商品を 2組購入すると希望者に配布されるギフト・アイテムとして,また掟破りというかコアなアイテムが登場しました.
最近,このようなオフィシャル系をトランスファーしたギフト・アイテムが増えましたね.
前回の 『 Atom Heart Mother : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 』 ,『 Dark Side Of The Moon : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 』 同様に モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(Mobile Fidelity Sound Lab)社のモービル・フィディリティ(Mobile Fidelity)シリーズ:"Original Master Recording" Collection から,今度は デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek And The Dominos)が 1970年11月にリリースした 『 Layla and Other Assorted Love Songs (いとしのレイラ) 』 のマスター・テープを独自マスタリングした モービル・フィデリティ盤 「 US Mobile Fidelity Sound Lab 24 KT Gold CD [UDCD 585] 」 を落とし込んだ ギフト・アイテム 『 Layla And Other Assorted Love Songs : Mobile Fidelity CD(Gift CDR) 』 が登場しました.
モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(Mobile Fidelity Sound Lab)社は,レコード会社から借り受けたマスター・テープを元に,独自のマスタリング技術(ハーフ・スピード・マスタリングなど)を駆使し,オリジナル・マスター・テープのデータを限界まで引き出した復刻盤ディスクをリリースしていますが,それが モービル・フィディリティ(Mobile Fidelity)CD です.
因みに CDのみならず レコードも製作されているようです.
モービル・フィデリティCDは使用素材が通常のアルミではなく,純度99.99%の金メッキを使用している関係から,通常のCDよりも信号記録面の反射率が高く,それ故に音質が優れているといわれており,またアーティストの意向やオリジナル音源を尊重した同社エンジニアによる作業は高く評価され,実際に多くの作品はオーディオ・ファンからも高い評価を受けています.また耐熱性・耐久性も高く寿命も比較的長いものになっているようです.
このシリーズは殆ど持っておらず,現在となっては新品の入手は困難で中古が高額で取引されていますが,流石に音は良いですね.当然,聴く側は非常にありがたい訳ですが,このようなものを有償販売しないまでもギフト・アイテムとして提供して良いのでしょうか(笑)
メーカー情報では
『今週のギフトアイテムには、かつてモービル・フィデリティ・サウンド・ラボから24KゴールドCDでリリースされていた名盤「Layla And Other Assorted Love Songs」をラインナップしました!
ゴールドCD = 最高音質と言われてきましたが、ここで今一度ゴールドCDについておさらいしておきましょう。1987年、アメリカのモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社(以下MFSL)は、大手レコード会社から2トラックのステレオマスターテープを借り受け、限定数生産というライセンス契約の下、新たに開発された金蒸着技術を駆使してゴールドCDの生産を開始しました。通常CDでは蒸着膜にアルミニウムが使用されていますが、保存環境によっては20年から30年で腐食してしまい、聴けなくなってしまうという説がありました。
それに対して24金は腐食に強く、アルミニウムよりも反射率が高いことから、CDプレーヤーの読み取りが安定し、サーボ回路で発生するデジタルノイズを低減し、音質の向上が期待できることから、蒸着膜に24金が使用されることになったものです。この技術によりMFSLは「Ultradisc」のブランド名で多くの名盤をゴールドCDでリリースし始めました。当初プレスは日本で行なわれましたが、その後アメリカへと移行し、その際にはブランド名は「Ultradisc Ⅱ」に変更されました。
オリジナルステレオマスターから製作されていることに加え、24金蒸着膜仕様となっていることからそのアルバムがレコーディングされた当時そのままのサウンドを正確に再現するものとして、90年代にはオーディオマニアには持て囃されたという経緯があります。この「Layla And Other Assorted Love Songs」は、「Ultradisc Ⅱ」シリーズの1作として1993年9月にリリースされています。これは、何よりもステレオの拡がりが異なります。従来の同タイトルCDはステレオとは言え、かなりナロウなステレオ感でしたが、本ゴールドCDは左右チャンネル180度いっぱいまで拡がっています。そしてサウンドは通常CDがやはり高音域・低音域を強調し、中音域が貧弱なため、よく言われる「ドンシャリ」的な印象になっていたのに対し、本ゴールドCDはすべての音域がバランス良く調和している印象となっています。そして何よりも楽器一つ一つ、ボーカルの繊細な響きのクリアネスが際立っています。
