WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

WR'S ダブルアールズマフラー開発 日々の出来事。

日々の出来事を中心に現在開発中の製品に関しての情報や、その他バイクに関する情報等を書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

皆様こんにちは。

本日の大阪は最高気温が8度予想と、2月の気温に逆戻りですがこの週末から来週にかけては26度予想の日もあり、かと思ったらその週末はまた気温が下がるという。。。来週末は東京モーターサイクルショーに行く予定ですが、どんな格好で行くか迷いますね~、寒暖差による体調不良には皆様気を付けましょう。

 

さて早速DAX125に話を戻しますが、厳しくなった排ガス規制により2024-DAX125用フルエキゾーストではフロントパイプ前方に触媒を内蔵する必要が出て来ました。

上の画像は2022-2023DAX125用のサイレンサー部を外したエキパイ装着画像になりますが、触媒はセンターパイプ後方のサイレンサーとの接続部分に配置しています。

こんな感じです。

この触媒はJMCA会員専用にサクラ工業(株)さんが開発・提供して頂いているJMCA触媒で、主に250ccクラスに使用され、ほんの2~3年前は「125ccにはオーバースペック過ぎる」と言われていた触媒です。

 

私はマフラー開発時、排ガス規制値をクリアしてる事を確認した上で、ベンチテストによる検証や実走テストにより、そのバイクの特性に合わせ自由に触媒位置を決定して来ましたが、そういった手法が今後出来ないでしょうから、その事に関しては少し残念ですね。。。

というのも使う触媒や触媒装着位置によるパワー特性の変化が125ccクラスでは結構大きくて、「125ccクラスのマフラーのパワー差なんて少ない」という、知った風な業界認識(笑)も少なからずある中、このクラスにおいては他社さんとしっかり差別化出来てきた自負もありますので選択肢が減った事は残念ですが、まぁ出来る事は他にもあるのでノウハウを駆使して引き続き頑張りたいところです。

 

因みにJMCA触媒ですが今後出てくる車両に合わせて、こちらも第3世代触媒が出てくると思いますが、基本的には今でも十分使える触媒で、厳しくなった今の排ガス規制においては画像の様に触媒を後方に持っていくと、排気温度の兼ね合い含め触媒性能を十分に機能させる事が難しくなったという事です。※22-DAX125では当時の排ガス規制値を余裕でクリアしてたんですけどね。。。

 

という事で今回、エキパイ前方に内蔵する触媒です。左が今回製品に使用する触媒、右側がJMCAマフラー部会で預かった次世代(第3世代)触媒のプロトタイプです。

間違えると大変なので、第3世代を意味する「3」とマジックで書いています(笑)

 

で、早速内蔵させるべく触媒外筒を加工・溶接しました。

私は溶接が上手くないのでサンプルとはいえ、お見せするのは気が引けますが。。。(笑)

ターンテーブルで回転させて溶接するのは1週間もあれば素人でもプロ並に溶接する事は簡単ですが、久しぶりに溶接したとはいえ個数が少ないからと横着して(笑)、ターンテーブルを使わないと眼も見えてないし(言い訳 笑)思った以上に上手く出来ませんでした(笑)因みに第3世代の方は見分ける目的で印を入れてます。

この触媒をここに入れます。

 

そして完成、そして装着。

試作を造っている時は違和感があり過ぎでしたが、装着してみるとそんな感じは無くホッとしました。※違和感がひどい場合、エキパイレイアウトを変えようと思っていました。

 

今回テストしていくサイレンサーですが、GROM用(ステンレス)とDAX125用(F-BLACK)の他、仕様違いがもう2種類ベンチテスト室にありましたので、この中から進めて行く予定です。

因みに同じ横置きエンジンながら特性の違うGROMとDAX125ではインナーパイプ径や構造が別仕様になっており、方向性を見ていく上でも良いテストになる事を期待しています。

 

早速乗ってフィーリングを確かめたいところですが、登録は明後日の予定なのでそれまで準備の出来得る範囲でパーツの製作を行ないたいと思います。

 

それでは今日はこの辺りで。

 

 

皆様こんにちは。

 

