昨日の夜の事。
ユーチューブを見ながらアイロンをかけていたら、日本の朝のニュースがやっていた。
おお・・日本は朝なのか・・などと思いながら、ふと見てみた。
台風による浸水被害が流れた後、イギリスのブレグジットの話題へと移った。
日本でも話題なんだなと改めて思う。

その中で「イギリスに住むEUの人達への差別が悪化」という話題をやっていた。
長年イギリスに住むフランス人女性が電車内で、イギリス男に髪の毛を捕まれ「いつか絶対にこの国から追い出してやる!」と子供の前で言われたという。
満員電車であったが、誰も助けなかった。
女性は「まるでそこにいる全員がUE人を嫌っているように思えた」と言っていた。

怖いと思った。
13年前、冬のカーライルで6~7人の高校生らしき男らから雪を投げつけられ「国に帰れ」と言われた事より怖いと思った。
もしも離脱後、私や我が子に起きたらどうしよう・・もうその時はこの国を出る時だろうか・・そう思いながら見ていた。
このニュースを私の親が見たら、相当心配するだろうと思った。

先日、精神科の友人と野菜を買いだめに行った。
時々、車に乗って野菜を買いに行く。
野菜をカゴに入れながら友人は「こんな美味しい野菜も果物も、今後どれだけ値段が上がるか分からん。アホな決断したわ・・食品だけじゃない。私達のような医療関係者は誰もが知っているけど、今後の英国内における薬や医療、EUからの医師が大きく変化する」と言いながら買い物をしていた。

物価が上がれば、それに合わせて暮らすのみ。
どうか変な差別だけは増えないでくれと願うのみ。
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私はフェイスブックの類をやっていない。
人の暮らしに興味が無いので、自分の暮らしにも他人は興味など無いと思っている。
ブログは日本に残した親の為、今日も元気ですというメッセージを込め今日まで書いて来た。おかげで両親は私の毎日の出来事をよく知ってくれており、ブログの存在を有難いと思っている。

さて今日は友人と朝ご飯を食べに近所のガーデンセンターに行った。
娘のクラスメイトのお母さんであり、私にとって初めてのお母さん友達でもある。
娘のクラスにはフェイスブックでのママ友会話グループがあり、息子のクラスではワッツアップでグループが出来ているが、私はそのどちらも加入していない。
その為、友人からは「あんたは偉いわ」と言われている。
つまり、色々なややこしい事に巻き込まれず偉い・・・という意味である。

娘のクラスの男の子のお母さんに、ややこしい人がいる。
このお母さんには中学生になる女の子もいるが、学校を3日で辞めさせ自宅で家事手伝いをさせている。
3日間で我が娘に友達が出来なかった事、それを学校が協力してくれなかった事に対する学校の姿勢、娘が「慣れないから行きたくない」ということを理由に「もうそんな扱いをする学校になど行かなくて良い」とした。
このお母さんは、自分の息子にも「私と離れたらパニックを起こす」と幼稚園の頃から教師に訴え、遠足には行かせない方針を取っているが、幼稚園や学校でパニックどころか「お母さん」と言って泣いた事など1度もない。
お母さん自身が、そう思い込んでいるのだと誰もが思っている。

さて今回、この娘を3日で辞めさせた事に対し当然、噂が立ったが、しかしそれも9月初旬の数日だった。
自身が知り合いに「学校が娘の友達作りに非協力的だったから失望して退学させた」と言っていた事もあり、村の誰もが知る所となっていた。
しかし先週、このグループ会話において「ちょっと耳にしたが、うちの娘が学校を退学になったという噂を立てている人がいるらしい。事実は退学させられたのではなく、退学したのであって、事実とは異なる。また勝手に私の娘の噂をしないで欲しい。もし耳にした人は私に知らせて欲しいし、何か異議があるのなら、私に直接言って来てほしい」と書き込んだ。

それに対し、書き込みグループ内のお母さん達は「そんな噂をしている人は知らない」と書いたが、1人だけ「そもそも、他人にその事をとやかく言われたくないのなら、どうしてこういう場でわざわざ書き込むのか?今回みたいに書けば、また噂されるだけ。自分の判断と信念で退学させたのはあなた。ならばどう言われようと気にせず犯人捜しはするな」と書いたお母さんがいた。
これにより最初に書き込んだお母さんは「私は噂で傷ついている。なのにあなたは更に私の書きこみに非難するのか」と書いたのを最後に、そのグループを退会した。
そうして翌日から互いに話さなくなり、何とも言えない雰囲気になっている。

