みなさん、こんにちは。
今春の私立入試を検証するシリーズです。
今回は神奈川県にある慶応義塾高校です。
慶応義塾高校は2月10日が試験日になっています。
かつては2月13日で国立高校と同じ試験日だったのですが、
神奈川県の公立入試の日程変更の影響で
2月10日に移動しました。
2月10日は都内私立高校の入試解禁日ですから、
かなり多くの高校と入試日が重なるようになりました。
10日には
開成、早稲田実業など
私立最難関高校を考えている受験生が
選ぶような高校がたくさんあります。
その点が
他に入試を行う高校がない日に入試を行う
慶應志木とは状況が変わります。
では、今年度までの入試結果です。
| 受験者数 | 合格者数 | 倍率 | |
| 2024 | 1111 | 424 | 2.6 |
| 2023 | 1206 | 457 | 2.6 |
| 2022 | 1173 | 479 | 2.4 |
| 2021 | 1017 | 470 | 2.1 |
合格者数には補欠合格から
繰上合格になった方の数も含まれています。
（実際には立派な合格ですよね！）
今春（2024年度）は306名が正規合格、
118名が繰上合格となった方です。
3倍弱くらいの倍率の推移は
今後も大きくは変わらないように思います。
次に駿台のデータです。
出典元は駿台中学生テストセンターです。
合格者の平均偏差値は58前後となっています。
次に偏差値帯別の合格率です。
偏差値60を超えるとかなり可能性が高く、
偏差値55以上でもチャンスはある、
といったデータになっています。
より細かい偏差値帯別の合格率です。
細かく分けると「58」で駿台は線を引いています。
次は教科別の合格者の平均偏差値です。
慶応義塾で早慶付属高校3つ目になりますが、
すべての学校で「英語の平均偏差値が一番高い」
といった結果になっています。
これは今後紹介する早慶付属高校でも
同じ結果になっています。
英数国の3科だけの争いであることを考えると
英語ができるかできないかは大きなポイントになりますね。
英語ができる人は「安定して得点できる」
といった強みを得ることができますから、
一発勝負の入試で強いですね。
また、努力の差が結果に一番つながる教科ですから、
（他の教科も同じですが、比較的にといった意味で）
結果としては「がんばった人が勝っている」といった
自然な結果になっているかと思います。
最後に
慶応義塾高校の英語の問題はかなり難しいです。
ずっと同じ形式での試験にしてくれているのですが、
5年前くらいから難易度がかなり変わりました。
以前は「最難関私立高校のお手本のような入試だな」
といった感想を持っていたのですが、
ここ数年はとにかく難しく
「この問題をまともに解ける人はどれだけいるのだろうか」
といったレベルの問題です。
早慶付属高校の合格を考えている方は
最近の慶応義塾高校の英語の問題から
過去問題を始めると自信がなくなるかもしれません。
反対に
最近の慶応義塾高校の英語の問題が解けるようであれば
他の早慶付属高校の問題は解けるはずです。
詳細はホームページをご覧ください。ホームページはこちらです。
進学塾クレア 上福岡 大原校
進学塾クレア 上福岡 西口校
進学塾クレア ふじみ野 東口校
進学塾クレア ふじみ野 西口校
進学塾クレア 鶴瀬 校
進学塾クレア みずほ台 校
個別指導塾クレア ふじみ野 校
個別指導塾クレア 鶴瀬 校
個別指導塾クレア 新河岸 校
ふじみ野 にある 高校生 対象 の 塾
進学塾クレア 高等部
自習室 完備 チューターにいつでも質問できる