こんばんは~
毎月1日は「シネマDEクイズ」ですが、既報通り今月はお休みして「あなたが選ぶ美男子俳優」投票結果に続いて「ワンダが選ぶ歴代美男子俳優ベスト30」をご案内します。本来なら2~3回の長さになりますが今回は一気に行きます!皆さんの投票ではありのままの投票結果をお伝えしましたが、今回は若干私見も交えております。かなり長丁場になりますのでノンビリどうぞ!
「ワンダが選ぶ歴代美男子俳優ベスト30」
1位/アラン・ドロン(フランス)
/1935年生まれ
アラン・ドロンと言えば日本では「美男子」の代名詞。60年代~80年代にかけて爆発的な人気を誇ったフランスの男優で50代以上では知らない人はいないでしょう。「太陽がいっぱい」「地下室のメロディ」「冒険者たち」「さらば友よ」「リスボン特急」「サムライ」「レッドサン」など多数出演しており生涯本数は60本を超えます。拙ブログでも「アラン・ドロン特集」などで時々紹介しています。”二枚目の代名詞”とも”20世紀最高の美男子”とも言われています。映画人気に加え、日本では某紳士服のCMで爆発的な人気となり、映画雑誌スクリーンで毎年企画されていた人気投票でも10数年トップに君臨しておりました(ちなみに同時期の女優のトップはオードリー・ヘプバーンでした)。今で言うイケメンなのですが、洋画通のブログ友マドモワゼルB姐さんが「アラン・ドロンをイケメンと呼ぶのはとんでもない!」というの名言?を放った正統派二枚目俳優です。今回の投票でもぶっちぎりの1位でした!
2位/モンゴメリー・クリフト(アメリカ)
/1920年生まれ
「陽のあたる場所「女相続人」「終着駅」そしてジョン・ウェインとの共演作「赤い河」などに出演。知的で陰影のある美男ぶりはデビュー当時から有名で、”演劇界の若き天才”とも言われ、ジェームス・ディーンの憧れの俳優とも言われています。36才の時に交通事故で顔に怪我を負い復活を果たしたものの45才の若さでこの世を去っています。一般投票でゼロというのは今だに信じられません!先の投票で、番外のトルコ人美男俳優を紹介してくれたジュヌビエーブさんも”美男中の美男!”と激推ししており、あまり知られていないのが残念です。アラン・ドロンは別格として、美男子と聞いて真っ先に浮かんだのが彼の名前です。二枚目スターが大勢いた30年代~50年代の次の世代の新進スターでしたが早逝が悔やまれます。リズとの共演作で以前レビューした「陽のあたる場所」での、ひたむきで激しい眼差しの彼の顔は忘れられません。上記4作品は是非観ていただきたいです
3位/ゲイリー・クーパー(アメリカ)
/1901年生まれ
20年代~60年代まで大活躍したハリウッドのスーパースター。B級西部劇に長く出演していましたがディートリヒとの「モロッコ」で人気に火が付きその後は映画にも恵まれハリウッドの黄金時代の一翼を担う看板スターとなります。「オペラハウス」「戦場よさらば」「真昼の決闘」そしてヘプバーンとの「昼下りの情事」など代表作も多く、生涯2度オスカーを手にしています。ただ、亡きオヤジに言わせると「世紀の大根役者」だそうで、それもなんとなくわかります(笑)。身長190センチの長身で、まだ無名のころ「立っているだけで女性ファンが入る(映画館に)」と言われるくらいのハンサムで「モロッコ」を見て納得しました。晩年は優しいオジさんのイメージですが是非30年代のクーパーを見ていただきたいですね。一般投票での7位は少し残念でした
4位/ロバート・レッドフォード(アメリカ)
/1936年生まれ
60年代以降のハリウッドで屈指の美男俳優として数多くの映画に出演。「明日に向って撃て」「スティング」「追憶」「華麗なるギャツビー」の他に「普通の人々」ではアカデミー監督賞も受賞しています。70年代では”理想の美男子”とも称されポスター売上では常に同世代のアラン・ドロンとトップを争っていました。「スニーカーズ」や「スパイゲーム」では渋いオジさんでしたが、20代~30代のレッドフォードは画面に出るだけで全体が華やぐ正真正銘の美男子でした。一般投票でも堂々の3位!。大好きな70年代を代表するいい男ですからトップ5は外せません。
