第49回 西方地区 とんど祭り
1月17日、西方小学校のグランドで行われた「西方とんど祭り」に参加してきました!(*´ω`*)
とんど祭りは、お正月の伝統的な行事で、書き初めやしめ縄や松飾りなどを積み上げて焼いて、神様を天上に送り、この1年を元気に暮らせるように無病息災を祈る習わしだそうです。この火にあたると健康で安全に過ごすことができるとのことでした。
とんど祭りは神事で始まりました。
神主さんが何やらむにゃむにゃと唱えておられたのは、「祓詞(はらえことば)」や「祝詞(のりと)」ではないかと思われます。
後ろには申年の方々が並んでいました。
神主さんはしめ縄などにお酒や塩を撒き、申年の方々も何名か供えた後、点火が始まりました。
一気に全体に火が広がって、その煙が上の竹の笹まで上がって、とても迫力がありました。パチッ、パチッ、バーン!という大きな音に驚きましたが、寒い中とても温まることができました。見上げてみると、灰がたくさん撒っていて、今年が良い年であるようにお願いしました!
燃えているものの中には、タンスのような大きなものや、最後には机も焼いておられたのでびっくりしました!
テントではつくりたてで ほかほかの豚汁とぜんざいを配っておられ、私たちもいただきました。
豚汁は大根、こんにゃく、人参、豚肉、えのきなど、ぜんざいは小豆とお餅が入っていて、どちらも美味しかったです(^o^)
おかわりも自由で、たくさんの人が食べていました。
中には「3杯目!」といってぜんざいをおかわりする小学生もいました。
「育ち盛りだな~~」そんな風に思い、ほのぼのしました。
ちなみに、私たちもおかわりをしました
(=´∀`)人(´∀`=)
たくさんの方への愛情がこもったぜんざいと豚汁は とても美味しかったです!
火の中にお餅を入れて焼いている人がいましたが、なんと、スルメを、しかも、なかなかのサイズのものを焼いておられる方には少しびっくりしました( ´ ▽ ` )
黒く小さくなっていく竹やタンス、柔らかくなっていくイカを見ながら、同じく隣で見ていた西方の奥様方とお話しました( ´ ▽ ` )ノ
なんと、奥様方は元保育士でした!
私が短大に通っていることを伝えると、
大学にある「子育て支援広場 にこたん」の話になりました。
最近は核家族化で、家庭内で子育てについて相談できる相手がいないため、にこたんのような広場はとても重要だと話されていました。
広場は、親と親・子と子・親と子をつなぐことができます。
同じ悩みをもっている人と出会えることで「自分だけではない」と思えたり、その悩みを経験した人から「そんな時は私はこうしたよ」、「こうすると良いよ」と教えてもらえたりすることもあります。
親が安心し、心に余裕ができることは、子どもにとっても良いことだなと思います(*^_^*)!
孤独と不安を和らげられる、そんな場になっていると改めて気付き、にこたんを誇りに思いました(*^^*)
同業者の先輩方と、保育士として・親としての様々な視点から、保育の話ができて、とても充実した時間となりました(*^^*)
また毎年とんど祭りでは抽選会も行われます。
まず地区名と名前を紙に書いて箱に入れます。
当たれ~~当たれ~~とお願いしながら箱に入れました(笑)
そして、いよいよ抽選です!
景品はとてもたくさん用意されていました。
お菓子の詰め合わせやラーメン、カレーのルー、また1等~3等は新見食肉さんから高級豚肉(ピオニーポーク)&高級牛肉(千屋牛)などさまざまでした!
私たちの成果は!!
ラーメンとどら焼きの詰め合わせが当たりました(((o(*゚▽゚*)o)))
そしてなんと!
ゼミ担の八尋先生は「2等」のお肉、ピオニーポーク!!
ちなみに先生は昨年も「3等」のピオニーポークを当てています。
なんとも悔しい(;_;)
なんという悪運の強さ!
