山口県光市で起きた母子殺害事件の裁判を報道したテレビ番組について検討していた放送界の自主チェック機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会(委員長・川端和治弁護士)は15日、「一方的で感情的な放送は視聴者の不利益になる」とする意見をまとめ、NHKと在京民放5局に手渡すとともに、自主的な検証と報告を求めた。
 同委は、広島高裁の差し戻し控訴審を取り上げた昨年5~9月の計33本の報道、情報番組を検証した。その結果、「被告・弁護団と被害者遺族を対立的に描く手法」が共通しており、「視聴者に誤解を与える致命的な欠陥があった」と指摘。被害者遺族の感情に合わせて弁護団などを非難する一方、裁判の詳細や被告の内面を分析するなどの冷静な報道がない点を挙げ、「公正性・正確性・公平性の原則を十分に満たさない」と断じた。
 さらに、「集団的過熱取材」に似た「集団的過剰同調番組」とも呼ぶべき横並びで過熱化する番組作りへの憂慮を表明するとともに、裁判員制度への悪影響の可能性にも言及した。
 川端委員長は「一面的で一方的な番組が相当見られ、同じようなトーンですべて作られていることに危惧(きぐ)を覚えた。制作者のレベルで真剣に検討してほしい」と述べた。


いよいよ来年の5月から始まる裁判員制度。TVや新聞の報道にも影響が出そうです。特にワイドショーや週刊誌は今までのやり方では上記のような指摘を受けることになるでしょう。
売れてなんぼ、視聴率をとってなんぼの世界だからといって、「報道」という錦の御旗を掲げればなんでもあり、とはいかなくなるわけです。

一昨年の鈴香事件では、現場が彼らワイドショーや週刊誌の横暴に泣かされました。あるブロガーさんの最近の記事と似たような状況で「マスコミ」という括りで真面目に中立な報道を心掛けている者まで無責任な報道をしていると見られるのは心外です。いい意味での影響になることを期待しています。
 福岡市中央区の大濠公園で、チューリップ約430本の花が切り取られていたことが14日、分かった。地元の幼稚園児らが昨年秋、球根で植えた約9000本が見ごろを迎えたばかりだった。悪質ないたずらとみられ、中央署が器物損壊の疑いで捜査を始めた。
 公園管理事務所によると、被害が確認されたのは池の外周に設けられた花壇など5カ所。鋭利な刃物で花が丸ごと切り取られ、その場に放置されていた。今月上旬から11日ごろにかけ、人けが途絶える深夜に切られたとみられている。
 大濠公園は福岡市中心部にあり、敷地面積約40万平方メートル。江戸時代に福岡城の外堀だった1周約2キロの池を中心に、多くの市民が散歩やジョギングを楽しむ憩いの場で、管理事務所の平田一芳所長(57)は「怒りを通り越し、情けない」と話していた。

群馬県で同様の行為があった翌日に福岡県でも発生した、というニュースです。これ自体は許されない行為だとは思うし、ニュースとしては報道すべきものだとは思うのですが、あきらかに群馬県のニュースを見たバカどもが起こしたと推測できますよね。
ニュースの持つ影響力を報道する側も認識する必要があるて感じるのは私だけでしょうか?理由はなんであれ、この手の犯罪があると必ずマネするバカどもがいるのは事実です。TVは特に映像が伴う分だけ、視聴者に与えるインパクトも大きくなるわけですから、バカどもも反応してしまう確率も高くなります。

ニュースとしての価値と社会に与える悪影響を天秤にかけるという難しい判断なのですが、細心の気遣いが必要ですね。

 民主党の前原誠司副代表は13日午前のテレビ朝日の番組で、渡辺博史前財務省財務官を日銀副総裁とする人事案を不同意とした党決定について「わが党は7割5分から8割が渡辺氏でいいということだったので、不透明さが残った」と述べ、小沢一郎代表ら執行部の対応に不満を示した。
 前原氏は「小沢氏は、日銀人事が財務省の天下りポストになってはいけないと言っているが、(元財務事務次官の)武藤敏郎氏を総裁でまとめようとしたのは執行部だ」とも指摘した。


この何日か前に前原副代表は、小泉元首相と会食したという情報もあり、小泉元首相の「なんとかという風がぼちぼち吹き始める」発言と合わせると、政界再編の準備が進みつつあると感じます。前原副代表のTVでの発言は、執行部批判ではなく、明らかに小沢批判であり、優柔不断を露呈した鳩山批判ではないでしょうか?民主党は元々、右から左までの「寄せ集め」的な政党であることから、分裂の可能性が常につきまとう党でもあります。当初目指した二大政党制の「二大」は「自民」と「民主」とは限らなくなる可能性もありますね。

