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夏川みずきのWriting Method

不倫、片思い、別れた相手が忘れられない、家庭の悩み、仕事上の悩み… 夏川みずきのWriting Methodが解決します。
重度のうつ病にまでなった私が立ち直り、幸せな家庭を築くまでにいたった、行動療法を元にしたメソッドです。





まず、自分の成功だけが、人生に価値を与えるものではありません。


成功は、あなたに満足をもたらすことはあっても、


必ずしも幸福をもたらすとは限りません。


他人からの賞賛のみを基準にした自己評価は、表向きは本当のように見えても、


見せかけである場合が多いのです。


容姿、才能、名誉、未来といったものは、


あなたの本来の価値に何も付け加えることはできません。


憂鬱になりがちな人の大部分は、他者から非常に愛されています。


しかし、それが救いにならないのは、自己評価が間違っているからです。


あなたの自己評価が、あなたの感情を決定しているのです。



落ち込んでいるとき、人は、自分は価値のない人間だと思い込んでいるものです。


落ち込みやすい人は、


「知性」「業績」「人気」「魅力」「健康」「容姿」


などを自分は持っていないと思い込みがちです。


憂鬱は、これらの自己評価が低いことから起こります。


マイナスの自己イメージは、些細な失敗や欠陥を、


人格そのものの否定にまで拡げてしまうのです。






では、憂鬱な気分から抜け出すには、どうしたらいいのでしょうか?


今の気分は、あなたの歪んだ考え方を映し出したものですから、


気分がそうだからといって、あなたの考え方が正しいとは限りません。


憂鬱な気分は、あなたがものごとを憂鬱に考えていることに過ぎません。


鳥のひなが親鳥の後をついて行くように、気分は考え方の後について行きます。


しかし、親鳥のあるく方向が絶対に正しいとは言えません。


考え方の歪みを正していくことで、人生を現実的にとらえ、憂鬱な気分から抜け出せるのです。



これまで、考え方の歪みについて、書いてきました。


では、なぜ考え方が歪んでいると、憂鬱な気分になるのでしょうか?


それは、あなたが、感情や気分を、考えとイコールにしているからです。


感情は事実とは違います。


考えとイコールにしていると、考え方が歪んでいた場合、あなたを取り巻く世界が歪んで見えてしまいます。


この誤った感情や気分が、現実的な事実ととらえられてしまい、あなたを憂鬱にします。


いったんこうなると、あとは悪循環を繰り返し、何もかもが悲観的に感じてしまうのです。





何か良くない出来事が起こったときに、何でも自分のせいにしてしまう事はありませんか?


恋人が仕事を失敗して不機嫌な時、


「彼が失敗したのは私のせいだ。私がダメな彼女だからだ」


と、いったように。


彼の失敗は彼の責任であって、あなたが背負い込む必要はないのです。


育児においても同様です。


子供の成績が悪いのを


「私がダメな母親だからだ」


と、罪の意識を持つ必要はないのです。


以上が、主な考え方のゆがみです。


明日からは、この章のまとめをお話したいと思います。