街中に違反をしている自転車が

あまりにも多いので

こういうお話にしてみました

 

 

# 自転車――ある主婦の崩壊

夕陽が傾きかけた頃、麻衣子は急いでいた。

スーパーのレジ袋を前カゴに押し込み、
自転車にまたがる。
時計を見れば午後六時を回っている。
夫の帰宅は七時半。
それまでに夕食の支度を終えなければ。

ペダルを踏み込む。
歩道を走る自転車は、いつもより速い。

「邪魔だな」

前を歩く人々を縫うように、
麻衣子は自転車を走らせた。
一時停止の標識など、
もう何年も気にしたことがない。
信号が黄色でも渡る。
歩道を走るのが当たり前。
それが彼女の日常だった。

商店街を抜ける手前、
杖をついた若い男性が
前方をゆっくりと歩いていた。
足を引きずっている。道幅は狭い。

「すみません!」

声をかけるが、男性は気づかない様子だ。
麻衣子はスピードを緩めず、
その脇をすり抜けようとした。

カツン。

ハンドルが男性の肩に触れた気がした。
振り返ると、男性がよろめいている。
でも倒れてはいない。

「大丈夫、よね……」

麻衣子はそのまま走り去った。時間がない。
きっと問題ない。そう自分に言い聞かせながら。

---

「ただいま」

夫の声が、いつもと違った。

リビングに入ってきた
夫・健一の顔は青ざめていた。
ネクタイは緩められ、額には汗が滲んでいる。

「どうしたの?」

「麻衣子……会社が、終わるかもしれない」

健一は震える声で告げた。

「何を言ってるの?」

「会長の孫が……事故で亡くなったんだ。
会長は今日から入院。会社は大混乱だ。
このまま倒産するかもしれない」

麻衣子の頭が真っ白になった。

「倒産って……住宅ローンは?
子供たちの進学は?」

「わからない。まだわからないんだ」

「何をわからないって言ってるの!
あなたの責任でしょう!」

麻衣子の声は次第に大きくなった。

「あなたがちゃんとしてないから、
こんなことになるのよ!
もし本当に無職になったら……離婚するから」

健一は何も言い返さず、ただ俯いていた。

---

翌朝、テレビから流れてくるニュースに、
麻衣子の手が止まった。

『昨日午後六時頃、
市内の商店街付近で足の不自由な男性が
自転車と接触後、転倒して頭部を強く打ち、
搬送先の病院で死亡が確認されました。
男性は大手企業グループの会長の孫で……』

画面には見覚えのある商店街の映像が映っている。
そして、杖をついた若い男性の写真。

あの人だ。

麻衣子の呼吸が止まった。
手に持っていたマグカップが、
床に落ちて割れる音がした。

「ママ、大丈夫?」

娘の声が遠くに聞こえる。

『現在、警察は轢き逃げ事件として
捜査を進めています』

轢き逃げ。自分が。殺した。

---

それから数日、麻衣子はスマートフォンから
目が離せなくなった。

ニュースサイトを開けば、事件の続報。
SNSを見れば、怒りに満ちた声。

『絶対に許せない』  
『犯人を特定しよう』  
『防犯カメラの映像を集めてる』  
『ママチャリに乗った中年女性らしい』

コメント欄は次々と更新されていく。
誰かが商店街の防犯カメラ映像を
キャプチャして投稿している。
不鮮明だが、自転車に乗った
女性の後ろ姿が映っている。

それは、自分だ。

麻衣子の手が震える。画面がぼやける。

「ママ、ご飯は?」

息子の声にも、もう答えられない。

食事を作れない。眠れない。
夫と目を合わせられない。

会社は結局、倒産を免れたが、
健一は大幅な減給となった。
それでも麻衣子には、もう何も言えなかった。

---

十日が過ぎた頃、麻衣子は限界を迎えていた。

鏡を見れば、別人のように痩せこけた顔。
目の下には深い隈。髪は乱れ、服はしわだらけ。

「出頭しなきゃ」

何度も思った。でも、できなかった。

家族が崩壊する。
子供たちは犯罪者の娘と息子になる。
夫は会社にいられなくなる。

「でも、あの人を……殺したのは私なのに」

午後三時、麻衣子は突然、家を飛び出した。

どこへ行くのかもわからない。
ただ、この家に、
この息苦しさに耐えられなかった。

商店街を歩く。あの日と同じ道。
事故現場には花束が手向けられ、
白い札が立てられていた。

麻衣子は立ち尽くした。

「ごめんなさい……ごめんなさい……」

涙が止まらない。膝が震える。

後ろから、自転車のベルの音が聞こえた。

振り返ると学生服を着た少年が、
猛スピードで歩道を走ってくる。

「危ない!」

誰かの声。

麻衣子は避けようとして、足がもつれた。

自転車が麻衣子の体に激しくぶつかる。
体が宙に浮いた。そして、車道へ。

ブレーキの甲高い音。

視界が回転する。

最後に見えたのは、青い空だった。

---

翌日のニュース。

『昨日午後、
市内の商店街で女性が自転車と接触して
車道に転倒し、
走行中の乗用車にはねられ死亡しました。
警察は自転車に乗っていた少年から
事情を聴いています』

そして、その下に小さな記事。

『先日の轢き逃げ事件、
防犯カメラの解析が進み、
容疑者の特定が近づいているとのこと』

事件は、未解決のまま残された。

ただ一つ確かなのは、
あの日から誰も幸せになれなかった
ということだけだった。

---

**【終】**

これは昔 書いた短編小説を

AIで改変したものです

 

# 消えた光

## 1

六畳一間のアパートで、俺は昼過ぎまで寝ていた。
カーテンの隙間から差し込む光が目を刺す。
枕元のスマホを見ると、午後一時を回っている。

「またか」

小さく呟いて、俺は布団から這い出た。

キッチンには付箋が貼ってあった。
美咲の几帳面な文字で

「冷蔵庫に昨日の残り物あるよ。
ちゃんと食べてね」

と書かれている。
俺はその紙を見つめ、
罪悪感と苛立ちが入り混じった感情を抱いた。

高校を卒業して三年。
俺は定職に就かず、コンビニや
居酒屋のバイトを転々としていた。
いや、していた、というのも正確じゃない。
最後のバイトを辞めてから、もう二ヶ月が経つ。