この日の早朝、先生は、神戸の1.17のつどいに参加されたため、27時間ほど寝ておられないとのことで、「寝る!」と、ひと先に帰られていましたが(笑)……
ということで先生の代理人として、先生のご家族の方が高級豚肉を受け取りましたので、一緒に写真を撮りました!
今年はこんなに楽しいとんど祭りに参加させていただいたことで良い一年になるのではないかと期待しています!
みなさまの幸せも心より祈っております!
※次回のにいみ探検隊は記念すべき第50回を迎えます!
第48回 石蟹駅(いしがえき) 後編
後編は、石蟹駅の管理人をしていらっしゃる小川さんに教育・保育について伺った興味深いお話です。
石蟹駅は新見駅の隣の駅です。電車以外にも、大学や駅にも停車する市内循環型バス「らくるっと」を利用して行くことが出来ます。
私たちは らくるっとを利用したのですが(初めて利用する学生ばかりでした!)、運転手さんの気持ちの良い挨拶と乗客の皆さんに対する温かい配慮がとても心地良く感じられました。
取材は石蟹駅の管理室でさせていただきました。
「寒かったでしょう」と温かい昆布茶を淹れてくださりました。とても美味しかったです(´-`)♪
小川さんは石蟹駅の管理人をされて30年近くにもなるそうです。
なんと、JRとして民営化される以前からお勤めされているのです!
長きにわたり毎日 地域を見守られている小川さんに、地域と子ども、親子との関わりについてお聞きしました。
小川さんが幼少だった頃は、地域の子どもも自分の家の子どものように叱ってもらえ、褒めてもらえたそうです。
地域のあたたかみを感じられると仰っておられました。
今日ではテレビやゲーム、携帯があることが当たり前となり、外に出ない子どもが大勢います。
ですが、昔はそういった物もなく、外で遊ぶことが必然だったそうです。
また、クーラーもなかったため、自然とうちわを片手に取り、外に出て、みんなで集まって遊んでいたそうです。
地域との関わり以外にも、最近は家庭でも分離していると小川さんは仰いました。
食事を共にすることが少なかったり、家族が集まる時間があったとしても、直ぐに自分の部屋に戻り、1人の時間が多くなる等…。
私自身、心当たりのあることばかりで考えさせられる事でした。
知らず知らずの内に、家庭でのコミュニケーションも希薄になっているのだと痛感しました。
また、子どもの姿についてもお話してくださいました。
子どもの反応が変化しているそうで、大人に反抗し、たてつく子どもが多いそうです。そして、自然と大人も離れがちになり、地域の大人と子どもが疎遠になっていると仰っていました。
そのため、駅を利用する子どもに、「どこから来たん?」等、積極的に話しかけ続ける事をされているそうです。
昔は異年齢での遊びが多く、自然と先輩から遊び方や上下関係を学んでいたそうです。
そういった子どもの輪が今日はあまり見られないと小川さんは感じているそうです。
また、印象的だった事として、保護者や大人による過干渉についてです。
『「汚い、醜い、危険」だから止めなさい、させたくない』
確かに子どもの安全は確保されるようになったのかもしれません。
ですが、経験から学ぶことは十分に出来ているのでしょうか?
窮屈ではないのでしょうか?
私はこの事に関して、昔と今の考え方のどちらかに偏るのではなく、子どもの発達にとって大切にするべきことを考えていくべきではないのかと思いました。
両方の考え方の良い所を上手く合わせられたら良いと思います。
取材後、らくるっとの時間まで駅の管理室で待たせて頂いたのですが、駅の利用者のおばあちゃんも来られて、私達にも自家製のみかんをくださいました!
甘くてとっても美味しかったです!
おばあちゃんの優しさにもふれ、とても心が温まりました。
小川さん、お忙しいなか丁寧に教えていただきまして、本当にありがとうございました!
新見市民のみなさま、今年もお世話になりました!
