オペラ試験の翌日、インドから来てくれていたお友だちと

ブダペストから電車とバスを乗り継いで3時間程の、ティハニというところに行きました。

バラトン湖の半島、ティハニです。


それにしても道中びっくり。

電車を降りて、乗り換えのバスを待ち、バスに乗り込んだ直後、いつも何かとお世話になってる&遊びに付き合ってくれている碓井くんが後から同じバスに。

前日のオペラ試験に碓井くんも見に来てくれていて、わたしが手配したチケットが連番だった関係で

お友だちと隣の席だったのだけど、そこで少しお話をしてくれていたみたいで・・・お友だちのが先に碓井くんに気付いてくれました。

碓井くんもわたしたちも、お互いに突発的に決めた日帰りプランだったみたいで、本当にびっくり。

どうやら、電車は異なるダイヤのものに乗っていたみたい。

同じく歌を勉強しているうえ、興味・関心のあることが似ているからなのか、ブダペスト市内でもよくバッタリ会ったり、トラムの中から見かけたり見かけられてたりしてて

本当に行動パターンが似てると思うし、そう話してたことも少なくないのだけど、まさかブダペストから遠く離れたところでバッタリ会うとは。

おかげで、賑やかで楽しい3人でのティハニになりました。

というのも、ティハニでラベンダー祭り?なるものがやってるらしい、というのを何かで見かけたので「とりあえずティハニ行ってみよう」というほぼほぼノープランだったし

碓井くんも「今日はもう暑いし、ティハニ行ってみようかな」という思い付きだったみたいで。

それにしても、聞いていた以上の絶景!


エメラルドブルーでした。

ラベンダーが有名、とのことで、ラベンダー畑にも行ってみたかったけれど、案内看板地図によると遠かったので今回は断念。



たくさんのラベンダーグッズを横目に

ラベンダーアイスを食べたり


お散歩したり。

唐辛子だらけのお店も見つけました。





「夏のハンガリーといえば」の冷静フルーツスープをお友だちに体験してほしくて、フラッと立ち寄ったレストランがとても雰囲気のあるお店でした。





碓井くんは、電車の切符を往復で購入していたので(わたしたちは復路の切符どころか、バス・電車の時間も調べておらず)、電車の時間もあって途中でバイバイ。

その後、お散歩途中に見つけた、湖を見渡せる絶景カフェでお茶をしました。




お茶する前に入った教会も、とても綺麗でした。


インドからせっかく来てくれたお友だちに、絶景の"ハンガリーの海"を見せてあげることが出来てよかった◎



6月14日にオペラ試験が終わってから・・・

なんだかんだバタバタ忙しなくしていたらあっという間に7月も中盤。

オペラ試験、無事に終演。

だいぶ昔のことのように感じてしまってるので、写真たくさん。

学校の公式Instagramにも写真投稿されてて、嬉しい気持ち半分、恥ずかしい気持ち半分。







前日も22時まで、当日の朝も10時からリハーサルがあって、その時に演出が変わったり、曲がカットされたり・・・と色々あったけど

ティートの慈悲では、とっても可愛い衣装のセルビリア


イドメネオでは、とってもジャンキーなイリア。


たった休憩20分(着替えも含む)で、かつらも使わず、全て地毛でこの変身。

ただただ、ヘアメイクさん凄いなぁと思いつつ、2役とも、自分とは全くの別人に変身させてくれたので

今まで以上に、もっと自分を捨てようと思うことが出来ました。


インドからお友達も見に来てくれていて、終演後、成績発表をされたあと(前回同様、直後に成績が言い渡されるシステム)

メキシコ人のエステファニアと、そのお友だちのドイツ人、そしてわたしたちの4人で飲みに行きました。

オペラ試験までも毎日忙しなかったのだけど、体調も崩さずに試験を終えることが出来て良かったです◎
他の専攻の子達が、実技試験を終えてどんどん夏休みに突入していくのを羨ましくも思いつつ&オペラ科、実技試験多いなと思いつつ・・・

オペラ試験まであと一週間。

5月の後半から、通常の歌のレッスンやコレペティ、オペラロールのレッスンに加えて、平均して毎週3回ほどオペラの稽古があって

6月1日に、オペラ科必修の別の歌唱試験が終ってからは、毎日2回のリハーサル。

基本朝10時開始なんだけど、「お昼の大休憩を挟む」という考え方ではなく「1日2回のリハーサル」と表現するところが好きです。

休憩中に、家に寝に帰る子もいるし、お茶やご飯食べる子もいるし、何より気持ちも切り替わるし。


今回も稽古中靴を脱いでる裸足率が高くて、「外国では靴を容易に脱がない」と思ってたから勝手にほっこりしてます。

それと、今回は2演目やるうち、わたしはどちらにも出るのと

個人的に歌唱部分は少なく感じるのだけど、「歌ってなくてもステージにいてね」という演出プランなので

両方を勉強できてとても嬉しく思います。

アンドラーシ先生の演出は、屋外オペラ「電話」を見て感動したように、現代演出だけどストーリーを壊してなくて凄く感激するのだけど

苦手なモーツァルトなのに、こんなに楽しく取り組んでいる自分にびっくり。

子供向けではない、というか、学生オペラ・教育機関での演出プランではないことにも嬉しいです。

カラオケデュエットしたり、叫んだり、スープ浴びたり、倒れて人工呼吸されたり、テディベアを抱き締めてたり、とりあえず踊る、みたいな演出プランにもワクワクしているし

この前は衣装デザイナーさんが稽古を見に来てくれてたから、どんな衣装なのかもワクワクしているし

振り付け師?のエステル先生は、アンドラーシ先生がつけた演出を「どういう風に動いたら、どういう角度だともっとよく魅せれるか」というのをすごく分かりやすく丁寧に指示してくれてるし

