ついに、来月初にGMATの本試験を受験するので、模擬試験を始めています。


GMAT Prep  600 (M:50 V:21)


Manhattan GMAT 580 (M:49 V:23)


Math

勉強時間のすべてをVerbalに割いている状態なので、あと一歩の精度が上がらない。

数学が解けないケースは少ないが、問題文の読解に時間がかかりすぎてスキップ(ランダムクリック)してしまったり、もしくは問題文の誤読からミスなどが一向に減らず、49~50のあたりに停滞。


まぁ勉強していないから当たり前か・・・

かといって、Verbal(というか、GMATよりもTOEFL)の方が勉強が必要なのは火を見るよりも

明らかなので、これ以上のMath向上は諦めるか・・・


ただ、Math 50を51にあげられればトータルスコアで20点違ってくるかもしれないので、

ここを1ポイント上げる努力は意外と価値があるのかもしれないと思い迷い中。


Verbal

作戦は、

・全体の30問目まで(RCは2パッセージまで)は全問題しっかり解き、ここまでで70分目標。

・残りの5分で11問残るが、RC2パッセージ分(6問)とCRはランダムクリックし、

 SCのみを解く。最後の問題に2分は残して、最後の問題だけはしっかり解く。

・クリックミスを防ぐため、最後の問題は念のため残り30秒で解答。


現実的なところの目標正解率は、

SC 17問中 11問正解

CR 11問中 2問ランダムクリック、8問正解

RC 13問中 6問ランダムクリック、4問正解


ランダムクリックが2問当たるとして、25問正解すれば、25~26くらいには届くと見込む。


という作戦での模擬試験。


MangattanはPrepよりも問題が若干難しいのかな?

正解数18問(RC4問、SC7問、CR7問)だったにもかかわらず、23になりました。


CRはOfficial Guideよりもだいぶ難しかった。

ただ、CRが得点源なので、CRはなんとかして正解を拾っていかないと・・・CRの正解率を高いレベルで安定させるのがGMATでの最優先課題だな。


RCは絶望的、今から急に読解力を付けるのは難しそう。


SCは、ミスがまだまだ多い。冷静に解答を読むと、解けそうな問題が多い。

YESでインプットした知識を、瞬間的にアウトプットする練習がもっともっと必要。

ただ、それには時間がかかるなぁ、それは10月受験までに、ってかんじ。9月に向けては、

YESの授業の予習だけで精いっぱいの状態です。

Car B starts at point X and moves clockwise around a circular track
at a constant rate of 2 mph.
Ten hours later, Car A leaves from point X and travels counter-clockwise
around the same circular track at a constant rate of 3 mph.
If the radius of the track is 10 miles,
for how many hours will Car B have been traveling
when the cars have passed each otherfor the first time
and put another 12 miles between them (measured around the curve of the track)?



マンハッタンGMATを解いていて出会った問題です。


なんてことはない、ただの算数の速度算なのですが・・・


この車、どんだけ遅いんだよ!!


三輪車か!?


車Bなんて、時速2マイルということはつまり、時速約3.2kmですよ、歩くよりも遅い。

速い方の車Aでも時速約4.8km


そして、半径10km(円周は約62km)もの大きさのトラックなんて、さすが広大なアメリカ・・・

というかCERNのニュートリノの研究所か何かか!?!?


日本の算数ではあまり見かけない、現実離れしたこの数字設定。さすがGMATなのかなんなのか。

TOEFLのリスニングが3セットある際は、1セットが採点されないダミー問題です。(ここまではETSが公表している事実)




そのダミーの1セットはおそらくかなり高い確率で3セット目に出てくるらしい。




そして、3セット目には何度も同じ問題を目にする、耳にする。


何度も出題されるということは、さすがにダミー問題なのでしょう(と私は信じています。)




そのよく出題される3セット目のリスニング問題は、以下の2種類を確認済み。


保証はできませんが、これらは極めて高い確率でダミーでしょう。




1種類目:

1問目:生物の教授と生徒の会話

bird migrationに関するpaperについての生徒と教授の会話。

sourceがなかなか集められず、進まないという相談。




2問目:生物学の講義

植物の分類(綱(class)、目(order)、科(family))に関する講義。




(ご参考)生物分類の8レベル

ドメイン(domain)、界(kingdom)、門(動物はphylumで植物はdivision)、綱(class)、目(order)、科(family)、属(genus)、種(species)




