ジンジャー・ベイカー(Ginger Baker),エリック・クラプトン(Eric Clapton),ジャック・ブルース(Jack Bruce)の 3人 によって,1966年に結成された伝説のスーパー・トリオ:クリーム(Cream).

 クリーム(Cream)は,1966年7月29日英国はマンチェスターのライブ・ハウス:ツイスト・ホイール(Twisted Wheel)でのギグを行い,2日後の 7月31日ウィンザーで行われた 『 The Sixth National Jazz and Blues Festival (第6回 ナショナル・ジャズ・アンド・ブルース・フェスティバル) 』 で公式デビューを飾りますが,活動を続けて行く中でメンバー間の確執等もあってか 活動期間は約 2年半と短命で,1968年11月25日,26日英国はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの 2夜連続で行われた解散コンサート(Farewell Concert)を以って,その活動にピリオドを打ちます.

 本CDはデビューから 4ヶ月後の 1966年11月15日英国ロンドンはウェスト・ハムステッドのレイルウェイ・ホテル内のジャズ&ブルース・クラブ:クルークス・クリーク公演のオーディエンス録音を収録し Moonchild Recordsレーベルからリリースされた 『 Giant Steps : Club Gig (MC-071) 』 です.

 オフィシャルをリリースしようしてサウンドボード収録した音源と言う説もありますが,聴く限り,多分,高音質のオーディエンス録音のように感じられます.どちらにしても音は良いです.
 西新宿の柏木公園近くの Blind Faith で,見つけて購入.Moonchild Recordsレーベルと言う事で,1,000円ではありますが,プレスCDで,充分楽しむ事ができます.

 メーカー情報では
 『クリーム現存する最古のライヴ音源!1966年クルックス・クリークでのライヴを高音質収録。

 過去にはオフィシャル・レコーディングしてプロモの為にアセーテトに切ったというお話で、そのアセテートからの音源っていうのが通説でした。
 確かにこの音源は音が良くスクラッチ・ノイズが入っています。しかし現在では、オーディエンス録音で公式アセテートではなかったということになっております。でもまぁそれだけ音質も良いってことの証明ですよね。でもなんでアセーテートに切ってあるんだろう?まぁ謎の音源ですが、アセーテートのパチパチノイズもほとんどなく楽しめるライヴとなっております。

 この時期はクリームの活動期間の中でも初期でブルースブレイカーズ直後なのでクラプトンの髪の毛も短く、ギターもレスポール、いわゆるバーストを使用しています。そしてライヴでのプレイスタイルも長尺インプロも少なく、ブルースブレイカーズ期の様なタイトなプレイスタイルとなっております。”LAWDY MAMA”のチョーキングだけでしびれます!(意外とバーストを使用しているライヴは少ないんでギター・ファンも必聴です)』

Giant Steps : Club Gig (MC-071)
 
 Live At Klools Kleek,Railway Hotel,West Hampstead,London,UK 15th November 1966

   1. Lawdy Mama
   2. Sleepy Time Time
   3. Crossroads
   4. Steppin' Out
   5. Sweet Wine
   6. Meet Me At The Bottom
   7. N.S.U.

 Crossroads
 
 Sweet Wine
 
 N.S.U.
 


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