アナログな私がよく分からんモノ・・それが携帯のアプリという存在。
意味が分からんので使わん私であるが、先日、かかりつけ診療所からメールが来て「アプリから簡単予約ができるようになりました」とあったので、設定してみた。
これがあれば、あの不愛想受付ババアに電話せずに済む。

設定はすんなり出来たのであるが、娘の耳の痛みがやはり取れない。
もう4週以上飲み続けている医師から処方された抗生物質も効いていない。
医師からは「飲む抗生物質が効かなければ、次回から耳に直接入れる抗生物質に変えるので、もしまだ痛むようなら僕で予約を取って下さい」と言われていた為、早速このアプリから予約をしようと試みた。

がしかし、この医師で予約が取れるのは早くて1週間後である。
今週は夫が休みなので、今週中にどうしても夫に行ってもらいたい。
私的にはもう抗生物質が効かないのであれば、耳鼻科専門医に診察をお願いするべく、カーライルの大学病院に送って欲しいのである。
こう何度も何度も診療所に通うよりも、専門医に診てもらい、原因が何かを知りたい。

携帯からの予約を諦め、夫に診療所に予約の為の電話を入れてもらった。
午後1時過ぎの事である。
夫は「娘の予約をドクター〇〇で今週中の何時でも良いのでお願いしたいんですが」と言った。
受付ババアは「電話での診察予約は朝8~9時しか取れません。緊急ですか?我慢できない状態ですか?」と言った。
夫は「いや、緊急ではないですが痛みが取れないので、今週中にと思い・・」と言うと、ババアは「だったら明日朝8時、かけなおして下さい」と言い電話を切った。

この悪態
笑いも乾く 不愛想

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娘が「宿題で調べもんあるからアイパッド使わせて」と言って来た。
「何知らべんの?」と聞くと「フードバンクの実態とか利用者数とか・・」と言った娘。
フードバンクとは、企業や農家、店舗や各個人から食品を集め、貧困層に無料で配布するサービスの場所である。
先日、夫から聞いてショックだったのであるが、各学校においてフードバンクを利用する家族は各クラスに1~4組の割合でいるという報告があるという。
勿論、地域にもよるが夫が現在勤務している学校の子供達もその平均値にあり、決して珍しい事ではなくなってきていると言う。

毎年、年末になると子供の学校でも食品を寄付する週がある。
半ば強制で、全ては地元の教会を通して貧困層に配られるか、フードバンクに持って行くという。
うちの職場でもフードバンクへの寄付が半強制で行われており、各店舗に勤務するスタッフは食べ物を寄付せねばならない。

毎日、大量の食品が廃棄される一方で、人から恵んでもわねば今日のご飯にありつけない人がいる。
その利用者数は毎年29%づつ増えており、今年に入ってからの利用者数は過去最多である。

6年前、私は仕事が休みの日で息子を義母に週1預かってもらい学校に行っていた。
その頃は大学に行こうかと真剣に勉強していた頃(そんな情熱はもう無いが・・)で、その授業の一環としてこの「食品ロス」についてレポートを提出せねばならなかったため、結構詳しく資料をもっている。
私は娘に「ちょっとデータは古いけど、参考になると思うから見てみ」と当時のノートを見せた。

日本でも恵方巻の大量廃棄が毎度問題になり、各企業が改善策に乗り出してはいるが、それでも無駄は必ず出てしまう。
私にとってこのフードバンク利用者の実態が見えずに寄付だけするから、今一つその深刻さが伝わってこない。
これを利用する人々のほとんどが恐らく市営住宅に住み、何らかの手当や補助金で暮らしている人達であると思われるが、その補助金では食品がとうてい買えないほどの金額しか出ていないのか、それともそういう人達はまず1月分の食品代を最初に確保してから、残りを使うというお金の利用方法が出来ないのか、そこが見えないのである。

数か月前、うちの村にある市営住宅に住んでいた薬中の女が強制退去させられた。
以後しばらく放置されていたが、数週間前からトラックや業者の車が朝から夕方まで来て、この家の内装工事が始まった。
隣の御主人に聞くと「市営に住める人はエエ身分よな。何百万か1000万近い金かけてもろて全て新品の状態で入居してタダで住めんねんもん。真面目に税金納めてるこっちはやってられんわ・・」と嘆いた。
家具からキッチン全て、オーブンに至るまで新品で入った。
ペンキも新しく塗り替えている。