5位/ジェラール・フィリップ(フランス)
/1922年生まれ
「肉体の悪魔」「花咲ける武士道」「赤と黒」などに出演。40年代~50年代の二枚目スター。フランス映画界の貴公子と呼ばれ品の良さと繊細さで多くの女性を虜にしました。残念ながら36才で肝臓ガンで亡くなっています。一般投票では11位でしたがもっと上位にランクされるべきハンサム俳優だと思います
6位/グレゴリー・ペック(アメリカ)
/1916年生まれ
40年代~80年代に活躍したハリウッドを代表する俳優。「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンとの共演は有名ですね。「頭上の敵機」「アラバマ物語」「紳士協定」「白い恐怖」「渚にて」など数多くの話題作に出演しています。善良なアメリカを体現するスターであり、品の良いハンサムのイメージと共に、素顔も誠実で紳士的と言われいます。東京ミッドタウン日比谷のオープニングポスターに「グレゴリー・ペックも知らない男なんて」というキャッチコピーがあり一時話題になったことがあります。驚くほどの二枚目だとは思いませんが誠実そうな顔立ちは好きですね。一般投票は驚いたことに5位!たぶんベスト10には入らないだろうと予想していました。投票した中で1位~3位の上位投票が多かったのが印象的でした
7位/クラーク・ゲイブル(アメリカ)
/1901年生まれ
30年代~50年代にかけてゲイリー・クーパーと人気を二分したハリウッドのスーパースター。以前レビューした「或る夜の出来事」や「紅塵」「戦艦バウンティ号の叛乱」「モガンボ」など多数出演していますが、やはり39年の「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役でしょうね。”キング・オブ・ハリウッド”と異名を持ち、生涯5度結婚しているモテ男です。たくましさとセクシーさを兼ね添えたゲーブルですがマリリン・モンローの遺作「荒馬と女」が奇しくも遺作となりました。まだ59才の若さでした。一般投票では19票で15位。もう少し上位だと予想していました
8位/ロバート・テイラー(アメリカ)
/1911年生まれ
30年代~50年代のMGMの看板スターで、その端正なマスクでファンだけでなく「椿姫」ではグレタ・ガルボ、「豪華一代娘」ではジョーン・クロフォード、「哀愁」ではヴィヴィアン・リーなど当時の一流美女スターから共演依頼が殺到したと言われています。80年以上前の1937年の某主力新聞に彼の事を特集した記事があり「世界中の女性映画ファンのアイドルたる美男俳優ロバート・テイラー」とあり、初めて”アイドル”と呼ばれた俳優と言われています。若い頃のロバート・テイラーは、まさに水際立った美男子で彼の映画を見たことのない方は是非見ていただきたいですね。映画評論家の重鎮、故双葉十三郎氏がエッセイで”最後の二枚目”と評していました。一般投票では翡翠さん、khi-128さんらが推しておりましたが5点で圏外という寂しい結果で残念です。7位のクラーク・ゲイブルとは最後まで悩みました
9位/ロジャー・ムーア(イギリス)
/1927年生まれ
73年にショーン・コネリーの後継者として007シリーズのジェームズ・ボンドを演じて世界的に有名になります。下積み生活が長く、映画デビューはエリザベス・テーラーの「雨の朝巴里に死す」で、ボンドを引き継いだのは46才の時でした。73年の「007死ぬのは奴らだ」から85年「007美しき獲物たち」まで13年間計7作ジェームズ・ボンドを演じました。プレイボーイ然とした甘い二枚目で「ワイルド・ギース」「キャノン・ボール」なでに出演しています。このタイプの二枚目は好き嫌いがあるとは思いますが、投票では圏外の6点でベスト30にも入らなかったのは残念です。70年代を代表する美男子だと思います
