ここで接客業をして十何年…
カーライルという場所が白人で占められた地域だから、そういう場面が多いのかもしれないが、しかし小さな子供連れの白人女性は苛ついている場合が多い…気がする。

今日は私が怒鳴られた。
7歳くらいの女の子を連れた母親が私に怒鳴った理由は「私の悪態」だった。
昨日はバイト歴6年のスタッフが入り口付近を5人家族で塞いでいたのを、新たに外から入ろうとしてきた双子用の幅の広いバギーで入れずにいたお母さんの為に、「すいません、申し訳ないんですが、少し横にズレて頂けますか?」とお願いしただけを5人家族の母親が「なんて失礼なの?」と怒鳴った。
そして「私はズレない。先に来ている客は私なのよ」と言い何がなんでも動かなかった。
双子のお母さんには別の入り口まで移動してもらって入店してもらった。

土曜日はアイスクリームを食べながら入ってくる客に「申し訳ないが店内での飲食は…」と言ったところ「小さな子供が食べているのよ、食べるなと言うの?」と激怒。
「こんな店2度と来ない」と出ていったが、数分してスタッフが入り口付近の商品にチョコレートアイスクリームを突っ込まれた状態で発見した。
仕返しなのかと店内の防犯カメラを巻き戻して見たら、やはりそうだった。

私は日頃、子連れ女性客から怒鳴られたスタッフのフォローはマネージャーと必ず徹底してするようにしている。
その日だけでなく、次の日も大丈夫か確認しながら私の経験も話しつつ、どんなビッチから何を言われたかも笑いを含めて話すようにしている。
学生バイトがほとんどの職場、大人からキレて怒鳴られるのはトラウマになると思うからである。

怒鳴る理由…欲しかった商品のサイズがなかった、アイスクリームや下にバラバラ落ちるパイ生地の食べ物を食べながら店内を歩く方への「すいません…」、前に来たときはセール価格だっのが今日来たらセールは終わっていたから納得行かない…
ほとんど、こんな理由である。

日本のサービス業もこんな感じなのだろうか…
まあ違いは、うちの店長はスタッフのミス以外のクレームに対して絶対にスイマセンを言わないと徹底していることである…これぞイギリスの働きやすいところである。
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職場で同僚と夏の装いの話題になり「そういえば昨日、ビキニの上だけ着けて下は短パンの若い女の子が来た」という話しになった。
同僚は25歳、しかし同僚は「あれは若いからどうも考えて無いか知らんけど、女の私から見ても露出が気になるわ」と言った。

私も最近知ったニュースで、去年の冬にカーライルの唯一の繁華街の駐車場で強姦があり、その犯人の判決が出たという内容だった。
身近に強姦犯罪はやはりあるのだと、あらためて知る。
土曜日の夜から友人らと飲み歩き…とは言え彼女は車だったので対して飲まなかったらしいが、朝方3時に店を出て駐車場に行くと2人の男がおり、強姦されたのだという。
田舎でもそういう事件はあるということ。

と話していたら、昨日は小さな女の子を連れたお母さんが店の前でアイスクリームを食べてたっていた。
相撲で言うなら小結ぐらいの体型のお母さんは白いビキニの上だけ着て、下は白いスエットを着ていた。
2秒ほど見つめてしまったが、その風貌は自信に満ち溢れていた。
一目を気にしない、着たいものを着る、細くなければならないという誰に対する意識もない、これぞまさにイギリス女性である。

糖質、塩分、脂質、添加物などクソ喰らえ…
美味しかったら、それでエエがな…
料理なんかせんでもスーパーにありまんがな…
安いし簡単ですやん…
医者から何を言われようとも、私はやりたいよいにやりまっせ…
この強き志こそがイギリス人の誇りかもしれない。
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昼から気温が21度になった。
冷夏が通常のカーライルとしては、20度を越えたら灼熱なのか?と疑う程に人々は露出を激しくする。
レディガガかマドンナしか着てへんような露出のドレスでお迎えに来るお母さん達…
カーライルの人は本当にダサい…
と、リバプールから来た友人が言った。
激しく同感であるが、これはカーライルという店の無い田舎環境もあるし、オシャレして行く場所も無いし、皆そうやし…ということかと思うが、多分スパッツ一枚尻丸出しで流行を捉えていると一定数思っている女性はイギリスのあちこちにいて、その確率がカーライルには多いのではないか…と勝手にそう思っている私である。