TOEFL受験生にもっとも有名な花ではないかと思われる、

有名な世界一大きな花・ラフレシア(Rafflesia)が登場する。




ラフレシアは巨大で、匂いのきつい寄生植物で、ブドウ目植物に寄生する。

そして、花を咲かせるまで寄主のなかで育つ。

一方、同じ寄生植物のヤッコソウはblueberryと同種。

ラフレシアにはオス花とメス花がある。


ラフレシアの分類は難しいが、キントラノオ目に属する。

ラフレシアは十分に繁殖せず絶滅の危機に瀕している。




以下、ラフレシアに関してWikipediaより引用。




形態

ブドウ科植物の根に寄生し、本体は寄主組織内に食い込んだごく微細な糸状の細胞列からなり、ここから直接花を出す。茎、根、葉はない。花は雄花と雌花に分かれており、雄花の葯からは粘液に包まれてクリーム状になった花粉が出て、花の奥に入り込んだハエの背面に付着する。このハエが雌花に誘引されて花の奥に入り込み、雌しべの柱頭に背中が触れると受粉が成立する。




分類

ラフレシア科(ラフレシア属などの3属)は近年の遺伝学的研究ではキントラノオ目(トウダイグサ科やスミレ科などの仲間)に入るとする説が有力であり、さらにトウダイグサ科の中に含まれるとの報告もある(ただし進化の過程で他の植物からの遺伝子の水平伝播があった可能性もある:下記文献)。これまでラフレシアに近縁とされてきたヤッコソウ科(日本にも分布する全寄生植物)はツツジ目に入るとする説が有力とされている。




寿命

花を咲かすのには2年かかるが、花が咲いたら約3日で枯れてしまうので、目にすることは難しい。




3問目:音楽史の講義

Ragtime musicにおけるpianoの役割について。






2種類目:


1問目:大学職員と女子学生の会話

IDカードを紛失してしまい、学生センターには入れない。

学生寮にも入れないので、学生寮にあるパスポートで身分証明することもできない。

なんとかならんか。




2問目:脳科学の講義

グリア細胞(Grial Cell)はニューロンの修復などその役割は重要だと思われていなかったが、

実は化学反応でニューロンに対して情報を提供したりするなど

人間の学習に大きな役割を果たしている。




3問目:文学の講義

イギリスの作家・ウィリアム・ワーズワースの詩



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TOEFL受験者必携の2冊。もしもまだお持ちでない方がいらっしゃいましたら、是非ご購入ください。オフィシャルガイドとオフィシャル問題集。

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GMAT SCの日本の権威、吉井先生のY.E.S. ヨシイイングリッシュスクールの、

リスニングコース。


費用:

 12回:63000円

 (最近、10回:63000円に値上がりした模様)

 

 1回のクラスは3時間。

 水曜15時と土曜19時にクラスがあり、どちらに参加してもよいし、

 週に2回参加してもよい。

 有効期限は3カ月なので、12回を3ヶ月間以内に受講する必要あり。


 水曜クラスは8~10人程度の出席者。

 土曜クラスは20人程度の出席者。


内容:

 はじめの20分程度で、小テスト。

 

 太古のTOEFLの過去問と思われる問題で、

 短い会話が10問、

 1分程度の会話もしくはレクチャーを聞き、3~5問の小問に答える問題が20問。

 合計30問。


 その後、

 90分訓練→10分休憩→60分訓練


 吉井先生のおっしゃる「訓練」は、つまりディクテーション。

 小テストで聞いた問題を一文ずつ何度も聞き、一言一句漏らさず書き取る。

 

 これを、生徒が答えていく。

 当てられた生徒が答えられない場合は、もう一度、何度も何度も繰り返し、テープを聞く。 


 当てられた生徒が一発で正解してしまうとすぐ次の文に行ってしまうし、

 当てられた生徒が分からないと、自分が分かっていても、何度も繰り返しテープを聞くことに。

  
 吉井先生の教えは、

 「当たり前の表現は発音が弱い。聞こえない部分は文法力で補え。」

 「聞こえなかったら、まず人称代名詞か前置詞が入っていると思え。」


 また、最初の小テストを各自持参した機器(ICレコーダやi-phoneなど)で録音し、

 自習・復習に使う。

 (授業で終わらなかった分のディクテーションを自習で行う) 


 録音したままではディクテーション等しづらいので、私は

 自分で一文づつに音声を切り分ける編集をしていました。その編集したものを

 i-podで聞いていました。

 アナログ音声を録音したものを編集する、という若干時代遅れの作業をする必要あり。

 できることならば、一文づつに編集済みの音声を教材として配ってもらいたいところだが、

 機械音痴(と思われる)吉井先生にそれを期待するのは無理。


感想:

 やはり、吉井先生のクラスは「本物の英語」「大人の英語」を学べる。


 目先のTOEFLでスコアを出すだけでなく、留学中・留学後も役立つ本質的な英語力を

 鍛えてくれると感じる。



 それはイコール、TOEFLのリスニングセクションのスコアを上げるための最短ルートではないかも

 しれないとも感じる。 

 ひたすら耳、リスニング力を高める訓練のみに特化しており、

 TOEFLリスニングで解答を選び正解数を増やすための小手先のテクニックのようなものは

 一切扱わない。


 また、教材がとにかく古い。

 「写真屋にカメラの写真を現像しに行く。」「テープレコーダーで録音をする。」といった

 ここ数年ではあまり見かけなくなったことが普通にリスニング問題に出てくるので

 ちょっと戸惑うことも。


 

