商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして キング・クリムゾン(King Crimson)のアイテムが登場しました.
でも,キング・クリムゾン系は色々と問題もあるので,ダイカンプラザ 9F(LIGHTHOUSE) では,商品であれ,ギフトであれリリース告知するのはレアですね.
在庫処分的に商品とギフト・アイテムの放出なのでしょうか.
キング・クリムゾンの1973年の北米ツアーは,4月18日オハイオ州はウォーレンのパッカード・ミュージック・ホール公演を皮切りに,間 3週間のブレイクを挟み 7月2日オハイオ州はケントのケント・ステート・ユニバーシティ(ケント州立大学)公演まで行われた 1st レグ. 9月19日カナダはケベック州ケベックのル・キャピトル・シアター公演を皮切りに,10月15日カリフォルニア州サンタモニカは,サンタモニカ・シビック・オーディトリアム公演まで行われた 2nd レグで構成されおり,今回ギフト・アイテムとして登場したのは,1st レグ中盤に当たる 5月12日ミズーリ州セントルイスの屋内アリーナ:キール・オーディトリアム公演のオーディエンス録音を収録した 『 St. Louis 1973 (Gift CDR) 』 です.
因みに過去にギフト・アイテム 『 Day Of Diamond (Gift CDR) 』 等でも本公演の音源はリリースされています.
元のマスター劣化に起因する,音揺れやドロップ・アウト等もあり,音質はギフト・アイテム品質であるのは否めません.
内容的には,この時期のほぼ定番セット・リストで,1曲目の "Doctor Diamond" では,マイクのトラブルなのか,機器設定の不調なのか,いきなり冒頭の数小節分の ジョン・ウェットン(John Wetton)のボーカル音が出ていませんが,演奏は続行します.ただ生の声なのか,あるいはかろうじてスピーカーから出ている音なのか,微かに聴くことはできます.これもドキュメントで,ある意味ブートレッグの醍醐味のような気がします.
唯一の "Improvisatiobn" は,導入部が ビル・ブラフォード(Bill Bruford)のドラムから始まる珍しい展開で,その後 デビッド・クロス(David Cross)の不気味なヴァイオリン音,バックでミュート気味に,素早く運指をする ロバート・フリップ(Robert Fripp)のギターが入り,ジョン・ウェットン(John Wetton)のベースも徐々に絡んできます.やがてロバート・フリップはギターからメロトロンに移行し,そこから更に不気味な曲調になっていきます.最後にまたメロトロンからギターに持ち替え,徐々に静かになっていき,軽快なドラム音で "The Talking Drum" へのアプローチに変化していきます.
この時期の インプロヴィゼーションは,キング・クリムゾンの魅力が炸裂しています.
メーカー情報では
『わずか2年ほどの活動にも関わらず、世界のプログレ者を永遠の虜にした第3期KING CRIMSON。その秘宝ライヴアルバムがギフト・リリース決定です。
その秘宝盤に記録されているのは「1973年5月12日セントルイス公演」。その絶品オーディエンス録音です。KING CRIMSONと言えば、オフィシャルによる比類なきライヴ・アーカイヴでも知られるバンドですが、このショウは公式DGMでも公開されていない秘中の秘となるライヴアルバムなのです。
そんなセントルイス公演は、彼らの歴史の中でどんな位置づけなのか。
当時のスケジュールを紐解き、そのポジションを確かめておきましょう。
●1973年
《1月-2月『太陽と戦慄』制作→ミューア脱退(3期b)》
・2月10日-4月9日:欧州#1(20公演)
・4月18日-7月2日;北米#1(46公演)←★ココ★
・9月19日-10月15日;北米#2(20公演)
・10月23日-11月29日:欧州#2(24公演)←※『暗黒の世界』
●1974年
《1月『暗黒の世界』完成》
・3月19日-4月2日:欧州#3(13公演)
・4月11日-7月1日:北米#3(39公演)←※『USA』
《7月:クロス解雇→『レッド』制作(3期c)》
《9月25日:KC解散発表》
これが1973年/1974年のクリムソン。
狂気のパーカッショニスト:ジェイミー・ミューアが去ってからの「3期b」にフォーカスしてまとめています。この時代には半ライヴ作な『暗黒の世界』や『USA』といった伝統がありますが、本作はそのどちらよりも初期の「北米#1」。その17公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、素晴らしい絶品のオーディエンス録音。とにかく力強い芯が耳元に迫り、それでいて厚みと迫力を演出するホール鳴りも絶妙。しかも、ヴァイオリンの超弱音もクリアなら、逆に全員が一丸となっても割れない艶やかな安定感も素晴らしい。前述した通り、セントルイス公演は公式DGMでは未だに「穴」となっているショウなのですが、これほどの録音が存在していながらナゼ……そんな「?」が頭をグルグルと回る銘品録音なのです。