【特別記事】 学長先生へのインタビュー
インタビュアー:津森・小山・上山
○新見を活性化するためには
新見のいいところは、新見公立大学・短期大学があるので、比較的若者が多いこと。人口を増やすためには、新見を「住みやすい町」「魅力ある町」にすることが必要である。そのためには、地域の人が地域に関心を持ち、新しいことにチャレンジすることが大切。新しいことに挑戦するとき、必ず反対はある。そういうとき地域の人を説得し、納得させて共に頑張っていく仲間を増やしていけるようなリーダーシップのある人材が必要。小さいことでもいいから、コツコツと続けていくことが大切。魅力ある町にするためには、ある程度の自己犠牲を市民の人達は覚悟しなければならない。
新見市を魅力ある町にするための試みとして、難波学長は、今までにもみじを4千本ほど植えた。この地域がもみじに適しているので、紅葉を植えて、「紅葉が輝く町」を新見の魅力の1つにすることにした。しかし、あまり市民の理解が得られていない。また、180号の国道沿いのカエデは紅葉するととても綺麗だが、行政は「カエデの落ち葉」を懸念して、紅葉する前に枝を切り落としてしまう。落ち葉の掃除などの紅葉の管理は、地域の人たちの協力が必要であり、こうしたある程度の自己犠牲がなければ、魅力ある町にすることはできない。
こうした地域の人が努力していくことが必要不可欠であることについて、12月9日(水)に発行された備北民報は、石破地方創生大臣の講演「国を変えるのは常に地方」の記事で触れている。石破大臣による「まち・ひと・しごと創生特別講演会」があり、「地方から創生する我が国の未来」と題して講演があった。石破大臣は「やりっぱなしの行政、頼りっぱなしの民業、無関心の市民が三位一体となった時に地方創生は失敗する」と言っている。また、国の役割として「地方が持っているいろいろな可能性を最大限に生かすために、財政、情報、人材を支援する」、「今を生きる我々が衰退・消滅を止めるのは、次世代や世界に向けて果たすべき責任である」と呼びかけた。そうして「国を変えるのは常に地方の力と知恵だ」と話した。
新見市の人口は減少傾向にあり、同記事で石垣市長が「このままだと消滅自治体になってしまう。人口減少に歯止めを掛けたい」と挨拶した。人口減少の原因として、働く場の減少だけでなく、土地に魅力がないことや、物価が高く経済的に負担がかかることがある。人口増加のためには、美味しくて安い野菜などの食べ物や豊かな自然など新見ならではの魅力を伝えること、その魅力を県内外に伝えていくような新しい取り組みに挑戦するリーダーとなる人材を育てることなどが大切である。また、新見の人達が土地に愛着をもつことで、人口減少を防ぐことができるのではないか。
○学長先生の思い
牛丸大山の頂上は新見市を一望できる。しかし、杉が視界を遮っているため、その杉を伐採してほしいと言っているが、なかなか取り組んでもらえないのが現状である。牛丸大山は新見美術館から歩いて往復2時間である。しかし道が整備されておらず、登りにくい。そのため、道を整備してハイキングコースを作ることを提案している。新見美術館で絵画などを堪能した後、牛丸大山に登り、紅葉狩りを楽しみ、頂上で新見市を一望してもらうことで、新見の美しさを感じてもらえるのではないか。
新見まで来るのに旅費がかかってしまうため、その帰りには、新見の安くて美味しいものを食べてもらうことが「また来たい」と思える町にすることにつながると考えておられた。新見の野菜の美味しさには定評がある。平成27年4月7日(火)の備北民報での、難波学長による「学長室より72」というコーナーのなかで、そういった特産品を県南部の岡山や倉敷で販売できるアンテナショップの開設することが、この地域の活性化に役立つとおっしゃっていた。実際、岡山で新見の野菜のコーナーを作る取り組みをしておられ、野菜を売り出す予定である。新見の味を楽しんでもらうだけでなく、新見の宣伝にもなり、新見を訪れる人が増えるだろう。また、特産品や野菜作りの収入で生活がなりたてば、これらの仕事に携わる人達が増え、人口減少の歯止めに少しでも貢献することになると考えられておられる。こういった労力を要する農業の活性化の重要性を教えていただいた。その他の新見市を活性化するための試みとして、来年度本大学に「地域創生にいみカレッジ」を作り、若者を対象に、リーダーシップをとり地域に貢献する人材を育てることを目標としている。