私と友人としては、書き込みにどんな思いがあろうとも非難は内心になぜ大人なら秘められないのかと思う。
一方で、書き込んむという事は非難コメントも覚悟の上という捉え方もあると思うが、そこは私と考え方が違うな・・で流せないものか・・
こんな田舎の学校で・・・
各学年1クラスしかないから、クラス替えもない。
そんな中で仲たがいは最悪である。

友人の上の娘が中学二年であるが、フェイスブックで化粧をした我が顔を撮って掲載する友達を褒め合う事が友人の証みたいになっている現状があり、娘がそのコメントを友人らに書かないと翌日「なぜコメントを書かないのか?」と変な雰囲気で責められる傾向にあり、それがストレスになっていると言っていた。
緊急連絡手段として携帯を持たせたが、友達間ではそうか行かない。
コメントしなければ友人の証ではない、私達に興味がないとされ、非常に難しい面倒な携帯繋がりだと聞いた。
私のように「携帯の使い方が分からん」とまんざら嘘ではない適当な理由を付けられればラクであるが、14歳ならそれも難しいのだろう。
面倒な時代である。
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今日、スーパーに買い物に行くといつもの3倍の人が来ており、レジもいつも2人しかいないのに、今日は5人になっていた。
まるでクリスマス前の状態にも似ていて驚いた。

ツナ缶やらトマト缶がやたら無い。
何でや・・と店員に聞いたら、「ブレグジット前で国外産の食品をちょっと買いだめする傾向が始まったらしいですよ」との事だった。
来月から、この値段で買えるかどうかスーパー側も分からない。
日持ちする輸入品は今の値段のうちに・・という事だろうか。

私はいつも通り購入したが自宅に戻り、いつもネットで買っているイタリア産コーヒーを今のうちに・・・あれだけは・・と思い、思わず大量購入してしまった。
コーヒーを何倍も飲む私にとって、あの日常が高価なものに代われば、一体何が楽しみでカーライルの暗く寒い湿った冬を過ごせるだろうか・・

私には19年来の友人がハンガリーにいる。
ハンガリーで検事をしている友人とは、豪州アデレードの留学時代に学校で知り合った。
その友人に、私は息子が来ていた服を年2回送る。
ハンガリーにはないブランドなので、とても喜ばれており、その荷物が10キロでも今は2000円もかからない。
しかし、これが来月からどうなるのか・・と思うと、思わず慌てて送ってしまった。
結局、私も影響を受けているのである。

イギリス全体で買いだめ紛争は開始されているのだろうか・・・
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先日、17歳になる義母の孫が義母宅に来ていた。
去年あたりから、時々1人で電車に乗ってやって来る。
彼の両親、つまり義母の息子夫婦は結婚当初から喧嘩が絶えず今日まで来たが、来月に別居が決定しており、家庭内で居場所がなくなったり息が詰まると義母宅にやってくるようになった。

そんな彼と話していると「日本の高校にもカウンセラーはいるの?」と聞いて来た。
彼の高校(中高一貫)には専属のカウンセラーが在籍し、子供達が自由に利用できるようになっている。
秘密は絶対厳守で、必要があれば医師への診察を促す。

数年前から手の震えが止まらず、今年になって字を書く事が困難になって来たのを教師が確認、彼に「カウンセラーさんに相談してみたら?」と促し、通うようになった。
カウンセラーの勧めで医師の診察も受け、心が安定できるようお薬ももらえたと言っていた。

私は「カウンセラーと話すと気持ちが変わる?」と聞いてみた。
彼は「根本原因は両親だから、変わる事はないよ。僕が彼らから絶縁しない限り、永遠に僕の両親である事は変わりない。それは変えられないから、僕がこれからどう生きていきたいのか、それにはどんな勉強が必要で、どう進めて行くかを共に話し合う人が僕にとってはカウンセラー。本当なら両親とそれが話し合えれば理想だけど、父親は僕に関わらないし、母親は金切り声で怒鳴るだけ。どう答えを見出して良いか分からない時、思いをぶちまけると、その方法を一緒に考えてくれる」と言った。

