのこと?」
「計算違いじゃないのか?」
「店の金を盗んだでしょ?」
「そんなことしてない」
「メリッサが横領したのよ!」
「何かの誤解だわ」
火花バチバチピリピリ
「急にどうしたの? 一体何の嫌がらせ?
あんた、いつから嫉妬深い筋肉おばさんになったわけ?」
「なによっムカムカ」メリッサにつかみかかろうとしたケリー。
「やめろ、やめるんだ。落ち着け」

ケリーとメリッサの亀裂は決定的なものとなった。
多くのファンを持つボディビルダーの夫クレイグと、人気フィットネスモデルの妻ケリー。

誰もが羨む有名人夫婦は、マネージャーのメリッサを挟んだ泥沼の三角関係に陥っていた。
この危険な関係が発端となり――
妻ケリーがメリッサを殺害したのだろうか?
それとも浮気を後悔したクレイグが、メリッサとの関係を清算するため凶行に及んだのか?
しかし、クレイグとケリーには事件当日のアリバイがある。
午後6時30分発の飛行機に搭乗していなかったことから、この時間までにメリッサの身に何かあった可能性が高い。
だが、クレイグとケリーは午前10時から午後7時までラスベガスの店で仕事をしていたと供述。
夜自宅へ戻ったとき、ケリーの車がなかったため、メリッサはすでに空港に向かったと思ったという。
捜査が難航する中、現場で見つかったレシートの謎も残されたままだ。犯人が車を燃やすために用意したと思われるガソリンの容器。ホームセンターのレシートには着火剤とガソリンの容器を購入した日時が事件当日の午後8時23分と記されている。しかしクレイグとケリーは午後8時から午後11時まで友人のメーガンを招いて自宅で食事会を開いていた。
捜査官は確認のため、友人のメーガンを事情聴取。
「事件が起きた日の食事会は以前から約束していたのですか?」
「いいえ、あの2人は気分屋なのでいつも急に誘われます。あの日も“いいワインが手に入ったからおいで”と言われて伺いました」
メーガンによると、クレイグが仕事の電話で少し席を外すことはあったものの、それ以外はずっと一緒に食事を楽しんでいたという。
つまり、クレイグとケリーにホームセンターでガソリンの容器を購入する時間はなかったことになる。
だが本当にクレイグとケリーのアリバイは本当に成立しているのだろうか。

このあとついに、真犯人が狡猾に仕組んだ事件の謎が解き明かされる。
秘密ミステリーな決定的証拠が真犯人を追い詰める!

地獄の炎に焼かれたデスマスクの遺体
ついに真犯人が判明!凄惨な事件の全貌とは?


真相究明へ、スミス捜査官は重要な証拠品を手に入れていた。それは1本のビデオテープ。事件の日、犯人が立ち寄ったと思われるホームセンターの防犯カメラの映像だった。
レシートに記録されていた午後8時23分。
このとき着火剤とガソリンの容器を購入した人物。
その正体は!?
「こいつは……」
「これで全てが判明しましたね」
→決定的な証拠を捉えた実際の防犯カメラ映像が流れて
そこに映っていたのは、夫クレイグを尊敬するボディビルダーの卵アンソニーだった。
クレイグを師と仰ぐ若者が、メリッサ殺害に及んだのだろうか。

ジャーナリストのフリーマン「他の防犯カメラにはアンソニーがガソリンの容器を運んでいる様子が映っていました。
警察は彼がケリーの車を燃やした事件に関わっていると確信しました」

だが、アンソニーにメリッサを殺害する動機は特に見当たらない。

そこで、捜査官はアンソニーを警察署に呼び事情聴取。
果たしてアンソニーは何を語るのか。
「事件のあった日、なぜ着火剤とガソリンの容器を買ったのか、理由を教えてくれ」
「クレイグに頼まれたんだ」
「クレイグに?」
「ああ、ガソリンも買ってこいと言われた」

アンソニーにガソリンの購入を指示していたのはクレイグだった。
「口止めされてたんだ、クレイグに。
だけど俺、見ちゃったんだ」
あの日、アンソニーは目撃していた。
クレイグとケリーが車に火を放つ、その瞬間を!

捜査官は警察署で別々に夫婦から話を聞いた。
最初は2人ともメリッサ殺害を否定したが、アンソニーが全てを語ったことを突きつけると犯行を自供。
夫クレイグが司法取引による減刑を条件に、妻ケリーと共謀してメリッサを殺害したことを認めたのだ。
警察は夫クレイグと妻ケリーを逮捕。
その後の取り調べで凄惨な事件の全貌が明らかになる。

ボディビルダーとフィットネスモデル、有名人夫婦の信頼が崩れたわけは、単なる三角関係ではなかった。
「あんた、いつから嫉妬深い筋肉おばさんになったわけ?」
嫉妬が憎悪へと変貌した時、取り返しのつかない悲劇が待ち受けていた。
その秘密ミステリーな真相とは!?