10位/ウォーレン・ベイティ(アメリカ)
/1937年生まれ
デビュー作がエリア・カザンの「草原の輝き」でナタリー・ウッドと共演し、その後、アメリカン・ニュー・シネマの傑作「俺たちに明日はない」や「ギャンブラー」「天国から来たチャンピオン」など出演。芸能一家で、姉は女優のシャーリー・マクレーン。デビュー当時から整った容姿とプレイボーイとしても知られ、何人もの女優と浮名を流しています。好きな俳優のひとりで「俺たちに明日はない」の強烈な印象は今でも忘れられません。若い頃はびっくりする程の二枚目で、それでいてちょっと垂れ目が人懐っこさを感じさせます。先の投票では2人から各1点の2点でした。「マジかっ!」と言うのが正直な気持ちです(笑)
11位/ブラッド・ピット(アメリカ)
/1963年生まれ
90年代から現在に至るまでハリウッドの一線で活躍するトップスター。「ファイトクラブ」「ジョーブラックによろしく」「セブン」「スリーパーズ」「スパイ・ゲーム」さらに「オーシャンズ」シリーズなど人気映画に数多く出演しています。甘いマスクの青年から今では渋さを兼ね添え、男優人気ランキングなどでも常に上位に名を連ねています。若き日のイケメンぶりはもはや伝説級です。一般投票ではアラン・ドロンに次いで堂々の2位。個人的な意見としては10位のウォーレン・ベイティまでが「美男子」11位以降が「イケメン」という感想です
12位/ユアン・マクレガー(スコットランド)
/1971年生まれ
イケメン俳優として必ず名前が挙がるひとり。「ムーラン・ルージュ」「ロボッツ」「ゴーストライター」「砂漠でサーモンフィッシング」などヒット作多数。今年51才ですが、ますます渋みを加えたいい男になった印象です。一般投票ではわずか3票。13位のアレクサンダー・スカルスガルドと並んで間違いなくベスト20には入ると思ってました
13位/アレクサンダー・スカルスガルド(スウェーデン)
/1976年生まれ
雑誌で「世界最もハンサムな男」と騒がれたことがありました。ブロンドの髪にブルーの瞳は育ちの良さを感じます。「バトルシップ」「ターザン」「ゴジラVSコング」などに出演しています。父は「ドラゴンタトゥーの女」などで知られるステラン・スカルスガルドです。一般投票では10点獲得でベスト30ぎりぎりの29位でした。作品に恵まれず損をした印象です
14位/ジュード・ロウ(イギリス)
/1972年生まれ
97年の「ガタカ」で車いすの青年、99年の「リプリー」でプレイボーイを演じ、その端正な容姿で一気に人気に火がつきました。最近はちょっと頭が薄くなってきましたが、イギリス紳士然とした男前です。「シャーロック・ホームズ」や「ホリディ」も楽しかったですね。長いまつ毛と青い目がチャーミングで「ゴージャス」という言葉がピッタリのイギリス人俳優です。一般投票では投票人数は少なかったのですが上位に推す人が多く8位でした。ジュード・ロウ一択で推した冬川さんが大好きと言いつつ「こういう人を好きになると100%不幸になる」と言うのもわかるミステリアスな魅力ある俳優さんです。本来ならベスト10に入れたかったのですが・・
15位/トム・クルーズ(アメリカ)
/1962年生まれ
今さら説明する必要もないですね。80年代から現在に至るまで第一線で活躍するスーパースターで、現在も最も稼げる俳優のひとりと言われています。20代の頃から甘いマスクで注目され「トップガン」で一躍スターの仲間入りを果たします。「レインマン」「7月4日に生まれて」「ラストサムライ」や人気の「ミッション・インポッシブル」シリーズは、すでにPART9まで決まっているそうです。美人女優のニコール・キッドマンの元夫。若い頃は甘いマスクのイケメンもすでに60才!失礼な言い方ですがあまり劣化していない印象です。一般投票ではロバート・レッドフォードに次いで堂々の4位でした。大好きな俳優さん出演映画は大半見ておりイケメンなのは認めますが歴代での順位だとこのあたりかと・・