3月も早や折り返し地点を過ぎましたが、本日はBEAMSさん所有のDAX125を購入させて頂いたのでBOSSのガレージまで引き取りに行って来ました。

プライベートガレージに初めて伺ったのですが、レース車両含めて何台持ってるねん!って感じで冷暖房完備の清潔で広いガレージを見て羨ましく感じましたね~(笑)。。。小規模なマフラー屋さん出来る程度に広かったのには驚きました(笑)

 

車両をシャーシダイナモ上に載せ早速、2022-2023DAX125用フルエキゾーストを装着。

このマフラーは厳しくなった排ガス規制に適合せず2024-DAX125には使えませんが、新たに造るマフラーのベンチマーク的な役割を担ってくれる筈なので、これから開発していく中でしっかり比較しながら良い方向を見つけていこうと思っています。

 

因みに2024-DAX125用のエキパイに内臓予定の触媒周辺パーツも着手しており、明日か明後日にはブログでも紹介出来ると思います。

 

という事で、24-DAX125のマフラー開発が始まります。

乞うご期待あれ!

 

 

皆様こんにちは。

 

本日は3月10日という事で3月も早や中盤戦に入りました。

今月は来週の大阪モーターサイクルショーに始まり、東京・名古屋とモーターサイクルショーが開催されますが、3月に入り受注も一気に加速して…と思っていましたがちょっと減速気味。。。思った様にはいきませんね(笑)

 

さて来週開幕の大阪モーターサイクルショーですが、相変わらず行くのか行かないのか迷っていましたが、再来週の東京モーターサイクルショーは仕事の打ち合わせが入った事もあり、金曜土曜の2日間、会場に入る事になりましたので今年の大阪は行かない事にしました。(名古屋は取引先のお誘いもありまだ迷っていますけど)

 

そして各地モーターサイクルショーが終わった頃。。。

2024-CBR400R(8BL-NC65)が納車予定となっています。

2024-CBR400Rはそれまでの車両型式(8BL-NC56)→(8BL-NC65)、エンジン型式もNC56E→NC65Eと、型式変更されており現在販売中の(2BK-NC56・8BL-NC56)用スリップオンの装着は法律上取り付け不可となっているんですよね。

 

昨年の今頃は、合計6車両の開発・リリースに追われていた事もあり、CBR400Rまで手が回らない状況で開発タイミングを逃しており、気になっていた事から今年最初の開発車両に決定しました。

外観や機能はともかくスペック的には旧型式と全く同じ。。。排ガス新規制に合わせてECUのソフトや純正マフラーの仕様に変更があるのだと思いますが、何が変わって何が変わっていないのか、そのあたりも含めてベンチテストで検証していこうと思っています。

基本的には旧型式用のスリップオンがそのまま装着出来そうには見えますが、2023-CBR250RRのときと同様にパワーカーブに大きな変更が見られる場合は、スリップオンと言えども安易に共通化せず、必要に応じて専用設計にする事も考えていますので、リクエストを頂いている皆様におかれては先走って旧型式用スリップオンのご購入等は控えて下さい(笑)

 

CBR250RRの開発ブログで書いたかも?ですが、この時は単純に1馬力上がっただけでなく、良くも悪くもパワーカーブが大きく違っていたんですよね。。。なので2023-CBR250RRではサイレンサー内部構造を変更して2023-CBR250RR専用商品としてリリースしています。

 

今回のCBR400Rもエンジンスペック自体は全く同じではありますが、ベンチテストで検証してみないと現時点では何ともいえないと思っています。

もちろん実走フィーリングも確かめていきたいところですが、まぁ安易に共通化みたいな手抜きをせず(笑)、こういった時に活躍する為のシャーシダイナモでもありますからしっかり検証してみます。

 

それと前回、次世代触媒に関して書きましたがそれを検証していくのはこの車両です。

 

このDAX125も昨年にマイナーチェンジされた車両になります。

ほんとバランスが良く格好いいですね。。。個人的にUPタイプ(見た目)は純正一拓です、はい(笑)

こちらも車両・エンジン型式が変わりましたが、排ガス浄化するには厳しい空冷エンジンになりますので、マフラー内部構造はもちろん、エンジンフィーリング(走行フィーリング)も旧型式とは異なるのではないかと現時点で考えています。

前型式のDAX125は逆輸入車と国内仕様車の走行フィーリングも全然違ったりと、スペックは同じながら興味深い結果となっていましたので、今回もシャーシダイナモ上のみならず、しっかり街乗りしながらマフラーの仕様を整えていこうと思っています。

