私の出資馬選定の重視ポイント | バッタの一口馬主データ分析室

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私を楽しむ。それが競馬。

私は、相馬眼に自信はありませんので、あくまで自分のフィールド(データ分析)で勝負します。

詳しくはそのうち書きたいと思いますが、まずはざっくりと私の判断基準を重要度別に書きだします。あくまで期待値(≒コストパフォーマンス)重視で、これは重賞を勝つ可能性が高いと思っても、価格が高ければ評価としては低くなります。

データについては一口馬主DBとTARGETを参照し、血統分析については、血統の教科書を愛読し、使用しています。

 

 

 

Aランク

・血統

 大事です。

 もっとも、ノーザンダンサーの4×5が…とか、ハービンジャーとヌレイエフが…とか、代を遡って分析するということはあまりしません。

 基本的に、期待値にとって、重要なのは父なので、父の期待値を主に分析し、最後の最後に判断に迷えばニックスを参考にします。

 なぜニックス(と言われているもの)を基本的に無視するのかというのはそのうち書きます。

 

・馬格

 大事です。

 例えば、牡馬のデビュー時馬体重が490キロ以上、500キロ未満の馬の賞金期待値は約2300万円です。一方、同じく牡馬のデビュー時馬体重が420キロ以上、430キロ未満の馬の賞金期待値は1100万円です。

 管囲も故障率に関わるのでそこそこ重要です。


Bランク

・母出産時年齢

 高齢出産馬は期待値が非常に悪いです。

 もちろん何事にも例外はありますが、母年齢が16歳を超えると、期待値は大きく下がります。

 

・母成績

 0勝、未出走は血統に関わらず期待値がかなり下がります。

 できれば1勝クラス勝ちは欲しい。2勝クラス勝ちがあるとかなり期待できます。

 2勝クラス勝ちが最も期待値は高いですが、2勝クラス勝ち以上であれば大差はありません。

 輸入馬は全体としては1勝クラス勝ちぐらいの期待値ですが、輸入馬というくくりはあまりに大雑把なので、いつかもう少し詳しく分析してみたいところです。

 

Cランク

・価格

 期待値の高い価格帯はクラブによって異なります。

 例えば、ノーザン系(キャロット、シルク)は、3000万円~4999万円の馬、バイヤー系(東京サラブレッド)は1000万円台に期待値の高い価格帯があります。

 理由についてはいずれ考察します。

 

・兄姉・近親成績

 兄姉に重賞勝馬がいる場合は期待値がかなり落ちます。

 価格付けするクラブ側としては、ブラックタイプが1頭いるとかなり値段が上げやすいというのが期待値が下がる要因になっているのでしょう。ただし、兄姉にG1馬がいる場合は話が別です。この場合は、期待値がむしろ上がります。このあたりの考察はいずれ詳しくやろうと思います。

 

Dランク

・性別

 牡馬を若干重視しますが牝馬も買わないわけではありません。

 ただし、ダート種牡馬の牝馬は絶対に買いません。

 

・誕生月

 若干考慮します。

 一般に、早生まれの方が、遅生まれよりも若干賞金期待値が高く、それでいて価格にはあまり反映されません。なので、早生まれを若干重視します。
 

・牧場(東サラはB、それ以外はD)

 東サラ馬はノーザン馬以外買いません。

 それ以外のクラブではあまり気にしません。

 

以上が大まかな私の重視している判断基準です。

血統の分析には、