ブログネタ:新入生、新入社員の皆にひとこと 参加中

新入生がガイダンスという授業や学校生活、クラブなどを体験する期間が終わると、新人歓迎を兼ねた校内合宿が行われます。2泊から3泊と短いものですが、5月にある「さつきボウル」という交流戦に向けての調整合宿でもありました。
その年は新入生が入学前に公表される名簿からハガキや電話による勧誘が効を奏し、合宿には10人近い新人が参加していました。

今は現役を率いているラグビー経験者のH、国体のスキー選手だったK、バレーボール出身のT、プロ野球選手を父に持つN、兄貴が橙光線にいるI、A森の高校球児だったS、そして雉達にとっては当時は珍しい高校アメフト経験者のIKなどが新人として参加していました。
食事は学校近くの定食屋さん、貸し布団屋さんから大量の布団を借り、学校に校内の合宿所の使用届けなどを手配したのは、主務を兼ねていた私の仕事でした。

合宿初日、新人は別メニューながら、きつい練習をこなし、食事も終わって夜9時頃からは、全員が集まってガヤガヤと雑談が始まりました。そのうちに、私の同期で柔道経験者のTとこれも柔道経験者の新人Nが組み手を始めました。最初は冗談半分でしたが、そのうち真剣になり、二人とも汗を流しながら組み合っていました。周りが囃し立てるので納まりがつかなくなりそうでしたが、新人のNが勝ちを先輩に譲る形で対戦終了となりました。

アメフトとは違う肉弾戦に、一同興奮したのでしょうか、この後、悲劇が起こりました。ターゲットとなったのは高校アメフト経験者のYでした。QBをやっていた彼は即戦力として期待されていたのですが、小柄だったこともあり、狙われてしまったようです。誰が先に手を出したのかは定かではありませんでしたが、気がつくと、彼は大勢に組み敷かれ、パジャマ代わりのジャージは見事に全て脱がされていました。私の目に入ったのは、彼のかわいらしいオ○ン○ンでした。

「Uさぁ~ん」

彼の悲痛な叫びが合宿所に響きましたが、頼みのキャプテンであり、Yの高校の先輩でもあるUさんは、黙って見ているだけでした。Yの目から涙がこぼれるのを見て、この騒乱は収まりました。合宿所には気まずい空気が流れ、雑談はお流れとなりました。

その後、YとIKは秋のリーグ戦を迎えることなく、クラブを去りました。合宿におけるこの手の歓迎がその後なくなったのは、言うまでもありません。
 老朽化により退役する南極観測船「しらせ」(11,600トン)が12日午前10時前、最後の航海を終え、東京・晴海埠頭(ふとう)に帰港した。1982年の就役以来、25回にわたり南極への航海を行ったしらせは、観測船としての役目を終えた。
 しらせは昨年11月、同埠頭から出港し、12月に南極・昭和基地沖に到着。第49次観測隊(伊村智隊長)ら約50人を送り届け、物資の搬入などを行った。その後、今年2月に昭和基地沖を出発、日本に向け最後の航海を続けた。
 午前11時前から船上で始まった帰国式典では赤星慶治海上幕僚長が「しらせ最後の大任を果たした。次期砕氷艦でも良き伝統を継承してほしい」と約170人の乗組員を前に、労をねぎらった。
 しらせは、「宗谷」「ふじ」の後継として建造され、83年の第25次隊から南極観測協力を開始。現在、国が「国民の南極観測に対する理解増進に使う」ことを条件に売却先を募集中で、「第2の人生」は決まっていない。

船名の由来は秋田県南部の出身で、日本人初の南極観測をした白瀬中尉であることは、よく知られています。出身地であるにかほ市には記念館があり、小学校の社会科見学のコースにもなっています。ところが・・・

 しらせの船名に由来する南極探検隊長白瀬矗(のぶ)の出身地・にかほ市は、維持費を理由に船体の保存は困難としている。ただ、スクラップになる場合は部品の一部を引き取る意向を示している。

地方自治体が財政厳しいのはわかりますし、維持費がかかるのもわかります。が、こんな重要な記念物を「一部だけ無償で譲り受ける」だけでいいんでしょうか?県や国も助成を嘆願するとか、県民に募金を募るとか考えるべきではありませんか?本当の意味で県民の文化財産になるものを見極める必要性を感じます。