 

というのも既にJMCA認証試験を受けた複数の他社さんからの情報になりますが、弊社の場合、黄丸の部分に触媒を内蔵しており、この位置では全く以って排ガス試験をクリア出来ないとの事。。。

 

おそらくこの位置ぐらいに触媒が無いと排ガス基準値をクリア出来ないみたいです。

 

そうなると当然ベンチテストが必須作業ですし、走行フィーリングに関しても検証していく上で場合によっては管長等も変更する必要性も考えられます。

いずれにしてもDAX125に関しては専用設計で開発のやり直しとなりますので、次世代触媒の検証も含めじっくり取り組んでいけたらと思っています。

 

因みにDAX125は先に開発終了したBEAMSさんから譲り受けましたので近々弊社に車両が入って来る予定です。

 

このあと実車はモータ-サイクルショーで確認する事となりますが、新型YZF-R25も控えており、これからのバイクシーズンに向けていよいよ弊社も動き出そうと思います。

 

それでは今週も頑張って参りましょう。

 

 

 

 

皆様こんにちは。

まず最初に週末の茨木2りんかんさんのイベントでブースにお立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。

週末は生憎のお天気ではございましたが、マフラーサウンドをお聞き頂いたり、直接マフラーをご購入下さった皆様、本当に感謝申し上げます。

 

さて3月に入り鬱陶しい天候が続いておりますが、昨日はJMCAマフラー会議に出席する為に名古屋まで特急ひのとりに乗って行って来ました。

関東の方は夕方から雪の影響による交通規制もあり、マフラー会議自体は時間短縮での進行となりましたが、滞りなく無事会議を終える事が出来ました。

 

今回も年々厳しくなっていく環境基準や騒音基準に関しての議題が中心で、現時点でお話出来る事と出来ない事を含めて話し合いが行なわれました。

 

お見せ出来る資料が少なく申し訳ないのですが、昨年から小型二輪車に導入され、今年からは本格的に軽二輪、そして原付二種クラスにも導入される「OBDⅡ」。。。

「OBDⅡ」の役割として様々な監視要件が含まれているのですが、我々業界が直面するのは「触媒劣化診断」という項目です。

 

現在のバイクはマフラー内に触媒が内蔵されている事は皆様もご存知だと思いますが、その検査基準が想像を絶する厳しさで、「OBDⅡ」導入後は、「マフラーの使用過程において『触媒が劣化した場合においても排ガス基準値を満たす必要』があり、『劣化後の排ガス浄化性能を担保』されている事」が採用する触媒に求められます。

例えば仮に、劣化後の基準を20,000kmとした場合、20,000km走行・劣化した触媒で排ガス基準値をクリアする必要があります。

なるべく簡単に簡素化して書いているつもりですが、読み返してみても皆さんにその難しさが伝わっているかは疑問です。。。(笑)

 

実際、劣化診断用に20,000km走行した後に排ガス試験を、そして合格後に晴れてマフラーをリリース!といった事は非現実的でして(笑)、各社のノウハウ云々どころの話ではないので、同じJMCAマフラー部会に所属しているサクラ工業㈱さん(純正マフラー製造)の多大なお力添えを得て劣化診断テストで検証して頂き、その上で新たな触媒を開発・販売頂いた物を我々は商品化に向けて採用させて頂く流れとなっています。(本当に感謝しかないです。)

昨日も会議の中で技術レベルの深い大変勉強になる貴重なお話を聞かせて頂きました。

 

JMCAマフラー会議は基本的に各社、マフラー開発責任者を中心に会議に参加されていますが、今後リリースされる車両用のマフラーを開発していく場合において、マフラー会議に参加していないと会員の中でも知識格差がどんどん広がっていく様に感じましたね。。。

また今回は、今後に向けて原付二種クラス用の次世代(サンプル)触媒を数個ご用意頂いており、会員にもテストデータの情報共有をさせて頂く目的で弊社も一つ持ち帰らせて頂きました。

 

因みに見た目は普段私達が使う触媒と同じです。触媒の成分に違いがあります。

サイズはここで伏せますが、主に原付二種バイクのエキパイに内蔵する触媒サイズで、弊社でもテストを行なった結果を情報共有させて頂く目的で開発時に試してみようと思っています。

