東北4日目。
天気予報は相変わらず降水確率が高く、午後から雨予報。仏ヶ浦にはさっさと行くに越したことはありません。
むつパークホテルはただ寝るためだけのホテルで、午前7時過ぎには出発です。
それでも仏ヶ浦には1時間半はかかるので、あまり寄り道せずに行こうと思いました。
途中から道路はほとんど貸し切り状態。
川内ダムがありました。
ここに猿の群れがいて、毛繕い。
危ないので近寄りませんでした。
駐車場に着きました。止まっていたのは一台だけ。ここから下る道があります。
熊が出るとのこと。
下りは20分かかるとのことでした。
観光船に乗って行く方法は10月31日まで。それ以外は歩かなくてはなりません。
途中の道はこれまた自然豊かな風景。
着いた先には奇岩と遊歩道。
引き潮ではなかったので、向こうまでは行くことができませんでしたが、これは圧巻の風景でした。
これも貸し切り状態です。
次に仏ヶ浦を高い場所から見ることのできる展望台へ。
ここからの眺めではあの奇岩の大きさが実感できません。
11月中旬でしたが、まだ紅葉が残っていました。
東北地方は中尊寺くらいまではカエデの赤がありましたが、多くは紅葉というより黄葉。
この仏ヶ浦までの道路には落葉だらけ。
カラ松が美しい😍
そして、この日予期せぬ絶景に遭遇しました。
川内ダムの近くに橋が架かっていて、その下にものすごい勢いで流れていた川。
あすなろ橋。
この下は人工的ですが滝のような急流が流れていました。
なんだここは‼️と思っていたら、次のような看板がありました。
奥入瀬渓流以上のものがあります。
ほとんど人はいませんでしたが。
次の大滝では数人の観光客がいました。
セキレイ橋です。
あすなろ橋の下と違い、天然の滝です。落差はさほどではなかったですが、雨が降ったせいか水量がすごい。
奥入瀬の阿修羅の流れより凄かった。
観光が思いのほか早く済んだので、青森市に向かうことにしました。
何と、観光が済むとまた雨です。雨は私たちが車に乗っている時に降っている感じ。
翌日の予定にしていた棟方志功記念館に行くことにします。
ここは2024年3月31日で閉館になります。
なので、行っておきたかった場所です。
きれいな庭園の先に記念館があります。
中に入ると二階が受付で、棟方志功晩年の映像が流れていました。
結構観覧者がたくさんいたのは閉館を知った人たちが立ち寄ったと思われます。
中はたくさんの作品を展示していたわけではなかったですが、写真を撮るのはOKでした。
二菩薩釈迦十大弟子
谷崎潤一郎「鍵」の挿絵
仏教的なもの、そして女性の作品が多かったです。
今も良さがわかる、それこそが本物の芸術。
棟方志功を知らない人には是非一度観ていただきたいです。
その日の宿は青森駅に近いウイークリーホテルチトセ。
宿泊費が5900円に駐車場代700円。
夜8時からチェックアウトまでスタッフがいないというホテルです。
部屋にはWifiがなく、アメニティも付いていません。ほしい人は受付で購入です。
一階に居酒屋があり、結構リーズナブルだったのですが、せっかく青森に来たので、おいしいものをいただきたい。
駅前に「お食事処 おさない」という食堂があります。良さそうだったので行くと、行列ができていました。
ところが回転が早くて結構すぐに中に入ることができました。
これはホタテ組み合わせ定食2470円。ホタテの刺身とバター焼き、しょうゆ焼きのセットです。
こちらはホタテ貝焼き味噌定食1100円。
どんだけホタテ食べるんか?って感じですが、食べたらまた美味しいんですよね。
芸能人のサインがたくさん飾られていましたよ。