東京 銀座
歴史ある老舗から最先端のブランドショップまでが並ぶ、今も昔も華やかなオーラを放つ大人の街。
そんな銀座をブラブラと歩くことを、、
銀ブラ！と思ってしまいそうなのですが、
実はこの"銀ブラ"という言葉の語源には、とある有名なカフェの存在が、関係しているんです
そのお店は
カフェーパウリスタ
創業は明治44年。実は、なんと！このお店が今の日本のカフェのルーツになったと言われています
文化の新風の担い手として一瞬で人々を魅了した、カフェーパウリスタ。海外の風を感じる、イルミネーション煌めく店構えに、当時の時代の人たちも心をときめかせたようです。
その、創業店は残念ながら関東大震災で焼失してしまったのですが、昭和45年、創業店からほど近い今の場所で再開
今も銀座の名店の一つとして、親しまれている歴史あるカフェです。
作家の芥川龍之介や菊池寛がよく待ち合わせに利用していたことでも有名で、芥川龍之介の小説内にもお店が実名で登場していたりします。
さてさて、前述の銀ブラの語源についてですが、当時、時代の文化人たちがこぞって訪れていたこの人気店
「銀座のカフェーパウリスタに、
ブラジルコーヒーを飲みに行く」
という、今でいう若者のトレンドから、銀ブラ
という言葉が生まれたんだそう。
昔の方も、今の時代同様、略語がお好きだったようですね
！
さて、そんな文明開花&大正浪漫の香りを感じる名店、カフェーパウリスタ。
少し前のことになりますが、お店に伺ったときの店内の様子などを、本日はご紹介させてもらおうと思います。
扉を開けると、カランカランと心地よい鐘の音が鳴り、古き良き時代へ。。
今は空前のレトロブーム。そのブームの波にのってレトロ感を演出したオシャレカフェが多い中、こちらは歴史が創り上げた本物のレトロ。
ドアの外は華やかな銀座8丁目の喧騒。そのギャップがまたより一層レトロな雰囲気を際立たせているように感じます。
さて、この日こちらでいただいたのは、
森のコーヒー
こちらのコーヒーの一番の特徴は、農薬、化学肥料不使用
さらに、未熟な豆を完全に除去し、完熟した豆のみを使用しています。
お味は、苦味より酸味がやや際立っていて、コクは深め、そして豆のもつ自然な甘みが後味に残ります。
雑味はかなり抑えられていて、味わい深いので、ブラックでいただきたいコーヒーという印象です。
そして、この日はスコーンを一緒に
素朴な味わいのスコーン。
いつの時代も誰からも愛されるような、優しいお味です。
ちなみに、カフェーパウリスタには、こんな楽しいものもあり
銀ブラ証明書
裏はポイントカードになっています
銀ブラ&カフェのルーツになった、
今も昔も愛されている老舗カフェ
いつまでも、ずっとこの場所にあり続けてほしいと願いたい、、そんな素敵なカフェです。
カフェーパウリスタ
東京都中央区銀座8-9 長崎センタービル1・2階
月ー土 8時30分〜21時30分
日・祝 11時30分〜20時
年中無休(年末年始を除く)
全席禁煙 / パーキングなし / フリーWi-Fi / 2階席数席のみコンセント利用可 / ザワザワ感 ややあり /ノマドワーカー 普通
コメ子総研調べ
【重要】現在(2022年2月)時間短縮営業中のため、詳細はHPでご確認をお願いします
※情報は2022年1月のものです。
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