1年前、メリッサがケリー夫婦の仕事を手伝うようになると――
「メリッサ、とても素敵よ。スタイルがいいからなんでも似合うのね」
「ありがとう、嬉しいわ」
妻のケリーは新たなスタッフのケリーに、ことさらに優しく接する。
実はこの時、ケリーはメリッサに特別な感情を抱いていた。
時を重ねるうち、2人は距離を縮め、恋愛関係に発展する。

ジャーナリストのフリーマン「ケリーはメリッサに好意を持ち、メリッサもケリーの思いを受け入れました」

数か月後には妻ケリーの提案で、メリッサを家に住まわせるようになった。だが、この決断が悲劇を招いてしまった。

メリッサは夫クレイグとも関係を結んでしまう。
同時にケリーとメリッサの関係は終わりを迎える。
「店の金を盗んだでしょ?」
「そんなことしてない」
「メリッサが横領したのよ」
メリッサとクレイグの裏切りに対して、ケリーは怒りを抑え切れずにいた。

このままメリッサとクレイグの関係が深まれば、夫婦は破綻する。離婚ともなれば、フィットネスモデルの仕事に大きく影響するだろう。スキャンダルだけは絶対に避けたい。
ケリーはメリッサの解雇を決断する。
運命の事件当日――
「ケリー」
「もうガマンできないの」
「わかった。僕は君の決断に従うよ」
有名ボディビルダーのクレイグもまた、メリッサとの浮気を続けることに危機感を憶えていた。
「彼女には出て行ってもらいましょう。そうすれば私たちやり直せるわ」
そのとき――
「嫉妬に狂うおばさんほど醜い生き物はいないわね」
夫婦の会話を聞いていたメリッサが、感情にまかせた言葉でケリーを激怒させてしまう。
「何ですって! 許さないっ!」
「なによっ」
「言い過ぎだぞ!」
修羅場――
「てめえ、よくも俺に手を出したな」
このあと、メリッサの決定的な一言によって夫婦の心にどす黒い殺意が芽生えてしまう。
→スタジオでも「ひどい」「ひどい話だな」と口々に

有名人夫婦に芽生えた黒い殺意
被害者の顔を銀のテープで隠した理由


やめろっ! 全部マスコミにバラしてやるからなっ!!」

全部マスコミにバラす”この言葉に夫クレイグも妻ケリーも凍り付く。今まで築き上げてきた富と名声が失われる……それだけはなんとしても避けたかった。
どんな手を使ってもメリッサの口を封じなければならない。
夫婦の心にどす黒い殺意が芽生える。

テーザー銃でメリッサの気を失わせると、クレイグが持ち出したのは違法に入手していたモルヒネ。
メリッサに大量のモルヒネを投与して殺害。
さらにこのあと、クレイグは驚きの行動に出る。
メリッサの顔を銀のテープで覆ったのだ。

ジャーナリストのフリーマン「クレイグは取り調べで“メリッサの顔を見たくなかったからテープで覆い尽くした”と供述しました」

突然命を奪われたメリッサの目が、クレイグに向けられていたという。クレイグはその視線に怯え、顔をテープで隠したのだ。
そしてメリッサの遺体を布団でくるむと、ケリーの車のトランクに運ぶ。
「このあとどうするのよ」
「夜になったら片づけよう」
クレイグはアリバイ作りのため、友人のメーガンを招いて食事会を開き、その間にアンソニーにガソリンや着火剤を購入するように指示。
深夜2時、クレイグは再びアンソニーに電話。
「もしもし――今からかい?」

「わかった。すぐ行くよ」
クレイグとケリーはトランクにメリッサの遺体を乗せた車でアンソニーと合流。
「ガソリン買ってきたよ。だけど何に使うんだい?」
「実は新しい事業を始めるために、急に大金が必要になってね」

トムシェック検察官「クレイグは保険金を手に入れるためにどうしても車を燃やさなければならない”とアンソニーに説明したそうです」
保険金詐欺になるのでこの夜のことは絶対に口外するな、とクレイグに強く口止めされていたという。
「口止めされてたんだ、クレイグに」

アンソニーは燃やされた車のトランクに、メリッサの遺体があることは知らなかったという。
最後にクレイグはアンソニーからガソリンの容器を購入した際のレシートを受け取ると、それを本に忍ばせて現場に放置した。そう、自らのアリバイを成立させるために――

穢れた三角関係を続け、お互いに浮気を繰り返しておきながら、最後は我が身の保身のためだけにメリッサを殺害。
有名人夫婦が犯した身勝手極まりない殺人に、いかなる裁きが下るのか?


妻ケリーは第一級放火罪と傷害罪で有罪
15年以下の禁錮刑

夫クレイグは第一級放火罪、及び第一級誘拐罪
第二級殺人罪で有罪
51年以下の禁錮刑が言い渡された。
 

 

視聴してみての感想ですが、最初は被害者にものすごく同情し、いくら何でも……って気持ちになりました。

ですが、こんなこと言うのもいろいろ問題があるかもしれませんが、被害者も自業自得ではないでしょうか。だからといって、殺されていいわけだとは申しません。

とはいえ、被害者も加害者も目くそ鼻くそでしょう?

言葉も暴力であり、凶器だと思いました。

売り言葉に買い言葉でも、本人に向かって放っていい言葉と絶対言っちゃいけない言葉ってあると思います。

 

28ってそんなに若いのでしょうか。

ケリーは33。5つしか違わないのに「おばさんは醜い」とかないですわ。そういう言葉を発しているあなたこそが醜いのにね。(この役者さん、すごい形相でした。演技力?それとも素?)

 

この事件って、防カメの映像がビデオテープというところ、やはり何年も前の実際の事件なのでしょうか。

それにしてもクレイグ。証拠をわざとらしく落としたの、アンソニーに罪をなすりつけるつもりだったのでしょうか。

自分を慕ってくれている若者に。

そう考えますと――。

 

お願い最初に謝っておきます。

大量の文字数ゆえ、誤字脱字お許しくださいませ。

一応チェックをしましたが、なにせ1万文字超えしてますゆえ。飛ばさないで読んでくださった方には感謝いたします。

 

 

実録事件の番組は、テレ東さんのこの『世界が騒然!~』が1番かもしれません。追いかけている本数が増えてますもの。

 

 

 

 

姉にしたい有名人は?

「姉にしたい」ではなく、

東京のお姉さんは2人います。

田中真弓ちゅわんと小山茉美リンルンルン

10代のころからずっと、

今でもお姉さまです。

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