今回は、駿台中学生テストの早慶附属高校の偏差値比較(男子)について記載します。
先月、慶應女子と早稲田実業の偏差値を比較しました。
娘(中3)が女子なので慶應女子と早稲田実業を比較した訳ですが、男子についても比較してみたいと思います。
男子の場合、入試日が同じなのは以下です。
2/10:慶應義塾と早稲田実業
2/11:早稲田高等学院と慶應義塾志木(2次試験)
早大学院と慶應志木は同じとは言えないかもしれませんが。。。
早大学院と慶應志木は両方出願する方が多いようです。慶應志木で1次試験に合格すればそのまま2次試験を受ける方が多いように感じます。早大学院の志願者の内、400人近い人が受験していないことからも分かります。
慶應志木の2次試験は180名ぐらいの方が不合格になりますが、1次試験の結果に連動すると聞きます。1次試験でギリギリ合格かなと思った時には早大学院に向かうようです。
まずは慶應義塾と早稲田実業についてクレア様の情報を使って比較してみたいと思います。
(慶應義塾)
(早稲田実業)
※教科別比較
(英語)
合格、不合格だった方の平均偏差値を並べたものです。
英語の力は互角です。慶應義塾の英語は超難しいようなので高い偏差値は求められそうです。
(数学)
数学も互角です。。。
(国語)
ここ2年は早稲田実業の方が優勢のようですね。
(理科・社会)
3教科受験ですが、理科・社会のデータも記載されていたので取り上げてみました。
早稲田実業の方が優勢なことが分かりますね。
※3教科偏差値分布
(2022年)
3教科偏差値による合格、不合格の分布です。青い箇所は合格率が80%以上の箇所で、黄色は合格者数/不合格者数が多い(上位1,2番目)箇所です。
合格者の分布、不合格者の分布を見ると、僅差に見えますが偏差値5区切りなので、それなりに差はありそうです。
合格者の偏差値のレンジはほぼ同等ですね。慶應義塾の方が偏差値55以下の方が果敢?!にチャレンジしていそうです。
(2021年・2020年)
合格者の偏差値のレンジはほぼ同等と言っても良いかもしれません。
次に慶應義志木と早稲田高等学院の比較です。
(慶應義塾志木)
(早稲田高等学院)
教科別比較といきたいのですが、上記サイトに慶應志木の教科別の偏差値の記載がありませんでした。。。早大学院だけの偏差値を記載しておきます。
※3教科偏差値分布
(2022年)
合格者の偏差値のレンジは慶應志木の方が少し上に見えますね。志木は開成等を受ける方の前哨戦とも聞きますのでその影響があるように思います。
(2021年・2020年)
傾向は2022年と一緒ですね。慶應志木のほうが受験者層のレベルが高いようです。
もし志望度合いが同じであれば、問題との相性で見るのも良いかもしれません。