薬中女が来る前も同じように内装工事していたが、薬中女がこれら全ての新品をメチャメチャに使った為、新しく入居者を入れるには内装工事をせねば住める状態にないという。
今度の入居者が何年住むか知らんが、その人が出て行けばまた税金で内装工事が入る。
うちのような一般家庭市民など、そんな頻度で改装工事など出来る筈もない。
こういう場面を見てしまうと、せめて家賃無し、もしくは格安で暮らしているのならば補助金という生活費から何とか工面して食品を買うという事は出来ないのか・・と思ってしまう。
がしかし、これは私が単に実態を知らないだけかも知れない。

娘はネットで何やら調べながら「UEにおける食品ロスへの取り組み」という部分に着目してレポートをまとめていた。
ノートに書きながら娘は「どうせスーパーの食品や農家の野菜が捨てられるなら、それを活用してくれる人がいる事は無駄の削減になって良いけど、おばあちゃん(義母)なんて、冷蔵庫の中身と部屋にある果物、ほとんど食べずに腐らせて捨ててるで。せやのに、しょっちゅうスーパーで買い物してる。何で?」と聞いて来た。

「いや、せやからソコがポイントやがな。裕福層は食品を買いまくり、それを食べずに捨ててしまう人がいる中、一方で期限切れでも手に入れなければ今日のご飯にありつけない人がいる。そこが大きな問題点であり解決策やねん。そこを考え答えを出すのが宿題ポイントや」と答えておいた。

このレポートを6年前にまとめていた時、「この問題は1人1人の心がけから解決へと動き出す」と最後の言葉を書きながらも、絶対変わらんわ・・と思いながら提出した事を覚えている。
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子供が通うスイミングスクールには10数名のコーチが在籍しているのであるが、私の娘も息子も主任の先生でずっと習って来た。
主任は厳しいのが有名で、絶対に1~2年以上経過しなければ次の級に上げない事でも有名である。
その為、早く級を上げて進んで行きたい保護者は主任のクラスを取らない。

しかしながら、完璧なるまでのフォームを体に叩き込んでくれる上、上の級にあがってすぐについて行けるレベルまで上げてがら進級させるため、既にそのクラスに長くいるけど別のコーチに教えられてきた子供と主任で上がって来た子供のフォームの綺麗さは一目瞭然。

先日、うちの息子がついに上の級にあがった。
もう2年近く、いや、それ以上同じクラスにいたかもしれない。
しかしながら、他の子供達も2年半とか3年近い子供もいて、「いったいうちの子供は何年このクラスにおらなあかんねん!!」とクレームを言う親もいるが「嫌なら他のコーチに行ってくれて結構」と言い返してしまう主任が私は好きである。

以前このブログに書いたことがあるが、息子がこのクラスに上がったのは4歳の時であった。
注意散漫で主任から怒られる事は当たり前、プールサイドで正座させられる事もあった。
その度にレッスンを止め、私は息子を見るのが辛かった時期がある。
そんな時期、息子に対して見学席にいた保護者から舌打ちが出た事があった。
その事を記事にしたので長年の読者の方は覚えておられると思う。

私は舌打ちされて当たり前、息子がレッスンを止め迷惑をかけていることは事実で、私は母親として息子に毎度毎度言い聞かせる事しか出来なかった。
その舌打ちをし、息子に対し「またコイツか・・」と言った保護者の老婆の存在が怖くて仕方がなかったのであるが、去年ごろだったろうか、その老婆から「○○(息子の名前)、ちゃんと聞くようになったやんか」と声をかけられた。
苦手な人から声をかけられた私であったが、その老婆は「うちの孫娘はもう2年通ってる。一体いつになったら上に上がれるのか・・ヘドが出るわ」と言いながらも、主任に対して絶大な信頼を置いている雰囲気であった。

以来、老婆は私の横に座るようになる。
話しかけられるから返事をするうち、この人はハッキリ物を言う人であるが悪い人ではないという事が分かって行った。
最近、新しい子供が数名クラスに加わったのであるが、このクラスはプールサイドから飛び込めなければ入れないレベルであるにも関わらず、2人の女の子が飛び込めずに怖がって泣いているのが続いた。
老婆は見学席から「おいおい!!誰や!こんなんクラスに入れたん!飛び込まれへんかったら、下のクラスに戻らんかい!」と野次る。