他に、提言したいこととして、商店街のシャッター街を再整備して、買い物に便利で住みやすい新しい街をつくるというものがある。そうすれば人は集まり、賑やかになるだろうとおっしゃっていた。
○感想とまとめ
最後に、地域のなかで働く保育士として、町に関心を持ち、どんな小さなことでもリーダーシップをもって続けていくことが大切だと教えていただいた。大きいことをすることは難しいが、夢(プラン)をもってやることは大切である。何かやろうと思ったら、必ず反対はある。みんなを説得し納得させられるビジョンを作り上げることが大切である。学長先生とのお話を通して、行政だけでなく、地域に住む市民が協力し、努力しないと活性化にはつながらない。先日行われた避難訓練でグランドに出たときに校舎を見ると、とてももみじが綺麗だと感じていた。買い物帰り、綺麗に色づいた落ち葉を見つけ、持って帰りしおりにしたことを思い出した。この時期、地元から新見に私を迎えに来た両親が「紅葉を見に行きたい」と言ったのに対し、「遠くへ行かなくても、新見にはとても綺麗な紅葉があるよ」と、大学や近くの山を指差したものである。「新見は紅葉がきれい」というのは、多くの学生が感じていることである。「新見を紅葉が輝く町にしたい」という学長先生の思いにとても共感した。
第48回 石蟹駅(いしがえき) 中編
先日、ゼミのメンバー全員で、らくるっとに乗って石蟹駅に行ってきました。
そして石蟹駅の管理人をされている小川さんと色々なことをお話しさせていただきました!
石蟹には以前小野田セメントというセメント工場があったそうです。
新見は良質の石灰がたくさんとれるため、昔は今よりもっと多くの工場がありました。
バスの中からも石灰のある山の様子を見ることができました。
しかし作業は人力。
また、山の中の工場のため、できた製品の運搬には列車が使われ、輸送費用がかかり工場は閉鎖されてしまいました。
現在小野田セメント阿哲工場の跡地は新見市憩いとふれあいのこうえんになっています。
そして私たちが訪れた「石蟹」。
なんだか不思議な地名だと思いませんか?
石蟹の地名の
「石」は石灰のことを意味しています。
「蟹」は昔、石蟹の川にはサワガニがたくさんいたそうです。
だから「石蟹」となったのだと教えていただきました。
1年半以上新見の地で生活していましたが、地名の由来は全く知りませんでした。
みなさんがお住いの地域の地名の由来を調べてみると面白い発見ができるかもしれませんね(^O^)!
小川さんはとても気さくな方で、おいしい昆布茶をいただきながら楽しくお話をさせていただきました!
また管理人の小川さんの紹介で、石蟹山城の保存会をされている小川さんにもお話を聞いてきました。
石蟹山城は石蟹から長屋にかけて1468年に築城されたものだそうです。
備中五城の1つでありながら文献もあまりないそうです。
保存会では現在石蟹山城に関するパンフレットの製作、そして小学生を対象に石蟹山城の講演を行い実際に山城に登るという学習をしておられます。
勉強したものをもって大人になってもらいたいという思いからこの活動をされているそうです。
保存会の小川さんも突然お話を聞きたいとお願いしたにもかかわらず、快く受けていただき貴重なお話をたくさん聞かせていただきました(*^o^*)
第48回 石蟹駅(いしがえき) 前編
こんにちは!