美咲は違った。
同じ高校の同級生だった彼女は、
地元の信用金庫に就職して、
毎日真面目に通勤している。
しっかり者で、優しくて、
俺にはもったいないくらいの女だ。

「なんで俺なんかと付き合ってんだろうな」

冷蔵庫を開けながら呟く。
肉じゃがのタッパーが目に入る。
美咲の作る料理は、母親の味を思い出させる。
温かくて、優しい。

でも、その温かさが時々、重い。

## 2

夕方、美咲が帰ってくる前に、
俺はいつものようにコンビニへ出かけた。
雑誌コーナーで時間を潰していると、
高校時代の同級生、田中に声をかけられた。

「おう、久しぶり」

田中は派手なジャージを着て、
相変わらず軽そうな雰囲気を纏っていた。

「元気してる?」

「まあな」

適当に返すと、
田中は周囲を見回してから声を潜めた。

「なあ、ちょっといい話があるんだけど」

「いい話?」

「バイト。一回で十万もらえる」

十万。その金額に、俺の耳が反応した。

「怪しいだろ」

「いやいや、マジで簡単な仕事だって。
荷物運ぶだけ」

田中は俺の肩を叩いて、ニヤリと笑った。

「考えとけよ。連絡先教えとくから」

俺は田中から渡されたメモを、
ポケットに押し込んだ。

その夜、美咲は疲れた顔で帰ってきた。

「おかえり」

「ただいま。ごめん、今日遅くなっちゃった」

「仕事忙しいの?」

「うん、ちょっとね」

美咲は曖昧に笑って、キッチンに向かった。
俺は彼女の後ろ姿を見つめながら、
ポケットの中のメモを触った。

## 3

結局、俺は田中に連絡を取った。

指定された場所に行くと、
スーツを着た男が待っていた。
年は三十代半ばくらいか。
鋭い目つきで、俺を値踏みするように見た。

「田中から聞いてる。簡単な仕事だ。
この荷物を指定の場所まで運ぶだけ。
時間厳守でな」

男は黒いバッグを差し出した。

「中身は?」

「聞くな。お前は運ぶだけでいい」

冷たい声に、俺は背筋が凍る思いがした。

「報酬は?」

「終わったら十万振り込む。ただし」

男は俺の肩を掴んだ。力が強い。

「もし警察に言ったり、逃げたりしたら、
お前の周りの人間がどうなるかわからんぞ。
特に、あの可愛い彼女さんとかな」

心臓が凍りついた。
こいつ、美咲のことを知っている。

「わ、わかった」

震える声で答えると、男は満足そうに頷いた。

「いい返事だ。明日の午後三時、
指定の場所に行け。詳細はメールで送る」

俺は逃げるようにその場を離れた。

## 4

その夜、美咲は珍しく深刻な顔をしていた。

「どうかした?」

「ううん、仕事でちょっと大変な案件があって」

「信用金庫でそんな大変なことあるの?」

一瞬、美咲の表情が固まった気がした。
でもすぐに、いつもの優しい笑顔に戻る。

「うん、まあね。大丈夫だよ」

俺は何も言えなかった。
自分が抱えている秘密が、
喉に詰まっているような感覚だった。

翌日、俺は指定された場所へ向かった。
古い倉庫街の一角。人気のない場所だ。

あの男が待っていて、黒いバッグを渡された。
持ってみると、予想以上に重い。

「三時までに、メールで送った住所まで届けろ。
絶対に中を見るな。時間厳守だ」

俺は頷いて、バッグを抱えて歩き出した。

途中、何度もバッグの中身が気になった。
こんなに重いものって何だろう。
でも、開ける勇気はなかった。

指定された場所に近づいたとき、
妙な違和感を覚えた。
人通りが多い。
そして、遠くから見える建物
——それは、美咲が働いている信用金庫の支店だった。

「まさか」

胸騒ぎがした。
バッグが急に熱を持っているような気がする。

時計を見る。二時五十五分。

そのとき、前方から美咲の姿が見えた。
彼女は——制服じゃない。
黒いスーツを着て、
何か無線機のようなものを耳に当てている。

「美咲?」

俺が声をかけると、
彼女は驚いた顔でこちらを振り返った。

「拓也!? なんでここに——」

そして、彼女の目が俺の抱えている
バッグに向けられる。

「それ、持ってるの!?」

美咲の声が震えていた。
いや、震えているのは恐怖じゃない。
これは——焦燥だ。

「美咲、お前——」

「逃げて! 今すぐそれを置いて逃げて!」

美咲が叫んだ瞬間、周
囲から複数の男たちが現れた。
全員、「警察」と書かれたベストを着ている。

「美咲、お前、刑事だったのか」

呆然と呟く俺に、
美咲は必死の顔で近づいてきた。

「ごめん、言えなかった。でも今は——」

その瞬間だった。

バッグから、小さな電子音が鳴った。

ピッ、ピッ、ピッ。

「タイマーが!」

美咲の叫び声。

「予定より早い! 爆発する!」

## 5

世界がスローモーションになった。

美咲が俺に向かって走ってくる。

「置いて逃げて!」

でも、俺の足は動かなかった。

美咲の手が俺の肩に触れた瞬間、
強烈な光と衝撃が世界を飲み込んだ。

熱い。

痛い。

耳が聞こえない。

煙の中で、
俺は倒れている美咲の姿を見つけた。

「美咲!」

声にならない叫びをあげて、彼女に駆け寄る。
爆風で倒れた俺の体は傷だらけだったが、
そんなことはどうでもよかった。

血まみれの彼女を、俺は必死に抱き起こした。

「美咲! しっかりしろ!」

その時、ジャケットの内ポケットから、
何かが地面に落ちた。

カランと乾いた音を立てて転がったのは、
黒い拳銃のような物体。

俺が護身用
——いや、ただ持っているだけで気分が高揚する、
そんな理由で懐に忍ばせていた
玩具のモデルガンだった。
リアルな造形で、一見本物と見分けがつかない。

「あ」

俺は反射的にそれを拾い上げた。

「動くな!」

その瞬間、鋭い声が響いた。

顔を上げると、
複数の警察官が銃を構えてこちらを向いていた。

「銃を捨てろ! 今すぐだ!」

「え、これは——」

