■ 不思議な空間の隠れ家カフェ ■

 私の好きな表参道を散歩していて偶然見つけた、不思議な空間にある隠れ家カフェを紹介します。

 以前紀ノ国屋のあったところより、もう一本渋谷よりの路地を入ってすぐの右側です。

 通りにカフェらしき看板が出ていたのですが、店は見当たらず、建物と建物の間の空間を奥まで進んでいくと、そこにはなんともいえない、近未来的な中庭空間がぽっかりあいて、お目当てのカフェはその一角にありました。



±0 AOYAMA

▲±0 AOYAMAの正面で、この間の通路を

 奥へ進むと、カフェがあります。



 小さなテーブルと椅子がそれぞれで合計6組分の小さなスペースですが、「±0AOYAMA」に併設されたカフェ、「Cafe±0」という位置づけのようです。

 カフェメニューのほか、アルコールや、サンドイッチのようなちょっとしたフードがありますが、スイーツは無かったような気がしました。ラスクやメレンゲ菓子がカウンターにあったので、それを一緒買って食べながらというスタイルみたいですね。

 で、カフェラテを注文したのですが、とってもクリーミーでコクもあり、え~、 自分の中では、1、2位を争う旨いカフェラテを、久しぶりに飲ませて頂いた気がしました。

 店内の装飾やインテリアも、窓の外も全て白で統一されており、ここも、未来的な感じがしました。

 奥まっているので、本当に知る人ぞ知る店なので、本当に静かに過ごすことのできる、そんな場所です。

 長居をするという感じの店ではないのですが、たまにはこんな感じもどうでしょうか?

 ただ、カフェラテ、本当に美味しかったです。



±0Cafe2

▲カフェラテ(シングル)は390円と、このあた

 りでは格安かもしれません。
 ちなみに「ダブル」を頼むとコーヒーの濃さ

 が、濃くなります。


±0Cafe1

▲テーブルから外を見た風景は、ちょっと近

 未来的なアート空間という感じです。

 

港区北青山3-12-12 HOLON-R 1F

Tel: 03-5778-5380

11:00~19:30(休日)

11:00~21:00(平日)(木曜休)

ジャンル:カフェ
★★★★★ :味
★★★★☆ :雰囲気
★★★★★ :一人で気軽に
★★★☆☆ :お忍びカップル
★★★★☆ :お手ごろ値段


2007.01

■ レトロ感じたっぷりの洋食屋 ■

 熱海でよく行くお気に入りの店の、またひとつが、洋食屋「宝亭」です。

 熱海銀座を下りきった交差点の近くで、一番車や人通りの多いにぎやかな場所にあります。

 目の前に、屋上に大きなゴリラのいるパチンコ屋さんがあるのが目印になりますね。

 店に一歩はいれば、昭和のはじめにタイムスリップしたような感じで、レトロ感たっぷり。ソファーやテーブルまでもが、昭和の映画のセットのような店です。

 色々メニューは沢山ありますが、私が良く注文するのは、写真の「Bランチ」で(夜もあります)、エビフライ+クリームコロッケ+ポークしょうが焼き+ロースハム+ポテトサラダがワンプレートにのっていて、洋食の王道という感じです。

 食べてみて、”うわぁ、なんか懐かしいー” 感が口の中に広がって妙に落ち着きます。

 テーブルに置いてある、ちょっと安そうなウスターソースが、レトロ感じのおかずにマッチし、”今日もまた、来てしまった”と、ほっと一息でてしまう、そんな店です。

 個人的にあと、お勧めはカツ丼で、とってもあまぁーい卵がたっぷり。こちらもお試しあれ。


熱海宝亭概観

▲店の入り口は、目の前まで行かないと見

  えないです。


熱海宝亭 Bランチ

 ▲Bランチは1150円で、おかずの種類が

  豊富です。

熱海市銀座町5-10

Tel:0557-82-3111

11:00~20:00(休みは直接ご確認ください)

ジャンル:レストラン
★★★★☆ :味
★★★☆☆ :雰囲気
★★★★★ :一人で気軽に
★★☆☆☆ :お忍びカップル
★★★☆☆ :お手ごろ値段
 


2007.1.

■ 万能だし醤油 ■

 さて、今回は食材の話題です。

 意外かと思われますが、平日は自分で毎日料理をつくっているわけで食材にもちょっとこだわりを持っていたりします。

 休日、グルメ歩きを良くしていますが、ただなんとなくというわけでなく、美味しいものの味を覚えるのに一役かっていますね。 というのも、自分で料理するからには、本当のおいしい味を知らないといけないと思いませんか?

 それは素材であったり、使う調味料であったり、まぁ、そう偉そうなこと言っても旨い料理がいつもつくれるわけではないのですが、知らないで料理するよりは違いますよね。

 外で食べる時には、どんな香辛料や調味料を使っているのだろうか? メインの味付けは?なんて考えながら食べて、舌で覚えさせています。

 ま、それはさておき、今回は「かまだのだし醤油」を紹介します。

 見てくれ小さな容器で痛む前に使いきれ、とても重宝しています。

 冷奴に普通の醤油と併せてかけたり、お浸しに醤油代わりにかけたり、ちょっとした炒め物の隠し味につかったり、はたまた天つゆの元にしたりと用途はさまざま。

 特徴は、意外とさっぱりしていていい感じの甘味を持ち、幅広い料理の手助けになってくれるところでしょうか?