そうして私が作って行ったチョコレートケーキを完食し「ありがとう。ケーキなんてクリスマス以来」だと笑った。
それも私が作った彼の為のチーズケーキであった。

年頃の子供達がいる場所、それがまさに中高ではないかと思う。
小学生にも勿論、同じ事が言えるが、家庭環境や学校環境で実に様々な悩みを抱えていると思うと、生徒が1000人近いの大型校にたった1人であっても、カウンセラーにしか話せない子供達は確実に存在すると彼の話を聞いていて思った。

義母は我が孫の心の不安定に心を痛めている。
がしかし、その原因が自分の息子ではなく、100%嫁のせいだと信じている所がやはり母親なのだろうか。
17歳の彼に義母は「私で良かったら何でも話しなさい」と言うが、彼は私に「おばあちゃんは所詮、僕の父親の母親。だから我が息子に非は無いと思っている。だから僕は絶対に本当の気持ちは話さない」と言った。

私が17歳の頃、全ては友達によって支配されていたと言っても過言ではない年頃であった。
悩みは友達と共有し、しかしその悩みはあくまで友達関係や恋の話であった。
家庭環境から逃れたくても逃れられない、そんな深い悩みを持たなかった私が彼に「私で良ければ話して」と言う言葉さえ軽くなる過ぎる気がして言えなかった。
結局、私は何も出来ないから、彼が来た時にケーキを持って行くだけなのである。
もっと彼に向き合えたならと思うが、しかしそんな彼の現状を知っていながらも、父親はウカレポンチでアメリカに3か月も旅行に行くメデタイ男である。

「学校のカウンセラーが解決するんちゃう?それが仕事やねんから」とウカレ男から丸投げの言葉を耳にするとき、カウンセラーの存在が子供を助け、保護者がそれに丸投げする矛盾したものを生むのかと思うと、何とも腹立たしい気がした。
彼の言った「本当なら両親と話合えれば理想」という言葉が、私にはあまりに痛かった。
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夫が去年まで担任を持っていた男の子が、うちの子供が通う学校へと転校して来た。
両親はアフリカから来ており、共に医師である。
カーライルは国際都市ではない為、有色人種が非常に珍しい地域となる。
その中でも特に肌の色が濃い人というのは、滅多に会わないだけに目立つ。

夫から「もしも機会があったら話しかけてあげて。いつもぽつんと1人で立ってる人やから。こういう地域やから、皆から距離があるみたいで・・」と言われていたが、なかなかお母さんにお目にかかる事が無く今日まで来たが、今朝チャンスがあったので話しかけてみた。
私が「おはよう」と声をかけると驚いた目をしたが、すぐに自己紹介すると私にハグをしてきてくれた。

少し話していたが、チャイムが鳴ったので「じゃあ、今後とも宜しくお願いします。やっと、お話しできて良かったです」と私が言うと、お母さんは「話しかけてくれて本当にありがとう!本当に嬉しかった!」と、私の手を両手で握りしめてくれた。

泣きそうになった。
その嬉しさが、痛い程私にも分かるからである。

私の今があるのは、これまでに勇気を持って話しかけて来てくれた人のおかげである。
こんな有色人種のいない地域において、話しかける事も勇気がいったのではないかと思う。
だから私も少し役に立てればと話しかけてみたが、このお母さんの英語が完璧なまでの英語で、私は内心、話しかけて迷惑やったかもしれん・・とちょっと恥ずかしかった。
また明日から、交流を深めて行けたらと思う。
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13年来、飲んでいる薬がある。
先日、それを貰いに医者に行くと「もう医者に診てもらわなくても、最寄りの薬局に診療所のサイトから頼んだら処方してもらえるようにしといたから。まあ、年1回くらい血圧測定に来てくれたらエエわ」と言われ早速、来月分を職場近く薬局まで送ってもらえるようオーダーした。

仕事の帰り、薬局に寄りいつもの薬をもらったが、受け取った際にいつもの大きさと違う感じがしたので、その場で紙袋を開けて中を確認した。
すると案の定、今までと違う箱が入っていたので、すぐに薬剤師さんに「いつも貰うのと違うんです」と聞いてみた。
薬剤師さんはパソコンを叩き私のデータを確認しながら「ああ、これね。今までのと違う製薬会社の薬やからパッケージが違うだけ。でも内容量と効果は同じやから、今後はこれになるから」と言った。
以前もらっていたのはドイツの製薬会社の薬であったが、今回からスペインの製薬会社に
なっていると薬剤師さんは言った。
ちなみに、私がこれまで飲んでいたのは入荷しないとの事だった。