私は思わず「おばあちゃん、横にあの女の子の母親いますよ・・・」と制すも、主任に対してさえ「誰?あの子らここに入れたん?」と見学席から野次ったりしていた。
主任も「私以外のコーチは基準が甘いから、こういう、まだちゃんと出来ない子が私の意思に関係なく上がってくるねん・・ほんま困ったもんやわ・・」と保護者が座る見学席に向かって答える。
私はドキドキしていた。
しかしながら、この老婆に好意を持つ人も結構多く、しかしながらかつての私のような気持ちになっている母親はいるというのも事実である。

そんな中、いつものように老婆が私の横に座って来た。
コカ・コーラを飲みながら「あーあ・・うちの孫、もうこのクラスに2年半いてるけど・・一体いつになったら上にあがるんやろ・・」と笑った。
そうして子供達がプールサイドに入って来た。
続いてコーチも入って来た。
主任が私と老婆の前で立ち止まり「お待たせしました!2人は今日でこのクラスは最後です。来週から上のクラスで予約を取って下さい」と言った。
老婆はガッツポーズをした。
そうしながらも、最後の最後まで飛び込めない子に「アカンで、あの子!!飛び込まれへんのに、このクラス上げたらアカンやん!」と野次っていた。

子供を着替えさせ、そのまま受付に行くと、老婆が先にいた。
老婆は私に「うちの孫は火曜しか来られへんから、主任のクラスの火曜で予約取ったけど、空きが1つだけやったからそこに入れてもろた。せやから、アンタとのこ息子は別の曜日に来なアカンで」と言った。
続いて私も、受付の不愛想世界選手権ナンバー1ババアに「上のクラスに上がるよう主任に言われたんですが、何曜日に空きがありますか?」と聞いた。
結局、主任のクラスなら月曜しか空きが無かったが、残り1席に入れてもらえた。

老婆は私に「これでお別れや。2年前はあんたも大変やったな。せやけど、アンタも息子もよう頑張った。またいつかどこかで一緒になる日まで元気で」と言い、握手をして別れた。
舌打ちされて心の中に火を付けられたように辛かった。
しかし「あんたもよう頑張った」と言われ、私はおばあちゃんと別れるのが寂しく思える自分に驚きながらも、時間をかければ人は分かり合える事があることに、ここの暮らしも悪くないと思えた日である。
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日本のバレンタインデーは女性から男性へ、イギリスは男性から女性へプレゼントをするのが常である。

さて「義母の機嫌が悪いから、明日は外食しよう」と夫から昨夜言われた。
バレンタインデーなのに男性である息子から花やプレゼントが届かない事に怒っているのだと思う。
義父が亡くなって来月で7年になる。
義母は16歳の頃より義父にバレンタインデーのプレゼントを貰ってきた。
この7年間、私の夫が仕事帰りにクタクタになって売られている花をスーパーで買い、届けるという義務を果たしてきたが、今年のバレンタインデーは金曜日という事もあり、夫は仕事で帰宅が遅かった。
私も終日仕事であったし、他の息子達からは当然のことながら届かない。
これに極限の寂しさを感じた義母から「私はここにいるのよ」と電話があったのだという。

義父が亡くなって以来、私にとって義母は夫の第一婦人であると思い生活している。
息子達が愛を示さねば機嫌が悪くなる。
私のようにバレンタインデーなど、どうでも良いと思っている女からすれば、バレンタインデーに愛を示されたいと強く願う女の気持ちはただただ重いと考える私とは真逆の女である義母。

2週間前「外食がしたい」と義母から言われビストロに連れて行ったばかり。
イギリスはそこそこ美味しいものしか出さないが、値段は高い。
家族5人がコース料理を食べれば、結構な値段である。
勿論、その時も夫が支払った。
私がなぜ安い時給のパートにさえ行かねばならないのか・・高額な年金をもらう義母には理解できない。