「刑事を撃った犯人め! 銃を捨てろ!」

違う。これはただの玩具だ。
俺は美咲を撃ってない。爆弾が——

でも、言葉が出てこなかった。
美咲の血で濡れた手。
握りしめたモデルガン。
傍らに倒れる刑事の遺体。

全てが、俺を犯人だと叫んでいる。

「お前が、南條刑事を!」

南條。それが美咲の本当の名前だったのか。
俺の知らない、刑事としての彼女の名前。

「違う、俺は——」

「最後の警告だ! 銃を捨てろ!」

俺は美咲を見下ろした。
もう動かない彼女の体。冷たくなっていく手。

どうして。

どうして、こんなことに。

「美咲...」

俺の手が震えた。
持っていたモデルガンが、重い。
こんな玩具が、今、俺の命を奪おうとしている。

でも、それでいいのかもしれない。

美咲を死なせた俺が、生きている資格なんて——

「撃つぞ!」

警察官の声が遠くなっていく。

俺は、ゆっくりとモデルガンを持ち上げた。
捨てるつもりだった。でも、その動きが——

銃を構える動作に見えたのだろう。

複数の銃声が、同時に響いた。

## 6

胸に、腹に、熱い衝撃が走る。

体が後ろに倒れていく。

視界が暗くなる前、
最後に見えたのは、美咲の顔だった。

血まみれで、でも、どこか安らかな表情。

ああ、これで良かったのかもしれない。

美咲のそばで、一緒に——

「撃ったのは拓也じゃない! 止めろ!」

遠くで誰かが叫んでいる。

でも、もう遅い。

意識が闇に沈んでいく。

最後に感じたのは、
美咲の手の冷たさだった。

---

事件の真相が明らかになったのは、
その日の夜だった。

南條刑事を殺害したのは爆弾であり、
射殺された男が持っていたのは玩具の銃。
そして彼は爆弾テロの実行犯ではなく、
利用された運び屋に過ぎなかった。

現場にいた警察官たちは、
錯綜する状況の中で判断を誤ったのだ。

遺体の懐からは、一枚の付箋が見つかった。

美咲の几帳面な文字で、こう書かれていた。

「ちゃんと食べてね」

それを見つめる刑事たちの目には、
深い後悔の色が浮かんでいた。

誰も救われない結末。

ただ、二つの命が失われただけだった。
 

ニュースで最近の学校の教師の行動を見て

疑問に思ったのでこういうカタチにしてみました

 

謝罪の連鎖

教室の窓から差し込む午後の光が、僕の机を照らしていた。

またノートが破られている。三回目だ。今週だけで。

 

「ごめんなさい」

 

加藤の声が教室に響く。

担任の山田先生の前で、彼は頭を下げた。

 

「わかればいいんだ。許してあげなさい」

 

山田先生は僕を見て微笑んだ。優しい笑顔。

でも、その笑顔が今日は氷のように冷たく感じられた。

僕は頷いた。何度目かもわからない。

放課後、また靴がなくなった。

昇降口で裸足のまま立ち尽くす僕を、

クラスメイトが避けるように通り過ぎていく。

翌日も、その翌日も、同じことが繰り返された。

 

「ごめんなさい」 「許してあげなさい」

その言葉が、呪文のように僕の頭の中で響き続けた。

 


それは金曜日の放課後だった。

教室には山田先生と僕だけ。

先生は書類整理をしていた。

僕は立ち上がり、先生の机に近づいた。

 

「先生」

 

「ん? どうした」

 

先生が顔を上げた瞬間、僕は先生の頬を殴った。

パンッという乾いた音。

先生は呆然としていた。

僕も自分の手が震えているのがわかった。

 

「……ごめんなさい」

 

僕は深く頭を下げた。

沈黙が流れた。十秒、二十秒、三十秒。

 

「……わかればいいんだ」

 

山田先生の声は震えていた。

でも、いつもの言葉を口にした。

僕は顔を上げ、もう一度先生の頬を殴った。

 

「ごめんなさい」

 

すぐに謝罪した。

 

「君、何を……」

 

「先生は、いつもそう言ってますよね。

謝ったら許すって」

 

三度目。

 

「ごめんなさい」

 

四度目。

 

「ごめんなさい」

 

先生の目から涙が溢れていた。

でも僕は止まらなかった。

五度目。六度目。七度目。

 

「やめてくれ……」

 

「謝りましたよ。

先生、許してくれないんですか?」

 

僕の声も涙で震えていた。

 

「僕は毎日、何度も何度も許してきました。

先生の言う通りに。でも何も変わらなかった。

先生、これがどういうことか、わかりますか?」

 

山田先生は床に座り込んでいた。

顔を覆って泣いていた。

僕も泣いていた。

 

「謝罪なんて、

痛みの前には何の意味もないんです」

 


翌週の月曜日、山田先生は学校を休んだ。

火曜日、先生は学校に来た。

でも、目つきが違っていた。

加藤がまた誰かの筆箱を隠したとき、

先生は初めて、本気で怒った。

 

「謝るだけでは済まない。

君がしたことの重さを、ちゃんと理解してもらう」

 

職員室に連れて行かれる加藤を見て、

クラスメイトたちはざわついた。

放課後、山田先生は僕を呼んだ。

 

「君のしたことは、許されることじゃない」

 

僕は頷いた。

 

「でも、先生も同じだった。

君に、みんなに、本当の意味で向き合ってこなかった」

 

先生は深く頭を下げた。

 

「本当にすみませんでした」

 

僕は何も言えなかった。

教室を出るとき、先生の声が聞こえた。

 

「ありがとう」

 

振り返ると、先生は泣きながら笑っていた。

僕も、初めて少しだけ、笑えた気がした。

今回は誰もが知っている昔話

桃太郎を元に改変してみました

かなり残虐な内容なので

好まない人は読まない方が良いと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「鉄と血の記憶 - ある老人の告白」


