2度目の来日ツアー初日の1973年6月23日の広島公演を収録した「Live In Hiroshima (Darker Than Blue 141/142)」初回プレス分に付属しているボーナスCDRで，同じく同ツアーから6月27日の大阪厚生年金会館公演初日を収録したものです．
今回のボーナスCDR化の前，つまり今回のリマスター前のものは「Final Black (Darker Than Blue 052)」として，その前にも，TNT Studio から「A Night Of The Machine (TNT-940150/151)」としてリリースされていました．
音質は，最初は安定せずにかなり厳しい状態で，"Highway Star" は途中までギランのボーカルは聴こえずカラオケ状態ですが，時間を追うごとに，バランスも音質も安定してきます．そしてメーカー情報にも記載されているように，この日のアンコール "Black Night" が，第二期最後のアンコールとなります．それ故，タイトルが「Final Black」ですね．
また "Highway Star" が，若干フェードインで始まるのが残念です．
メーカー情報では
『～本音源は以前から「ライン音源」もしくは「優良オーディエンス録音」かと、マニアの間でも議論が分かれている音源。オープニングの「Highway Star」では、序盤はヴォーカル・オフ、さらにキーボードとベースが突き抜けたミックスで、聴き手を大いに驚かせます。同曲の1：20頃からはヴォーカルが、そしてソロ手前の3：20頃にはギターも急に前面へ出ている事、さらにキーボードもソロではさらに目立つ点などは、本作の「ライン音源説」へ大きな説得力を与えています。
しかし続く「Smoke On The Water」辺りからはバランスも安定し、ライヴを理想的なサウンドで楽しめるようになります。リッチーは随所で彼らしいプレイを聴かせ、「Smoke On The Water」で魅せるキレのあるバッキング、「Strange Kind Of Woman」でのすれ違い気味なギランとの掛け合い（しかしソロはさすがの一言）など、色々な意味でこの'73年らしい演奏を、ダイレクト感たっぷりに聴くことが出来ます。
本作の大きな聴き所は何と言っても「Child In Time」。驚くほどにサウンドが立ったジョンのオルガンに加え、ギランのヴォーカルも繊細なトーンまで明瞭に聴き取れます。もちろんリッチーも聴き手の間近に迫るようなサウンド。これには誰もが圧倒され、演奏へ有無を言わさず引き込まれてしまうでしょう。
ドラムソロを含む「Lazy」から、「Space Truckin'」でライヴはいよいよピーク。ロジャーのベースがパワフルに唸るような音像は、楽曲と演奏のダイナミズムをより高め、迫力の上に凄みをふりかけたような最高のエンターテイメントで聴き手をノックアウトします！ 荒れ狂うリッチーのギターとジョンのハモンドは、ソロそしてインタープレイと圧巻の演奏を繰り広げ、ショウのピークを大いに盛り上げます（同曲での微妙な音揺れが、本録音を「オーディエンス録音だ」とする論拠になっているようです）。
ラストは29日に演奏されなかった「Black Night」が、第二期最後のアンコールとして炸裂！ ここも既発を問題にしないような音質で、歴史的な一場面を素晴らしい迫力で満喫させます。ここでは観客の拍手もオンに捉えられ、溢れるような臨場感を演出しています！
全編で約80分間ぎっしり詰め込まれた演奏は、本来このままプレスCDとしてリリースされるのが自然なクオリティ。全てのハードロック・ファンが聴かねばならない大定番を、この機会にぜひお楽しみください。「LIVE IN HIROSHIMA」とともに第二期PURPLEの'73年来日公演を強烈に印象付ける、飛び切りの一本です！』
との事．
Final Black Remastered Edition (Bonus CDR)
Live at Koseinenkin Hall, Osaka, Japan 27th June 1973
1. Highway Star
2. Smoke On The Water
3. Strange Kind Of Woman
4. Child In Time
5. Lazy
6. Drum Solo
7. The Mule
8. Space Truckin'
9. Black Night (Encore)
Ian Gillan - Vocal
Ritchie Blackmore - Guitar
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums
Highway Star
Smoke On The Water
[参考情報]
Deep Purple 1973 Japan Tour Dates
June
23 Hiroshima-shi Kokaido, Hiroshima, JAPAN
24 Nagoya-Shi Kokaido, Aichi, JAPAN
25 Budoukan Hall, Tokyo, JAPAN
26 Budoukan Hall, Tokyo, JAPAN (Cancelled)
27 Kouseinenkin Hall, Osaka, JAPAN
29 Kouseinenkin Hall, Osaka, JAPAN
「Final Black (Darker Than Blue 052)」
「A Night Of The Machine (TNT-940150/151)」
[関連記事]
「Deep Purple － Live In Hiroshim (Darker Than Blue 141/142)」
「Deep Purple － Lyon 1973 (Darker Than Blue 131)」
「Deep Purple － Birmingham 1973 (Darker Than Blue 134)」
「Deep Purple － The Bronx (Darker Than Blue 091/092)」
「Deep Purple － Live In Germany (Darker Than Blue 067/069/070)」
