不思議な食文化

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宮崎の従姉から、今回マキシマムに続く、姉ちゃんオススメスパイスを貰った。

これがあれば、イギリスの家畜臭がキツイ肉だって、美味しく食べられる。

肉本来の風味と言えば、それも旨味であるが、日本人の私は未だイギリスの肉の風味が好きになれない。
が、肉が食べたいときはある。
スペアリブやステーキ肉にかぶりつきたい時もある。

日本はタレやスパイスが実に凄い。
調理法や調味料を向上させて更にその先へと研究が進む。
食への飽くなき追及は日本人の趣味でもあり、その結果は美食国となる結果となったが、イギリスは100年以上前からメニューも調理法も使う調味料も変わらない。
変わらないから、いつ食べても同じ味とクオリティが頂ける。
良いか悪いかは好みであるが、飽きずに食べ続けられるイギリス人は忍耐力に優れ、だからといって先を探る追及はしない不思議な食文化を持つ。
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職場の同僚が誕生日だったので、写真ケーキを誰かがオーダー。

写真の部分も砂糖なので勿論食べられるが、慣れるまでこの黒い砂糖部分が食べれなかった20年前…
今は…甘すぎる理由から食べないが、何せケーキのスポンジがパッサパサ…
段ボール食ってんのかと思う。

取り分けた時点でスポンジがポロポロになり皿に散らかる。
であるから、日本人のド素人が作るスポンジケーキが絶賛され「店出せるやん!」などと言われる。
あんたら…日本のその辺にある流行ってないケーキ屋でさえ、私が作るスポンジの1000倍旨いを知らんやろ…
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トイレ

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自宅の桜がまさに今満開。
しかし違うのである。
日本で見るから感慨深い。

今回はユニバーサルスタジオに行った。
20数年前に行った以来である。

6年後にイギリスにユニバーサルスタジオがオープン予定であるが、フランスのディズニーランド同様、どうせ絶対にトイレは綺麗ではないと予想する。
掃除するのも使用するのもヨーロッパ人である。
日本の空港やテーマパークのトイレのように清潔に保つのは無理だと思う。

娘が関空に到着してすぐにトイレに入った。
ここのトイレ、全然臭くないと言った。
フランスのシャルルから乗ったから、空港でトイレを使用した。
見た目はモダンであるが、入った瞬間に公衆便所の臭いがする。
昔の大阪の公衆便所の…である。

ある意味、6年後にオープンするユニバーサルスタジオのトイレが20年後にどれだけ綺麗に保たれているか調べたい所ではあるが、まあそれは26年後においておく。

疑問

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イギリスに向かう飛行機を待つゲートにいたら、娘が「何か…太ってる人だらけやな…」と言った。
日本で見た人間のサイズ感が明らかに違いすぎて、驚いた様子だった。

大阪で女子高生らを見た娘が、「みんな可愛い」と言った。
「制服も可愛いし、誰も派手な化粧や太ももの付け根までまくり上がったスカートを履いていない」と言った。
年齢に相当した個性がそれぞれにあり、自分が通うハイスクールの女子高生らと全く違うと言った。

今回、私は娘のブラジャーを買う目的もあった。
ワコールの店員さんが、とにかく丁寧に娘に説明しながら測定して下さり、あれほどイギリスの下着屋で嫌ったブラジャーを買った。
全く気にならない程、着心地が良いと娘は言った。
ワイヤーが肌に触れない工夫がされてあり、なるほどイギリスの下着売り場で試着した下着とは工夫が違うなと感じた。

その帰り、私は娘を連れてフードコートに入った。
学校帰りの高校生らが沢山いた。
娘が「良いな~学校帰りに、こんな店があって…」と言った。
カーライルはマクドナルドしかない。
そこしかないから、そこに行く。
今やフードコートとは言え、昔のダサさが全く無い、名の知れた店が連なるのがフードコートである。

娘は「我が娘が学校帰りにこんな所でご飯食べたり、お茶したりなんかしてたら、親は大変やね。お小遣いいくら渡すんやろう…」と言った。
寄る店が無いカーライルで育つ娘の疑問。
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ミシュラン

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イギリスに戻った私達であるが、夫の兄夫婦は今京都に滞在中である。
ミシュラン入りしたレストランにて食事を楽しんでいる最中。
私が3日も漬け込んだ唐揚げ、ガッツリ味付けした豚まんにキッコーマン醤油をダラダラかけねば食べられないバカ舌夫婦が、わざわざミシュラン入り京懐石を食べる面白さ。
金の無駄だと思うが、まあ日本は安いから10万そこそこの懐石料理も見てみたいのだろう。

外国人観光客の多い地域のあるパン屋で、サンドイッチが750円だった。
夫や私は20年前に住んでいたから、さすがに物価が上がったとは言え、玉子サンドが750円はアホか…と立ち去るが、欧米人観光客は買っていた。
半熟ゆで卵を挟んだだけのサンドイッチにである。
もしかしたら、義兄夫婦が行くミシュラン懐石も、かつてあった一見さんお断り文化は取っ払い、観光客向け京懐石なのかもしれない。