序章
私は今年で九十三歳になる。
この皺だらけの手であの日の真実を
書き残さねばならない。
誰も信じないかもしれない。
いや、信じてもらえないだろう。
だが、これは紛れもない事実なのだ。
桃太郎――その名を聞けば、
誰もが英雄を思い浮かべるだろう。
鬼を退治した勇者。正義の使者。子供たちの憧れ。
だが私は知っている。本当の桃太郎を。
本当の鬼たちを。
そして、あの血塗られた日々を。

第一章 - 憧憬
私が七つの歳、村に噂が広まった。
朝廷から派遣された英雄、
桃太郎様がこの地を訪れるというのだ。
「桃太郎様が来てくださる!」
母は興奮していた。村中が沸き立っていた。
私も胸を躍らせた。
物語の中の英雄が、本当にこの村に来るのだ。
当時、私たちの村は鬼ヶ島の者たちと
良好な関係にあった。
彼らを「鬼」と呼ぶのは、ただ角があり、
肌の色が赤や青だからに過ぎない。
鬼の長、赤鬼の鉄蔵殿は、
村一番の製鉄技術を持つ職人だった。
彼の作る農具は丈夫で切れ味が良く、
私たちの暮らしを支えていた。
青鬼の銀次殿は優しい巨漢で、
いつも子供たちに飴を分けてくれた。
黄鬼の小春殿は村の子供たちに
読み書きを教えてくれた。

「坊や、今日も勉強かい?」

小春殿の声は鈴を転がすように優しかった。

「はい!桃太郎様が来られたら、
この字を見せるんです!」

私は誇らしげに習字を見せた。
小春殿は微笑んで私の頭を撫でた。

「立派だね。
きっと桃太郎様も喜んでくださるよ」

第二章 - 到来
桃太郎が村に現れたのは、初夏の朝だった。
彼は想像以上に美しかった。整った顔立ち、
凛とした立ち姿。腰には見事な刀。
後ろには三つの影が従っていた。
巨大な鉄の塊――犬と呼ばれる戦車。
その表面には無数の刃が仕込まれていた。
黒装束の猿――忍者。
その目には何の感情も宿っていなかった。
そして空を舞う雉――巨大な鉄の鳥。
翼から覗く砲口が不吉に光っていた。

「村の者たちよ。私は朝廷の命により、
この地の鬼どもを討伐に参った」

桃太郎の声は冷たく、機械的だった。
村人たちはざわめいた。

「お待ちください!」

と村長が進み出た。

「鬼たちは私たちの友です。
何も悪いことはしておりません!」

桃太郎は村長を一瞥した。
その目に浮かんだのは――蔑みだった。

「朝廷の命は絶対である。
鬼は討伐すべき対象。それだけだ」

私は混乱していた。
英雄は、悪を倒すものではないのか?
鉄蔵殿たちは悪ではない。なぜ?

第三章 - 虐殺
襲撃は真夜中に始まった。
最初の悲鳴で目を覚ました。外は地獄だった。
雉が夜空を裂き、爆弾を降らせていた。
鬼たちの家が次々と炎に包まれた。

「父ちゃん!母ちゃん!」

幼い鬼の子の泣き声が聞こえた。
その声は突然、途切れた。
犬――鉄の戦車が村を蹂躙していた。
その下敷きになった鬼の体が、
音を立てて潰れた。
骨が砕ける音。肉が裂ける音。
血が飛び散った。
猿が影から影へと跳んだ。
その手には鎌。一振りごとに、首が宙を舞った。
そして桃太郎。
彼は微笑んでいた。
鉄蔵殿が立ち向かった。
自ら作った大槌を振るって。

「なぜだ!我々は何もしていない!」

桃太郎の刀が閃いた。
一太刀。鉄蔵殿の右腕が地に落ちた。

「ぐああああっ!」

二太刀。左腕が飛んだ。
鉄蔵殿は膝をついた。
桃太郎は背後に回り、鉄蔵殿の角を掴んだ。

「お前たちの技術は、朝廷のものだ」

そして、角を引きちぎった。
鉄蔵殿の絶叫が夜空に響いた。
角から血が噴き出した。
桃太郎は冷静に、まるで獣を解体するように、
鉄蔵殿の体を切り刻んでいった。
私は震えていた。
母が私を抱きしめ、目を塞いだ。
だが、音は聞こえた。
肉を切る音。骨を砕く音。断末魔の叫び。
銀次殿が子供たちを庇っていた。
その背中に、雉からの弾丸が次々と撃ち込まれた。

「逃げ...ろ...」

銀次殿は倒れながらも、
最後まで子供たちの盾になった。
その巨体が血の海に沈んだ。
小春殿は――私に読み書きを教えてくれた
優しい小春殿は、猿に追い詰められていた。

「助けて!誰か!」

猿の鎌が振り下ろされた。
一度。二度。三度。
小春殿の悲鳴が止んだ時、
猿は血塗れの手で次の獲物を探していた。


第四章 - 虐殺の拡大

「やめろ!鬼たちは何も悪くない!」

若い村人たちが立ち上がった。
武器を手に、桃太郎たちに立ち向かった。
私の父も、その中にいた。
桃太郎は鼻で笑った。

「愚かな。鬼に味方する者も、鬼と同罪だ」

犬が突進した。
父は吹き飛ばされ、家の壁に叩きつけられた。
骨が砕ける音が聞こえた。
父の体は崩れ落ち、二度と動かなかった。
村長が懇願した。膝をつき、額を地面に擦りつけて。

「お願いです!村人たちは無実です!
どうか見逃してください!」

桃太郎は村長の白髪を掴み、顔を上げさせた。

「朝廷の命に逆らう者に、慈悲はない」

そして、村長の首を刎ねた。
首は地面を転がり、私の足元で止まった。
村長の目は見開いたままだった。
母は泣き叫んでいた。
多くの女たちが泣き叫んでいた。
猿がその女たちに向かった。
私は目を背けたかった。
だが、母は逃げられなかった。
猿の鎌が母の体を切り裂いた。
一度では終わらなかった。何度も。何度も。
母の温かい血が、私の顔に飛び散った。