そんなサウンドで描かれるショウがまた素晴らしい! やはりポイントとなるのが時期。本稿では1973年の北米ツアーを「北米#1」「北米#2」に分けていますが、ここが1つのターニング・ポイントでもあった。「欧州#1」「北米#1」は、あくまでも『太陽と戦慄』を基礎としており、アルバム曲の大半(本作では「土曜日の本」のみ演奏せず)や「Doctor Diamond」「21世紀の精神異常者」を組み合わせています。しかし、「北米#2」になると意識が変化。来る『暗黒の世界』モードに突入し、「The Night Watch」「Fracture」「Lament」といった新曲群が登場し、練り上げ段階に入っていくのです。
言い換えますと、その直前である「北米#1」は『太陽と戦慄』モードの最終到達地。つまり、作曲という雑念に惑わされず、ただひたすらアンサンブルと個性の確立のみに集中。「3期b」サウンドが完成していったのです。このように「北米1」は最も成長著しかった時期ともなるわけですが、どういうわけか公式アーカイヴが遅れている。本作は、そんな秘境の時期の熱演を現場体験できるライヴアルバムなのです。
『暗黒の世界』ではなく、あくまでも『太陽と戦慄』。新作の萌芽ではなく、成長点の充実を楽しめるライヴアルバムの大傑作です。繰り返しになりますが、これだけのサウンドと演奏でありながらナゼ公式DGMは無視し続けているのか……。まだまだ衰えないアンダーグラウンドの魅力に改めて気づかせてくれる1枚。どうぞ、この機会にじっくりとご堪能ください。』
St. Louis 1973 (Gift CDR)
Live At Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA 12th May 1973
1. Doctor Diamond
2. Larks' Tongues In Aspic (Part 1)
3. Easy Money
4. Exiles
5. Improvisation
6. The Talking Drum
7. Larks' Tongues In Aspic (Part 2)
8. 21st Century Schizoid Man
TOTAL TIME (60:56)
Robert Fripp : Guitar, Mellotron
David Cross : Violin, Viola, Mellotron
John Wetton : Bass, Vocal
Bill Bruford : Drums, Percussion
Larks' Tongues In Aspic (Part 1)
Improvisation
Larks' Tongues In Aspic (Part 2)
[参考]
1973 North American Tour Dates
April
18 Packard Music Hall,Warren,OH,USA
19 Embassy Theatre,Fort Wayne,IN,USA
20 Kinetic Playground,Chicago,IL,USA
21 Indiana State Fairgrounds Coliseum,Indianapolis,IN,USA
22 Cowtown Ballroom,Kansas City,MO,USA
23 Henry Levitt Arena,Wichita,KS,USA
24 State Fair Arena,Oklahoma City,OK,USA
27 Irvine Auditorium,Philadelphia,PA,USA
28 Academy Of Music,New York City,NY,USA
30 State Fair Coliseum,Syracuse,NY,USA
May
02 Alpine Arena,Swissvale,PA,USA
04 Orpheum Theatre,Boston,MA,USA
05 Montreal Forum,Montreal,QC,CANADA
06 Palace Theater,Waterbury,CT,USA
08 Masonic Temple Theatre,Detroit,MI,USA
11 Illinois State Armory,Springfield,IL,USA
12 Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA
13 Club Agora,Toledo,OH,USA
14 Club Agora,Cleveland,OH,USA
15 Club Agora,Columbus,OH,USA
16 London Forum,London,ON,CANADA
17 Hamilton Forum,Hamilton,ON,CANADA
18 Massey Hall,Toronto,ON,CANADA
19 Sudbury Community Arena,Sudbury,ON,CANADA
20 Civic Theatre,Ottawa,ON,CANADA
22 Pavillon de la Jeunesse,Quebec,QC,CANADA
June
06 Ellis Memorial Auditorium,Memphis,TN,USA
07 The Warehouse,New Orleans,LA,USA
08 Hofheinz Pavilion,Houston,TX,USA
09 Majestic Theatre,Dallas,TX,USA
⇒ [2 Shows]