「Deep Purple － Pop Deux (Gift DVD-R)」
「Deep Purple － Euro-Pop 70 (Bonus CDR)」
今回のボーナスCDR化の前，つまり今回のリマスター前のものは「Final Black (Darker Than Blue 052)」として，その前にも，TNT Studio から「A Night Of The Machine (TNT-940150/151)」としてリリースされていました．
音質は，最初は安定せずにかなり厳しい状態で，"Highway Star" は途中までギランのボーカルは聴こえずカラオケ状態ですが，時間を追うごとに，バランスも音質も安定してきます．そしてメーカー情報にも記載されているように，この日のアンコール "Black Night" が，第二期最後のアンコールとなります．それ故，タイトルが「Final Black」ですね．
また "Highway Star" が，若干フェードインで始まるのが残念です．
メーカー情報では
『～本音源は以前から「ライン音源」もしくは「優良オーディエンス録音」かと、マニアの間でも議論が分かれている音源。オープニングの「Highway Star」では、序盤はヴォーカル・オフ、さらにキーボードとベースが突き抜けたミックスで、聴き手を大いに驚かせます。同曲の1：20頃からはヴォーカルが、そしてソロ手前の3：20頃にはギターも急に前面へ出ている事、さらにキーボードもソロではさらに目立つ点などは、本作の「ライン音源説」へ大きな説得力を与えています。
しかし続く「Smoke On The Water」辺りからはバランスも安定し、ライヴを理想的なサウンドで楽しめるようになります。リッチーは随所で彼らしいプレイを聴かせ、「Smoke On The Water」で魅せるキレのあるバッキング、「Strange Kind Of Woman」でのすれ違い気味なギランとの掛け合い（しかしソロはさすがの一言）など、色々な意味でこの'73年らしい演奏を、ダイレクト感たっぷりに聴くことが出来ます。
本作の大きな聴き所は何と言っても「Child In Time」。驚くほどにサウンドが立ったジョンのオルガンに加え、ギランのヴォーカルも繊細なトーンまで明瞭に聴き取れます。もちろんリッチーも聴き手の間近に迫るようなサウンド。これには誰もが圧倒され、演奏へ有無を言わさず引き込まれてしまうでしょう。
ドラムソロを含む「Lazy」から、「Space Truckin'」でライヴはいよいよピーク。ロジャーのベースがパワフルに唸るような音像は、楽曲と演奏のダイナミズムをより高め、迫力の上に凄みをふりかけたような最高のエンターテイメントで聴き手をノックアウトします！ 荒れ狂うリッチーのギターとジョンのハモンドは、ソロそしてインタープレイと圧巻の演奏を繰り広げ、ショウのピークを大いに盛り上げます（同曲での微妙な音揺れが、本録音を「オーディエンス録音だ」とする論拠になっているようです）。
ラストは29日に演奏されなかった「Black Night」が、第二期最後のアンコールとして炸裂！ ここも既発を問題にしないような音質で、歴史的な一場面を素晴らしい迫力で満喫させます。ここでは観客の拍手もオンに捉えられ、溢れるような臨場感を演出しています！
全編で約80分間ぎっしり詰め込まれた演奏は、本来このままプレスCDとしてリリースされるのが自然なクオリティ。全てのハードロック・ファンが聴かねばならない大定番を、この機会にぜひお楽しみください。「LIVE IN HIROSHIMA」とともに第二期PURPLEの'73年来日公演を強烈に印象付ける、飛び切りの一本です！』
との事．
Final Black Remastered Edition (Bonus CDR)
Live at Koseinenkin Hall, Osaka, Japan 27th June 1973
1. Highway Star
2. Smoke On The Water
3. Strange Kind Of Woman
4. Child In Time
5. Lazy
6. Drum Solo
7. The Mule
8. Space Truckin'
9. Black Night (Encore)
Ian Gillan - Vocal
Ritchie Blackmore - Guitar
Roger Glover - Bass
Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums
Highway Star
Smoke On The Water
[参考情報]
Deep Purple 1973 Japan Tour Dates
June
23 Hiroshima-shi Kokaido, Hiroshima, JAPAN
24 Nagoya-Shi Kokaido, Aichi, JAPAN
25 Budoukan Hall, Tokyo, JAPAN
26 Budoukan Hall, Tokyo, JAPAN (Cancelled)
27 Kouseinenkin Hall, Osaka, JAPAN
29 Kouseinenkin Hall, Osaka, JAPAN
「Final Black (Darker Than Blue 052)」
「A Night Of The Machine (TNT-940150/151)」
[関連記事]
「Deep Purple － Live In Hiroshim (Darker Than Blue 141/142)」
「Deep Purple － Lyon 1973 (Darker Than Blue 131)」
「Deep Purple － Birmingham 1973 (Darker Than Blue 134)」
「Deep Purple － The Bronx (Darker Than Blue 091/092)」
「Deep Purple － Live In Germany (Darker Than Blue 067/069/070)」
「Deep Purple － Pop Deux (Gift DVD-R)」
「Deep Purple － Euro-Pop 70 (Bonus CDR)」