「母ちゃん!母ちゃん!」

私は叫んだ。
だが、母はもう答えなかった。
母の体は血と肉の塊になっていた。
火が村全体を包み始めた。
雉が何度も爆弾を落とした。
家々が崩れ、中にいた人々が生き埋めになった。
子供の泣き声が、次第に弱くなり、
やがて聞こえなくなった。
老婆が火の中から這い出てきた。
体の半分が焼け焦げていた。

「助けて...誰か...」

犬がその上を通り過ぎた。
老婆の体が車輪に巻き込まれ、砕けた。
私は石垣の隙間に隠れていた。
震えながら。漏らしながら。
涙と鼻水と涎を垂らしながら。
桃太郎は笑っていた。

「素晴らしい。完璧な殲滅だ」

第五章 - 略奪
夜明けと共に、虐殺は終わった。
村は死屍累々だった。
鬼たちの遺体。村人たちの遺体。
子供の遺体。赤ん坊の遺体。
桃太郎たちは鉄蔵殿の工房に入った。
そして、製鉄の秘伝書を持ち出した。
道具を持ち出した。すべてを略奪した。

「これで朝廷は鉄の覇権を握る。
まさに天の意志だ」

桃太郎は満足げに言った。
彼らは去った。戦利品を抱えて。
何百もの命を奪い、一つの村を壊滅させて。
私は隠れたまま、三日三晩、動けなかった。
村には死の匂いが立ち込めていた。
腐敗が始まっていた。カラスが遺体を啄んでいた。
私はようやく這い出した。母の遺体の傍に。

「母ちゃん...」

もう何も残っていなかった。
家族も、友達も、優しかった鬼たちも。
すべてが奪われた。
私は生き残った。たった一人の証人として。

第六章 - 報い
数ヶ月後、噂が流れてきた。
朝廷で奇妙な病が蔓延しているという。
高熱、出血、全身の痛み。誰も治せない病。
桃太郎が持ち帰った製鉄道具に、
悪性のウイルスが付着していたのだ。
鬼たちの体質では無害だったものが、
人間には致命的だった。
病は朝廷から広がり、都を襲った。
桃太郎は最初に倒れた。
高熱に魘されながら、全身から血を流しながら、
七日七晩苦しんだ末に死んだ。
犬を操っていた兵士たちも死んだ。
猿も死んだ。雉の操縦士たちも死んだ。
朝廷の三分の一が死んだ。
それでも足りない。
母の命には変えられない。
父の命には変えられない。
鉄蔵殿たちの命には変えられない。
あの夜殺された三百を超える命には、
何も変えられない。

終章 - 告白
私は今、この記録を書いている。
世間は桃太郎を英雄と呼ぶ。
子供たちは桃太郎の歌を歌う。
だが、私は知っている。
英雄などいなかった。
いたのは、権力の命令に従う殺戮者だけだった。
悪もいなかった。
いたのは、平和に暮らしていた人々と
鬼たちだけだった。
私はあの日、七歳の子供だった。
桃太郎を慕っていた。英雄だと信じていた。
だが、英雄は私の母を殺した。
父を殺した。友達を殺した。
優しかった鬼たちを殺した。
これが真実だ。
誰も信じないかもしれない。
歴史書は桃太郎を讃え、鬼を悪と記すだろう。
だが、私はこの目で見た。
この耳で聞いた。
そして、この血塗れの記憶と共に、
九十三年を生きてきた。
私はもう長くない。
だから、この真実を書き残す。
いつか、誰かが読むかもしれない。
いつか、誰かが真実を知るかもしれない。
権力が作る物語の裏に、
どれだけの血が流れているかを。
英雄と呼ばれる者の刀が、
どれだけの無辜の命を奪ってきたかを。
正義の名のもとに、
どれだけの不正義が行われてきたかを。
これが、私の遺言だ。
これが、虐殺された人々と鬼たちへの、
私の鎮魂の記録だ。
そして、これが――
偽りの英雄への、私の告発だ。

記録者:最後の生き残り、田中太郎(仮名)
記録日:没年の三日前
この記録は、
ある古寺の床下から百年後に発見された

米国ドラマの「The OC」

全4シーズンを見ました

 

米国ドラマは自分から見ると

とても考えられない

犯罪者だらけのおかしな人しか

出てこないようなもので

でもたとえドラマとはいえ

現代劇を描いている以上

そこまで現実との乖離が激しい

とも思えず米国社会は

相当に狂っているのだろうなぁ~

と思います

 

実際 現実の報道を見ても

欧米では耳を疑うような事を

平然と行っていて

とても文明人とは思えません

 

まぁそれはそれとして・・・

 

「The OC」はカリフォルニア州

オレンジ郡に住む青年達の

高校生から大学生までの青春ドラマです

オレンジ郡はロサンゼルス近くの

ラグナ・ビーチ周辺になり

主な舞台はニューポート・ビーチです

 

主役の一人ライアン・アトウッドは

内陸の貧困地区チノに住んでいたが

兄トレイに付き添い

車泥棒をして逮捕されて

保護観察処分となり

弁護士サンディ・コーエンが

引き取ってニューポートの

自宅に居候させます

 

ライアン・アトウッドは

貧困地区で育ったものの

頭脳明晰で争いは好まないが

やる時はやるし貧困地区出身のせいか

それなりの迫力も持っています

が生まれの境遇から相手との格差を

非常に気にするネガティブ思考で

相手と自分が合わないと

相手の意思確認もせずに距離を取る

自分本位な点が難点で

口数が少ないのに相手に察して欲しい

という自分勝手な点もあります

相手がこういう人だと思ったら

それが本当かどうかも確認せずに

本当のように対応するのも欠点で

これらが災いして

いろんなトラブルに巻き込まれます

 

ライアンはコーエン家に来て

一人息子のセス・コーエンと親友になります

セス・コーエンは金持ち息子のオタクで

学校では友達が一人もいなく

虐められていたので

ライアンの登場に非常に喜び

彼に対してマウントを取ります

このように人の痛みが解らないのに

自分の痛みだけは物凄い被害だと思い

痛みを知っているのに

自分がされて嫌な事を

平気で他人にするような人間です

友達がいないのもよく解ります

 

