北海道 道央の旅⑤ 羊蹄山 室蘭 第一滝本館
北海道3日目。朝から雨模様。やはり前日に頑張って神威岬の先端まで行ってよかった。この日の予定している移動距離は約200km。積丹半島の西側海岸沿いに車を走らせ、トンネルをたくさん通りました。昔、ここら辺でトンネルの崩落事故があったのを思い出しました。あのトンネルの形のものがまだあるんですよね。ちょっと怖かった。そして、入り口を塞いでいるトンネル跡をたくさん見ました。どうやら走っていた道路は新しく作られたもので、かつて使われていた旧道があったんだなとわかります。さて、羊蹄山は見えるでしょうか?昼前に雨が上がったものの、羊蹄山の頂上付近には雲がかかっています。で、結局は見えなかったんです。私は20年くらい前に洞爺湖を訪れた際に雪を被った羊蹄山を見ています。富士山と同じ形で美しかったです。休憩がてら羊蹄山自然公園に立ち寄って、森林学習展示館を見学。中にはヒグマ、エゾシカ、キタキツネなどの剥製、羊蹄山の自然の展示、キャンプに来たら木工工作もできるようにできるようになっています。係員の方が「お隣のところも見学できます。」と仰ったので隣の建物に行くと、そこにいた職員の方が「今、片付け中で見学はできないんです。」……しかし、私たちが遠方から来ていることを知ると、何としばらく中を見せてくださったんです。真狩村の有名人、開拓時代の話など説明までしてくださいました。その中でその方の御先祖様が私の県かもとか、真狩村で有名な版画家が私の県出身だということもわかりました。そして近くの湧き水の場所まで案内してくださったのです。湧水はどんどん出てきます。平日だというのにたくさんの人が水を汲みに来ています。美味しい水でした。ペットボトルは一本しか持ってなかったのは残念でした。地震が来てもここは飲み水には困りませんね。ここからは室蘭市の南端、地球岬を目指します。途中、チャラツナイ展望所に立ち寄りました。こういう岩が見えました。次は地球岬。室蘭の観光地でトップに入るところ。地球岬という名前なので、この世の果てという景色を期待します。駐車場にはアジア系の観光客がバスで来ていました。確かに水平線ははるか向こうに見えますが、果てって感じではないなぁ。近くには金屏風という場所もあるので、寄ってみました。美しい景色でしたが、どれが金屏風にあたるところなのかがわかりません。そうこうしていると15時を過ぎたので、第一滝本館に向かいます。温泉に近いのは西館、食事会場に近いのは本館、受付に近いのは東館と南館です。そういうのを全く知らずに、リニューアルした1番きれいな部屋を選んだので南館。めっちゃきれいでしたが、窓からの景色は悪かったです。早速温泉に行きました。西館まで結構遠いです。西館に行く途中にある大きな金棒、カラクリ時計なんですが、4月で稼働を終わりました。残念。大浴場|第一滝本館【公式】地獄谷と対峙する抜群のロケーションで、雄大な自然と緩やかな時の流れに抱かれながら身体の疲れを芯からほぐす快感。1,500坪の広さに日本の10泉質の半分が揃う35の湯船で、ここだけの癒やしと贅沢を。takimotokan.co.jpこの中の写真通り、本当に広い。露天の階段を降りるとビールやお酒を注文できるところがあって、実際にビールを飲んでいる人がいました。地獄谷は女性の方からは見えません。というより外から見えない配慮からか、木がたくさん植っていて、地獄谷が見えないのです。男性のお風呂からは見えるそうです。温泉水を飲む場所があって、飲んでみましたが変な味がしました。食事会場へはこの本館のエレベーターで行きます。夕食はバイキングです。北海道ならではの料理、海鮮丼や蒸しじゃがいも、アジアンテイストの料理などなど。アイスやメロンソフトクリームもあります。アルコールやコーヒー紅茶以外のソフトドリンクは有料です。ステーキ、天ぷら、ラーメンはライブキッチンで。夜には期間限定イベントが行われています。地獄の谷の鬼花火noboribetsu-spa.jp毎日開催されているわけではありません。私が宿泊した日は、開催日でした。開始の5分前くらいに着きました。地獄谷展望台にはたくさんの観光客が集まっていたのですが、いい場所で見ることができました。花火の種類にバリエーションはありませんが、間近に見る花火は迫力がありました。地獄谷は翌日観光することにします。