にいみ探検隊です。今回もNo.6とNo.55が報告します。
今回、私たちは石蟹駅の清掃活動を行い、その後、石蟹駅の管理をされている小川さんとお話しました。
駅のホームの虫や蜘蛛の巣をとったり、椅子や自動販売機の水拭きしたり、ゴミの分別・処理を行ったりしました。
駅の清掃は初めてでしたが、駅のホームが綺麗になっていき、とても達成感を味わいながら清掃をすることができました!
清掃活動を行っていると、電車を利用される方々が「ご苦労様」と声をかけてくださったり、話しかけてくださったりし、とても嬉しかったです。
普段、駅を利用されている方々に声をかけていただくと、より清掃活動を行う意欲が増しました。
この日は小川さんの妹さんご夫婦とお会いできたのですが、清掃活動を終えるとジュースをご馳走になりました! その後、色々なお話をお聞きしました。
私たちが幼児教育学科の学生で、将来は保育士志望であることをお話しすると、保育や子どもの遊びについての話になりました。
ご夫婦とも保育について様々なことをご存じでした。その情報をどのようにして得ていらっしゃるのか、私たちはとても驚きました。そして、短大で保育を学んでいるからこそ、そのお話をより身近に感じることができたと思いました。お二人の話から、保育士の資格を持つことや、保育士として働くことの重要性を改めて理解することができました。
また、子どもの遊びについての話では、過去と現在の「子どもの遊びの変化」についてお話を聞きました。核家族化により、祖父母との 関わりが減少したことから、昔は身近なもの(草や竹など)を使って遊んでおられたそうです。
例えば、竹で作った水鉄砲のお話。
皆さんはどのようなものかご存じですか? また、その作り方もご存じでしょうか?
正直、私たちは竹でできた水鉄砲を見たことはありましたが、作り方まで知りませんでした。今では水鉄砲を作らなくても、完成した既製の水鉄砲があります。
このように、お二人から最近では身近なものを作って遊ぶ事が少なくなっていることを教えていただきました。
また、身近なものを使って遊ぶ楽しさや作る楽しさを今の子どもは味わうことができていないとおっしゃられていました。核家族化により祖父母との関わりが減少しているからであり、そのためか「身近なものを使って作って遊ぶ」ということが受け継がれなくなってきているとお聞きしました。
これらのお話を伺い、私たちは「昔ながらの遊び」が受け継がれていない現実を知りました。
私たちも作り方も遊び方も知らなかったので、今の子どもはなおさら知らないのではないかと感じました。前の世代から私たちへ、そして私たちから次の世代へ受け継いでいくためにはどうすれば良いか、真剣に考えていく必要があると思いました。
写真撮影会(鯉が窪)に参加しました!
みなさんこんにちは!
11月14日土曜日、哲西の「道の駅鯉が窪」で行われた写真撮影会に、隊員No.6、No.24、No.55が参加させていただきました。主催の備北民報記者の相見さんに声をかけていただき、今回初参加することができました!
最初、私たちは『撮影会』とだけ聞いていたため、「いったい何を撮るのだろう?」「この時期なら紅葉かな?」と、色々想像しながら会場へ。
鯉が窪の駐車場に到着すると、相見さんが出迎えてくださいました。
新聞社の方々の他に、一般の方が数名集まっておられました。
みんなが揃ったところで、撮影会の説明が始まりました。
この撮影会では、哲西町の風景などを個人のカメラで自由に撮ります。哲西町であれば、どこでもどんなものでも撮影OKで、その中から一番気にいった写真を1枚選び、それを来年の1月1日の備北民報さんの新聞に載せてもらえるというものでした。
この会を始めた理由は、地域を再発見するためと、写真が好きな仲間が集まるととにかく楽しいからだそうです。今年で4年目を迎え、会場は毎回違うとのことでした。
参加者のほとんどの方は慣れていらっしゃって、最初の説明を聞き終えると、素早く思い思いの場所へ向かわれました。
私たちはみなさんが車で移動し始めたのを見て、あえてこの鯉が窪で撮ろうと決めました!
