繁盛店をつくる人材育成の方法 -676ページ目

私のコンサルティングではこんな会話になります

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


 

前回の記事 で、

 


「 お店の経営者さんに目標売上を聞くと現状の20%アップあたりの数字を言う 」


というケースが非常に多いのにもかかわらず、


「 ほとんどのお店ではそれを達成できない 」

 

 


というお話をしましたね。

 



ところで、私の仕事は、

 


「 経営者さんのお手伝いをして売上アップを達成すること 」

 


これです。

 


達成できない目標でもそれで売上アップにつながるのならそれでもいいのですが、ほぼ間違いなく達成できない目標を立てると売り上げは落ちます。

 


そりゃ、

 


「 目標が達成できなかった・・・ 」

 


なんてことを何度も何度もやっていたら、やる気も萎えますからね。


だから、「 ただ目標を聞く 」ということは私はしません。

 



そこで、今日は、

 


『 私のコンサルティングではこんな会話になります。 』

 


ということをご紹介しようと思います。

 

 


ぜひ、あなたの目の前に私がいてお話を聞いているところをイメージしながら読んでみてくださいね。

 

 



【私】

「 それで、たとえば来月はどれくらいの売上があったら嬉しいんですか? 」

 


【あなた】

「 うーん、そうですね。正直多ければ多いほど嬉しいんですけど。(笑) 」

 


【私】

「 なるほどそうなんですね(笑)。 」

「 では、あえて『これくらいあったら嬉しいな!』という数字を出すとするといくらになりますか? 」

「 根拠なんかなくていいですよ。適当でどうぞ。 」

 


【あなた】

「 うーーん、そうですね。だったら120万円くらいあったら嬉しいでしょうか。 」

 


【私】

「 なるほど。ところで今月の売上ってどれくらいになります? 」

「 あ、売上っていっても正確な数字でなくても大丈夫ですよ。大雑把な感じでOKです。 」

 


【あなた】

「 そうですね、だいたい月100万円くらいですかね。 」

 


【私】

「 なるほど、そうなんですね。 」

「 と、言うと今より売上を20%アップしたいってことですね。 」

 


【あなた】

「 そうですね。 」

 


【私】

「 ところで、売上を20%アップしたいと思う具体的な理由がなにかあるんですか? 」

 


【あなた】

「 いえ、特に具体的な理由と言うのもないんですが、家賃などの経費を考えるとそれくらいは必要かと思って。 」

「 スタッフの給料もできれば上げてあげたいですし。 」

 


【私】

「 なるほど、そうなんですね。 」

「 ところで、今やっていることを続けていったら来月の売り上げはどれくらいアップすると思いますか? 」

 


【あなた】

「 そうですね、今でもいろいろやっているのですが、なかなか売上アップにつながっていないのが現状なんですよ・・・・・。 」

 


【私】

「 なるほど、そうなんですね。 」

 

「 ところで、今の売り上げがだいたい月100万円ということですが、その売上を101万円にする方法って、なにかないですか? 」

 

「 つまり、今より1万円だけ売上をアップする方法です。 」

 


【あなた】

「 え?たった1万円ですか?? 」

「 だったら、○○が一つ売れたら、単価1万6千円くらいですから、すぐにそうなりますよ。 」

 


【私】

「 そうなんですね。 」

「 ○○が今より一つ多く売れたら、1万円売上アップするんですね。 」

 

「 ところでほかには月1万円売上をアップする方法って、何かないですか? 」

 


【あなた】

「 そうですね、他ですか・・・・?うーんと、なにがあるだろう 」

 


【私】

「 すぐには思いつきません?では最近、『 あ~、今日は売上たくさんあって最高! 』って日はありませんでしたか? 」

 


【あなた】

「 え?『 売り上げがたくさんあった日 』ですか?? 」

 

 


- 以下コンサルティングはつづく -

 

 



私のコンサルティングを受けてもらうとこんな感じで会話が進んでいきます。

 

いろいろと感じることや疑問もあるでしょうが、とりあえず、今日は解説なしにしておきますね。


何気ない会話に聞こえるかもしれませんが、売上アップを達成するためのノウハウをたっぷり込めた会話ですから、2度、3度と繰り返して読んでみてくださいね。

 


では、また次回の記事で補足しますね。

お楽しみに。


 

 

それでは、以上、

 


「 私がコンサルティングで目標の話しを聞くときはこんな展開になりますよ 」

 


というお話でした。

 

 



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こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


今回の記事は、


「 売上アップにつながる売上目標の立て方 」


の3回目です。



前回の記事 で、


「 お店の経営者さんに目標売上を聞くと現状の20%アップあたりの数字を言うことがとても多い 」



というお話をかきましたが、実は、残念ながら、


「 20%売上をアップしたいです 」


という経営者さんは20%の売上アップを達成できないことがほとんどです。



と、いうのも売上20%アップというのは簡単な数字ではないんですよ。

いや、


「 簡単ではない 」


と言うよりも、


「 ほとんどのお店では達成できない 」


と、言ったほうがいいかもしれません。



少し考えればわかることです。


たとえば、月平均100万円、年間売上1200万円のお店があったとします。

このお店が頑張って毎月20%アップの売上を達成したとします。


すると、このお店の年間売り上げは、


1200万円 × 1.2 で 1440万円 になりますよね。


つまり、240万円の売り上げ増。

1年間売上20%アップを達成できたら車買えちゃいますね。


この調子で毎年売上20%アップを達成できたらどうなるでしょう?