効果が全く同じならドイツの製薬会社のものでなくともよいが、パッケージが変わったら慌ててしまう人もいるのではないだろうか・・・その辺の説明がないのが、さすがであると思う。

そんな今日、親友ヒラリーと出勤前にカフェで待ち合わせしコーヒーを飲んだ。
ヒラリーが「先週の金曜日、いつものアトピーの薬を貰おうと医者に行ったはええけども、処方箋を貰って薬局で手渡されたクリームが今までのと違うから、違います!!ってクレーム付けたら、今後はこれになるって言われて・・私、やっとステロイドを使わなくても肌が落ち着く保湿剤が見つかったと喜んでたのに、違う製薬会社のを渡されて、使うのが不安やねん」と言った。
これは、もしやブレグジット対策か・・
医者は「同じ効能やから大丈夫」と言ったらしいが、本人は非常に困惑していた。
もしも肌に合わなかったら、再びあの薬が手に入らなかったら、私はどうしたらよいのか・・自費で他国の製薬会社の薬が手に入れられるのか・・などと心配していた。

薬剤師さんに「ブレグジットによるものですか?」と聞きたかったが、大量の人が後ろに並んでいたので無理だった。
EU離脱が決まった直後、ニュースで「政府が薬を大量買いし、買いだめしておく政策」というのを聞いたが、その影響なのだろうか・・

私は肌に影響が出ないが、薬は今のに落ち着くまでに何度か変えた。
やはり製薬会社によっては、めまいを起こすものもあったからである。
薬に影響が出ると予測していたが、説明なく変更は不安を与える。
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さてスーパーにはハロウィン関連商品と共に、カボチャも並び始めた。
この時期しかカボチャが手に入らない為、南瓜カボチャを買って喰いまくっている私である。

さて先日、子供の学校のPTA会議で議題に上がった1つがハロウィンであった。
学校のある村の住民が「ハロウィンの夜に子供に入れ代わり立ち代わり家のドアのチャイムを鳴らされるのがストレス、または迷惑だという苦情が年々増え、今年から張り紙で『うちではハロウィンはしない』という家のドアは叩かないという指導を学校の子供達にして欲しいという申し出が村住民からありました。よって、保護者に理解を得られるようにする」との事だった。

ハロウィンを何年経験しても、その楽しさが良く分からん私にとっては何とも思わないが、保護者からは「かつてはその村人達の子供だって各家家を訪れていたはず。それが今になってもう嫌だというのは、子育て世代に理解が無い」などと意見が出た。
しかしながら、村と学校は共存せねばならない。
互いの妥協点で合意せねば仕方がないと校長は言った。

うちの子供の学校はハロウィンに関連した行事はしない。
ハロウィンをしない宗教信仰の子供も少数いるからである。
であるから、本来は「ハロウィンの夜に・・しないように」などと言う注意は学校では無く、保護者が子に教えるマナーであると思うが、今回は村の住民が学校に言ってきたから仕方なく呼びかけだけはするようである。

そんなわけでPTAで相談した結果、ハロウィン前日に公民館で会費制によるパーティをする事となった。
1人5ポンドで飲み物と食べ物、ゲームやお土産用のお菓子などを用意し、子供達には本来の伝統的なハロウィンではないにしろ、パーティで楽しんでもらうようにと決まった。
と言うわけで、私は色の奇抜なカップケーキを70個作る担当になった。

私はハロウィン文化で生まれ育って来たわけではないので、私にとってのハロウィンは子供が夜に他人の家を訪れ、お菓子をもらう行事という認識であるが、例えばうちの義母のように1人暮らしで夜を不安に感じる人の場合、ドアをノックされるだけでも不安なのだという気持ちは義母を見ていてよく分かる。
であるから、ハロウィンの飾りを置いていない家、玄関先の灯が消えている家には行かないというルールを保護者が守らせれば、それほど毛嫌いされるものではないのかと思うが、うちの子供が通う学校がある村に、ジプシーの子供が遠くから来てマナー違反をするという現実も数年前から増えており、これが大きな要因かなと私は思っている。