16位/ヒュー・ジャックマン(オーストラリア)
/1968年生まれ
「X-メン」のウルヴァリン役に抜擢され一躍スターの仲間入りを果たします。その後「ニューヨークの恋人」「ヴァン・ヘルシング」「リアル・スティール」「レ・ミゼラブル」そして「グレイテスト・ショーマン」などに主演しています。ユーモアに溢れ紳士的な性格の上に、08年ピープル誌の「最もセクシーな男」にも選ばれています。気さくでダンディでワイルドさもあり歌唱力も抜群、その上笑顔が涼しい超イケメンです
17位/ヘルムート・ベルガー(オーストリア)
/1944年生まれ)
ルキノ・ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」「家族の肖像」「ルートヴィヒ」などに出演。ヴィスコンティ監督の寵愛を一身に受け、外見の美しさだけではなく、あの退廃的な狂気と繊細さを兼ね添えた美男。一般投票では15点で21位と意外に高評価されていて驚きました。投票数は少ないのですが熱烈なファンが多いようです。最後までベスト10に入れるか迷いに迷いました。ベスト10に入らないのならいっそこのあたりの順位でどうかと‥少し悔いがあります
18位/マルチェロ・マストロヤンニ(イタリア)
/1924年生まれ
50年代~60年代に人気を博したイタリアの二枚目俳優。「甘い生活」「81/2」そして「昨日・今日・明日」「ああ結婚」など数多くの作品でソフィア・ローレンと共演しています。「ひまわり」は忘れられない映画の一本ですね。いわゆる色男なのでプレイボーイの役柄も多かったですが憎めない印象です。一般投票での得点はわずか3点で紹介出来なかったのが残念で、すみさんやakiko kabayashiさんが推していました。ハリウッドにはないイタリアらしい洗練された美男の印象です
19位/テレンス・スタンプ(イギリス)
/1939年生まれ
「テオレマ」「唇からナイフ」「プリシラ」そしてトム・クルーズの「ワルキューレ」などアート系からハリウッド大作まで幅広く活躍したイギリスのカリスマスター。その中でも印象深いのは、誘拐犯役を演じカンヌ国際映画祭で男優賞に輝いた「コレクター」でしょう。狂気に満ちた端正な顔と青い瞳はゾクゾクする程美しかったですね。一般投票は拍子抜けのわずか2点!晩年は敵役などが多いオジさんですが、70年代の終わりに初めて見た時の「コレクター」の顔立ちの美しさは別格でした。個人的に男性を美しいと感じたのはアラン・ドロン、モンゴメリー・クリフトそしてテレンス・スタンプだけです。本来ならブラピの上あたりにランクさせる予定でしたが若干好みがはいりました(笑)
20位/ケヴィン・コスナー(アメリカ)
/1955年生まれ
90年代はケヴィン・コスナーの年代と言っても過言ではないですね。「フィールド・オブ・ドリームス」「パーフェクト・ワールド」「ボディガード」など主演映画多数。遅咲きで30才を超えて「アンタッチャブル」に主演し”ゲイリー・クーパー”の再来と騒がれ、80年代から90年代にかけて”世紀のイケメン”としてハリウッドに君臨し、多くの女性ファンから絶大な人気を博しました。最近は脇役にまわることも多いですが、日本ではトム・クルーズと並び抜群の人気です。同年代に今年失語症で俳優を引退したブルース・ウィルスがいます。一般投票では堂々10位。個人的にはブラピ、トム・クルーズ、キアヌ・リーブスそしてケヴィン・コスナーの4人は超イケメンの括りでほぼ横一線です。大好きな俳優の一人で過去「アンタッチャブル」「さよならゲーム」「パーフェクト・ワールド」などレビューしており、好みで強引に20位にねじ込みました(笑)
<ワンダのベスト一覧>
1位/アラン・ドロン
2位/モンゴメリー・クリフト
3位/ゲイリー・クーパー
4位/ロバート・レッドフォード
5位/ジェラール・フィリップ
6位/グレゴリー・ペック
7位/クラーク・ゲーブル
8位/ロバート・テイラー