義母は私に「1日遅れでも、バレンタインデーに連れて行ってもらえて良かったじゃない」と言った。
いえいえ、アナタが不機嫌だから行くんですよ・・私達夫婦はバレンタインデーをしませんから・・と言いたかったが、言って取り乱されて落ち込まれれば、それこそ面倒である。
義母と付き合ってくれる男性を強く求む2020年である。
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さて友人と寿司を食べに行ったのであるが、精神科医である友人と車内で研修の話になった。
私が毎年1回会社からの命令で受けている自閉症に関する研修や、先日ブログにも書いた奴隷雇用の問題などを話した。
自閉症のお客様とそのご家族を可能な限り理解する事が目的で、それによりどんな対応が良いのか臨機応変に対応できるスキルを身に着ける事が目的である。

友人も先日ある研修に行った。
とは言え、年に1度やはり任意で受ける研修との事であるが、それは児童性的虐待の被害者の研修である。
自分にも娘が3人いるだけに、その研修が最もキツイのだと言った。
仕事柄、その被害者が患者になる事も少なくない。
性的だけではなく、病院関係者は虐待を受ける被害者の反応やサイン全てに熟知しておかなければならない。
その為、加害を加える大人達の言葉や反応、態度も熟知しておかねばならず、その勉強会が思わず顔を歪めてしまう内容もあるから平常心を保ち受けるのが大変なのよと言っていた。

昨日今日、うちの夫も2日間ホテルで缶詰め状態で研修である。
内容は児童虐待と自傷行為について。
「どうやった?」と聞いた私に「聞かん方がエエ」とだけ言い、ツムラ名湯の湯を混ぜた風呂に長く入っていた夫。
せめてもツムラ名湯の湯が癒しである。

ここの所、天候が最悪で極寒である。
鼻がマジで取れるかと思うほど寒い。
登山家が着ているダウンを着ていても温かさをまるで感じないため、今日はさすがにユニクロの極暖上下に裏起毛のトレーナー上下&ダウンを着たが、それでもギリギリであった。

最近、アルゼンチンにあるフィッツロイという山でtシャツ1枚の上に着ても寒くないダウンを買おうかとマジで考えているが、夫から「フィッツロイ使用は要らんやろ」と言われている。
が・・マジで寒い。
この寒さに耐えられないので、夫に内緒で買おうと思う。
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さて昨日は仲良しの友人と日本料理を食べに隣町の都会であるニューカッスルに行ってきた。
朝8時45分にカーライルを出、車で約1時間半弱でニューカッスルに着く。
どの店も開いていないので、まずはカーライルにはない「スタバ」で茶をする事にした。
「スタバ」は都会にしかないので、都会に来たら私らはいつもスタバに行くのである。

その後、地元の中国人がやっている日本風パン屋に寄り、菓子パンと総菜パンを買ったのであるが、友人はそこに売っていたロールケーキの見た目があまりにフワフワして美味しそうに見えたからと、そこのパン屋で50ポンド近く買っていた。
帰宅後、「クリームパン、めっちゃ美味しい。20個買えば良かった」とメールが来た。

良かった・・・気に入ってもらえて・・
私が日本で出会った欧米人は日本の総菜パンを気に入る人とそうでない人に二分化していた。
「フワフワし過ぎ。こんなのパンじゃない」と言う人と、めちゃめちゃハマる人とに分れる。

その後、大型アジア系スーパーに行き、友人は日清焼きそばを40袋買っていた。
相当焼きそばが好きだと自分で言っていたので、嬉しかったようである。

料理はどれも美味かった。
次から次に高級外車で乗りつけて来る地元中国人で店は満杯で、ちょっと異様な雰囲気になったが、しかし半年ぶりに食べるちゃんとした寿司は涙が出る程美味かった。
友人はあの菓子パンにハマってしまい、来月もまた行く事になった。

日本食を共有できる友の存在は有難い。

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今日はマンチェスターのとあるホテルで研修と言う名の勉強会であった。
前回は自閉症についての1日研修であったが、今日は「奴隷」についてであった。
研修の後、テストが実施されるため適当に聞けない。
ちゃんとメモを取りながら聞かねばならん上、私の場合、知らん単語だらけを速記でメモしながら意味を携帯で調べて更にメモる・・という作業は非常に疲れる。
テストの後、この研修の感想分も提出して帰宅となるため、私のように論文形式で文字を書く作業が遅いと帰りが遅くなる。