今年のハロウィンは娘のスイミングで帰宅が夜の7時を過ぎるので、それから夕飯をたべているとハロウィンで各家を巡る時間はない。
その為、うちの子供には隣の御主人の家と、隣のおばあちゃんの家だけ行こうねと言い納得させてある。

多くはないが子供が100人ほど住む村であっても、ハロウィンが避けられつつある昨今に、友人の母親らは「悲しいわ~。子供にとったら、凄い楽しいイベントやのに~」と言っていた。
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私が住んでいるカーライルという都市は、知る人ぞ知る歴史的都市である。
しかしながら空港も地下鉄も無く、国際都市ではない為、天気予報のニュースにも流れない場所である。
カーライルがあるカンブリア州は、日本人には有名な湖水地方があるが、イギリス系白人が98%を占め、有色人種が非常に珍しい地域である。

その為、マンチェスターから越して来た当初の私には違和感があった。
車でたった1時間も走れば、有色人種がウヨウヨいるニューカッスルやグラスゴー、エディンバラという大都市があるというのに・・。
自分が本当の意味で外国人であるという目線を感じながら過ごさずにはいられなかった。
しかしながら幸い、就職先のデパートにはドイツから嫁いできた上司がいたり、母親がドイツ移民であるという人や、インド人女性がカフェで働いていた事もあり、言葉の苦労や文化の違いへの戸惑いなど、少数ではあるが理解が得られた事が私にとっては非常に有難かった。

そうして14年、まだカーライルに住んでいる私には、会話力というものが身についた。
おかげで接客業が出来ているわけで、毎日新しく会うお客様との会話を聞き耳を立てながら時に想像で言葉を返す事もあるが、何とかやっている。

先週水曜、子供の学校で先生を囲む保護者会があった。
そこに学年が違うお子さんの祖母が来ており、初めて見る人であったが「あなた何処の国の方?」と聞かれた。
「日本」だと答え、少し世間話をしていると、「ブレグジットをどう思うか?」と聞いて来た。

初対面の人で相手がEU離脱に賛成派か反対派か・・・と答えに悩んだが、私は「いずれ離脱するしかない決定ならば、もうその流れに身を任せるしかない。食品や薬品の物価が高騰すれば、金持ち以外の人間は賛成派も反対派も困る事。それを分かって賛成した人間の方が多かったのは事実で、それでもこの国で生きて行かねばならないのだから、策を考えて生きるしかない。幸い、私は仕事を持っているから、それが与えられている間は働き続け、物価の高騰や変化に慣れていくしかないと考えている」と答えた。

祖母は「私は賛成派。決して外国人に出て行って欲しいとは思っていない。この国でお金を稼ぎ、税金を納め、イギリス人と同じように働く気がある人間は大いに歓迎。ただ自国の文化をこの国で追求しすぎる人間や、思想や宗教で争いごとをここに持ち込む外国人には出て行って欲しいと思うだけ。移民は英国側が来て欲しいとお願いして来てもらったんじゃあない、彼らがここで暮らしたいから来た。ここに住むどんな国籍の人間も、ここを暮らしやす国にするために努力する目的が同じなら、必ず結果は良くなる」と言った。

ただ学校の1年間のカリキュラムなどの説明を受ける日だったのに、その祖母のブレグジット論を先に聞いてしまったので、あまり集中できなかった。
まあ、頭ごなしに「あなたのような外国人が嫌いなのよ」と言われず良かったかと思う。
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コンタクトレンズがどうも見えにくいので眼鏡屋に行った。
検査では問題ないが、いざコンタクトを装着すると、どうも見えにくい。
老眼ではないのかと先日、日本に帰った時も近くにあった眼鏡屋で検査してもらったが、やはり老眼ではまだない、今の眼鏡も合っているとの事であったが、やはり運転するには見えにくい。
というわけで、今日は眼鏡屋へ行った。

「ちょっと時間をかけて検査しましょう」という事で、いつものコンタクトを装着し、しばらく外をみているようにと指示された。
店の入り口の椅子に座り、ああ・・もうクリスマス戦略が始まりつつあるな~と斜め前の店を見ていた時の事。

