メインの出資クラブであるシルクホースクラブの追加募集分析をやっていきたいと思います。
期待値評価はS、A+、A、B+、B、C+、C、D+、D、E+、E、Fの12段階で、事前に基準を決め、機械的に出しています。そのため、自分の評価と齟齬が生じる場合もあります。
出資後の維持費等も考慮したうえで、C+が100%ペイライン、Aが150%ペイ、Sが200%ペイぐらいのイメージです。
注意事項はここに書いてあります。
評価基準の概要はここに書いてあります。
シルク76 ローブティサージュの19 牝 予想馬体重402kg
父ディープインパクト 6000万円 期待値D+ デビュー遅め
阪神JF勝馬の母×ディープの超良血。兄弟は3勝、1勝と申し分なく、母年齢も最適。
しかし、馬体重402kgは目をつぶれるレベルではなく、、、
確かに400kg付近でも成績を残す馬はいますが、確率が非常に低くなります。6000万円の牝馬では手が出ません。立ち姿や走ってる姿はとても美しく好みなのですが…
シルク77 エレガントマナーの19 牡 予想馬体重470kg
父モーリス 4000万円 期待値B デビュー早め
母は少し高齢で、兄弟は2勝馬が1頭、ほかは1勝が並ぶまあまあの繁殖成績。
コメントを見る限り早めの移動が見込まれそうです。デビュー時期というのは一次募集の段階では判断がつきにくいところですが、期待値を大きく左右する要素です。
モーリスは今のところ大物は出ていませんが、産駒はコンスタントに走る堅実タイプ。少し割高感はあるが期待できそうな1頭。
シルク78 ナスカの19 牝 予想馬体重456kg
父ドレフォン 2000万円 期待値E+ デビュー普通
過去には6勝馬を出すも、母高齢で、最近の繁殖成績は散々。ダート種牡馬の牝馬、怪しげな怪我。2000万円でも買えません。
シルク79 プリンセスフローラの19 牝 予想馬体重418kg
父サトノアラジン 1200万円 期待値F デビュー遅め
牝系はもとをたどればサクラバクシンオー、アルフレードなどを出した名牝系ですが、母は未勝利馬で、兄(父ヘニーヒューズ)も未勝利で苦戦、父サトノアラジンの馬体重418kgでは1200万円でも買えません。
シルク80 ジェンダーアジェンダの19 牝 予想馬体重492kg
父Curlin 3500万円 期待値B+ デビュー普通
母は外国産馬。レベルのよくわからないG3を1勝。父カーリンは現在北米種牡馬ランキング4位の優良種牡馬。馬格もすばらしく、一度も調教を休んだことがないということなので、足元の不安もなさそう。
今のところ父産駒の日本での成功例がないことは不安材料だが、ポテンシャルは高そう。
3500万と少し高いためか、それほど人気もなさそうだし、実績作りついでに購入も一考。
シルク81 オーサムフェザーの19 牝 予想馬体重494kg
父キングカメハメハ 5000万円 期待値C+ デビュー遅め
オーサムフェザーはBCJF勝馬の超実力馬。鳴り物入りで繁殖入りしたが、ディープとの組み合わせは青葉賞3着が最高成績で、現状期待されたほどの成績は残せていない。
494kgと馬格も十分でこの血統であればなぜ一次募集に出さなかったのか不思議。兄弟と同じく足元、体質に問題があるのではないかと勘繰ってしまう。
キングカメハメハの牝馬ということもあり、見送りか。
シルク82 クレバースプリントの19 牡 予想馬体重436kg
これからの成長が期待される、まだまだ成長の余地がある=現状は不満なので、成長してくれないことには厳しいというコメントと理解しています。1次募集の時期なら本当に劇的に変わってくるので、牧場コメントはそれほど気にしないのですが、この時期でもこれからの成長に期待するみたいなコメントが前面に押し出されると、現在の状態については何となく察してしまいます。
母は6勝馬を1頭生みましたがそれ以外は未勝利。馬体重も436kgと不満で、手が出ません。
シルク83 カーニバルダクスの19 牡 予想馬体重498kg
父キタサンブラック 3000万円 期待値C+ デビュー普通
キタサンブラック、とても好きな馬なのですが、現状評判はよくありません。
早期デビューできそうな馬が少なく、種付け価格も500万円から300万円までダウンしており、それでも埋まっていない状況。現役の時と同じようにここからの逆転に期待したいところ。
セレクトセールでノーザンが1650万円で落札、3000万円で募集。なかなか強気な値段設定ですが、自信の表れともとれます。
うーん、でも母成績、兄成績はお話にならない状況で、この価格は少し手が出にくい。
シルク84 ケアレスウィスパーの19 牡 予想馬体重476kg
父ドレフォン 3000万円 期待値A デビュー早め
母高齢で、最近の繁殖成績は散々も、過去には重賞前線で活躍したトーセンバジルもおり、繁殖評価はぼちぼち。
父ドレフォンは全体的に仕上がりが早いらしく、本馬も早期デビューが見込まれるとのこと。馬格も問題なく、厩舎も一軍厩舎。馬格も十分。
この馬が追加募集の中ではトップ。
シルク85 レディドーヴィルの19 牝 予想馬体重440kg
母の繁殖成績は2勝以上の馬が2頭となかなかだが、ブラックタイドの牝馬、440kg、母やや高齢なのであまり手を出したいとは思いません。
以上。
かなりご無沙汰してました。またご無沙汰することになると思いますが、またシルク募集あったら書きますので見に来てください。