10 Municipal Auditorium,San Antonio,TX,USA
12 The Midnight Special,Burbank,CA,USA
14 Celebrity Theatre,Phoenix,AZ,USA
15 San Diego Sports Arena,San Diego,CA,USA
16 Berkeley Community Theatre,Berkeley,CA,USA
17 Long Beach Arena,Long Beach,CA,USA
20 Bayfront Center,St. Petersburg,FL,USA
21 West Palm Beach Auditorium,West Palm Beach,FL,USA
22 Peabody Auditorium,Daytona Beach,FL,USA
23 Richards Club,Atlanta,GA,USA
25 Schaefer Music Festival,Wollman Skating Rink,New York City,NY,USA
28 Merriweather Post Pavilion,Columbia,MD,USA
29 Convention Hall,Asbury Park,NJ,USA
30 Exposition Hall,Portland,ME,USA
July
02 Kent State University,Kent,OH,USA
September
19 Le Capitole Theatre,Quebec,QC,CANADA
20 Capitol Theatre,Montreal,QC,CANADA
21 Palace Concert Theater,Providence,RI,USA
22 Academy Of Music,New York City,NY,USA
23 Orpheum Theatre,Boston,MA,USA
25 Lansing Chapman Rink,Williamstown,MA,USA
26 Ferris State College,Big Rapids,MI,USA
27 Masonic Temple Theatre,Detroit,MI,USA
28 Performing Arts Center,Milwaukee,WI,USA
29 Auditorium Theatre,Chicago,IL,USA
30 C. Morris Civic Auditorium,South Bend,IN,USA
October
01 Miller Auditorium,Western Michigan University,Kalamazoo,MI,USA
04 Houston Music Hall,Houston,TX,USA
05 Municipal Auditorium,San Antonio,TX,USA
06 University Of Texas At Arlington,Arlington,TX,USA
07 Independence Hall,Baton Rouge,LA,USA
12 Winterland Arena,San Francisco,CA,USA
12 The Midnight Special,Burbank,CA,USA
13 Winterland Arena,San Francisco,CA,USA
15 Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA
[関連記事]
「Live Improvs 73/74 (Gift CDR)」
「Live Improvs 1972-1974 (Gift CDR)」
「Lark's Tongues In Dusseldorf (Gift CDR)」
「Atlanta 1973 (Virtuoso 163)」
「Atlanta 1973 Real Stereo (Sirene-005)」
「Sound Street In Pittsburgh 1974(Gift CDR)」
「Amsterdam 1973 Japanese Broadcast (No Label)」
「The Road To Red」
「Central Park 1973 (No Label)」
「Central Park 1973 Remastered Versin (Bonus DVDR)」
「Improvisation (Reel Masters-002)」
「Last Live Show (4 701-2)」
「Volkhaus (Sirene-152)」
「Day Of Diamond (Bonus CDR)」
「Sindelfingen 1973 (Bonus CDR)」
「Mother Of Deceit (Virtuoso 003)」
「Un Reve Consequence Speciale (Bonus CDR)」
「Masters Of Music Ⅱ 音楽の巨匠たちⅡ(Gift DVDR)」
「Montreal 1973 (Gift DVDR)」
#2020-05-19
でも,キング・クリムゾン系は色々と問題もあるので,ダイカンプラザ 9F(LIGHTHOUSE) では,商品であれ,ギフトであれリリース告知するのはレアですね.
