繁盛店をつくる人材育成の方法 -661ページ目

いわきで被災したEさんのヘアサロンはその後どうなった?

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


今回は前回の記事 でお話ししたように、


「 いわきで被災したEさんのヘアサロンはその後どうなった? 」


というお話をしますね。


と、その前にお詫びと訂正です。


3月20の「そんなことしたらお客さん殺到しますよ 」という記事の中で、Eさんのお店のキャンペーン内容を、


「 カットしてくれた方にはシャンプー無料 」


とお伝えしましたが、その後Eさんにお話しをお聞きしたところ実際には、


「 来店された方はシャンプー無料 」


というキャンペーンだったそうです。
お詫びして訂正いたします。


さて、それでは本題です。
Eさんのお店はその後どうなったかをお話ししますね。


あれこれ、説明や補足を入れると長くなりますので、まず、結果と起こった事実だけをお話しします。


3月11日
東日本大震災発生


3月18日
水道復旧しライフラインが全て復旧する。
スタッフが集まらないという問題はあるもののお店をオープンできる状況になる。


3月19日
電話でEさんに「一人でもいいから可能な限り早く営業再開すること」と
「ラジオでキャンペーン告知してもらうこと」をアドバイス。
その後FMラジオ局にて交渉し「シャンプー無料のお知らせ」を告知してもらえることに


3月20日(日)
営業再開 午後3時までの営業で約90人のお客さんが無料シャンプーに来店。
来店されたのはほとんどはラジオを聞いた方、中にはブログを読んできた方も。
スタッフが足りない問題は同じいわき市のまだ開店できないサロンの店長さんの応援を受けて解決。


3月21日(月)
当初「シャンプー無料」は20日限りの予定で放送での告知もなかったが口コミで多くの人が来店。
「生き返りましたぁ」「助かりました」などの御礼の声と
スタッフの「もう少しやってあげたいね」という声を受けて急遽、
断水地域を対象に毎日午前10時~12時、31日までの延長を決定。
再度FM局に告知してもらう。
あまりのシャンプーの多さに、ガス会社の担当の方に「配送は大丈夫か?」と
電話で確認すると
「Eさんのところは私が責任を持って絶対切らすようなことはしませんから」
と言っていただく。


3月22日(火)
シャンプー無料は2時間で30人ほどの利用。
全く取引のないディーラーさんが突然訪れて
「ラジオで聞きました。これ使ってください」
と業務用のシャンプー&リンスを3本づつ提供していただく。


3月23日(水)
午前中は客待ちに座れないぐらいシャンプーする方が来店。
あまりに多くのシャンプーをしたため指の皮がむける。
そんな状態でも「ほんとに助かります」とか
「すごい気持ちがよかったです」なんて言葉をかけてもらうとやっぱりやりたくなるとのこと。
売上も少しずつ戻ってくる。


3月24日(木)
避難していた新人が復帰。
震災後にもかかわらず木曜日としては今年ベストの来店者数・売上を記録


3月25日(金)
近所のコンビニのオーナーさんに、
「店開けてるんだね。俺たちも元気づけられたよ。一緒に頑張ろうぜ」
と言ってもらえて嬉しかったとのご報告をいただく。(いわきのコンビニは当時物資不足で店を開けられない状態)


3月26日(土)
Eさんより、「なんだかお店を開けてからいいことがいっぱいありますね。」とのご報告がある。
あるメーカーさんからある人の口添えで大好きなメーカーさんから、
シャンプーとボディソープを大量に送ってもったとのこと。
終礼時に「みんなの頑張りには感謝してます、ありがとう」と自分の気持ちを話す。
新人たちに「どうだ?」って聞いたら「メッチャ楽しいです」と言ってくれる。
売上は通常土曜日と比べて約半分程度。


3月27日(日)
無料シャンプーのお客さんは3人だけに。
水道の復旧がかなり進んできた模様。
通常の日曜日のような状況にもどり、日曜日の売上としては今年ベストを記録。
一週間の売上は前年比マイナス108,437円、客単価プラス504円、
来店者数マイナス27人、新規客数は前年比プラス35人。