9位/ロジャー・ムーア
10位/ウォーレン・ベイティ
11位/ブラッド・ピット
12位/ユアン・マクレガー
13位/アレクサンダー・スカルドガルド
14位/ジュード・ロウ
15位/トム・クルーズ
16位/ヒュー・ジャックマン
17位/ヘルムント・ベルガー
18位/マルチェロ・マストロヤンニ
19位/テレンス・スタンプ
20位/ケヴィン・コスナー
21位/キアヌ・リーブス
22位/ジェームス・スベイダー
23位/デンゼル・ワシントン
24位/ティモシー・シャラメ
25位/タイロン・パワー
26位/ジョージ・クルーニー
27位/ケイリー・グラント
28位/クリス・パイン
29位/イーサン・ホーク
30位/トニー・カーティス
キアヌ・リーブス
ティモシー・シャラメ
イーサン・ホーク
ジョージ・クルーニー
デンゼル・ワシントン
タイロン・パワー
トニー・カーティス
21位から30位までは、一応順位づけはしておりますがほぼ横一線。ベスト30以内という括りです。このクラスでは頭ひとつ抜けているのがキアヌ・リーブス。今は髭でむさいイメージですが「スピード」や「マトリックス」「JM」の頃のキアヌ・リーブスはさわやか系のイケメンででした。「恋人までの距離」「ガタカ」など90年代のイーサン・ホークは少し憂いを帯びた表情が印象的です。トニー・カーティスは50年代~60年代に活躍した正統派に二枚目。終生のライバルと言われたロック・ハドソンと並んでいい男でした。モンローとの「お熱いのがお好き」は必見です。007の原作者イアン・フレミングが映画化に際して推していたのが”稀代の伊達男”ケイリー・グラントで話題映画にも数多く出演しています。洋画通だった亡きオヤジが”40年代では敵なしの二枚目”と評していたのがタイロン・パワーで一般投票でもトリトンさんやボヌールちゃんが推しベスト30に入る根強い人気でした。そのほか、熟年の星「オーシャンズ」シリーズのジョージ・クルーニー、若手イチオシの「インターステラー」のティモシー・シャラメ、クリス・パイン、デンゼル・ワシントンなどいい男ばかりずらりと揃いました
<スピンオフ/20>
オーウェン・ウィルソン
アンソニー・パーキンス
トロイ・ドナヒュー
ダーモット・マローニー
ブラッドリー・クーパー
ポール・ウォーカー
エディ・レッドメイン
マイケル・ビーン
マッツ・ミケルセン
ロック・ハドソン
オーランド・ブルーム
ラファエル・ペルソナ
ウィリアム・ボールドウィン
ロバート・ヴォーン
クリス・エヴァンス
トム・ベレンジャー
クリス・ヘムズワース
エウパート・エヴェレット
スコット・グレン
ロナルド・コールマン
トム・ハーディ
アンソニー・パーキンス
ポール・ウォーカー
ラファエル・ペルソナ
ロバート・ヴォーン
ウイリアム・ボールドウィン
リチャード・ギア
クリス・エヴァンス
投票数などで、はっきり数字で表されるものは”番外”という表記でいいと思いますが、とても順位つけなどできないこのグループは便宜上”スピンオフ”と呼ぶことにします(本来の意味とは若干違いますが)。このクラスははっきり言って選択は難しいのですが、出来るだけ冷静に20人選びました。
「サイコ」のイメージの強さから若干損をしている気がしますが、繊細かつ爽やかな二枚目スターのアンソニー・パーキンス。「ワイルド・スピード」シリーズで人気も事故で亡くなったポール・ウォーカー。最近お気に入りでスーツ姿がかっこいいトム・ハーディ。「0011ナポレオン・ソロ」シリーズ、「荒野の七人」など甘いマスクで人気があったロバート・ヴォーン。渋い二枚目で「レッドオクトーバーを追え!」でのアメリカ艦長役が忘れられないスコット・グレン。「エイリアン2」など、いつも戦っている甘いマスクのマイケル・ビーン。年齢を重ねてもダンディなリチャード・ギア。そして、日本ではあまり馴染みが薄いですが”アラン・ドロンの再来”と言われるフランスの俳優のラファエル・ペルソナ。「マイティ・ソー」シリーズで人気のクリス・ヘムズワースなどなどいい男がいっぱい。ただ、この年代ではクリス・ヘムズワース、トム・ハーディ、ラファエル・ペルソナが特出しているのではないでしょうか