在庫処分的に商品とギフト・アイテムの放出なのでしょうか.
キング・クリムゾンの1973年の北米ツアーは,4月18日オハイオ州はウォーレンのパッカード・ミュージック・ホール公演を皮切りに,間 3週間のブレイクを挟み 7月2日オハイオ州はケントのケント・ステート・ユニバーシティ(ケント州立大学)公演まで行われた 1st レグ. 9月19日カナダはケベック州ケベックのル・キャピトル・シアター公演を皮切りに,10月15日カリフォルニア州サンタモニカは,サンタモニカ・シビック・オーディトリアム公演まで行われた 2nd レグで構成されおり,今回ギフト・アイテムとして登場したのは,1st レグ中盤に当たる 5月12日ミズーリ州セントルイスの屋内アリーナ:キール・オーディトリアム公演のオーディエンス録音を収録した 『 St. Louis 1973 (Gift CDR) 』 です.
因みに過去にギフト・アイテム 『 Day Of Diamond (Gift CDR) 』 等でも本公演の音源はリリースされています.
元のマスター劣化に起因する,音揺れやドロップ・アウト等もあり,音質はギフト・アイテム品質であるのは否めません.
内容的には,この時期のほぼ定番セット・リストで,1曲目の "Doctor Diamond" では,マイクのトラブルなのか,機器設定の不調なのか,いきなり冒頭の数小節分の ジョン・ウェットン(John Wetton)のボーカル音が出ていませんが,演奏は続行します.ただ生の声なのか,あるいはかろうじてスピーカーから出ている音なのか,微かに聴くことはできます.これもドキュメントで,ある意味ブートレッグの醍醐味のような気がします.
唯一の "Improvisatiobn" は,導入部が ビル・ブラフォード(Bill Bruford)のドラムから始まる珍しい展開で,その後 デビッド・クロス(David Cross)の不気味なヴァイオリン音,バックでミュート気味に,素早く運指をする ロバート・フリップ(Robert Fripp)のギターが入り,ジョン・ウェットン(John Wetton)のベースも徐々に絡んできます.やがてロバート・フリップはギターからメロトロンに移行し,そこから更に不気味な曲調になっていきます.最後にまたメロトロンからギターに持ち替え,徐々に静かになっていき,軽快なドラム音で "The Talking Drum" へのアプローチに変化していきます.
この時期の インプロヴィゼーションは,キング・クリムゾンの魅力が炸裂しています.