3月28日(月)~4月3日(日)
通常定休日の月曜日も営業、来店者数は震災前の平日平均来店者数なみの13人
少しずつ常連さんが戻ってくる。避難先から戻ってきた方も多い様子。
一週間の売上は前年比プラス85,628円、客単価プラス449円、
来店者数プラス5人、新規客数は前年比プラス17人。
2011年の週間売上としてのベスト売上を記録。


4月5日(月)~4月10日(日)
学校では始業式が始まる。
土曜日は雨にもかかわらず再開後ベストの来店者数。
一週間の売上は前年比プラス213,224円、客単価プラス633円、
来店者数プラス23人、新規客数は前年比プラス4人。
2011年の週間売上としての第2位の売上を記録。(ベストは前週)


ざっとEさんのお店で起こったことと売上などはこんな感じ。


もちろん、立地やそのお店のいままでの状況、さまざまな要素が絡み合ってお店の売上ってのは決まります。

だから、だれでもこんなことを起こせるわけではありません。


でもね、


Eさんは原発の避難区域のすぐ外側のいわき市でヘアサロンを経営していてもこんな結果を出すことができた。

それも紛れもない事実。


「 きっとEさんなら大丈夫 」


そう信じて震災後Eさんのサポートをしてきましたが、ここまでのことになるとは思っていなかったので、正直この結果にはびっくりです。


「 このブログを読んでくれているあなたになにからお話ししたらいいんでしょう? 」


ってくらい本当にいろんなことがあったので、今回は売上や客単価、新規客や来店者数などの数字と、起こった出来事をざっと紹介しました。


もし、なにか詳しく聞いてみたいこと質問したいことなどあればコメントかメッセージください。
またこのブログでお話しします。


それでは、また。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます。



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今後どうなるのか? その2

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


前回の記事 で、


「 2008年9月のリーマンショック 」


って覚えてます?


ちなみに、


「 なにそれ? 」
「 そんなんあったっけ? 」

「 あれってアメリカの話しじゃなかったっけ? 」
「 私のお店には全然関係ないことでしょ? 」


って方はここから先の話はきっと意味不明の話です。


だから、この記事はもう読まなくていいです。(笑)


って書きましたが・・・・、



さて・・・・・、



まだ読んでます?



では、このブログでは珍しく、ちょっとまじめな経済の話にいきますね。


リーマンショック後自動車や電機関連の工場では、操業停止や契約社員の解雇など大きな影響がでました。

当然、そこで働いている人たちのお給料は減りましたし、


「 こんな状況になってしまって今後大丈夫だろうか? 」


という不安から消費活動も極端に低調になりました。


工場で働いている人たちがそうやってお金を使わなくなると、そういった人たちにサービスを提供している方の収入も当然減ります。


解りやすく言うと、


「 お金を使う人が減ったからお店のお客さんが減る 」


という状況になったということです。


ヘアサロンやエステサロン、ネイルサロンなど各種サロンをはじめ、ほとんどすべての業種のお店で実際に


「 来店者数の減少 」


という形で影響がでました。


例えばこんな感じで。


■ あるネイルサロンのリーマンショック前後の前年同月比の来店者数

小さなお店を繁盛店にする方法 小さな店専門の経営コンサルタント菅俊介のブログ-リーマンショック前後の来店者数事例
※クリックすると大きくなります。


その時も、テレビではリーマンショックに端を発した操業停止や、派遣社員の解雇問題、景気の低迷による影響がニュースとして連日流れていました。


そんなニュースを耳にしてあなたも、


「 日本の景気はこれからどうなっちゃうんだろう? 」
「 今後もお店を続けていけるのだろうか? 」


なんてことを漠然と考えていたのではないでしょうか?