 自分的には、魔法のだし醤油と呼んでいます。ただ、なかなか売っていなくて、いつもこれを買うために、恵比寿のガーデンプレイスにある三越の食材売り場で購入してきます。

 写真は、見た目パック牛乳っぽいのですが、いつもは長方形のブリックパックのものを購入しています。今回見当たらなくてこれにしましたが、パッケージの図柄は一緒で味もおそらく、ほぼ一緒かと。(すみません値段忘れました)

 知ってる人は知っているって感じの、憎い奴ではないでしょうか?

 開封後は、もちろん要冷蔵ですが、小さいのでじゃまにならないところも、ポイントが高いかもしれませんね。

 それほど高くないので、一度お試しあれ。


かまだのだし醤油1

▲意外と小ぶりなパッケージですが、この

  模様が印象に残ります。


かまだのだし醤油2


鎌田醤油㈱製造の、カマダのだし醤油

http://www.kamada.co.jp


ジャンル:食材
★★★★☆ :インパクト (斬新なデザインで攻めてます)
★★★★★ :使い勝手 (このタイプのパックは使いやすいです)
★★★★★ :味/効果 (わりと薄口で、何にでもあわせやすい)
★★★★☆ :値段 (意外と安いです)

 





<MEMO>
購入場所:恵比寿ガーデンプレイス内三越


2007.01.09

■ 丸の内夜の散歩 ■

 さて、今回はグルメでなく、街歩きの話題です。

 私が出かけるのは、大抵昼過ぎもしくは午後3時近くなど、意外と出足が遅いのです。

 なぜか、特に理由は無いのですが、ランチへ行くぞーなど、目標が無いと、出足が遅いです。

 それでも色々行きたいところはあるわけで、冬ともなると着くころには日が傾きかけている?いや、沈んでいるなんてことも良くあることで、その点ちょっと反省すべきことかもしれません。

 そんなわけでも、夜ならではの街の風景も好きで、丸の内などは昼間は意外と地味に見えるのが一気に華やいだ雰囲気に様変わりするところが、おもしろいかもしれませんよ。

 丸ビルの裏手は、実は有数のブランドショップ街で、今日はこんなに綺麗なイルミネーションに飾られているのを発見しました。 大人の落ち着いた街、そしてこの通りにはネオンサインが無いのですね。

 そんな夜の丸の内の散歩、意外と良いものですよ。



夜の丸の内

▲あまり夜来ることの少ない丸の内の通りは、

 この時期、こんなに綺麗にイルミネーションが。



 ★有楽町~丸の内☆

 丸ビルへの最寄は、JR東京駅もしくは、

 地下鉄千代田線の二重橋前が便利


 ジャンル:街歩き
★★★★★ :街の鮮度 (どんどん新しいものが)
★★★★☆ :街の雰囲気 (夜は通りによっては暗いかな)
★★★☆☆ :街の利便性 (JR+地下鉄が近いけど)
★★★☆☆ :街の賑わい (メインの通りは人が多い)


2007.01.09

■ 懐かしい味のオムライス ■

 熱海でよく行くお気に入りの店のひとつが、ラーメン「石川屋」です。

 熱海ならお魚とか?と思ってしまいますが、都内ではなかなか味わえない、田舎のいい感じのお店が沢山ありますよ。



石川屋3


 ラーメン屋なのになぜ、オムライスかというと、都会に良くある小シャレたオムライスでなく、なんと言うか、とにかく見て頂戴の一言です。

 とろーりたっぷり、ほんのり甘い卵でたーっぷりとご飯が覆われていて、スプーンで掘れば、ケチャップライスが顔を出し、食べてみてイメージ通りの懐かしい味が、口いっぱいに広がります。

 決して上品な味では無く、ケチャップとソースの甘酸っぱい味が絶妙なハーモニーで、良かったーとほっとする瞬間に、嬉しくなっちゃいます。

 付け合せのラーメンスープもなかなかの物。次回来たら絶対ラーメンと思いつつ、またオムライスを頼んでしまう、そんなお店です。

 もちろんメインはラーメン(650円)で、その他、ワンタンメン(800円)五目そば(950)、餃子(500円)などなど、数多くのメニューがそろっていて、次回は何にしようかと行く前から考えてしまいます。 大きめのカウンターも12席あり、一人でも入りやすい店です。夜遅くまで開いているのは熱海でも貴重な存在かもしれませんね。

 ラーメン屋さんなのに、オムライス。是非おためしあれ。



石川屋1

▲店の外観は、ラーメンです。




石川屋2

▲なんとも懐かしい味のするオムライス

 は900円ちょっと、そそられませんか。



熱海市銀座町9-3
Tel:0557-81-3075

12:00~24:30(木曜休)