メーカー情報では
『わずか2年ほどの活動にも関わらず、世界のプログレ者を永遠の虜にした第3期KING CRIMSON。その秘宝ライヴアルバムがギフト・リリース決定です。
その秘宝盤に記録されているのは「1973年5月12日セントルイス公演」。その絶品オーディエンス録音です。KING CRIMSONと言えば、オフィシャルによる比類なきライヴ・アーカイヴでも知られるバンドですが、このショウは公式DGMでも公開されていない秘中の秘となるライヴアルバムなのです。
そんなセントルイス公演は、彼らの歴史の中でどんな位置づけなのか。
当時のスケジュールを紐解き、そのポジションを確かめておきましょう。
●1973年
《1月-2月『太陽と戦慄』制作→ミューア脱退(3期b)》
・2月10日-4月9日:欧州#1(20公演)
・4月18日-7月2日;北米#1(46公演)←★ココ★
・9月19日-10月15日;北米#2(20公演)
・10月23日-11月29日:欧州#2(24公演)←※『暗黒の世界』
●1974年
《1月『暗黒の世界』完成》
・3月19日-4月2日:欧州#3(13公演)
・4月11日-7月1日:北米#3(39公演)←※『USA』
《7月:クロス解雇→『レッド』制作(3期c)》
《9月25日:KC解散発表》
これが1973年/1974年のクリムソン。
狂気のパーカッショニスト:ジェイミー・ミューアが去ってからの「3期b」にフォーカスしてまとめています。この時代には半ライヴ作な『暗黒の世界』や『USA』といった伝統がありますが、本作はそのどちらよりも初期の「北米#1」。その17公演目にあたるコンサートでした。
そんなショウで記録された本作は、素晴らしい絶品のオーディエンス録音。とにかく力強い芯が耳元に迫り、それでいて厚みと迫力を演出するホール鳴りも絶妙。しかも、ヴァイオリンの超弱音もクリアなら、逆に全員が一丸となっても割れない艶やかな安定感も素晴らしい。前述した通り、セントルイス公演は公式DGMでは未だに「穴」となっているショウなのですが、これほどの録音が存在していながらナゼ……そんな「?」が頭をグルグルと回る銘品録音なのです。
そんなサウンドで描かれるショウがまた素晴らしい! やはりポイントとなるのが時期。本稿では1973年の北米ツアーを「北米#1」「北米#2」に分けていますが、ここが1つのターニング・ポイントでもあった。「欧州#1」「北米#1」は、あくまでも『太陽と戦慄』を基礎としており、アルバム曲の大半(本作では「土曜日の本」のみ演奏せず)や「Doctor Diamond」「21世紀の精神異常者」を組み合わせています。しかし、「北米#2」になると意識が変化。来る『暗黒の世界』モードに突入し、「The Night Watch」「Fracture」「Lament」といった新曲群が登場し、練り上げ段階に入っていくのです。
言い換えますと、その直前である「北米#1」は『太陽と戦慄』モードの最終到達地。つまり、作曲という雑念に惑わされず、ただひたすらアンサンブルと個性の確立のみに集中。「3期b」サウンドが完成していったのです。このように「北米1」は最も成長著しかった時期ともなるわけですが、どういうわけか公式アーカイヴが遅れている。本作は、そんな秘境の時期の熱演を現場体験できるライヴアルバムなのです。
『暗黒の世界』ではなく、あくまでも『太陽と戦慄』。新作の萌芽ではなく、成長点の充実を楽しめるライヴアルバムの大傑作です。繰り返しになりますが、これだけのサウンドと演奏でありながらナゼ公式DGMは無視し続けているのか……。まだまだ衰えないアンダーグラウンドの魅力に改めて気づかせてくれる1枚。どうぞ、この機会にじっくりとご堪能ください。』
St. Louis 1973 (Gift CDR)
Live At Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA 12th May 1973
1. Doctor Diamond
2. Larks' Tongues In Aspic (Part 1)
3. Easy Money
4. Exiles
5. Improvisation
6. The Talking Drum
7. Larks' Tongues In Aspic (Part 2)
8. 21st Century Schizoid Man
TOTAL TIME (60:56)
Robert Fripp : Guitar, Mellotron
David Cross : Violin, Viola, Mellotron
John Wetton : Bass, Vocal
Bill Bruford : Drums, Percussion
Larks' Tongues In Aspic (Part 1)
Improvisation
Larks' Tongues In Aspic (Part 2)
[参考]
1973 North American Tour Dates
April
18 Packard Music Hall,Warren,OH,USA
19 Embassy Theatre,Fort Wayne,IN,USA
20 Kinetic Playground,Chicago,IL,USA
21 Indiana State Fairgrounds Coliseum,Indianapolis,IN,USA
22 Cowtown Ballroom,Kansas City,MO,USA
23 Henry Levitt Arena,Wichita,KS,USA
24 State Fair Arena,Oklahoma City,OK,USA
27 Irvine Auditorium,Philadelphia,PA,USA
28 Academy Of Music,New York City,NY,USA
30 State Fair Coliseum,Syracuse,NY,USA
May
02 Alpine Arena,Swissvale,PA,USA