この結果に関しては開発していく上でこのブログにも詳細な情報を皆様と共有出来たらと考えています。

この触媒をテストするにあたって、お借りするバイクで行なう予定でしたが、しっかりテスト検証をしたいので予定を変更して車両を購入しようと考えています。

 

という事で今後も色々と問題は山積み、しかしながら立ち止まる訳には行かないので一歩一歩前進あるのみです。

 

それでは本日はこの辺りで。

 

 

皆様こんにちは。お久しぶりです。

 

昨年末からというか、冬シーズンに入り冬眠している訳ではございませんが(笑)、ブログ更新が滞りがちになっていますが元気で頑張っております、はい(笑)

2月も明日が最終日。

今年に入り寒波の影響もあり、1~2月はどうなる事かと思っていましたが、ありがたい事にミドルクラスは冬場の影響も少なく、私も迷惑を掛けない程度(?)に量産のお手伝いや新型サイレンサーの打ち合わせ等であっという間に3月を迎えるといった感じです。

 

そろそろ新製品の開発という事で既に何車種か選定、車両が入って来ましたら本格的にブログを更新していく予定にしておりますが、本日は少し告知をさせて頂こうと思います。

 

冒頭画像の通り、この週末の3月1日(土)2日(日)『茨木2りんかん』さんにて「FAN&FUNミーティング」が開催されます。

ヘルメットをご購入予定の方は各ヘルメットメーカーの方がプロ目線からアドバイスをくれたり、フィッティングに関しても直接アドバイスが聞けたりするので是非!...いや、ヘルメットも大事ですが(笑)、㈱トップスの魚ちゃんが「SS-OVAL F-BLACK TITANスリップオンを装着したCBR250RR」のデモ車を展示してくれるそうなので、CBR250RRオーナーの皆様は是非足を運んで頂けたら嬉しく思います。

 

もちろん、サウンドチェックもOKなのでお越しの際はお気軽に魚ちゃんまでお声掛け頂けたらと思いますし、CBR250RRオーナーでなくても「SS-OVAL F-BLACK TITAN 」サイレンサーが気になってくれてるライダーさん等々、お時間のある方は是非ブースにお立ち寄り頂ければ嬉しく思います。

尚、マフラーが冷えている事を確認頂いた上で、サイレンサーを触って頂いて通常のマットブラックとは一味も二味も違う質感を感じて頂ければ嬉しい限りです。※通常、マットブラック系はお触り厳禁だったりしますが弊社のF-BLACKは気兼ね無く触って頂いて大丈夫です。

 

尚、この2日間は商談会という事で上記の通りお安くご購入頂ける機会となりますので重ねて宜しくお願い致します。

 

昨年イベントに参加させて頂いた和歌山2りんかんさんや柏沼南2りんかんさんに続き、新たに小倉2りんかんさんでもマフラー展示をして頂いております。

弊社の売れ筋商品であるCBR250RRやNinja250、ZX-25R用スリップオン等々を展示在庫頂いております。最寄りのユーザー様は是非足を運んでみて下さいませ。(小倉2りんかんさんありがとうございます。)

 

このあと溝口2りんかんさんでもマフラーを展示して頂く予定にしており、現在2りんかんさんでは「WR'S」が増殖中です(笑)

なるべく多くの地域でマフラーの質感やサイズ感を確認頂ける様に展開出来たらと考えております。

 

という事で2月も明日まで。引き続き頑張って参りましょう。

皆様こんにちは。

 

早速ですがタイトルの件、バックオーダーで長らくお待ち頂いている皆様にご報告です。

F-BLACKシェルの納入タイミングが早かった事もあり、SS-OVAL F-BLACK TITAN 仕様各種、本日出荷分により全てのバックオーダー分の出荷が完了しましたのでお知らせさせて頂きます。(先程集荷が完了。)

 

ただ日本列島に再び寒波が襲来しており、お住まいの地域によっては大雪や道路交通規制によって配達の遅延が発生しております。

ご注文頂いた皆様にはお手元い届くまでお時間を頂く場合もございますが、今しばらくお待ち頂けたらと思いますので宜しくお願い致します。

 

手短ではありますが、以上お知らせでした。

 

 