亡き義母が残した犬、スタッフィ犬。
暑さに弱い犬らしい。

暑くなるとキッチンの床で身体を冷やす。

仕事から帰宅すると、表の庭で爆睡のうちの猫。
黒猫は写真が難しい。
どこが顔か分かりにくい。

うちの犬さえこんなにバテるのに、オーストラリアの義兄は暑さに弱いスタッフィとハスキーを飼っている。
あんな気温が暑い国でハスキーは大丈夫なのかと聞いたら、「庭で元気に走り回っている」と言っていた。
ハスキー犬は最強かも知れぬ。
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去年の9月から娘はハイスクールになり、息子はまだ小学生。
学校が終わる時間は息子の方が20分遅いが、立地がまるで逆で、かつ私は仕事を終えてから迎えに行くので大抵ギリギリか少々遅刻…
で、娘の同級生のお母さんが毎日、娘を家まで連れ帰って来てくれる。

「どうせアンタの家の前通るからやん」と言ってくれるが、助けてくれる人がいない環境の私にとって、お母さん友達は神様である。
であるから、時々何か作った時は例のつもりでお裾分けする。
「ほんまにエエから、こんな事せんといて!」と言ってくれるが、私の気持ちである。
時に孤独だと思ってしまう事がある。
キッカケがあったとかではなく、気が付いたら唇を噛み締めている自分がいる。

そんな時「コーヒー行く時間ある?」と聞いたら必ず「あるで~」と言ってくれる友人。
感謝である。
だからホンマは迷惑かも知らんし、嫌がっているかも知らんのに、一方的に色々作ってみたりする。

今日はチョコパンにした。

渡して10分程して友人から「もうすぐ高速降りるねんけど、半分食べてしもた!ありがとう」と電話が来た。
こんな素人丸出しパンを喜んでくれるのも、料理など適当にしてしまうイギリス女性の友だから。
持つべき友は料理嫌いの友が良い。
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亡き義母から学んだ事は色々あるが、結局私は今それを実行してしまうようになった。
週1シーツを洗い替えることもそう、金銭的余裕がない時ほど花を家に飾り、気持ちを裕福にすること、そして気持ちが下に向いてしまったら土いじりをする事…

休みの今日、どうしても空になっている植木に花を咲かせたくて気持ちが落ち着かず、近くのガーデンセンターに行った。
私はガーデニングも花にも全く興味がないから何の花か分からんが、綺麗だったので大量に鉢植えを買い、それを空になっていた大きな鉢に植え替えた。
気が付くと無心でやっていたことに気が付き、気付けば1時間半も経過していた。

小さな達成感と、空の鉢を置きっぱなしにするより、手間でも花を咲かせて家に色を付け足す満足感で、私は今更ながら義母が言っていた意味はこういう事だったのかなと考えた。
年寄りの言うことは聞いてて損はない。
なんだか、そんな事を思う休みの今日である。

何となく育てたバジルが、めっちゃ育ってしまい、そない頻繁に使わないバジルをただ眺めてみたりし、観葉植物扱いで窓際に置いている。
バジルは育っているのに、何回ビニールハウスでチャレンジしてもネギは育たない。
ガーデンセンターのおばちゃんに聞いたら、「カーライルの気温やったらネギは室内でも難しいかもな。種売っといて何やけど買わなしゃーないで」と笑った。
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保護者と先生が不倫、最悪のパターンは駆け落ち…
昔からある話である。
お母さんが小学校4年の時に担任になった若い男性教師と駆け落ちし、高校の時に男と別れたからと家に戻りたいと言ってきた母親を父親が受け入れ、ギクシャクした家族が窮屈で18歳になるのを待って独り暮らしを始めた同僚がいた。

体操教室の経営者で「僕はよほどの事がない限り保護者、特に母親とは関わらないし話さないようにしている。その為に事務員を雇っている」と言った男前の方がいた。
猛烈アピール、会話したらしたで別の母親からの嘘噂話拡散…
それが嫌だかららしい。

うちの子供が行っている空手教室も、先生とシングルマザーのお母さんが付き合い初めて半年になる。
付き合いが始まるまでは、必ずミニスカートやスパッツ一枚お尻丸出しで来ていたが、今はジーンズのみである。

別にレッスンに問題はないが、付き合っているお母さんの子供を叱るとお母さんの機嫌が悪くなるらしく、その子供の機嫌を取るようなトレーニングの時が3回に1回はある。
府に落ちへんな、今日は…と思う日もあるが、やることはうちの子に関してはやって下さるので、今は見守っている。