つまりこれがアナログマスターに忠実にデジタルコンバートされた結果だと言えると思います。もちろん本盤で使用されたマスターは、1970年に米アトコレコード社が本作を製作した際に使用したオリジナルUS盤のマスターテープです。マニアの方はご存知だと思いますが、ユニバーサル社で2008年に起こった大火事により、ほとんどのアーティストのアメリカ盤オリジナルマスターテープが焼失してしまいましたので、「Layla And Other Assorted Love Songs」は、もはや本盤以上の高音質でUSマスターをリマスターすることが不可能になってしまいました。リマスターしたくてもマスターテープがないのです。本作の内容の素晴らしさについては、皆さんならご存知のことでしょう。この翌年には不慮の事故で亡くなってしまうデュエイン・オールマンが運命のようにクラプトンと邂逅し、クラプトンと火花を散らすギタープレイでこのバンドに化学反応を起こした世紀の名作です。もはや幻となってしまったオリジナルUSステレオマスターを使用し、24KゴールドCDでアナログに忠実なサウンドを再現したMFSLの世紀の名盤「Layla And Other Assorted Love Songs」。現在の中古市場では高額のプレミア価格で取引される本盤を、是非この機会に体験してみてください。
★従来CDはもう聴けなくなりますよ。』
Layla And Other Assorted Love Songs : Mobile Fidelity CD(Gift CDR)
Taken From The Original US Mobile Fidelity Sound Lab 24 KT Gold CD [UDCD 585]
Ultradisc II 24 KT Gold CD From Mobile Fidelity Sound Lab "Original Master Recording" Collection
1. I Looked Away
2. Bell Bottom Blues
3. Keep On Growing
4. Nobody Knows You When You're Down And Out
5. I Am Yours
6. Anyday
7. Key To The Highway
8. Tell The Truth
9. Why Does Love Got To Be So Sad ?
10. Have You Ever Loved A Woman
11. Little Wing
12. It's Too Late
13. Layla
14. Thorn Tree In The Garden
TOTAL TIME (77:00)
Eric Clapton : Guitar,Vocal
Bobby Whitlock : Keyboards,Vocal
Carl Radle : Bass
Jim Gordon : Drums
Duane Allman : Guitar
※) オフィシャル音源なので貼り付けはしませんが素晴らしい音です!
[参考]
[関連記事]
「Dark Side Of The Moon : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 」
「Atom Heart Mother : Mobile Fidelity CD (Gift CDR)」
「Malvern 1970 (Beano-173)」
「Marquee 1970(Gift CDR)」
「Second Album Sessions (Gift CDR)」
#2019-07-16
最近,このようなオフィシャル系をトランスファーしたギフト・アイテムが増えましたね.
前回の 『 Atom Heart Mother : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 』 ,『 Dark Side Of The Moon : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 』 同様に モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(Mobile Fidelity Sound Lab)社のモービル・フィディリティ(Mobile Fidelity)シリーズ:"Original Master Recording" Collection から,今度は デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek And The Dominos)が 1970年11月にリリースした 『 Layla and Other Assorted Love Songs (いとしのレイラ) 』 のマスター・テープを独自マスタリングした モービル・フィデリティ盤 「 US Mobile Fidelity Sound Lab 24 KT Gold CD [UDCD 585] 」 を落とし込んだ ギフト・アイテム 『 Layla And Other Assorted Love Songs : Mobile Fidelity CD(Gift CDR) 』 が登場しました.
モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(Mobile Fidelity Sound Lab)社は,レコード会社から借り受けたマスター・テープを元に,独自のマスタリング技術(ハーフ・スピード・マスタリングなど)を駆使し,オリジナル・マスター・テープのデータを限界まで引き出した復刻盤ディスクをリリースしていますが,それが モービル・フィディリティ(Mobile Fidelity)CD です.
因みに CDのみならず レコードも製作されているようです.
モービル・フィデリティCDは使用素材が通常のアルミではなく,純度99.99%の金メッキを使用している関係から,通常のCDよりも信号記録面の反射率が高く,それ故に音質が優れているといわれており,またアーティストの意向やオリジナル音源を尊重した同社エンジニアによる作業は高く評価され,実際に多くの作品はオーディオ・ファンからも高い評価を受けています.また耐熱性・耐久性も高く寿命も比較的長いものになっているようです.
このシリーズは殆ど持っておらず,現在となっては新品の入手は困難で中古が高額で取引されていますが,流石に音は良いですね.当然,聴く側は非常にありがたい訳ですが,このようなものを有償販売しないまでもギフト・アイテムとして提供して良いのでしょうか(笑)
メーカー情報では
『今週のギフトアイテムには、かつてモービル・フィデリティ・サウンド・ラボから24KゴールドCDでリリースされていた名盤「Layla And Other Assorted Love Songs」をラインナップしました!
