画像が大きすぎですね^^;。
この本だけ小さくできません。
母の記憶に (ケン・リュウ短篇傑作集3) ケン リュウ
近いか遠いかはわからない未来の物語。AIが怖ろしいほどに進歩し、人の生命のあり方までも変えてしまう世界で、その世界に順応していく人々と、最期まで人の姿と心のままでいたいと考える人々の苦悩が描かれています。
科学がたくさん登場しますが、情緒的でどこかノスタルジック。もの悲しさが心地よくさえありました。悲しみも後悔も人の心のありよう。老いも死も人の姿のありよう。そういったものを受け入れることが生きることではないでしょうか。どれもおもしろかったけど、とくに「カサンドラ」「レギュラー」が好きです。強い女はすてき!
タイトルから想像していたのとは少し違う内容でしたが、イタリアの人々と作者の本への思いが出合って織り上げた厚みのある作品でした。
『本は闇の中の蝋燭の火であり、荒波の先に光る灯台だった。』 人が生み、育ててきた言葉と想像力が本になり、わたしたちを過去にも未来にも見知らぬ世界へも連れて行ってくれる…。本の力を信じた人々の喜びと誇りが遠い山奥の村からわたしのところへも伝わってきました。
街の小さな本屋(図書室)も憧れでしたが、移動図書館もいいですね。少し前に新聞の歌壇でこんな歌を見つけました。『あこがれは移動図書館運転手菜の花畑を雨の峠を』杉野さんという方の歌です。わたしは読んだ本を図書館で引き取ってもらっているのですが、自分で車に積んで回る手もあったなと無謀なことを思ってしまいました^^。
心地良い物語が終わってしまいました。つらい思いを抱えている人にシャールさんがどんな言葉をかけ、どんな料理を出すのか、自分のことのようにかみしめながら読みました。ここにたどり着けた人は幸せです。たどり着けずに悩み続けている人がどれだけいるか…。物語なのに現実と重なって感情移入してしまいました。立ち直るためには、心にも体にも滋養が必要。疲れたときに休めるお店があるといいですね。
『ヴァン・ゴッホ・カフェ』『マカン・マラン』本の中で出合えただけでもよしとしますか。古内さん、シャールさん、ありがとうございました。
はじまりは涙の粒。涙があふれて海になり、その海でいるかとくじらは出会いました。お互いが大好きで、大切で、二人の会話はまあるくてやさしい。読んでいるこちらまで幸せな気持ちになります。こんな素直な思いを持ちたいのに持てないことが、ちょっぴり悲しくもなります。
『いいともだちがいて、いるかほこらし』』『いいともだちがいて、くじらもほこらし』そんな日記を書きたいですね。図書館から借りたのですが、手元に置いて繰り返し読みたい本。心の海にいるかとくじらを住まわせて、ときどき仲間に入れてもらいます。
厳しい北の大地に生きるアイヌの人々と動物たちが、素朴な言葉で静かに語りかけてきます。『自然の中で生きるものは、互いの恵みで生かされている。互いに敬意をもって生きなさい』と…。この物語を村の長から直に聞いたら、子どもは自分たちがいろいろなものに守られていることを感じるはず。つましいけれど、それはとても心豊かな暮らしです。
話も味わい深いけど、この本の一番の魅力は絵、古布絵です。古布と太い刺繍糸が描く力強い絵は、シマフクロウの力強さそのもの。シマフクロウの賢明さと孤独が伝わってきます。
20年近く続いたシリーズの最終巻。物語の中で、登場する人々も歳を重ねました。結婚し、親になり、祖父母になり…。日々の暮らしに起こる悲喜こもごものできごとに変わりはないけど、受けとめる側の心の持ちようは歳とともに変わっていきます。
九つの物語はどれもめでたしめでたしの終わりではありません。やりきれなさも残るけど、その中でも少しだけ救いを見つけて折り合いをつけるしかない、人々のささやかな知恵で締めくくられています。悪は許せないけど人の弱さは許してあげよう、助けてあげよう。その方が自分も生きやすいから。物語の中にいた人々が今もどこかで生き続けていて、そう言っているような気がします。
軽やかで読みやすい文章ですが、描かれていることはけっこう深く、これを中学生が書いたのかと思うと「おそるべし、14歳」です。1時間目から6時間目の教科と昼休み、放課後のどの章にも、家族や友だちへの素直で温かい思いがあふれています。自分を語る心の声も楽しくて、ときにシビアで、そうだよなあと共感しながら読みました。
校長先生の言葉『一点の曇りもなく最良の日だったと思えるのは生涯でせいぜい4.5日』、道徳くんの涙、茜のおじいちゃんの話。心に残る場面がたくさんありましたが、とにかく西行、ゴー、ウエストが最高でした。
画像の花はガウラ
ヤマモモもソウともハクチョウソウとも呼ばれています。
好きな花ですが、なかなか定着しなくて、毎年買っては枯らしています。
今年はこのピンクの花だけが頑張って咲いてくれました。
また一つ歳を重ねた自分へのプレゼントに
プロフィール画像を変えてみました。













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