私は今回、運転免許の更新のために、大阪は門真に行った。
更新を終え、かつての同僚らとその近くのイタリアンレストランでランチをしたのであるが、メニューに季節の野菜や具材を使ったものがあり、長らくカーライルで暮らし、ろくなアルデンテも茹でられないイタリアンレストランを渡り歩いてきた身としては、ああそうか…日本の料理屋は季節の食材を使うんだった…と思い出した。
その上、パスタが完ぺきな固さで出てくる。
どうせふにゃふにゃやろ…という諦めが喜びに変わるのは、さすが日本の料理人であると感心した。
ほらな…ミシュラン入りしてなくとも、このクオリティで食べられる凄さである。

娘が帰りの関空で、「お母さんが何故カーライルで外食するだけ金と時間の無駄と言うかわかった」と言った。
そうやろ?
ほんまに金と行くだけ無駄やろ?
何なら金を払って怒りだけ持ち帰ると私は言いたい。

大阪は相変わらずタクシーの運転手に態度の悪いオッサンもいたが、昔に比べたらマシであった。
が、イギリスの田舎に住む私にとって、大阪と宮崎の食を我が娘と息子に見せられたのは価値があった。
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日本のニュースで外国人観光客で溢れている日本の観光地の映像を見てはいたが、やはり凄かった。
今回はフランス航空で来たのだけれど、いつもなら半分以上は日本人で、その中には必ず団体のツアー客が後部座席を占める…というのが見慣れた光景だったのに、体感として日本行きの飛行機はほぼフランス人&欧米人だった。

夫も「ほぼ日本人おらんやん…」と驚いていたが、本当に凄かった。
私達は今回、大阪の天満橋にあるキャッスルホテルに滞在した。
桜が目の前に広がり、大阪城まで歩いて行ける絶好の立地だったからである。
夜はライトアップされ、わざわざ見に行く必要がなく、常に部屋からは桜と夜には夜桜&屋形船が見えた。
また部屋からは20年前に結婚式をあげた大阪公会堂が見えて、本当に懐かしかった。

夫は毎朝4:30に起床し2時間半ほど走りに行く。
桜の通り抜けも大阪城の桜も一人占めできた。
今回の旅は桜が見えた贅沢な里帰りであった。

カーライルに着いたのは夜で、気温は4度。
現実に戻る瞬間であるが、今回は大量に海老満月を持ち帰ったので、母ちゃんまた頑張りたいと思とります。
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日本

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イギリスに戻ります。
戻りたないけど…

帰り際、父から「頑張れよ」と言われた。
遠い国で家族を持った娘への気遣いがあまりにも優しく、まだしばらく続くイギリス生活にスイッチを切り替える。

娘がこれまで、私の身内の事を「お母さんの家族」と言っていたのに、「日本の私の家族に会えて嬉しかった」と言った変化と成長が嬉しかった。
また数年以内に帰ってきたい。
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お茶

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今回、カーライルでしか空手を知らない夫の為に、大阪と宮崎で空手体験をさせたかった私は、3ヶ所の空手道場にお願いし、日本の空手道場の練習を体験させて貰えた。

剛柔流であれ実践空手であれ、何が感動したかというと小さな子供から大人までが礼儀礼節を重んじ、互いに尊敬の意を持って道場に関わっている事を知ったことだと夫は言った。
また先生方が常にウェルカムな態度で接して受け入れて下さる事にも、今回私自身が一番感動した。
改めて私は、武道は日本で習わせたかったと思った。

私は物心付いた時から宮崎に毎年来ていた。
親戚や祖母がいたからである。
大人になってから知る宮崎のお茶の味。
お茶屋さんのカフェに行ってきた。

やはり日本人はお茶ですな…

また数年以内に帰ってきたいと思う。
帰りたくないけれど、今は戻らねばならないのがイギリスである。
私がそれを20年前に選んだのだからと言い聞かせる。
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ヨーグルッペ

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宮崎の自動販売機で見つけた懐かしの「ヨーグルッペ」。
宮崎の誰もが知るジュースと聞いたが、実は私の通っていた大阪市内の中学校に唯一あったジュースの自販機で買えるジュースが「ヨーグルッペ」だったのである。

紙パックの小さなジュースだったが、ソーダがあったのは感動…
中学校を出てからは、どこにも売っていなかったヨーグルッペが、まさか宮崎にあったとは…
ガブ飲みしています。
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食の国

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日本の野菜料理は、本当に無限の可能性を料理人さんが引き出していて凄いと思う。
イギリスのように、野菜の料理法や食べ方の幅が広がらない国で外食しても何の発見もないが、日本で食べると、ああ…こんな味付けして食べて良いのかと感動する。

友人が教えてくれた野菜料理の店へ。

通りすぎてしまうような場所にある。

日本はやはり食文化の発展が世界一ではないだろうか…
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