ゴールドCD = 最高音質と言われてきましたが、ここで今一度ゴールドCDについておさらいしておきましょう。1987年、アメリカのモービル・フィデリティ・サウンド・ラボ社(以下MFSL)は、大手レコード会社から2トラックのステレオマスターテープを借り受け、限定数生産というライセンス契約の下、新たに開発された金蒸着技術を駆使してゴールドCDの生産を開始しました。通常CDでは蒸着膜にアルミニウムが使用されていますが、保存環境によっては20年から30年で腐食してしまい、聴けなくなってしまうという説がありました。
それに対して24金は腐食に強く、アルミニウムよりも反射率が高いことから、CDプレーヤーの読み取りが安定し、サーボ回路で発生するデジタルノイズを低減し、音質の向上が期待できることから、蒸着膜に24金が使用されることになったものです。この技術によりMFSLは「Ultradisc」のブランド名で多くの名盤をゴールドCDでリリースし始めました。当初プレスは日本で行なわれましたが、その後アメリカへと移行し、その際にはブランド名は「Ultradisc Ⅱ」に変更されました。
オリジナルステレオマスターから製作されていることに加え、24金蒸着膜仕様となっていることからそのアルバムがレコーディングされた当時そのままのサウンドを正確に再現するものとして、90年代にはオーディオマニアには持て囃されたという経緯があります。この「Layla And Other Assorted Love Songs」は、「Ultradisc Ⅱ」シリーズの1作として1993年9月にリリースされています。これは、何よりもステレオの拡がりが異なります。従来の同タイトルCDはステレオとは言え、かなりナロウなステレオ感でしたが、本ゴールドCDは左右チャンネル180度いっぱいまで拡がっています。そしてサウンドは通常CDがやはり高音域・低音域を強調し、中音域が貧弱なため、よく言われる「ドンシャリ」的な印象になっていたのに対し、本ゴールドCDはすべての音域がバランス良く調和している印象となっています。そして何よりも楽器一つ一つ、ボーカルの繊細な響きのクリアネスが際立っています。
つまりこれがアナログマスターに忠実にデジタルコンバートされた結果だと言えると思います。もちろん本盤で使用されたマスターは、1970年に米アトコレコード社が本作を製作した際に使用したオリジナルUS盤のマスターテープです。マニアの方はご存知だと思いますが、ユニバーサル社で2008年に起こった大火事により、ほとんどのアーティストのアメリカ盤オリジナルマスターテープが焼失してしまいましたので、「Layla And Other Assorted Love Songs」は、もはや本盤以上の高音質でUSマスターをリマスターすることが不可能になってしまいました。リマスターしたくてもマスターテープがないのです。本作の内容の素晴らしさについては、皆さんならご存知のことでしょう。この翌年には不慮の事故で亡くなってしまうデュエイン・オールマンが運命のようにクラプトンと邂逅し、クラプトンと火花を散らすギタープレイでこのバンドに化学反応を起こした世紀の名作です。もはや幻となってしまったオリジナルUSステレオマスターを使用し、24KゴールドCDでアナログに忠実なサウンドを再現したMFSLの世紀の名盤「Layla And Other Assorted Love Songs」。現在の中古市場では高額のプレミア価格で取引される本盤を、是非この機会に体験してみてください。
★従来CDはもう聴けなくなりますよ。』
Layla And Other Assorted Love Songs : Mobile Fidelity CD(Gift CDR)
Taken From The Original US Mobile Fidelity Sound Lab 24 KT Gold CD [UDCD 585]
Ultradisc II 24 KT Gold CD From Mobile Fidelity Sound Lab "Original Master Recording" Collection
1. I Looked Away
2. Bell Bottom Blues
3. Keep On Growing
4. Nobody Knows You When You're Down And Out
5. I Am Yours
6. Anyday
7. Key To The Highway
8. Tell The Truth
9. Why Does Love Got To Be So Sad ?
10. Have You Ever Loved A Woman
11. Little Wing
12. It's Too Late
13. Layla
14. Thorn Tree In The Garden
TOTAL TIME (77:00)
Eric Clapton : Guitar,Vocal
Bobby Whitlock : Keyboards,Vocal
Carl Radle : Bass
Jim Gordon : Drums
Duane Allman : Guitar
※) オフィシャル音源なので貼り付けはしませんが素晴らしい音です!
[参考]
[関連記事]
「Dark Side Of The Moon : Mobile Fidelity CD (Gift CDR) 」
「Atom Heart Mother : Mobile Fidelity CD (Gift CDR)」
「Malvern 1970 (Beano-173)」
「Marquee 1970(Gift CDR)」
「Second Album Sessions (Gift CDR)」
#2019-07-16