朝方は曇りだった空も晴れてきて、さっそくお借りした一眼レフを交代して使いながら、撮影開始です!
とにかく一眼レフカメラを使うことが初めての隊員たち。緊張しながらもシャッターを切りました。
まずは道の駅全体を一周しました。最初は何を撮るか迷っていましたが、だんだん慣れてきて、それぞれが閃いた場所や物を撮っていきました。
私たちは哲西町まで来ることは日頃ないため、新しい風景を前にして、観光気分で楽しく撮影することができました。
一周すると、小さな公園のような場所に到着!ここで、幼教魂(幼児教育学科魂)を発揮し、遊具に魅かれる3人!遊ばずにはいられません。笑
そろそろ時間になったので集合場所へ。
それぞれお気に入りの1枚を選びます。
新聞社の方が本格的な機材を使って写真を加工していきます!その技術にただただ感動する私たち。
写真を撮る際、ピントをどこに合わせるかが良い写真を撮るために重要だと教えていただきました。
写真を見て楽しんでいると、お昼の時間に!それぞれ千屋牛丼、千屋牛焼肉丼、他人丼をいただきました!!
牛肉=硬いという印象をもっていたNo.55は、千屋牛の柔らかさ、ジューシーさに感動!!
新見に住んでいてもなかなか食べる機会のない千屋牛!美味しさを改めて感じ、幸せにひたった隊員たちでした。
一緒に参加した地域の方々は、お互いの撮影スポットについて話し合っておられ、「どこで撮った?」「あー!あそこもあったね!」「いいところ見つけたね」
など、撮影後も楽しまれ、そして、新見の、哲西町の良さを新たに発見されていました。
また、今回の撮影会でもちろんカメラの技術を学ぶこともできました。
カメラの種類別の特徴として、一眼レフは一つのものに焦点を置くので、それ以外のものや背景はぼける。デジカメは全体的にピントを合わせる、という特徴があることを覚えました。
また、写真の面白さは、同じ場所で写真を撮っていても撮る人によって違う視点で撮ったり、被写体が違ったりしていることでした。人それぞれ観点が違うため、同じ場所に写真を撮りに行くと、他の人の技術や撮り方を学ぶことができるそうです。
特にベテランの方と一緒に行くと、それらがよりいっそう学べるので、写真をさらに深く学びたい人はベテランの方と行くのが良いと教えていただきました。
最後に、載せる写真のコメントを考え、撮影者の顔写真を個別で撮りました!
1月1日の備北民報に、No.6、24、55と、地域の方が撮った写真が載ります!どれも素敵な一枚に仕上がっています( ´ ▽ ` )
今回は特別に、掲載していただく写真を少しだけ見せていただきました!
新聞ではもっと大きく、じっくり見ることができます(^o^)
ぜひご覧ください!!
北関東・東北豪雨災害募金活動に参加しました!
こんにちは!
にいみ探検隊です。
今回は隊員No.6とNo.55が報告します。
11月14日と21日、にいみプラザで、今年9月に発生した茨城県・栃木県・宮城県豪雨災害の募金活動に参加しました。
この活動は新見公立大学・短期大学が行っているものです。
募金活動では、様々な方と出会いました。
「少ないけれど……」、「ほんの気持ち」と言って募金される方や、募金活動を見かけるたびに募金される方がたくさんいらっしゃいました。また、買い物をした後にお釣りを募金してくださる方もたくさんいらっしゃいました。きっと、お店に入る時に私たちのことを気にかけ、帰りに募金してくださっているのだと思います。10月中旬にフレスタでも募金活動を行っていたことを覚えていてくださった方もおられました。
このような活動は、継続することでより理解を得られたり、多くの方に知っていただいたりすることができると実感しました。
多くの方に募金をしていただいたことはもちろんですが、「ご苦労様」、「寒い中頑張ってね」と声をかけてくださる方がおられ、私たちは新見の方の優しさや温かみも感じました。
また、無言で買い物のお釣りを入れてくれる方も多く、なんだかカッコいい!と感じるとともに、新見の方は恥ずかしがり屋な人が多いのかなとも感じました。
仙台市から来られた方は募金をしていただいた後に、私たちのためにパンを買って来てくださいました。とてもおいしかったです!