コーエン家の隣に住んでいる

マリッサ・クーパーが

ライアンがニューポートに来て

初めて気になった女性でした

金持ちのお嬢様で学校で一番の人気者

成績も優秀で常に高級ブランド品を身に着け

高慢ちきな性格なのに

自分は人に優しく繊細で

すぐに傷付く弱い存在だと思って

全く疑っていません

傷付くとすぐに薬や酒や男に逃げ

それを責められるとすぐ逆ギレして

反省もせずに自分の正当性だけを訴える

自分大好きのかまってちゃんです

水球部のエースで学校一の人気者

ルーク・ワードと付き合っていて

その事でも周囲にマウントを取ってます

ルークが友人のセスを虐めていても

全く何もしないで見過ごす

人でなしでもあります

 

そんなマリッサの親友

サマー・ロバーツは

セスが長年 片想いしている女性ですが

マリッサの親友だけあって

彼女も高慢ちきな金持ち女で

常に自信満々で家が金持ちの為

欲しいものは何でも手に入れ

常に高級ブランド品を身に着け

我儘自分勝手なパーティー好きです

セスは何故 サマーなんていう女性が

そこまで好きになったのか?

が本当に不明です

セスが自分に片想いしているなんて

微塵も知らず名前すら知りません

当初はセスを存在しないものとしか

認識していませんでした

 

このように性格が悪く

人間として最低な主要キャラ達ですが

 

ライアンは女性と付き合っては

別れを繰り返しながらも

コーエン夫妻の母校である

カリフォルニア大学バークレー校に進学

卒業後 建設会社に就職しました

 

セスは自分勝手な性格から

数々の犯罪を犯すものの

父サンディにより重罪にはならず

片想いの相手サマーと一応 結ばれ結婚します

 

マリッサはすぐに薬や酒に逃げたり

奔放な男性関係の結果から

事故死してしまいます

 

サマーはセスと付き合うものの

自分勝手な性格から

セスだけでは満足出来ず

何人もの男を渡り歩き

大学入学後は環境テロに傾倒して

セスと復縁するも環境テロ団体に入り

セスの下から離れました

がその後 セスと結婚しました

 

ハッピーエンドというには

微妙な結末で

途中で当初のメインヒロインと

思われていたマリッサが

あっさり亡くなるという衝撃展開で

結局 何を訴えたかったのか?

という感じにはなりました

 

こういうドラマを見ると

米国の犯罪率が高いのがよく解り

一般人でさえ犯罪を犯罪と

認識していない事がよく解ります

まぁ ドラマだから

どこまで現実離れしているかは

解りませんけど・・・

 

 

