何と,10月末にリリースされた 『 Ummagumma Live Album Side : Flat Transfer Master Complete Edition (Sigma 257) 』 に続き,今度は バルベ・シュローダー(Barbet Schroeder)監督の映画 『 More (モア) 』 のサウンドトラックとして 1969年6月にリリースされた 『 Soundtrack From The Film More (モア) 』 のアルバム・カッティング前の大元マスター(をトランスファーした 「 Flat Transfer Master 」)を収録した 『 More : Flat Transfer (Sigma 261) 』 が Sigmaレーベルよりリリースされました.

 当時,ピンク・フロイド(Pink Floyd)は,ライブ活動に明け暮れていた関係で,この 『 Soundtrack From The Film More (モア) 』 の録音には 8日間した割けなかったと言われています.
 前作 『 Ummagumma Live Album Side : Flat Transfer Master Complete Edition (Sigma 257) 』 も鮮度の良さに驚きましたが,今回の 『 More : Flat Transfer (Sigma 261) 』 は,元々がスタジオ録音なだけに,前作のライヴ盤と比較すると,本当に鮮度の良さが際立ちますし,驚きの音質です.
 50年以上経過してこのような音源が発掘されるのは本当に奇跡と言うか驚きです.

 リリース告知2日で80枚予約ってピンク・フロイドでは比較的珍しいですね.
 「 11/12 ★ピンク・フロイド「MORE: FLAT TRANSFER」のナンバー入りシール・ステッカー付きは予約完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.81~100)を用意させて頂きました。
 2週前にリリースされた 『 Ummagumma Live Album Side : Flat Transfer Master Complete Edition (Sigma 257) 』 が,以下のように売れており
 「 11/12 ★ピンク・フロイド「UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE: FLAT TRANSFER MASTER COMPLETE EDITION」のナンバー入りシール・ステッカー付きは完売致しました。お問合せ多数の為、急遽20セット(No.241~260)を用意させて頂きました。
 間もなく完売になるでしょうから,本商品も完売になるのでしょうね.
 ですので,ご興味のある方は早めの購入をお勧めします.

 メーカー情報では
 『先日リリースされるや、衝撃をもって迎えられた『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE(Sigma 257)』。
 その続編となる“FLAT TRANSFER”アルバムが2種同時リリース決定です。そのうち、本作は『ウマグマ』に続く第2弾。バルベ・シュローダー監督映画のサウンドトラック盤『モア』です。

 【カッティング前の大元マスターが奇跡の新発掘】
 『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』は、まさに衝撃でした。
 欧州のある国で新発掘された“FLAT TRANSFER MASTER”が独自ルートでもたらされたのですが、これが驚きの大元。商品LPの起こしでもなければ、カッティング原盤でもない。一度も物理的な溝に変換されていない、劣化ゼロのマスター・テープだったのです。しかも、完成品。
 流出モノにありがちなデモやラフミックスの類ではなく、ミックスダウンもマスタリングも完璧に仕上がっている。あくまで推測ですが、恐らくプレスのために各国に配布されたマスターテープの1つだったのではないでしょうか。馴染み抜いた名盤でありながら、未知なるマスター・サウンドで描かれる衝撃作だったのです。
 しかし、その衝撃は一作で終わりではありませんでした。
 『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』からワンテンポ遅れで2本のマスターが到着。本作はその1つである『モア』の“FLAT TRANSFER MASTER”なのです。

 【小鳥の存在感まで表現されている衝撃の『モア』】
 そんな本作最大のポイントは、当然サウンド。
 前回の『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』も衝撃でしたが、あくまでもライヴアルバムでした。しかし、今回はスタジオ作品。そのアップグレードぶりはさらに鮮烈なのです。
 何よりも素晴らしいのは、その鮮度。これも『UMMAGUMMA LIVE ALBUM SIDE』解説で触れましたが、初期PINK FLOYDの諸作は1987年の初CD化の時点でマスターが劣化。90年代のリマスター盤でもデジタル加工で劣化を誤魔化しているだけであり、アルバムが制作された当時のサウンドは失われたと考えられていました。
 しかし、新発掘の“FLAT TRANSFER MASTER”には、その「劣化前の音」が残されていた。本作は、何のイコライジングもリミッターもない真なるマスター・サウンドを永久保存したプレスCDなのです。
 実際、そのサウンドの機微は、これまで体験したことがないもの。もう、「Cirrus Minor」イントロのさえずりからしてまったく違う。これまでのCDは「小鳥が鳴いてる」程度でしたが、本作は「小鳥のノドが震えてる」感覚。鳴き声に伴って震える羽毛の振動や、細かく首を振ることで微妙に変わる鳴き声のニュアンスまで感じ取れるのです。
 SEがそれだけ詳細となれば、演奏音の違いはさらに鮮やか。「The Nile Song」で唸りを上げるギターは弦の振動まで感じ取れ、「Crying Song」のパーカッションはほんのささやかなエフェクトの揺れまで克明。もちろん、そうしたディテール・アップは単に細かいという以上の効果がある。
 これまでのCDはさまざまな音が重なっていく度に「演奏の平板」が層のように積み上がっていく感じでしたが、本作は「板」ではなく、1音1音の「糸」のように感じられる。それが縦横無尽に曲という布を織り上げ、音世界を3次元的に感じる。単にオーディオ的に良い音というだけでなく、その向こう側にあるはずの「楽器の振動」や「演奏者の手指」の存在感まで透ける現実感が宿っているのです。
 そんなアルバム本編だけでも感無量ですが、本作はさらに美味しいボーナス・トラックも追加収録。『モア』のアウトテイクである4テイクも楽しめます。こちらは流出“FLAT TRANSFER MASTER”ではありませんが、それでも(公式を含めても)現存する最高峰バージョンで収録。『モア』セッションの成果を一挙に楽しめる決定盤に仕上げました。

 「最高の音で名盤を愉しむ」……シンプルでありながら、無限とも言える深い深い望み。究極のサウンドはどんなものか、そこに残されているのか。世界中のマニアがあらゆる知恵と努力と好奇心を駆使して探し求めてきました。本作は、その探求の旅がたどり着いた『モア』編なのです。劣化マスターが使用された公式CD群は元より、1stプレスLPでさえ届かない「溝になる前のマスター・サウンド」。
 どうぞ、永久保存プレスCDで心ゆくまで、いつまでもお楽しみください。

 ★これは凄いです。あらゆる公式CDよりもナチュラルで高音質な『モア』。独自ルートでもたらされたカッティング前のマスター・テープをデジタル化したもので、イコライジングもリミッターも施されておらず、一度も物理的な溝に変換されていない劣化ゼロのサウンドが楽しめる。『モア』のアウトテイクも4曲ボーナス収録し、『モア』セッションの成果を最高峰サウンドで一挙に楽しめる決定盤です。』

More : Flat Transfer (Sigma 261)
 

   1. Cirrus Minor
   2. The Nile Song
   3. Crying Song
   4. Up The Khyber
   5. Green Is The Colour
   6. Cymbaline
   7. Party Sequence
   8. Main Theme
   9. Ibiza Bar
   10. More Blues
   11. Quicksilver
   12. A Spanish Piece
   13. Dramatic Theme
      [Bonus Tracks]
   14. Hollywood
   15. Seabirds
   16. More Blues (Alternate Mix)
   17. Theme (Beat Version)
   TOTAL TIME (60:14)

 Green Is The Colour
 
 Cymbaline
 
 Quicksilver
 
 More Blues (Alternate Mix)
 

[参考]





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#2020-11-10