チョロQの日にタカラトミー公式Twitterが
見過ごせない事を呟きました。
それをこんな感じにリツイードしたところ
結構な反響がありましたので
今回はその事について自分なりに検証してみます。
チョロQの誕生は「1980年」です。
それは紛れもない事実で色々と証拠もあります。
まずはA品番のチョロQ裏の銘鈑をみても
きっちり1980年と刻印されています。
初期のモデルには年号はありませんでしたが
ある時期から年号が入るようになり
後に1980と発売年の2つの年号が入るように変化しました。
これは80年代のステッカーですが
こんな感じに誕生年の1980年と制作年の1985年が
併記されています。
そして5周年の時のステッカーがこちら
1980→1985年となっており、ちゃんとカウントはあっています。
私は持っていないので写真はありませんが
1990年の10周年には、どっ金チョロQが発売され
10周年記念コインが付属していました。
そして歴史改変のターニングポイントと思われる
1999年に何故かチョロQ20周年を謳い
メーカーとしては大キャンペーンを展開し
イベントも開催されました。
その模様はすみやさんが最近ブログで
当時のレポートのリンクを貼られていたので
こちらでも転載させていただきます。
http://www17.plala.or.jp/choroq/verfare.html
http://www17.plala.or.jp/choroq/atpage/superq/superq.html
そしてこの年にチョロQコレクターのバイブルである
チョロQ大図鑑も発刊されました。
この本でもチョロQの前身である
豆ダッシュの発売は1980年だと明言されています。
そしてこれが20周年の時に作られた
ステッカーなんですが
20周年ロゴをよく見ると
「Since 1980」
とはっきり書かれているので
メーカーとしても1980年誕生の認識だったと思われます。
このステッカーの下に印刷された年号は
1999年となっており
やっぱり1999年にも関わらす
20周年を謳っていた事が伺えます。
なぜこの改変が行われたかは謎ですが
・トミカの周年と被るのを避けたかった。
・1QQQ年に20周年にしたかった。
などが噂されていますが
私個人としては後者じゃないかな?と思いますね。
でも2000年に20周年の方が語呂的に良くね?
とも思いますけどね。
この歴史改変にチョロQコレクターはモヤモヤしつつも
メーカーが設定したこのカウントを
この後、受け止めて進んで行く事になります。
その後の展開として改変されたカウントを継続して
2004年に25周年を祝い
イベントも行われ、ロゴも作られました。
「チョロQレーシング ポルシェ911 GT3 RSR 2004」
こちらは2004年にルマンに参戦したポルシェのチョロQですが
ボンネットと屋根にチョロQ25周年のロゴが入っています。
そして2009年に興味深い事件が起こります。
これと言った記念行事はなかったのですが
缶コーヒーのおまけに付いていた
ミニミニチョロQチューンドカーシリーズに
唐突に30周年ロゴが付いていたのです。
良く見ると
「SINCE 1979」
なんと!遂に発売年まで改変された瞬間でした!!
まあ10年の間にタカラとトミーの合併もありましたし
当時の担当がもう居なかったり
色々と考証がルーズになっていたのかな
と思いますけどね。
その後そのカウントに従って
チョロQファンの皆さんは周年を
地味に祝っていたんですが
それを今年メーカー自身が
なんて、さらっと本来の時間軸に修正しちゃうんだもんな~。
去年、39周年チョロQをカスタムし
今年、40周年チョロQをカスタム中の私の立場は~!!
と思わず叫びたくなりましたわ、ロゴまで作ったのに。
今回の公式の呟きは
来年はチョロQ40周年なので
期待して下さいねという
メッセージだと思っておきますので
タカラトミー本社による
STDチョロQ復活や周年記念製品の発売
イベントの開催などを期待したいですね。