今週、「10年一度」といわれる寒波がまたやって来ておりますが。。。10年に一度が中1週で2回目ですか。。。

本日JMCA認証試験が開催されていますが、昨年は通行止めで浜松から動けず連泊する事態に陥りましたが(笑)、本日関西方面から試験に行ってる皆様は今年も寒波中の試験となり、おそらくチェーンや冬タイヤで万全を期して会場に行ってると思いますが、道中気を付けて帰路について欲しいと思います。

 

因みに2月のJMCA認証試験ですが、一昨年も帰れたものの寒さも含めて大変だった記憶がありますね。。。

私は去年を踏まえて2月の試験はリスクしかないので行かない事に決めましたが、来年以降は一度JMCA試験の日程を考えてみた方が良いかも知れませんね。

まぁ、天候ばかりはその時になってみないと分からないんですけどね。。。

 

という事で今週は特に3連休の時期が厳しい寒波に見舞われるらしいので、バイク通勤・通学されている方は安全第一で判断して頂けたらと思いますので宜しくお願い致します。

 

それでは。

 

 

 

皆様こんにちは。

先週ほどではないにして本日はやはり肌寒く、来週は再び先週と同じ様に厳しい寒さが戻ってくるみたいで。。。まぁ2月中はこんな感じが続きそうですね。

早いもので2月も折り返しとなる週となり、大阪モーターサイクルショーまで約1ヶ月、そこから東京・名古屋と続きますのでこのタイミングで体調を崩さない様に気を付けたいと思っています。

 

さてタイトルの件ですが、自社加工品を除く一部のリペアパーツに関して誠に不本意ながら価格を改定させて頂く事となりました。

年々、資材関係の値上がりが落ち着くどころか勢いを増して高騰する状況で、社内で加工するパーツに関しては今のところ価格改定せず据え置きとさせて頂いておりますが、マフラースプリング等の仕入れ部品に関してはこれまで社内で吸収してきたものの、限界を迎えつつありますので令和7年3月1日ご注文分より価格を改定させて頂く事にしました。※詳しくは弊社H.P「ダブルアールズからのお知らせ」ページを参照下さい。

 

なるべくリーズナブルな価格でご提供させて頂く事を目標に設定していましたので、既に採算の合わない商品もあり、その為今回は旧価格に対して大きな価格改定となりますが、皆様には何卒ご理解頂けます様宜しくお願い致します。

 

尚、スプリングに関しては2本組の価格になりますので、価格改定前の現在の価格でご購入されるとかなりおトクだと思います。

この両端フリースプリング(ラバー付き)は各社がネット等で販売されている同等品と比べて卸値を下回る位の価格に現状なっています(笑)。

ご購入金額が税抜き5,000円以下の場合は、全国一律で送料・代引き手数料が1,100円掛かりますので、その点を踏まえると考える余地もありますが、今月中(2月)は価格改定前の定価でご購入頂けますのでスペア等、ご検討されている方は今月中に手当頂けたらと思います。

 

皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが上記の通り、宜しくお願い致します。

 

という事でブログ更新している横のバナーに大阪モーターサイクルショーのリンクが貼られていた事から少し触れましたが、もうスグそこまで春がやって来てるんですよね~。

既に東京モーターサイクルショーの宿は取りましたが、地元の大阪モーターサイクルショーはどうしようかなぁ。。。毎年東京に行く事と東京のメーカー出展ブースが遥かに大きく見易いので、毎年大阪に行くか迷ってしまいます。(でも結局年毎行ってますが 笑)

 

モーターサイクルショーまで約1ヶ月、ゆっくり考える事とします。

 

それでは本日はこの辺りで。

寒暖差で体調を崩さない様に頑張って参りましょう。

 

 

 

 

 

 

皆様こんにちは。

今週は厳しい寒さが続く1週間になりましたが寒さのピークはこの週末という事で、外を見てみると東大阪も小雪が舞ってまいりました。。。そりゃ、寒い筈です。。。

天気予報を見ると雪マークが通勤時間と重なる様なので、バイク通勤・通学の方はくれぐれもお気を付け下さいませ。

 

さて現在一部の車種において「SS-OVAL F-BLACK TITAN仕様」の商品がバックオーダーとなり、ご購入頂いた皆様においてご迷惑をお掛けしておりますが、2月18日より出荷を再開出来る見込みとなりました。