さて世界の奴隷について、何故ワタシらのような量販店の店員が学ばねばならないのか・・それは激安量販店が何故にその価格帯で消費者に売る事が出来るのか、それは奴隷同然で働く人々が背景にあるからである、それを私達が知らねばならないという会社の方針である。

イギリスに住んでいる方なら1度は聞いた事があるニュース、最も有名なのが大手量販店のPである。
商品の見た目も質も安物であるも、その値段の安さから人気が高い。
奴隷労働者の数が最も多いアフリカを拠点に展開されている工場の中では、外部との連絡を途絶えさせられた状態で働く奴隷扱いされた人びとが子供を含み何人いるとか、そこから逃げて来た人からの話が語られた。
写真を見ながらの研修であるが、目を覆う場面も多い。

同じ会社の中国の工場でも子供からの悲痛な叫びの手紙が公開された。
そこにはSOSと何度も書かれ、1日60円で働かされていることが書かれており、先進国イギリスの会社において、このような人権侵害があってはいけない、実態を知りそれでも買うのか否かはアナタ次第であるという内容である。
私の会社はPではないが、それを知ったから事実を広げるという事ではなく、別の会社であれど同じ職種の我々が知っておくべきとしての研修なのである。

しかしながら私が勤務する会社も同様、結局は仕事のない土地だけある場所に工場を建設し、地元民に仕事を与えたとして英雄化された経営者と語られる事もあるが、反面、実態はどのような労働条件と給与の元で働く人間がいるのか、その真実は分からない。
ただ知ってしまうと買いたくないと思うのが人の心というもので、Pの安さの理由はそこにあるかと思うと痛みさえ感じてしまう気がした。
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ニューヨークでマスクをして歩いていたアジア人女性が襲われる事件が起きたニュースを車中のニュースで聞いた。
連日のニュースで世界中がウィルスに関して敏感になっているこの時期、やはり起きたかと思った人は多いはず。
マスク文化の無い欧米人からしてみれば、マスク姿そのものが見慣れない。
故にマスクをするのは菌を持っているからだと勘違いしたのではないか。

うちの夫のように日本に長く住んでいた欧米人は、とにもかくにも日本人はマスクをする人種である・・みたいなイメージが固定されていればアジア人のマスク姿は感染予防か花粉症かと想像できるが、そうでない人にしてみれば怖いイメージになるのかも知れない。
欧米在住の日本人の方がコメントにも書かれていたが、欧米でマスクをする勇気がないというのはよく分かる。

異文化や異教徒、外国人に対し、人は少なからず異物と見てしまう気持ちというはあると思う。
それは自分が外国人という立場で暮らす今、特にそう感じる。
悪気ではなく無知なだけであっても、違和感を感じてしまうという感情は防衛反応にも似たものであるのかも知れないと時に思う。

昔、こんな体験をした。
私は当時妊娠7か月でアムステルダムから日本行きの便に乗っており、しかも1人旅。
3席一列の席の一番右端に私が座った。
真ん中は空いており、後からイスラム教徒であるとすぐにその見た目で分かる男性が左端に座った。
男性は白いやたらと大きな布バッグを膝にしっかり抱え込んでいた。
キャビンアテンダントが「その荷物は上の収納に入れて」と言ったが男性は拒否。
キャビンアテンダントが「駄目です。そのままでは飛び立てない」と言ったが男性は拒否。
キャビンクルー数人が来て男性に説得、押し問答の末、シートベルト着用サインが消えたらカバンを膝に抱えて良いという話に落ち着いた。

が・・私は怖かった。
そのやたらに大事に抱えている布バッグの中身が何なのかが怖った。
男性の見た目から勝手に私が抱いたイメージのせいであったが、男性が肌身離さず抱えている布バッグが気になって仕方がなかった。

しかし、機内食の時間になり私のお腹が出ているせいで折りたたみ式のテーブルが水平に倒せない事が判明するや否や、男性は真ん中の席のテーブルを出してくれ、私が食べやすいように向きを変えてくれたり、腹が出ているせいでやたらにズリ落ちるブランケットを何度も何度も拾ってはお腹にかけてくれたりと、実に紳士であった。
飛行中も布バッグは常に足元に置いてあったが、無事に日本に着いた時は心から申し訳ないと思うと共に、男性に御礼の言葉を述べた。
見慣れない格好が差別を生む、まさに私がそうしてしまった1人である。