04 Orpheum Theatre,Boston,MA,USA
05 Montreal Forum,Montreal,QC,CANADA
06 Palace Theater,Waterbury,CT,USA
08 Masonic Temple Theatre,Detroit,MI,USA
11 Illinois State Armory,Springfield,IL,USA
12 Kiel Auditorium,St. Louis,MO,USA
13 Club Agora,Toledo,OH,USA
14 Club Agora,Cleveland,OH,USA
15 Club Agora,Columbus,OH,USA
16 London Forum,London,ON,CANADA
17 Hamilton Forum,Hamilton,ON,CANADA
18 Massey Hall,Toronto,ON,CANADA
19 Sudbury Community Arena,Sudbury,ON,CANADA
20 Civic Theatre,Ottawa,ON,CANADA
22 Pavillon de la Jeunesse,Quebec,QC,CANADA
June
06 Ellis Memorial Auditorium,Memphis,TN,USA
07 The Warehouse,New Orleans,LA,USA
08 Hofheinz Pavilion,Houston,TX,USA
09 Majestic Theatre,Dallas,TX,USA
⇒ [2 Shows]
10 Municipal Auditorium,San Antonio,TX,USA
12 The Midnight Special,Burbank,CA,USA
14 Celebrity Theatre,Phoenix,AZ,USA
15 San Diego Sports Arena,San Diego,CA,USA
16 Berkeley Community Theatre,Berkeley,CA,USA
17 Long Beach Arena,Long Beach,CA,USA
20 Bayfront Center,St. Petersburg,FL,USA
21 West Palm Beach Auditorium,West Palm Beach,FL,USA
22 Peabody Auditorium,Daytona Beach,FL,USA
23 Richards Club,Atlanta,GA,USA
25 Schaefer Music Festival,Wollman Skating Rink,New York City,NY,USA
28 Merriweather Post Pavilion,Columbia,MD,USA
29 Convention Hall,Asbury Park,NJ,USA
30 Exposition Hall,Portland,ME,USA
July
02 Kent State University,Kent,OH,USA
September
19 Le Capitole Theatre,Quebec,QC,CANADA
20 Capitol Theatre,Montreal,QC,CANADA
21 Palace Concert Theater,Providence,RI,USA
22 Academy Of Music,New York City,NY,USA
23 Orpheum Theatre,Boston,MA,USA
25 Lansing Chapman Rink,Williamstown,MA,USA
26 Ferris State College,Big Rapids,MI,USA
27 Masonic Temple Theatre,Detroit,MI,USA
28 Performing Arts Center,Milwaukee,WI,USA
29 Auditorium Theatre,Chicago,IL,USA
30 C. Morris Civic Auditorium,South Bend,IN,USA
October
01 Miller Auditorium,Western Michigan University,Kalamazoo,MI,USA
04 Houston Music Hall,Houston,TX,USA
05 Municipal Auditorium,San Antonio,TX,USA
06 University Of Texas At Arlington,Arlington,TX,USA
07 Independence Hall,Baton Rouge,LA,USA
12 Winterland Arena,San Francisco,CA,USA
12 The Midnight Special,Burbank,CA,USA
13 Winterland Arena,San Francisco,CA,USA
15 Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA
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「Central Park 1973 (No Label)」
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「Improvisation (Reel Masters-002)」
「Last Live Show (4 701-2)」
「Volkhaus (Sirene-152)」
「Day Of Diamond (Bonus CDR)」
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#2020-05-19