2月下旬頃の納期返答をさせて頂いている方々へも出荷日が早まる予定にしておりますので、お手元に届くまで今しばらくお待ち頂けましたら幸いです。

 

今週は全国的に10年に一度と言われる寒波が襲来という事でマフラーの注文が少なくなると予想していましたが、案外関係無かった事と、バックオーダー分のF-BLACK TITAN仕様の納期も見えた事でホッとしました。

 

来週は今後の対策や納期に関して塗装屋さんと打ち合わせがありますので、今後の安定供給に向けて良いお話が出来ればと考えています。

 

という事でこの週末は天候や道路事情に十分ご注意を心掛け頂いて良い週末をお迎え下さい。

それでは。

 

2月に入りました。。。皆様こんにちは。

今週は日本列島の上空に今シーズン最強の寒波が襲来という事で、北陸や北日本を中心に大雪が警戒されており、西日本でも広範囲での積雪予想がされています。

 

その影響で各交通機関への影響や路面状況の悪化により、全国的にお荷物のお届けに遅れが生じる可能性が契約運送会社から通達されており、一部の地域では大雪によりお届けを停止しているとの事です。

商品をご購入頂いた皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程宜しくお願い致します。

 

さて話は変わりますが、2014年にKTM RC8Rで鈴鹿8耐参戦以来のお付き合いになる相馬利胤選手ですが、この度、相馬君がオーナーのチームトランスポーターを売却されるとの事で、このブログでもシェアさせて頂こうと思います。(以下、相馬君の文章を引用します。)

 

TOYOTA ダイナ2ton 箱型トラック(ゲート付) 

・2016年式 3人乗り

・ディーゼルターボ 6速MT

・距離約48.500キロ

・車検、ETC、ナビ、ドラレコ、レーダー付

・GAS200Lタンク変更済

・ボディー フルジャストローワイド・スーパーハイ(高さ)、長ロングデッキ(2ton幅、長さ、高さMAX)

・パワーゲート付、天井フード型エアロ付

・ボディー、箱 ブラックオールペン(全バラシによる内外塗装済)

・荷台内部に壁による小部屋を作成

・2段式折畳みベッド有、ベッド折畳み壁に収納可能(アルミワンオフ製作)

・小部屋 小窓有り

・荷室 棚作成(カゴ台車高さに合わせ、上段に長物や大物収納可能)

・荷室内部仮装済(壁パンチカーペット、床硬質床材張済)

・荷室内部 照明灯、外部引込式100V電源完備

希望400万円 ※価格は要相談。

トランポ、お仕事にどうでしょうか?

新車購入後ワンオーナー

TOYOTAディーラー毎点検 3.000㎞OIL交換。ディーゼルトラックでは低走行で無事故車輌、室内保管で大切に使用の為、機関程度良好。 ※35.000キロ程で全タイヤ交換済。(バッテリー新品でお渡し)

興味ある方は、希望写真や現車確認も可能です。

荷室の大きさのイメージですが、荷室奥に休憩、更衣可能な小部屋有り状態に、カゴ台車4台積み、600cc3台立て積みしても余裕有りです。

※最終写真のバイクは除きます(笑)

写真が古くすいません

 

との事です。以下、画像も添付させて頂きます。

 

 

 

 

 

上記の通りとなります。レーシングチームとあって3,000km毎のオイル交換等、機関も良好。

2tトラックなので免許は準中型免許が必要となります。

 

トラックの装備はパーフェクト、これ自分でオプション装備をしたら幾らかかるのかなぁ。。。地方選手権を戦うチームのトランスポーターとしては完璧すぎですね。※全日本選手権を転戦する知り合いのチームのトランポより遥かに豪華です(笑)

 

販売価格が魅力的でシーズンも直前ですので、スグ売却済みとなる可能性もありますが、ご興味のある方がいらっしゃいましたら、本人に繋ぎますので弊社にメールかお電話にてお気軽にお問い合わせ頂けたらと思います。(相馬君のお知り合いの方は直接どうぞ。)

 

それでは皆様、路面凍結等には十分お気を付け頂いて今週も頑張って参りましょう。

 

 

皆様こんにちは。

 

今週は日中、少し寒さが和らいで過ごし易く感じます。

体調もほぼ100%回復しましたので、遅ればせながらやっと新年スタートといった感じです、はい(笑)