<スクリーンを駆け抜けた美少年>
美少年イコール美男子かということについてはいろいろ意見はあるかとは思いますが、個人的な意見としては「美男子」と「美少年」とは別括りです。この考えはジュヌビエーブさんと全く同意見です。したがって一般投票についてはそのまま掲載しましたが、「ワンダの美男子俳優」からは除外しています。どうぞご理解ください。もちろん「美少年ランキング」なるものがあれば当然上位にランキングします。ここでは参考にワンダが選ぶ美少年を挙げさせてもらいました
ビョルン・アンドレセン
エドワード・ファーロング
ブラッド・レンフロ
リヴァー・フェニックス
ある程度上位にくることは予想していましたが、投票では6位の大人気だった「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセン。まるで絵画の中から出て来たような衝撃的な美しさでした。次に投票ではyu-sさん、草幸さん、Romyさんらが推し17位のリヴァー・フェニックス。わずか23才の若さでこの世を去った永遠の美少年で「スタンド・バイ・ミー」が有名ですが「マイ・プライベート・アイダホ」やレッドフォードと共演した「スニーカーズ」も是非どうぞ。「ターミネーター2」のエドワード・ファーロングも外せないですね。個人的にはこの年代のイチ推しは25才で亡くなった「依頼人」「マイフィレンド・フォーエバー」のブラッド・レンフロ。小生意気ですが人懐っこい笑顔の「依頼人」は繰り返し見る好きな映画の一本です。まだまだいますよ~「フレンズ」でアニセー・アルビナと共演したショーン・バリー、「ネバー・エンディング・ストーリー」のノア・ハサウェイなど美少年もたくさんいます。「小さな恋のメロディ」のマーク・レスターやジャック・ワイルドなどもいますが、美少年というよりかわいい少年のイメージでしょうか
<意外にイケメン?>
どんなにいい男でも年齢には勝てません。60才になるのにまだあんなにカッコイイ、トム・クルーズは別格として誰でも20代~30代が一番だと思うのですが、逆に40代以降になって輝く俳優さんもたくさんいます。リーアム・ニーソンやジョージ・クルーニーなどがその代表ですね。そして、おじさんやお爺ちゃん(失礼)のイメージなのに若い時は実は・・という俳優さんたちも少し列記します。どうしても俳優さんは役柄や風貌でイメージが先行してしまい、美男子という括りでは損をした人たちです
ジョン・ウェイン
ジョニー・ディップ
ウィゴ・モーテンセン
ショーン・コネリー
アラン・リックマン
西部劇で大男にイメージのジョン・ウェイン。ゆき・ぷうさんだけが推されていましたが、「駅馬車」の頃はスリムでいい男でした。強面な男や悪役のイメージが強いですが意外にいい男のウィゴ・モーテンセンとアラン・リックマン。少数ながらマドモワゼル姐さんやjeric48yさんが投票していましたね。さすがです!ジョニー・ディップはもともとイケメンとして知られており、投票でも13位ですが髭のない若いころの彼はびっくりするほどのいい男です。渋い演技で定評のあるショーン・コネリーもジェームズ・ボンドを演じた時はご覧の通りです。アラン・ラッド、ウィリアム・ホールデン、シドニー・ポワチエ、マイケル・ケインなども美男子でしたね。ほかにも意外に・・という男優さんも多いと思いますよ
<うっかり忘れた美男俳優>
「ワンダのベスト30」は、じつは皆さんの投票のずっと前に決めておりました。それは投票によって迷いが生じることを防ぐ意味もあったのですが、逆に自信でもあります。ただ、その後思い出したり皆さんが投票した227人のエントリーやコメントを見て”うっかり忘れていた美男俳優”もたくさんいましたね~全部書ききれないので一部だけ(笑)
ジュリアーノ・ジェンマ