# 星の記憶、人の心

## 第一章 二つの死

2024年10月15日、午前3時42分。
東京都内の総合病院で、鳥谷修は息を引き取った。

両親の虐待から逃れて家を出て以来、

貧しいながらも真面目に働いていた彼の人生は、

暴走車のひき逃げという理不尽な事故によって一変した。

半身不随となり、

長い間ベッドに縛られた生活を送りながら、

36年の孤独な人生に静かに幕が下ろされた。

最期まで彼の心には、

この世の不条理に対する深い恨みが渦巻いていた。

同じ瞬間、別次元から現れた直径5260キロメートルの

巨大要塞惑星の中で、一つの悲劇が完結しようとしていた。

要塞惑星に乗ってやって来た

フォークストン王国国王フレデリック・D・マクミランと

約1億人の国民たちは、この次元への移住を試みていた。

しかし、未知のウイルスが要塞惑星内に蔓延し、

全ての生命体が次々と命を落としていった。

最後まで生き残った秘書官ラーナ・ラブロフスキーは、

生体アンドロイドとしてウイルスの影響を受けなかった。

彼女は絶望的な状況の中で、

最愛の国王フレデリックの身体を完璧に再現した

生体アンドロイドボディを作り上げた。

しかし、どれほど高度な技術を持ってしても、

人格や魂をコピーすることはできなかった。

百年という長い年月をかけて、

ラーナは次元の狭間から適合する人格を探し続けていた。

そして今夜、偶然にも地球で亡くなった鳥谷修の魂が、

この空っぽの身体に引き寄せられたのだった。

死は平等だった。文明の差も、種族の違いも、

その瞬間には何の意味も持たなかった。

## 第二章 目覚め

修が次に意識を取り戻したとき、

彼は病院のベッドの上にいなかった。

眼前に広がっていたのは、見たこともない光景だった。

壁面は淡く光る青い結晶で覆われ、

空中に浮遊するホログラムが無数の情報を表示している。

そして自分の手を見下ろした修は、息を呑んだ。

それは人間の手ではなかった。

長く細い指、わずかに青みがかった肌、

そして手の甲に刻まれた複雑な紋様。

鏡のような壁面に映った自分の姿は、

まさに異星人そのものだった。

身長は2メートルを超え、瞳は深い紫色に輝いている。

「司令官、ようやく目覚められましたね」

振り返ると、

人間とよく似た外見の美しい女性が立っていた。

美しい金髪に青い瞳、

そして額には小さなバイオメトリクス表示が点滅している。

彼女はラーナ・ラブロフスキー秘書官

—要塞惑星で唯一生き残った生体アンドロイドだった。

しかし修の頭の中には、奇妙な感覚があった。

フレデリック・D・マクミランの記憶が断片的に浮かんでは消えていく。

しかし、それらは本物の記憶ではなく、

ラーナがプログラムした基本的な知識と情報だった。

本当の人格や感情は、完全に鳥谷修のものだった。

「私は...私は一体...」

修の口から出たのは、地球の言語ではなく、

フォークストン語だった。

しかし不思議なことに、その意味は完全に理解できた。

まるで言語データが直接脳にインストールされているかのようだった。

## 第三章 二つの世界

秘書官ラーナ・ラブロフスキーは、修に真実を告白した。

「あなたは...フレデリック国王の複製体です。

しかし、私は国王の人格を

コピーすることができませんでした」

ラーナの美しい顔に、百年間の孤独と絶望が浮かんでいた。

「百年間、私は一人でこの要塞惑星を管理し続けました。

1億人の同胞たちの亡骸と共に。

そして、司令官に代わる人格を探し続けました。

あなたの魂が、次元の狭間で迷っているのを見つけた時、

私は...希望を抱いたのです」

修は衝撃を受けた。

自分が入っているこの身体は、

既に死んだ人間の複製品だった。

そして、この美しい女性は百年間も一人でいたのだ。

「ラーナさん...あなたは百年間、

ずっと一人だったんですか?」

「正確には一人ではありませんでした。

国王が遺してくださった最後の作品、

ユニコーンがいましたから」

ラーナの表情が少し和らいだ。

「フレデリック国王は、

元の世界で世界最強と謳われた大魔導師でした。

同時に、類まれな技術者でもあったのです。

魔法と科学技術を融合させた彼の発明は、

王国の発展を支えていました。

ユニコーンは、そんな司令官が自らの手で生み出した、

最高傑作なのです」

「国王が...作ったんですか?」

「はい。単なる兵器ではありません。

国王は、ユニコーンに疑似人格を与えました。

まるで生きているかのように対話し、

感情を理解し、独自の判断を下せるのです。

この百年間、ユニコーンは私の唯一の話し相手でした」



 

前回AI小説を載せたのですが

実はあれは最初に作ったAI小説ではなく

二番目に作ったAI小説でした

 

お話もどきは学生時代から作っていて

設定とお話は大量にあり

その中の一つをAIに書かせたのが

最初のAI小説でした

 

長年 作って来たからその分思い入れも強く

前回作ったAI小説とは違い

固有名詞も自分が考えたものだし

あらすじも細かく書き

修正も出来る限り入れました

それでも大元のお話とは

どうしても違う部分が出てしまい

そこは仕方なく諦めました

その代わりに最近の流行りっぽい

転生モノに全体を変えてみました 苦笑

 

 

 

 

 

前回 載せたAI小説の後編です

復讐ものなので「こういうのは・・・」

って思う人もいると思いますけど

 

## 第六章 復讐の始まり

レンは王宮に向かった。

門番たちは気がつくと血を吐いて倒れていた

──体内の水分を操られ、内臓が破裂したのだ。

「第二王子ガレスはどこだ」

王宮の兵士たちが押し寄せるが、

レンが指を動かすだけで全員が氷の彫刻と化した。


王座の間で、ガレスは震えながらレンを見つめていた。

「き、君は何者だ!」

「エリナお姉ちゃんを覚えているか?」

レンの声は氷のように冷たかった。

 

「君が殺した女性だ」

「あ、あの娘か...しかし私は殺していない!

勝手に死んだだけだ!」

ガレスの言葉を聞いた瞬間、レンの怒りが爆発した。

「死ね」

ガレスの体内の水が一瞬で沸騰した。

王子は絶叫しながら内側から煮えたぎり、

最後は蒸気となって消えた。

## 第七章 王国の終焉

「王子を殺したぞ!」

兵士たちが駆けつけるが、

レンにとってはハエのようなものだった。

「この国の全てが憎い」

レンは王宮の中央で手を上げた。

王都の地下水脈に意識を向け、巨大な水の竜を召喚した。

それは街を飲み込み、王宮を粉砕し、

住民たちを一瞬で押し流した。

王も、貴族も、兵士も、

そして何もしなかった市民たちも、

等しく水の中に消えていった。

「これでエリナお姉ちゃんの仇は討った」

廃墟となった王都を見下ろしながら、

レンは空虚な笑みを浮かべた。

## 第八章 心の解放

復讐を遂げたレンは、

廃墟となった王都で静かに涙を流した。

「エリナお姉ちゃん...やっと仇を討てたよ」

その涙と共に、

長い間レンの心を支配していた憎悪が流れ去っていった。

復讐は確実に遂げられた。

ガレスは苦しみながら死に、腐敗した王国は消滅した。

「そうか...僕はもう怒りに囚われる必要はないんだ」

レンの心は、久しぶりに晴れやかになった。

エリナが望んでいたのは、レンの幸せだったはずだ。

憎しみに支配され続けることではない。

## 第九章 正義の統治

レンは新たな目標を見つけた。

エリナのような善良な人が幸せに暮らせる世界を作ること。

「この世界を変えよう」

レンは各国を回り、腐敗した支配者たちを排除していった。

しかし今度は憎悪ではなく、正義のために。

ある国では、貴族が農民から搾取していた。

レンは貴族たちの体内の水を操り、

痛みを与えながら言った。

「お前たちは今まで民衆にどれだけの苦痛を与えてきた?

同じ苦痛を味わってから死ね」

別の国では、王が幼い奴隷を虐待していた。

レンは王を氷漬けにし、ゆっくりと凍死させた。

「弱い者をいじめる奴に生きる価値はない」

## 第十章 理想郷の建設

悪しき支配者たちを一掃したレンは、

新たな国家体制を築いた。

「『アクアリア帝国』の建国を宣言する」

レンは絶対皇帝として君臨したが、その統治は公正だった。

**レンの統治システム:**

- 真面目に働く者には豊かな生活を保障
- 困窮者には国が生活を支援
- 教育と医療は完全無料
- 汚職や搾取を行った者は即座に処刑
- 弱者をいじめた者は厳罰

(体内の水を操った拷問の後、処刑)

「善良な人が報われ、悪人が罰せられる。

これが僕の作る世界だ」

## 第十一章 平和な日々

数年後、アクアリア帝国は理想的な国家となっていた。

農民たちは「皇帝陛下のおかげで豊作だ」と感謝し、

商人たちは「詐欺や不正が一切ない公正な取引ができる」

と喜んだ。

学者や芸術家たちは国の支援を受けて研究に没頭し、

子どもたちは無償で最高の教育を受けることができた。

一方で、かつて民衆を苦しめた悪徳商人や

腐敗した官僚たちは、

皆処刑されるか国外追放されていた。

「これがエリナお姉ちゃんが夢見た世界だ」

レンは宮殿のバルコニーから、

幸せそうに働く民衆を見下ろした。

もう怒りはない。彼の心は穏やかだった。

## 第十二章 永遠の守護者

レンは自分の使命を理解した。

彼の力は復讐のためだけにあったのではない。

善良な人々を守り、悪人を滅ぼすためにあったのだ。

「僕は永遠に アクアリア帝国を守る。

エリナお姉ちゃんのような人が、二度と苦しまないように」

新たな侵略者が現れれば容赦なく殲滅し、

国内で不正を働く者がいれば即座に処刑する。

レンの統治は絶対的だが、それは民衆の幸福のためだった。

夜空を見上げながら、レンは静かに微笑んだ。

「お姉ちゃん、僕は幸せになったよ。

そして、みんなも幸せにした」

エリナの魂も、きっと安らかに眠っていることだろう。

復讐は憎悪で始まったが、

最終的には愛と正義によって完成された。

レンの物語は、

破壊から創造への転換を描いた希望の物語となった。
---

*正義の皇帝レンの理想郷*

 