また、毎年にいみこどもフェスタを楽しみにしてくださっているというおじいさんは、わざわざ一度家に帰られて、アメを持って来てくださいました!
今回の募金活動も、前回と同様に子どもからお年寄りの方まで、多くの方が募金をしてくださいました。
その中で、保護者の方がお子さんにお金を渡して募金をしてくれる場面を何度か目にしました。
このような光景を目にし、親が積極的に募金活動に参加しようとしたり、親子で一緒に募金をしたりすることで、子どもが「募金」や「社会貢献」に関心を持ったり、その大切さを知ったりすることができるのではないかと感じました。また、募金をし終えた後に、親子の間で募金や災害についての会話が生まれたり、子どもが社会貢献活動に意欲的になったりするのではないかとも感じました。
募金活動ひとつを取っても多くの出会いや学びがあると感じ、参加して良かったと感じました!
今回もたくさんの募金をしていただき、ありがとうございました。新見市民の方々からお預かりしました募金は日本赤十字社へお渡しし、被災地のために遣っていただきます。
少しでも早い被災地の復興のお役に立てることを心からお祈りしています。
※今回、私たちは募金活動中に備北新聞さんの仲田記者から取材を受けました。ありがとうございました! また、別の日に大学の他の有志が備北民報の逸見記者から取材を受けましたこともご報告します。
第47回 珈琲屋あるれ(後編)
今回も前回に引き続き、珈琲屋あるれでのマスターさんへのインタビューをお届けします。
Q.新見という地域について教えてください。
マスターさんは新見が大好きで、新見にもっとこうしてほしいことなど不満に思う部分は全くないそうです!
新見は自然が素晴らしく、景色などの写真を撮ることがお好きだそうです。
また、新見市にお住まいの方については、お店に来られるお客さんは人柄の良い方が多く、心優しいと言っておられました。マスターさんは世代の異なるお客さんとも、友達同士のような良い人間関係を築かれています。
実際にお客さんとマスターさんがお話されている様子を見て、とても温かい雰囲気を感じました。
たくさんの方とふれあわれている中で、マスターさんは「人とのふれあいは良いこともたくさんだが、辛いことや別れもある」とおっしゃられていました。「一期一会を大切に」ということを教えていただき、私たちもこれまでの出会いやこれからの出会いを大切にしてしたいと感じました。
Q.最後に、地域と親子との関わりについて教えてください。
マスターさんは、新見公立大学・短期大学の「にこたん(親子交流広場)」は、ニュースなどで見ていて、とても素晴らしいとおっしゃっていました。
お店では、小さいお子さんを連れてこられる方もいらっしゃったり、なんと!お店で出会った方同士が結婚され、子どもを出産し、その子どもを連れてこられることもあるそうです! 親子連れで来られることで、お子さんの成長する過程を見ることができるのが楽しみのひとつでもあるとのことでした。
マスターさんは、子育てをしている保護者は自分の住んでいる町で行う祭りなどの活動に参加はするものの、あくまで務めで、仕方なくしている部分があるが、そうではなく、自分の好きなことや楽しいこと、趣味などができる交流会を持つことが大切だと感じておられるそうです。
子どもがいる家庭では、保護者が好きなこと、趣味などを楽しそうにしていることで、子どもがその姿や雰囲気を感じ、人が生きていくことは楽しいことだと子ども自身が思えるような環境をつくることが大切だとおっしゃられていました。
そのためには地域との繋がりが必要になることもおっしゃられていました。
このようなことから、保護者が地域の中で、自分の好きなことや趣味を共有しあえるような場があることで、親子を支えることにも繋がるのだということを教えていただきました。
以上、2回にわたって、珈琲屋あるれでのマスターさんのインタビューをお届けしました。
マスターさんの「相手の良いところを見る」という姿勢や「良いものを見ることで心が豊かになる」という考え方は、保育者としてはもちろん、一人の人間として尊敬すべきだと感じました。また、その考え方や姿勢が、マスターさんの心の広さや温かさとして滲み出ているように思いました。
そして、趣味を思いっきり楽しんでおられる姿や趣味を大切にされている姿がとても生き生きとされていて印象的でした。
とても単純なことですが、実は実現が難しかったり、忘れがちだったりすることだと思います。
忙しくても「楽しむこと」を忘れないようにしたいです!