娘のクラスメイトのアイラちゃんが私に聞いて来た。
「チャイニーズ(中国人)はコウモリを食べているからコロナウィルスに感染するとおばあちゃんが言ってたけど本当?」と。
私は「さあ・・コウモリを食べる人も一部にはいるかも知れないけど、コウモリが原因かどうかは知らんわ」と答えた。
人が得ている情報は色々で、嘘も誠もごちゃ混ぜになっている。

ラジオ放送の合間に数日前から「もし2週間以内に中国から戻って来た人は〇〇へ連絡して下さい。予防の為に手洗いをするように」と流れ始めた。
私はそれを聞きながら、やはり「うがい」は予防策に入っていないのだと思った。
子供の頃から学校で「手洗い&うがい」と呪文のように教えられ、あちこちに張り紙があったのを記憶している。
親からも「手洗え!」「うがいせー!」と言われて育った。

そう、欧米文化の中にはこの「うがい」もない。
イギリスに来た頃、義母から「あなたナニそれ?」とよく聞かれたもんである。
今も我が子に実践させているが、義母は奇妙な顔でこちらを見る。
「うがい」マジックを信じているのは日本人だけなのだろうかと、欧米に暮らしているとそう思う。
が、結局私は「うがい」は身を守ると信じ、自分も子供にもやらせているが、夫は「うがい」を信じていない。

「うがい」が何故に習慣化されないのか・・
摩訶不思議である。
が、その前に自分の大便を流すことを習慣化して欲しいと願う私である。
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カンブリア州には結構な数のジプシーまたはトラベラーズと呼ばれる独自の文化を継承しながら暮らす人々がいる。
ニュースによるとジプシーは定住型、トラベラーズは移動型で分けて読んでいるとの事である。
マンチェスター出身の義母の話では、勿論マンチェスターにも何処にでもジプシーは住んでいるが、税金を支払っていない、固定住所を持たないジプシーやトラベラーズでもカンブリア州(カーライルのある州)だけは学校と医療機関を彼らにも開放しているため、子供を産みに来たり、治療する時だけカンブリア州に入ってきたりするのだと、私の担当の助産師からも聞いた事がある。
また、昨今のジプシー達は我が子に小学校だけは終了させたいという思いが生まれ、カンブリア州の小学校に入れるため、数年だけここに住むという理由もあるとの事。

つい20年くらい前までは、ジプシー及びトラベラーズの子供は学校に通わなかった。
一般人との交流を好まない彼らであるし、学問の必要性のない暮らしをしていたから、そんな考えも無かった。
私がカーライルに来て接客業に就き、ジプシーの客に初めて接した際に衝撃だったのは自分の名前や住所(固定型の人の場合)が言えるが書けないという場面に何度も出くわし、同僚から学校に行っていないからと聞かされ納得した思い出がある。

彼らは法に沿って暮らさない。
その為、警察が彼らの罪に関与する事がないという、不思議な文化が今日まであった。
男の子は父親の自営業を継ぐのが伝統で、10歳前後から父親の仕事を学び始める。
そこに必要な計算と文字は仕事の修行を通して学んでいくから、必要でない知識は不必要なのである。
また女の子は16歳になるとジプシー系家族の男子と結婚する。
専業主婦となり完璧な掃除と料理をする事、多くの子供を産む事だけを女の仕事とし、仕事を持つ事、現金を持つ事はなく、買い物なども全て夫がキャッシュで支払うという、完璧なまでの亭主関白文化を持つ。

服装は派手でブランドを好む。
キャンピングカーの中で暮らしているが高級外車を数台所有し、服はイタリアブランドであるから、その金銭感覚はとても独特である。
これは私がカーライルのデパートで勤務していた頃に、彼らがアルマーニがグッチ、プラダ、ヴィトン、カルティエを好む事から得た知識でもある。