 

さてここのところ多く頂く質問に関してコチラでも情報共有させて頂こうと思います。※以前にも書いていますが。。。

 

□スリップオンに関して□

弊社は車種によってはスリップオンマフラーとフルエキゾーストマフラーの両タイプをリリースしてる車種がありますが、現在スリップオンを装着してる方から「スリップオンをフルエキゾースト化すべく、現在販売しているフルエキゾーストのエキパイ(フロントパイプ)を買いたいのですが。。。」とのお問い合わせを頂きます。

結論から言えば弊社製品の場合、スリップオンとフルエキには互換性が無く、フルエキゾースト用のエキパイはスリップオンには使用出来ません。

 

弊社の場合、スリップオンはあくまで純正エキパイ用にレイアウトしており、フルエキゾーストに関してはパワー特性を最大限引き出す目的に、パイプ径から管長、連結する位置(差し込み位置)に至るまで完全専用設計にしており、同じバイクでありながらスリップオンとフルエキゾーストではサイレンサー構造やサイレンサー長も全て仕様が異なる場合も珍しくございません。

 

例えばCBR250RRの場合、

純正エキパイは溶接で一体化されており、ステップ下の黄丸の部分がスリップオン連結部になります。

 

ベンチテストを行い完成したスリップオンテールを装着。スリップオンテールは比較的短めです。

そしてサイレンサーを装着した写真がコチラになります。

 

一方、フルエキゾーストの場合。。。

エキパイがオイルパン向こうで2-1に集合され、黄丸のこの位置に連結部があり、純正マフラーとは連結する位置が異なる事が確認出来ます。

 

上がスリップオンで下がフルエキの構成部品ですが、フルエキ用のセンターパイプが明らかに長い事、そしてスリップオンとフルエキではサイレンサー長が異なる事も確認出来ます。(因みに約50mm程、フルエキ用が長いです。)

もちろんサイレンサー構造もベンチテストの結果を踏まえ、インナーパイプの径や長さも異なりスリップオンにはスリップオンの、フルエキにはフルエキ用に音量・音質、そしてパワーフィールを損なう事無く調整されています。

 

こういった感じで弊社の場合は、スリップオンはスリップオンとしてのベストを、フルエキの場合はエンジン特性の最適化を目指し開発する事から結果として全く異なる管長になっています。

特にフルエキゾーストを開発する際はスリップオンの特性を踏まえ、スリップオンを凌駕する性能面を担保出来ない場合、仮にビジュアル的に見た目の良いレイアウトが出来たとしても基本的にはやり直し→改善出来ない場合は販売を見送るといった事を徹底していますので、フルエキ開発の場合は純正マフラーの管長(寸法)に捉われる事無く、程好い緊張感を持って(笑)フルエキゾーストを開発しております。

 

誤解の無い様に補足しておきますが、これは弊社というか私の開発スタイルで、スリップオンに対応するフロントパイプ製品が良くないという事を意味する物ではございませんので誤解無き様、ご理解頂けたらと思います。

 

あくまでも手法的な話で、私の場合はフリーキャンパスで開発する方が性に合うというか、例えば先にスリップオンを開発したとして、「フルエキ開発にはこのスリップオン用サイレンサーを必ず使う事」みたいなお題があった場合、「パワー特性を最大限引き出す目的」で開発するという意味では制約でしか無いので、そういったフルエキ開発はしたくないのが本音ですね。。。(笑)

 

上記の通り繰り返しになりますが、弊社の場合スリップオンとフルエキの互換性はございませんので、将来的にフルエキゾーストが欲しいと考えられる方がいらっしゃいましたら、ご購入前にスリップオンにするのかフルエキゾーストにするべきなのか?ご一考頂けましたら幸いです。

 

 

 

という事で。。。

今後もスリップオン用のフロントパイプを開発しないのか?というと、時代やニーズを捉えながら臨機応変に対応出来たらとも思いますが、現時点においてはその予定はございませんが、まぁ平たく言えば私の中の考え方が少し変わって来たのかも知れません。。。

 

フルエキ開発においては上記の通りのコンセプトではありますが、逆説的に「スリップオンを最大限活かすフロントパイプ」といった視点で考えると、ムズムズと開発魂に火が点きそうで。。。(笑)

 

という事で本日はこの辺りで。