マスターさんにはたくさん素敵なお話を聞かせていただき、マスターさんのお人柄に夢中になりました!
あたたかいマスターさんと美味しいコーヒーをいただきに、ぜひ珈琲屋あるれへ足を運んでみてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう!
第47回 珈琲屋あるれ(前編)
こんにちは!にいみ探検隊です。
今回は隊員No.48とNo.55が報告します。
今回、私たち2人は珈琲屋「あるれ」に行きました。
初めて行く喫茶店だったのでとても緊張して、なかなかお店のドアを開けることができませんでした。
いざお店に入ると、まず目に入ってきたのはたくさんのコーヒーカップでした。
本当にたくさんの種類があり、色も形も様々でとても綺麗でした!
この日はふたりともチーズケーキセットを注文しました。
ケーキはなめらかで、コーヒーも紅茶もとても美味しかったです!
お店はとても落ち着いた雰囲気でした。
また、お客さんとマスターさんが楽しく会話をされている姿が見られ、地元で愛されているお店だと感じました。
2人ともこのようなお店は初めてだったのですが、すっかりひきこまれ、1時間くらいゆっくりとくつろぎました。
後日、私たちはマスターさんにお時間をいただき、お店のことや新見のこと、私たちが研究目標にしている「地域と親子との関わり」などについてお尋ねしました。
Q.店名「あるれ」の由来は何ですか?
マスターさんが20代で演劇をされていた頃に演じた役「アルレッチーノ」からいただいたもの。アルレッチーノは召使で、マスターさんにとっては愛着のある役だそうです。
また、34年前、お店の創業と同時に演劇グループも結成され、現在も活動中!
店内には1ヶ月ごとに地元のアマチュアの方の絵や写真が展示されています。
地元の方との繋がりを大切にされているこのお店ならではの特徴です!
Q.コーヒーカップがたくさん並べられているのはなぜですか?
コーヒーカップはお店を始められる前から集めておられ、今では100個以上に!
ですが、今もいつでも新鮮な気持ちで仕事ができるように、新しいコーヒーカップを購入されているそうです。
Q.お客さんに合わせてコーヒーカップを選ばれているのですか?
マスターはたくさんのコーヒーカップの中からお客さんに合わせて選んでくださいます。何を選んでくださるか楽しみになりますね♪
初めて来られた方でも肩の力を抜いてゆっくり楽しめるように、どちらから来られたかなどをお尋ねし、色々な会話をされるそうです。
Q.映画鑑賞会のポスターがあるのを見たのですが、何をされるのですか?
定休日である月曜の午後7時からは映画鑑賞会も行われています。
マスターさんは映画鑑賞がお好きで、ワンシーンでも素敵なところがあると、その映画を好きになるとのことでした。
ひとつでも「良いところをみる」、「褒めるところを探す」、「感動する心を持つ」ことを心がけられているマスターさんの人柄にとても惹かれました。
また、良い作品や景色を見たり聴いたりすることで感動し、子どもの表情や動きを感じやすくなるということを教えていただき、このような身近なことにも「保育士として大切なこと」があるのだと感じました。また、私たちも自分の好きなことや景色、芸術などを見て、感動する心を育てていきたいと感じました。
まだまだインタビューは続くのですが、今回はここまで!
続きは次回お伝えします(*^^*)