吉井先生の出身

前職はイフ外語学院。

2005年に独立し、ひとりでY.E.S.を始めた。


イフの前には、

・アフリカに行っていて、なぜかアフリカ人に算数を教えていたこともある。

 (吉井先生は算数が誰よりも苦手で出来ないにもかかわらず。)

・40年前には、ホテルオークラのレストランで皿洗いのバイトをしていて、

 皿洗いにも関わらうず当時としては破格の1200円の時給をもらっていた。

などなどの武勇伝をつくってきたらしい。

GMATが一体どんなモノなのか、感触をつかむためにも、いきなりGMAT Prepを解いてみた。


AWA

どうせ採点されないし、無視。


IR

12問中7問正解、スコア4。


どんな問題が出るのか、事前に少しGMAT Prepについている練習問題15題を見てみたものの、論理力を問うような問題というよりは、私には単純な英文速読の問題にしか見えない・・・

英語がネイティブ言語なのにあの問題を間違えるような人ってそんなにいるのかな、と思える。


1問あたり2分半にもかかわらず、あの英文読解量は私にはキビシイ。ただ、絶望的なRCやCRに比べればまだまだ演習を繰り返せばなんとかなりそうな気はする。


・12問中3問はダミー問題

・それぞれの問題では、小問をすべて完全解答しないとポイントにならない。(ひとつの問題には小問が2~4個ある)

といったところから、時間配分(どの問題を飛ばすか)戦術でけっこう変わってきそうだけど、なにせこの6月から開始されたばかりで情報が皆無すぎる。


Googleで検索しても中国語のサイトとか出てきても読めないし・・・。


時間的に3問はランダムクリックしないといけない実力しかないとすると、

そのランダムクリックした3問がすべてダミー問題だったときと、すべてダミーじゃなかったとき(=解いた9問のうちの3問がダミー)での格差が大きすぎる。

そういう運・不運の要素が大きそうなので、入試審査であまり重要視されないような気もするが・・・


いずれにせよ、感触としては、「IRに特化した対策が必要」というよりは、「英文を読むスピードをもっと上げないと…」という感想。


Math

スコア50、92%、37問中28問正解、誤答9問(PS誤答4問、DS誤答5問)


事前の学習は、オフィシャルガイドの問題を数十問と、マスアカ の巻末の模擬問題37問を解いたのみ。(計6時間)


誤答原因は、

問題文の英文読解の単純ミス・語彙力不足 4問

問題文の意味がイマイチ把握できず(語彙は大丈夫だが問題文がややこしい) 2問

単純な数学のミス  1問

リアルに解けず   2問


読解ミスを減らし、数学的語彙をちゃんと覚え、さらにそれによって問題文を読み取るスピードを上げて難しい問題に費やす時間を増やせれば、特に不安要素は無いな。


一番の問題は、Mathの勉強はTOEFLの勉強より圧倒的に楽しい(桜木花道にとってのゴール下シュートの練習と地道なドリブルの練習くらいの違い)ので、

Mathの勉強ばっかりすることによってTOEFL勉強が減ることのないようにしないとな・・・


Verbal

やっぱりTOEFL RD20の力じゃ、Verbal解くのは不可能だ。

いくつかのGMAT予備校の受講基準になっているようにRDで25~28くらいの力がないとVerbal対策をすることすら非効率というのは、本当のようだ。

(※アフィアンス はRD26以上必須、Affinity RD25、アゴス RD22以上推奨)


土曜日の朝、お試し受験ということもあり、45分もかけて15問しか解けなかったところでギブアップ。残りの26問はランダムクリックしてスコアを出した。


スコア9、2%、41問中12問正解、26問誤答。

解いた前半15問では、7問正解、8問誤答。

ランダムクリックの後半26問は、5問正解、21問誤答。


ランダムクリックは本当に5分の一に近づくんだな。


前半15問では、

SC 4正・4誤 正答率50%

CR 1正・3誤 正答率25%

RC 2正・1誤 正答率67%


3つとも絶望的であるが、中でもとりわけ絶望的なのがCR。あれを2分で読んで解けというのはとても純ドメ日本人にできる芸当とは思えない。




総合結果、480 (29%)。


Verbal後半を諦めなかったにせよ、Verbalの時間が足りないのは明白なのでやっぱり現時点の実力はせいぜい500ちょいくらいだな。


先は絶望的に長い。