自分が歌ってない、稽古に参加してない時は、練習しに行ったり、稽古を見ながら天気がよければ窓辺で寝転がってたり、何か食べてたり、ゲームしてたり、稽古見て爆笑してたり、なんだかそれぞれリラックスしてて、家みたいな過ごし方をしてるのがとても心地よいです。

20時、21時まで稽古があっても、まだ外が明るいのも嬉しい。

朝10時から学校にいても、そんなに時間が経過していないと錯覚出来るので、とても良いです。

なんだかんだ、アリア試験前から言葉の通り喉を休めることが出来てないので、体調と発声だけは崩しませんように。

全然関係ないけど、なんとなく気分転換で無心に何かしたくなって

日本から持ってきてた乾燥キクラゲと乾燥ごぼうを使って、キクラゲのきんぴら、きんぴらごぼう

野菜を大量に切りたくて、カレーの作り置き

トマトが安かったから、トマトのマリネを大量に作りました。

そんな感じ。
この前、って、いつもこの前になってしまうんだけど、エステファニアに誘われて

エステファニアと一緒にメキシコ大使公邸にランチをしに行きました。

ランチをしに行きました、ってすごく違和感満載だけど、本当にランチに行きました。

お誘いを受けた時も「?!」ってなったけど、今思い出してもとても貴重な経験だったなぁと。

「メキシコ大使とランチに行く」という予定だけ決まっていて

「天気が良ければ泳げるから水着持ってきてね!」って当日エステファニアから連絡をもらって

「水着?」って思いながら、一応水着を持って待ち合わせ場所に向かって、タクシーで目的地へ。

着いたところはスペイン語で金ぴかの大きな表札がついていて(恐れ多くて撮影せず)

「ん?ここ、大使館?」とエステファニアに聞いたら

「No. Just his residence!」と言われたんだけど・・・「residence!?」となったのは言うまでもなく

日本大使とランチはおろか、大使公邸にも入ったことないのにすごいビックリな日だな、と思いながら

本当に知り合いのおじちゃんに会いに行くような感覚でインターホンを押して、門扉開けてもらって中へ。

とっても可愛いフワフワのわんこ、ブルーノが出迎えてくれました!


お庭での、とってもアットホームなバーベキューランチで



結局泳がなかったけれど、公邸にはプールがありました。


他のゲストが連れてきたわんこ達も登場して、


でもブルーノとその妹が一番モフモフさせてくれたし、一番遊んでくれました。

普通の会話だけど、大使ともとってもフランクにお話出来て



他のゲストとも楽しく過ごせた、とっても素晴らしいランチパーティーでした。

大使もすっごくリラックスされていて、在洪メキシコ大使館のホームページに掲載されているお写真よりもずっとずっとダンディーでした。

すごく緊張したけれど、そんな素敵で貴重な経験でした。
5月14日はアリア試験でした。

試験当日も、ペーチでの公開リハーサル同様、楽屋はエステファニアと一緒で、色んな話をしながら化粧をしたり

「こっちのアクセサリーのがいいと思う?」とか「髪型、どっちのが好き?」とか、あれこれ相談しながら各々の準備したり

「お腹すいた!食糧買いに行こ!」って二人でスーパー行ったり、踊りながら声出ししたり、やっぱり楽しい控え室でした。


本当に、試験だけどコンサート。

大ホールで、オーケストラ伴奏でアリアを歌えるなんて、試験なのにとっても幸せな気持ちでした。


客席の中には、「演奏会あるなら聞いていこう」っていう観光客の方もいたと思うし

ちっこい日本人が歌ってることにガッカリする人もいるだろうなぁとも思ったけど。


歌も、ドレスも、声も、多くの方からお褒めの言葉を頂くことができて、恐れ多かったです。

他の6人、みんなは本当にすごい。

袖で聴いてても、楽屋で聴いてても、本当に上手で、彼らの歌が聴けて幸せだなぁと思いました。

最後、こうもりのフィナーレをみんなと一緒に歌えて良かった。


ハンガリー、メキシコ、ベトナム、カザフスタン、スロバキア、日本っていう、とってもインターナショナルな7人なのに、誰一人としてドイツ語話者がいなくて

「ドイツ語やだ!早口やだ!子音が多すぎる!暗譜無理!歌詞を"シュビドゥビ"に変えよ!」

って最後の最後(ペーチでの"公開リハーサル"のリハーサルまで)までみんなで嘆いてたけど、そういうのも楽しいです。

こうもり、楽しかったです。




適当に写真チョイスしたけど、いい写真ばっかり。

小・中・高校の時から本当にそうだけど、本当に京芸の学部も院もそうだったけど

周りに、環境に恵まれている、とにかく人に恵まれてるなぁと思います。