身近で不倫すなよ…と昔会社の先輩が言うていた。
身近故に相手を好きになってしまうのが人間であるのか…
昔から、不義密通は死刑に値する拷問が中世ヨーロッパにも世界各地に今もある。
それでも不倫はあった。
支払う代償が命と引き換えになっても止めれぬのが恋愛感情というものかもしれない。
まあ、空手の先生は別居中なのでセーフになるだろうか。

先生と保護者、微妙に気まずくしかし慣れてくるもんである。
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娘のクラスに転校生がやってきた。
素行が問題で転校ばかりしてきたと聞いていたが、今日その男子生徒を見て娘は「思てたんと違うかった」と言った。

何故なら英語圏で言うところの「ジンジャー」にソバカスだらけの顔で、とてもおとなしい男の子だった。
ジンジャーとは赤毛の事を意味し、ジンジャーの子供は嫌なあだ名を付けられたり意地悪されたり、時に酷いいじめの対象になる事もある。
会社の同僚もハイスクールが終わるまでジンジャーをからかわれ、社会に出て初めていじめられない生活になったと話す。
それほどに、ジンジャーの子供は対象になりやすいと同僚らは皆いう。

もしかして転校を9回も繰り返してきたのは、もっと深い理由があっての事もある。
素行が悪すぎたというふうにしておいて、実のところの理由は違うかもしれない。
わからないが、今日は何も話さなかった転校生。
娘には「あんたが判断してクラスメイトとして接したらエエねん」と言っておいた。
どうなることやら…
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今日も変わらぬ日常であった。

義母が残した犬と、飼い主のおばあちゃんが亡くなりひとりぼっちになってしまったから引き取った猫も真っ黒である。
微妙な距離を保ちながら、今日も幸せそうに昼寝していた。

娘のクラスに転校生がやってきた。
隣のハイスクールで素行が悪すぎ、校風が合わないのかも知れないと、このハイスクールに入ってくる。
小学校から数え、これで9校目となるのだそう。
学校を追い出されて来た男子生徒が、校風も何も無いように思う。
問題はそこやない…と思うが、多分今まで専門家が介入してきての今であるはずだから、どうしょうもなく今に至るのだと思う。

と、担任から言われ月曜日から転校生はやってくる。
具体的にどんな素行が原因かは不明。
娘はちょっと緊張している。
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友人が先日、下肢静脈瘤の手術を受けた。
両太ももと両ふくらはぎである。
費用は£3000。
友人の姉も17歳の時に2回、両親もこの手術を受けた。
友人も30代の頃から悪化して今に至る。

姉と両親が手術した当時はまだ手術費用は無料だった。
だから友人もかかりつけ医師に相談したが、「今は国民健康保険制度にお金もなく、この下肢静脈瘤に関しては血管が爆発したら手術必要案件と認められ、大学病院にて治療が可能です」と言われた。
納得しなかった友人は他5人の医師に相談するも同じだった。

数ヶ月前から血管の一番浮き出た部分が痛むようになり、運転もままならなくなった。
そこで再び相談したが、やはり「まだ爆発していない」と言われた。
どうしても気になるならプライベート病院へ行ったら?と言われ、見た目も酷かったからと友人は手術を受けた。

プライベート病院はカーライルに無く、隣町のニューカッスルまで行かねばならなかった。
麻酔も下手だったようで、術中は痛みで泣いてしまった友人。
プライベート病院の医師は腕が良いと聞いていたが、友人話を聞いてて怖くなる。

爆発したら…
何やそれ…である。
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月曜日、私が働くショッピングセンターの会議が近くにあるピザ屋であった。
まだピザ屋は開店前の午前10時で客はいなかったが、ハイスクールの生徒らが「体験授業」としてピザを作りに来ていた。

制服に身を包んだハイスクールの子供達と共に来ていた教師なのかスタッフ数人。
私は多分5秒は見てしまった女性がいた。
多分、先生だと思う。
全身シルバーラメの首から膝までのからだのラインにピチピチのドレス、中は黒のブラジャーとパンツが完全に透けて、いや透けのレベルではなく、見せています‼️見せているんです‼️のレベルであった。

ラメのドレスは中性ヨーロッパ時代、戦の時に甲冑の下に身に付けられていたチェーンメールと呼ばれる金属を編んで作られていたアレを思わせるが、しかしそれより網目が荒いから下着が完全に見えている。
何を考えとんねん…
引率している生徒はハイスクールキッズである。
年頃の男子もいてる。
しかもピザ作る言うてんのやから、動きやすくて粉で汚れても構わん服ちゃう普通?
と私が言うと、同席していた店長が「狙いはシェフかな?」と言った。
引率中に?
狙う?

教員の節度ある服のセンスがイギリスはかなりヤバイと思う今日この頃。
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