
皆様こんにちは。
この週末は「スポーツの日」もあり連休になりますが、連休をゆっくり休める様、昨日からフルエキでのベンチテストを開始していますが、再来週の試験に向けてある程度進まないとZX-4Rもありますし、日程が思いの外タイトに感じて来ております(笑)
現在、次のベンチテストに使うパーツが仕上がるまで少し待ち時間がありますので、ベンチテストの前段階のお話でエキゾーストパイプに関して書きたいと思います。
ノーマルのテストを終え、純正マフラーを取り外して見てみると。。。

冒頭画像の排気ポートはそれ程でもないですが、エキパイの口の部分はかなり細く、もちろんエキパイ自体もヘッダーは細いのですが、大人(私)の人差し指が第2関節くらいまでしか入らない太さでした。
私の場合、マフラー開発の際はノーマルのパワーカーブを確認しながら必ず排気ポートの確認とエキパイ入り口のチェックを行なっていますが、エキパイ内部の口径というか仕上がりはいつも気になります。
エキパイ内径とエキパイヘッダーは細い事が確認出来ましたが、目に見える事実と実際にシャーシダイナモでベンチテストした結果とは違う事が多く、排気ポートを観察した上で、パイプ径を選定し試作を曲げていく事にしました。

まずは管長の短い仕様を造る予定で最短でいける様に2工程曲げでエキパイを構成します。

こんな感じで管長を計算しながら進めていきます。。。んんっ?

アンダーカウルを装着し、角度やバランスも確認していく事になるのですが。。。エキパイの2工程曲げ仕様はCB125Rの場合、正直言ってビジュアル的にダサいですね。。。(笑)
今回数パターンの管長違いでベンチテストを行いますが、何の変哲も無い。。。というよりは、ヤフ○クの格安マフラーや中華系、まぁ海外マフラーに見られるオーソドックススタイルではありますが、この時点で弊社というか私は不採用です(笑)
(今回は管長違いのテストなので1本はとりあえずこのまま後ろまで造っていく事にしました。)
そして管長違い仕様として、見た目テクニカルな感じの3工程曲げでレイアウトする事に。

やっぱ雰囲気でますよね、3工程曲げの方が(笑)

この時点で管長は測っていますが、フリーレイアウトなのでオイルパンとのクリアランスを見ながらのベンディングです。。。こんな感じでしょうか?やはり3曲げの方がビジュアル的にいいですよね。
そしてアンダーカウルを装着してバランス確認。


アンダーカウルの下部スペースが大きくバランスが悪いですね。
確かにオイルパンとのクリアランスを気にしすぎました。

純正ではこの部分に大きな触媒がありますので、アンダーカウルの形状もそういった点も考慮してのデザインなのでしょう。

なのでアンダーカウル下部のクリアランスのバランス調整、こんな感じでしょうか?

横から見た感じは先程のパイプよりオイルパンとのクリアランスが大きくなりましたので、当初、触媒をなるべく後ろに持っていく予定でしたが、純正に近い黄丸の部分に触媒を入れる事にしました。
パワー的な要素で考えるならなるべく後ろですけどね。。。一概に言えませんが。
まぁ、最終的な触媒位置はベンチテストと、排ガスデータで最終的に決めたいと思います。


こう見比べてもやっぱ、3曲げですね。
海外製やヤフ○ク等の格安製品はビジュアルよりもコストを取るのでしょうが、マフラー開発する立場で言えばこういった部分は拘りたいところです。※因みに開発段階では2ピースにしていますが、製品仕様ではこの部分までエキパイ1本で3工程曲げで行く予定です。

アンダーカウルを装着して横から見た感じです。
真横からの絵では全く分からないんですけど(笑)
マフラーってエンジンとフレームに沿わせて単に配管してるのでなく、それならエアコン業者の皆さんの方がはるかに上手だと思いますし、私の場合はビジュアル面含め、管長を計算しながらこんな感じでレイアウトに勤しんでいます、はい。
最終的にお客様に手にして頂く物なので、少しでも満足頂ける魅力のひとつに感じて頂ければ嬉しいのですがもう一度書きます、真横からの絵では努力は報われていないです(笑)
という事でそろそろベンチテストに使うパーツが完成しそうなので、本日はこの辺りで失礼します。
ではでは。