うちの子供の学校にもジプシー家族の子供が数人いる。
学校の決まりを守らないから教員らは苦戦している様子が伺えるが、一般の子供と接触しないように家庭内教育をしているため、クラス内でジプシーの子供だけ一緒に座らせており、休憩時間もジプシーの子供達だけで遊ぶ。
2年生で辞める子もいれば、3年から学校に通い始めるという子供もいるが、中学に上がる事は絶対にない。
毎朝ちゃんと来るわけではなく、好きな時間に来てみたり、1週間まるまる来ないという事もある。

さてこんなジプシー&トラベラーズへの法が改正された。
今後は市などが所轄する公共の場に勝手にキャンピングカーを停車して暮らしていたりした場合、警察が彼らを逮捕できるようになった。
また市民に迷惑行為をした場合も逮捕できるようになった。

クリスマス前、私と夫がいつも行くガソリンスタンドの売店の女性から聞いたのであるが、ジプシーの子供が毎日昼間に店に来て、暴言を吐いたり床にツバを吐いたり、また脅すような言葉を客や店員に言い続けた事に対し、店長が「ジプシーの子供は出入り禁止」とした。
これを受け、ジプシーの子供の親が「差別だ」と怒鳴り込んできたが、店長はひるまなかった。
警察に何度も何度も相談したが警察はジプシーに関与できず、こうした迷惑行為を受けていた住民や店は泣き寝入りしていたが、今回の法案で警察が動いてくれる事になったのである。

今で車の代わりに幌馬車に乗って彼らは買い物に行ったりしている風景をたまに見るが、彼らは昔からそうして暮らしてきた。
車社会になり、この車の間に幌馬車が入るから道は大渋滞になる事も稀にあるが、しかしそこは理解のし合いで譲り合うしかない。
日本人の私にしてみれば、幌馬車の走る風景も田舎でエエとは思うが、それ以外の迷惑行為で言うならば、やはり勝手に広場にキャンピングカーを停車させて暮らし、そこに汚物の付いた大量の使用済みのトイレットペーパーを捨てて行ったり、巨大なペットボトルに尿を貯めて捨てて行ったりする行為はやはり逮捕に踏み切るしかないのかなと思う。
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今日は私が職場の責任者であった。
昨日今日は本当に暇で、本社から与えられたノルマは達成できなかった。
人件費の方が高くなってしまった現状がある。
人の目に商品が触れやすいよう、昨日のように暖かな日は春めいた商品を、今朝のように五極寒の日は冬物に戻すなど、朝から天気をチェックし、人が求めている物を考えながら毎日商品配列を変えたりする私達の仕事。

さてそんな中、レジで本社からのメールをチェックしていたら、年配の女性客から「あなたマネージャー?」と聞かれた。
私は「マネージャーは休暇中ですが、私が今日の責任者ですが何か?」と聞いた。
女性は「この店の店員、あなたから見えないと思うけど、あそこの角にしゃがみ込んで携帯を見ていますよ。客にそういう部分を見せてはいけないと思うから一応言うけど」と言い去って行った。

私は謝罪と礼の言葉を女性客に述べ、すぐに私から死角になっている売り場の角へ走った。
私の足音でニョッキっと不自然に立ち上がったバイト野郎・・
携帯を後ろポケットに押し込みながら目を逸らす。
私は「携帯電話を売り場に持って来るのは規則違反、知っているよね?ロッカーに置いとけない?緊急電話が入るの?」と聞いた。
バイトは「いや別に・・」と言うだけ。

私は「お客様に見つかったでしょ?クレームが付いたから、携帯をロッカーに置いて来て」と言った。
ロッカー室に戻って5分、戻って来ない・・
見に行くとスタッフ専用の男女兼用トイレに鍵がかかっている。
10分・・15分・・
戻って来たが、再び後ろポケットに携帯が突っ込んである。
ああ・・もうコイツに言う言葉が無い・・
エディンバラ大学で法廷弁護士になるために学ぶこの学生に、「勤務中は携帯を見たらあかん」とどう伝えれば良いのだろうか・・
彼に注意するのは、もうこれで何度目になるか・・

夕方、彼から「今日で辞めたい」と辞表が出た。
こうして又1人、1人と辞めて行く。
勤務中に携帯が見れないからバイトを辞める。
法廷弁護士になっても同じであると思うが・・

普通の人材が欲しい・・ただそれだけなのさ・・
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