ジャン=ピエール・レオ
レイモンド・ラブロック
アンディ・ガルシア
ルドルフ・ヴァレンチノ
キース・キャラダイン
ジュリアーノ・ジェンマはジュヌビエーブさんのコメントで思い出した一人。「荒野の1ドル銀貨」などの西部劇が有名で埃っぽい西部の街で一服の清涼剤のようなさわやかイケメンです。銀の三角さんが1位に推していたキース・キャラダインも忘れていました。少し地味ですが「ナッシュビル」「北国の帝王」などが印象深いです。投票ではわずか1点でしたが、この人を忘れるなんて・・大好きなアンディ・ガルシア。ケヴィン・コスナーの影に隠れた感がありますが「アンタッチャブル」の彼もカッコよかったですね。眼光の鋭さから近頃は敵役も多いですが彫の深い顔は男性に人気が高いようです。そして、この人が画面に出てくるだけで何となく気持ちが和らぐリチャード・クレンナ。渋い二枚目で「ランボー」シリーズが有名ですが、ヘプバーンの「暗くなるまで待って」アラン・ドロンとの「リスボン特急」は好きな映画です。前回紹介できませんでしたが、ほくとさんやココラブさんが推していたサイレント時代の美形ルドルフ・バレンティノ。かつて亡きオヤジが集めていたブロマイドにあったのを思い出しました。写真の裏にしっかり万年筆で「ルドルホ、バレンチイノ」の文字がありました。マドモワゼル姐さんやココラブさんの投票で思い出したのがレイモンド・ラブロック。出演作に恵まれなかった印象ですが一時日本では爆発的な人気があって雑誌の表紙を飾っていた記憶があります。ソフィア・ローレンの「カサンドラクロス」に出ていてイケメンぶりは際立ってました。そして、名前を見つけて思わず「あっ」と声がでたジャン=ピエール・レオ。投票ではkittyさんのわずか1点でしたが、フランスの名優で「恋のエチュード」は忘れられませんね。ベルモンドの「気狂いピエロ」にもちょこっとだけ出てました。ヒュー・グラントやクリスチャン・ベールも入ってなかったですかね?きりがないのでまたの機会に(笑)
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まだまだ美男子俳優はたくさんいます。私たちが知らないイケメンたちもたくさんいるでしょう。今回ワンダが選ばせていただいたのは、若干好みは入りますが自身の審美眼に準じて選出させていただきました。大好きなポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン、ジェームス・ディーンなどは個人的な意見では「美男子」というより「かっこいい俳優」であり「好きな俳優」で、涙を飲んで選から外しております。10人いれば10通りのランキングがあるのは当然のことで、あくまでワンダの独断の順位です。ランキング自体の是非もあるとは思いますし、順位づけも好きな方ではありません。ただ順位をつけることによって信ぴょう性、さらに注目度も増します。マドモワゼル姐さんやココラブさん、まるごさん、point7077さんなどからはたくさんの投票をいただき、自分の知識の浅さを思い知った次第です。こういう機会にたくさんの俳優さんや映画を知っていただけたらと思います。そして、次の世代の方々へ語り継いでいけたらと思います。1月の「歴代美人」今回の「歴代美男子」に続けて別企画も年末年始あたりに予定しています。なにか面白い企画があれば是非ご連絡ください。そしてお付き合いいただきありがとうございました!
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本来なら2~3回に分けるところを一回にまとめました。この企画は楽しいですがめちゃめちゃ疲れます(笑)したがって来週のレビューはお休みします(笑)。投票ならびに長文を読んでいただきありがとうございます。なお、記事についての誤字、変換ミス、画像ミスなど極力注意はしておりますが万一の際はご連絡くだい。ありがとうございました!
さて、今宵はどのイケメンと会いますか?