デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek and the Dominos)解散後の 1973年1月にリリースされたオフィシャル・ライヴ・アルバム 『 In Concert (イン・コンサート) 』 は,1970年10月23日と24日に ニューヨークのフィルモア・イーストで行われた公演のテイクを収録したものですが,実はその時点では未だ デレク・アンド・ザ・ドミノス 唯一の アルバム 『 Layla And Other Assorted Love Songs (いとしのレイラ) 』 は未だリリースされていない状況でした.
この 『 In Concert (イン・コンサート) 』 は,1994年2月に "Why Does Love Got to Be So Sad?","Tell the Truth","Let It Rain" の 3曲に関して収録テイクの変更,”Key To The Higway”,"Nobody Knows You When You're Down and Out","Little Wing",”Crossroad” の 4曲を楽曲自体追加し 『 Live At The Fillmore (ライヴ・アット・ザ・フィルモア) 』 としてリリースされました.このリリースにより 『 In Concert (イン・コンサート) 』 リリース時から新たに 7テイクが別収録された訳ですが,収録されたテイクは 何れも 両日(10月23日,24日)の Late Show(2nd Show)のものでした.
今回,商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして登場したのは,上述した 『 In Concert (イン・コンサート) 』,『 Live At The Fillmore (ライヴ・アット・ザ・フィルモア) 』 のオフィシャル・アルバムには収録されていない音源,且つ本ギフト・アイテムに収録された "Blues Power","Bottle Of Red Wine" は最近になって発掘された(陽の目を見た)音源なのです.
当然,全てがサウンドボード収録なので安心して楽しむ事ができます.
西新宿の柏木公園近くにある 某店では商品として販売していると思われるものがギフト・アイテムとして登場ですから太っ腹としか言いようがないですし,正直,このギフト・アイテムを貰う為に商品を 2組購入するというのも充分にありですね.
メーカー情報では
『エリック・クラプトンが自身のキャリア上において最高のバンドだったと自認するデレク・アンド・ザ・ドミノスの本邦初公開となる驚きのテイクを含むライブ音源がつい先日、8月下旬にDIMEにアップロードされました!
しかもオフィシャルライブ盤の音質に比較しても何ら遜色のない、バリバリのステレオ・サウンドボード、マスタークオリティなのです。クラプトンマニアの方、曲目とクレジットをよくご覧ください。
過去にアンダーグラウンドでリリースされていた、オフィシャルライブ盤「IN CONCERT」や「LIVE AT THE FILLMORE」に未収録のテイクをただ集めてきた内容とは違うことがお判りいただけるでしょう。ドミノスのオフィシャルライブ盤の大元となった70年10月23日、24日のフィルモア・イーストでの両レイトショーのコンプリート・バージョンと10月23日のアーリーショーの一部のライブテイクは過去にリリースされてきましたが、それらには本盤収録の10月23日アーリーショーのBlues Powerは含まれていなかったのです。正真正銘このテイクは初登場、初の発掘になります。
そうなると、この1曲からだけでもこの音源をDIMEにアップした人物の素性が気になるところです。一体誰がこんな音源をアップロードできたでしょうか?恐らくドミノスのフィルモア関連のオリジナルマスターのコピーを入手できた当時のエンジニア、スタッフ関係者ではなかろうかと思われるのです。
また、23日のテイクのミックス違いが24日のセットに混入されてきたため、誤解されて長年に渡り24日のテイクだと信じられてきたBottle Of Red Wineの真の24日レイトショーのテイクは、今年になって遂に日の目を見たのですが、この人物は、それを惜しげもなくピックアップしてきています。つまり「彼」は23日のアーリーショーのマスターテープと23日&24日のレイトショーのマスターテープを保有している人物ではないかと考えられるのです。ドミノスのフィルモアライブの既発盤をすべてコレクトしているマニアでも本盤は無視できないでしょう。ましてや一般のクラプトンファンならば、オフィシャルライブ盤とはまた違ったアドリブプレイ、パフォーマンスが聴ける本盤を心から楽しんでいただけることでしょう。
「アウトテイク」とは言え、演奏が聴き劣りするためにオフィシャル盤から没にされたのではないと断言できる凄まじいパフォーマンスが収められています。弾き捲り歌い捲るクラプトン、燃え上がるドミノスがここにもいます。まずは聴いていただければ納得されることでしょう。マニアも注目させる驚きの「フィルモア・アウトテイク」コンピレーションを当店は惜しげもなく今週のギフトアイテムにラインアップしました!
「IN CONCERT」や「LIVE AT THE FILLMORE」をお持ちの方にとっては、本盤はマストアイテムでしょうし、クラプトンファンの方なら決して避けて通れない音源でしょう。どうぞこの機会にリリースタイトルを2作以上オーダーいただき、本盤もゲットいただきますようお願い致します。
★半音の20%強高いピッチを修正しました。』
Fillmore Outtakes (Gift CDR)
Live At Fillmore East,New York,NY,USA 23rd & 24th October 1970
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
[Pitch Adjusted]
1. Intro. (&)
2. Got To Get Better In A Little While (&)
3. Key To The Highway (+)
4. Why Does Love Got To Be So Sad (#)
5. Blues Power (#)
6. Have You Ever Loved A Woman (+)
7. Bottle Of Red Wine (&)
8. Presence Of The Lord (+)
9. Little Wing (#)
TOTAL TIME (64:41)
(#) : 23rd October Early Show
(+) : 23rd October Late Show
(&) : 24th October Late Show
Eric Clapton : Guitar,Vocal
Bobby Whitlock : Keyboards,Vocal
Carl Radle : Bass
Jim Gordon : Drums
Blues Power
Bottle Of Red Wine
Little Wing
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#2019-09-10