健康食品とサプリメントを売る店から、店員のおばちゃんが出て来て、手慣れた手つきで煙草に火を付けた。
吸うたらアカンと分かっているようで、挙動不審な目でキョロキョロしながら吸っている。
見つかったら怒られんで・・このショッピングセンターで働く職員の喫煙者は、絶対に各店舗の裏口で吸う決まりになっている。

ふと、おばちゃんの立っている店の広告が目に飛び込んできた。
「禁煙は絶対に実現できる!まずはご相談を!」
笑・・この人に・・?
吸うたらアカン場所で吸うてまう程、煙草が我慢でけへん人に禁煙の実現方法を相談するてか・・

それをじーっと見ていた私に、眼鏡屋の受け付けの顔見知りの方が笑いながら「笑うやろ?あの人、ヘビースモーカーやから」と言った。
あのミスマッチ感があまりに私を和ませた。
結局、視力には問題なく「しばらく様子を見ましょう」で終了した。
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いつも利用する最寄りのガソリンスタンドがある。
イギリスなので当然、自分でガソリンを入れねばならない。
そこには8か所ガソリンを入れる場所があるが、9月に入ってから、このうち6台のガソリンを車に注入するポンプが尋常ではないほどノロく、ガソリンを満タンで入れようと思うと、およそ35分立ちっぱなしでポンプを持ち、入れ続けなければならない。

私も何度かレジのおばちゃんに「ポンプおかしいですよ。めちゃめちゃ遅いし時間がかかり過ぎる」と言ったが、その度に「ああ・・修理の電話いれときます」と土偶のような無表情さで言うだけ。
ホンマに電話しとんか・・と無意味と分かっていながらも、私は言う。

先日、夫がガソリンを入れた。
日頃、私が車にガソリンを入れるので夫は滅多にそこを使わないのであるが、ガソリンを入れながら何度もメーターを見ていた。
夫の向かいでトラックにガソリンを入れていた男性がうちの夫に「あなたのポンプおかしいですか?僕のこのポンプ、めちゃめちゃ時間かかるんですけど」と言った。
もうかれこれ、25分立ちっぱなしで入れているが、まだ半分にも満たず、イラついていた男性。

結局、うちの夫もガソリンを満タンで入れようと思ったが、25分入れても満タンどころか4分の1しか満たず「アホかー!!満タンしよう思たら1時間かかるわ!!」と途中で断念、レジにお金を払いに行った。
トラックの男性も「もうエエ!!他のガソリンスタンド行くわ!!」と途中で入れるのを止め、レジに来た。

夫は「もう先月からポンプおかしいて言うてんのに、ほんまに修理の電話したん?」とお金を払いながらいつものオバハン店員に言った。
オバハンは見事なまでの無視をかまし、「皆さん、そう仰られる」と再び土偶顔で言った。
続いてトラック運転手の男性が「あの3番のポンプ、どないなってんの?時間かかり過ぎやで!!あんなメーターじゃ、この金額も本当に正解かどうか怪しい。ちゃんと修理しといてよ。ここ高速乗るのに最後のガソリンスタンドやから、皆使うんやから!」と言いながらお金を払っていたが、オバハンはその間、自分のネイルを見ていた。

オバハンはパートではない。
オーナーである。
エゲツナイまでのカスタマーサービスでガソリン以外にも色々売っているし、宅配サービスも受け付けている。
しかしながら、宅配サービスをお願いすると恐ろしいまでに不機嫌になり「別にこの重さやったら、うちから送らんでも、ここまっすぐ行ったとこの郵便局でも同じ値段ぐらいやで」と言う事がある。
ならば何故、宅配サービス受付中!!と看板を出すのか・・
高速に近いから皆利用するが、あのオバハンのやる気の無さは逮捕に値する酷さである。

秋になり、朝の石畳の上の濡れ落ち葉が危険物と化する時期となった。
わずか、こんな落ち葉の量でも侮ってはならん。
靴底がツルツルの革靴でこんな場所を歩こうもんなら、滑って滑って歩きにくい。
旅行者にはこの石畳が素敵か知らんが、暮らしているとガタガタで何と歩きにくい道なのかと思う。
しかし300年前からこの石畳はあったというから、昔の人の靴ならば、もっと歩きにくかっただろうか・・などと考える。

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