ここまでの数字の動きをみると今回の震災では「 直接被災した地域 」と、「 被災していなかった地域 」

で今の段階では大きな差が出てきています。


しかし、東北が震災で受けたダメージは確実に世界に広がっていますから、ほぼ間違いなくこの影響は日本全国で出て来るはずです。


リーマンショックの時と同じように・・・。


多分直接被災していない地域でも今月あたりから、今後3か月~6カ月にわたって大きく影響を受けるでしょう。


つまり、リーマンショックの時と同じように、


「 来店者数の減少 」


という形で影響がでるということです。


今後厳しい状況になっていくのですからこれからが大変な時です。
その厳しい状況に備えるための準備と心構えこそがいま求められているんです。


・・・・、



・・・・・・・・・、




な~んてことは言いません。(笑)


だって、リーマンショックの時と同じような状況になるなら、私は全然困りませんもん。

はっきり言って同じような状況になるのなら対処に困りません。


だって、私がお手伝いしていたお店は、


「 リーマンショック後に困ったことになった 」


ということはありませんでしたから。


先ほど、


「リーマンショックの影響で来店者数が減った事例」


としてあるネイルサロンさんの前年同月比の「来店者数グラフ」を紹介しましたよね?

では、今度は同じネイルサロンさんの前年同月比の「売上グラフ」を紹介します。



■ あるネイルサロンのリーマンショック前後の前年同月比の売上
小さなお店を繁盛店にする方法 小さな店専門の経営コンサルタント菅俊介のブログ-リーマンショック前後の売上事例
※クリックすると大きくなります。


はい。


このネイルサロンさんでは


「 世の中がリーマンショックの影響で困ったことになった 」


そんな状況でも売上伸ばせてますから困ったことにはなってません。


と、いうことは今後この震災で大きな影響がでたとしても、
多分、


「 困ったこと 」


にはならないんですよ。


「 世の中不景気だ!大変だ!! 」なんてテレビが連日報道するような状況でも、

「 別に自分のお店は困らない 」そんなお店にする方法はあるんですね。


だから今回も大丈夫ですよ。
問題なしです。


さて、今回の記事はなにかとりとめのない話しになってしまいましたね。


ま、とりあえず、


「 これほど大きな被害を受けた震災後でも困ったことにならなくする方法はあるんだな。 」


なんて漠然と感じていただければ幸いです。


大丈夫です。
方法はありますよ。


それでは、次回は、前回のメルマガで紹介した、


「 いわきで被災したEさんのヘアサロン はその後どうなった? 」


というお話をしますね。

お楽しみに。



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今後どうなるのか? その1

今後どうなるのか? その1

こんにちは、小さなお店専門の経営コンサルタントの菅(すが)です。


久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、その後あなたのお店の状況はいかがですか?

震災後1カ月がたちましたが、全体としてはまだら模様という印象です。


震災後大きく売上を下げたお店。
特に震災の影響が数字からは見えないお店。


そして、


逆に震災後のほうが状況が良くなってきたお店。


いろんなケースがあるようです。

当然、震災後も毎週毎週お手伝いをしているお店から売上データが私のもとに送られてきます。

先日それらのグラフを見ていてふと気付いたことがあります。


それは、


「 この動きってどこかで見たことがあるような気がする・・・・ 」


ってこと。

正直な印象としてなにかすごい違和感があったんですよね。


震災後、


「 どうしたらいいのかわかんないです。 」


そんな不安な声をいろんな経営者さんからお聞きしました。


「 震災の影響や自粛などで経済は厳しい状況です。 」


なんてニュースが次次と流れてくる状況。

そして、日本全体が、


「 得体のしれない不安 」と、「 不況という目に見えない波 」にのまれていくんじゃないか?

なんて漠然と考えてしまうような、なんとなくイヤな感じの世の中の空気。


これって、どこかで見たことがある気がする・・・。


そこで、


「 はっ! 」


と、気がつきました。


そこで慌てて数店の過去のデータをひっぱり出して見比べてみます。


「 そうか、今の状況って・・・・・ 」




「 2008年9月のリーマンショック後の状況にそっくりなんだ! 」


震災後に送られてくるデータのグラフと、2008年9月のリーマンショックの後のグラフを比べてみると、同じような傾向がはっきり表れています。


あ、ところで、


「 2008年9月のリーマンショック 」


って覚えてます?


ちなみに、


「 なにそれ? 」
「 そんなんあったっけ? 」

「 あれってアメリカの話しじゃなかったっけ? 」
「 私のお店には全然関係ないことでしょ? 」


って方はここから先の話はきっと意味不明の話です。


だから、この記事はもう読まなくていいです。(笑)



そうじゃない方は、「 今後どうなるのか? その2 」で続きを書きますので、引き続きお読みください。



では、また後ほど。