自分はあらすじと方向性を指示しただけで

内容については全く手直ししていないし

キャラ名や国名等も全てAIの創作です

それでここまで書けるとは

10年前には想像もしていませんでした

 

今後 もっと進歩するんのでしょうけど

音楽におけるアニソンのように

AI小説が一つのジャンル化するかもしれませんね

 

設定とあらすじを入れるとAIが勝手に小説を書いてくれる

そんな時代になったんですね

 

当然 売り物に出来るような小説では無いし

売り物にするにはそれを元に肉付けしたり

改善したりする事が必要だろうし

そこがプロの技なんだと思います

 

自分もやってみたのですが

自分にはそんなプロの技は無いので

AIに書いて貰ったままです

 

# 復讐の水魔王

## 第一章 地獄の始まり

レンは貧しい家庭に生まれた。

父親は酒浸りで、母親は病弱だった。

しかし彼らは息子を愛してはいなかった。


「また魔法を使いやがって!化け物が!」


5歳のレンが無意識に水を操った時、

父親は容赦なく殴りつけた。

母親も「この子のせいで不幸になった」と言い、

食事を与えないことが日常だった。
レンの体には常にあざがあり、

近所の人々も見て見ぬふりをしていた。

唯一の救いは、隣に住むエリナお姉さんだけだった。


「レン、今日もひどい怪我ね」


16歳のエリナは、こっそりとレンに食べ物を分けてくれ、

傷の手当てをしてくれた。

彼女だけが、レンを人間として扱ってくれた。


「大丈夫よ、レン。きっといつか幸せになれるから」

## 第二章 絶望の夜

レンが8歳になったある夜、家に強盗が押し入った。


「金を出せ!」


しかし貧しい家に金などあるはずもない。

怒った強盗たちは、レンの目の前で両親を惨殺した。
レンは隠れて震えていた。

両親は自分を虐待していたが、

それでも知っている大人が殺されるのは恐ろしかった。
強盗たちが去った後、

レンは血まみれの部屋で一人きりになった。

## 第三章 最後の希望の崩壊

エリナがレンを引き取ってくれた。

彼女は裁縫で細々と生計を立てながら、

レンを育ててくれた。


「私たちは家族よ、レン」


初めて愛情を知ったレン。

エリナと過ごした1年間は、

彼の人生で唯一の幸せな時間だった。


しかしその平穏は、ある日突然に破られた。
王国の第二王子ガレス(16歳)が、

取り巻きの貴族たちと共に町を練り歩いているときだった。

彼はエリナの美貌に目をつけた。


「あの娘を連れて来い」


「お、お待ちください王子様。彼女には弟が...」

エリナの懇願は無視された。

ガレスは権力を使ってエリナを王宮に連行した。

## 第四章 絶望

3日後、エリナは川で発見された。既に息絶えていた。

「お姉ちゃん...お姉ちゃん!」

レンは泣き叫んだ。

村人たちは「王子様に逆らった報い」

「身分をわきまえない女の末路」と囁いた。

エリナが最後に残したメモには震え字でこう書かれていた

「レン、ごめんね。もう耐えられない。

でもあなたは生きて。必ず幸せになって」

レンの心は完全に壊れた。この世界は理不尽で残酷だ。

強い者が弱い者を好き勝手に踏みにじる世界だ。
だったら、自分が最強になればいい。

## 第五章 力の覚醒

その夜、レンの怒りが頂点に達した時、

彼の真の力が覚醒した。
川のほとりで、レンは空を見上げた。月が2つ輝いている。

「全部...全部消してやる」

レンの怒りに呼応するように、世界中の水が震え始めた。

海、川、湖、雲、そして生命体内の水分まで、

全てがレンの意思に従った。

彼は理解した。自分の力は無限だ。

この世界の全ての水を支配し、星すらも破壊できるのだと。

 

 

一応 前編までで後編に続きます
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よく小説や漫画、アニメのラスト近くで

都合の良い展開が起こり

ラストに大逆転する事があり

それが起こると批判する人が湧いてくる

 

が現実においても物事が成功する時には

後から見たら都合の良い展開があります

 

例えば絶対に付き合えないだろうと思った女性と

何故かとんとん拍子に付き合えた時

まるで都合よく神様が介入したのか?

と思うような事が立て続けに起こったりする

これは架空の話ではなく

自分に起きた実際の出来事で

そのパートナーとは今年で付き合って16年目になり

今もお互いを思いやりあい

自分は毎日 相手に好きだと言っています

 

学生時代にどうしても入りたい

会社に入れた時も

面接を受けた時は絶対に駄目だと思っていましたが

何故か受かり憧れだった職業に就く事が出来ました

 

こういう都合の良い展開は

どんな人にもあると思いますし

でも自分の都合の良い事を

忘れている人も多いような?

 

よって架空の話である小説や漫画、アニメでの

都合の良い展開を否定するのは

少し微妙なのでは?と思います

架空の話なんだから現実よりも突飛でいいと思います

現実離れしていないと面白くもワクワクもしないし

そもそも現実に近いなら現実を見ればいいだけだし・・・

 

結局 勧善懲悪とか王道路線が何も考えずに

熱中出来て一番 ワクワクして面白いのだと思います

あの有名アニメの主題歌にもありますよね?

頭からっぽの方が夢詰め込める・・・って