翌年には、


14440万円 × 1.2 で 1728万円の売上、


3年目には、


1728万円 × 1.2 で 約2074万円の売上、


そして、4年目には、


2074万円 × 1.2 で 約2489万円の売上。


今の売上が1200万円でしたから、つまり、


「 もし、毎年20%アップが達成できたとしたら4年で売上は倍になる 」


ってことです。



ちょっと、4年前を思い出してみてください。

あなたの周りに4年前と比べて売上が倍になっていそうなお店ってどれくらいあります?


小さな規模のお店で2倍の売り上げを達成してそうなお店って、ほとんど思い当たらないんじゃないですか?



そうなんです、はっきり言って、


「 売上20%アップ 」


というのは、かなり難易度が高い目標なんですね。

と、いうよりも、


「 ほとんど達成できるお店は無い 」


と、言ってしまってもいいと思います。


そんな目標を何年も達成できるのはよほどの努力家か、いままでほとんどなにもしていなかったやる気のない人のどちらかです。



だから、


「 お店の経営者さんに目標売上を聞くと現状の20%アップあたりの数字を言う 」


というケースが非常に多いのにもかかわらず、


「 ほとんどのお店ではそれを達成できない 」


ということになってしまうのです。



ところで、あなたは、ほぼ間違いなく達成できない目標を掲げてそれに向かって努力できますか?



普通はできませんよね。

「 どうせやってもダメだろう 」そう思ったらやる気なんて出るわけないです。


やる気が出なかったらいい仕事なんてできるわけありません。

当然お客さんにもそれは伝わります。


やる気がない経営者のお店にはお客さんだって来たくないものです。



と、なると当然売上なんて伸びるわけない。



売上が伸びなければ、さらに、「 どうせまたダメだろう 」と思ってしやる気がなえてしまう。

やる気がなえたらお客さんは・・・・・、



と、どんどん悪循環にはまっていくだけ。



だったら、そんな目標立てる意味ってなんなんでしょうね?



ところが前回の記事 でお話ししたように、実際にはそんな目標を口にする方が本当に多い。

いや、それでもいいんですよ。


あなたが、本当に、



「 なんとしても20%の売上アップを達成するんだ!! 」



と、やる気に満ちているのならね。



でも、



「 経営者としてそれくらいは売上伸ばしたいって言っておいたほうがいいのかな? 」



そう思っているのならそれはやめたほうがいいです。



本心では自分がしたいとも思っていない、それでいて達成するのは不可能に近い。


そんな目標なんて、ろくなもんじゃないですよ。

それに振り回されるスタッフもいい迷惑です。



ところで、あなたの売り上げ目標は、


「 ほとんどのお店が達成できないほどの難易度だとしても絶対に達成したい! 」


そう思える目標ですか?


それとも、そうではないですか?



ぜひ、一度ゆっくりと考えてみてくださいね。



そうやって考えた売上目標ならそれはとても素晴らしい目標になるはずですよ。



では、以上、


「 売上20%アップってムチャクチャ難易度高いよ!それでもそれを目標にしたい? 」


というお話でした。



次回は、


「 そんな覚悟がない人でも売上アップを達成するにはどんな目標立てたらいいのか? 」


そんな話しをする予定です。



おたのしみに。



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昨日の記事 のつづきです。


あ、まだ、昨日の記事 をお読み出ない方、


読んでいても、「 では、来月の売り上げはどれくらいあったら嬉しいんですか? 」と、自分が聞かれたときになんと答えるか考えていない方、


そんな方はぜひ、まず、そちらを考えてみてくださいね。



さて、では本題です。


「 では、来月の売り上げはどれくらいあったら嬉しいんですか? 」

わたしが、さまざまな経営者さんへのコンサルティングのなかでこの質問を投げかけてみると、ある一定の傾向があることにきづきました。



それが・・・・、



「 今の売上の20%アップ位を目標にする方が非常に多い 」



ということ。


たとえば、月100万円程度の売り上げのお店の経営者さんなら、


「 そうですね、来月は120万円くらいあれば嬉しいです 」


と、言いますし、

月200万円程度の売り上げのお店の経営者さんなら、


「 そうですね、来月は240万円くらいあれば嬉しいです 」


と、言います。



なぜか、判でおしたように、


「 今の実績の20%前後のアップを目標にしたいです。 」


と、口にする。

多少の誤差はありますが、ほとんどそのあたり。


いや、それが悪いというわけではないんですよ。



ただ、不思議なくらいみなさんそこらの数字をおっしゃるんですよね。


みなさん意識したこともないでしょうが、コンサルタントの立場からするとほんと不思議で仕方なくなるくらい同じこたえ。


なぜなんですかね????



ちなみに、今この記事を読んでいるあなたはどうでしたか?


現状の売上の20%アップの数字を考えませんでしたか??




それでは、今日はこれからちょっと出張なので、短めですがここまでで。


あ、もちろん、この話、


「 繁盛店にするにはどんな目標を立てればいいのか? 」


という話につながりますからね。

お楽しみに。



では、以上、


「 お店の経営者さんに目標売上を聞くと現状の20%アップあたりの数字を言うことがとても多い 」


というお話でした。