こんばんは。
“ひらく”を伝える。
ライター&カウンセラーのうさこです。
今日なぜか、ふと思い出したこと。
***
網膜色素変性症という病気にだと知ってから、
すがる想いでいろんな病院に行きました。
どこに行っても、診察結果は同じ。
「これから少しずつ目が見えづらくなっていくんだ」
「あぁ、もう、この事実を受け入れるしかないんだ」
先のことを今から考えてもしかたないし、
今はまだ十分見えているんだから
今できることをやるしかない。
何度もそう思おうとするのですが、
当時は、先のことが不安で不安でしかたありませんでした。
その不安をひとりで抱えきれなくなり、
ある時、当時お付き合いをしていた彼に打ち明けました。
病気のことを初めて聞いた彼はとても驚いて、
「きっと治るから、大丈夫」と言ってくれました。
「でもね、まだ治療法が確立されていない難病なの」
と説明しましたが、
「そんなはずない。
きっと治せる病院があるはずだから、
俺が探してあげるよ」
と言って、本当にいろいろと探してくれました。
***
ステキな彼ですよね。
でも私、その彼の気持ちが
うれしかったと同時に、とっても悲しかったんです。
「きっと治る。大丈夫」
それは確かに希望の言葉だったけど、
「いや、だから治らないんだって!
治らない私じゃダメなの?」
こころの中ではそんな言葉を叫んでいました。
私の中に
「もし本当に目が見えなくなったら、私はどうやって生きていくんだろう?
大好きな彼や友達は、変わらずに私と一緒にいてくれるんだろうか?」
そんな思いがあったので、
病気であってはいけない。
目が不自由になってはいけない。
そう言われている気がしてしまったんです。
やっぱり彼は、目が見える私がいいんだ。
見えなくなる私は認めてもらえないんだ。
そんなふうに感じて、悲しくなってしまったんです。
***
大好きな人には元気でいてほしいし、
いつも笑顔でいてほしい。
だから、私が逆の立場でも
同じように言って励ましたかもしれません。
でもね。
もしもあなたの大切な人が
不安な気持ちにおそわれて苦しんでいる時があったら
「あなたはきっとよくなるから、大丈夫だよ」
という想いと一緒に
「たとえよくならなくても、
どんなあなたでも大好きだから、大丈夫だよ」
という想いもぜひ伝えてあげてほしいなと
思います。
***
目が不自由になっても、きっと私は大丈夫。
私は、そう思えるようになって、
こころの元気を取り戻すことができました。
病気になってもいい。
貧乏になってもいい。
落ち込んでもいい。
泣いてもいい。
そんな自分も許してあげないと
本当に自分らしく生きることはできないですよね。
おわり
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