ジャンル:レストラン
★★★★☆ :味
★★★☆☆ :雰囲気
★★★★★ :一人で気軽に
★★☆☆☆ :お忍びカップル
★★★☆☆ :お手ごろ値段


2007

■ 心と身体を休める熱海 ■

 第二のふるさと、といいながらも、なかなか紹介出来ていない熱海ですが、今年はもっと積極的に紹介できればと思っています。 どうぞ宜しくお願いします。




 忙しい毎日を送っていると、そんな忙しい毎日を送っていることすら気が付かないものだ。

 悲しきかな、日本人。そんな時、年に何回か、ふとそんな毎日を振り返ることがある。

 お正月なんて特にそうで、身体と心を休めるまたとないひと時だ。そんな時自分の心を無にして癒す場所が私にとっては熱海にある。

 まぁ、なんだかんだいっても観光地じゃぁなんて思ってしまうかもしれないが、確かにそう、ちょくちょく行くにはちょっと遠いのだが、かといって、恐ろしく遠いものでもない。新幹線も、運良く熱海に停車する「ひかり」に乗れれば東京から30分かからない。  


 熱海に行く目的のひとつは墓参りで、行くからには義理の親の墓参りは欠かさないでいる。それにちょっとカッコよく言ってしまえばセカンドハウス的なものがあるので、泊まるのにお金がかからないので、気軽に行ってしまう。

 普段都会で暮らしていると、熱海って本当に田舎で、いいなぁーと思うところが沢山ある。

 墓参りに行く途中には、本当の田舎の風景という感じで、円筒形の郵便ポストに、ちっちゃなラーメン屋さん。この写真のラーメン屋さんは、高齢のおばちゃんが一人できりもりしていて、ラーメンを食べるというより、その雰囲気を味わいに行きたくなる、そんな店だ。  



熱海風景(ポスト)

▲歓楽街から一歩は慣れれば、こんな昔

 懐かしい場所へ出会える。


 

 そんなところを歩いていると、なんともいえないタイムスリップした情景に、知らず知らずと心が癒されていく自分を感じる。

 熱海はとても急な坂が多く、えっちらえっちら、そんな坂を登っていった先から見下ろす熱海の街は、その先に広がる海の向こうに「初島」がぽっかり浮かんでいて見入ってしまう。景色の良い墓から浜辺へ向かい、ヨットハーバーのベンチに座って、遠く海をじっと眺めるのがお気に入りのコースで、本当に忙しい日常を離れ、心と身体が癒されていくのが実感できる瞬間だ。

 しばらくすると、カモメたちが円を描いて飛んでいる。


 いい、とってもいい。ここは、時間がゆっくり流れてゆくところだ。気が付けば、何故か足繁く行っている熱海には、なじみの洋食屋さんもあり、おばちゃんとちょっと世間話。

 ”せっかくだから、うちのカレンダー持って行ってよ!”

 昔なつかしい味の洋食を出してくれるレトロなインテリアの店は、時を戻してくれて若返った気もする。

 肌もちょっとつるつるに? あ、これは温泉のおかげね。


 こうして、命の洗濯をして、また、都会へと戻って行く。そして、また疲れたら、ここへ戻ってくる。そんな熱海が、私は好きだ。



熱海風景(初島)

▲木の宮駅近くからは、こんな素敵な風景が。



熱海風景(かもめ)

▲ヨットハーバーでのんびりと、それにはカ

 モメが。



熱海駅から温泉街を抜け、来の宮~海岸までの散策
 

★★☆☆☆ :街の鮮度 (街の灯りが少なくなってきました)
★★★★☆ :街の雰囲気 (いわゆる温泉ですから)
★★★★☆ :街の利便性 (新幹線で意外と東京から近い)
★☆☆☆☆ :街の賑わい (シーズンでないと、さみしいかな)


■ 空港の利用術 ■


 今回日本への帰国便が、深夜23:40シンガポール発だ。

 午前中の便で帰国したかったのだが、あいにくの満席で仕方なくこの便になった。

 自分の中では、通称”赤目便”と呼んでおり、夜通しのフライトで殆ど眠れず、翌朝日本へ着いた時には、目が充血して赤くなってしまうところから名付けた。

 それじゃあということで、今回はこの赤目便に当たったことを逆に十分に楽しもうじゃないか。

 殆どのホテルがチェックアウトを昼の12時に設定しており、多くの人はチェックアウトの後フロントに荷物を預け、帰る間際まで残り時間ショッピングを楽しむことが多いのではないだろうか。

 しかし、今回はこう考えた。チェックアウト後すぐに空港へ向かい、そして大きなトランクを空港の手荷物預かり署へ預けるのだ。

 場所は、チャンギ国際空港のレベル1の一番端にある。

 さあ、身軽になった。後は空港へ直結しているMRTに乗り、再び街へ行こうじゃあないか。

 空港からちょうど30分で中心部まで$1ちょっと、およそ80円くらいと、大変エコノミーな金額だ。とはいえ、最終日にまで、くるくる街中を歩き回るのも何だし、殆どシンガポールを満喫したので十分だ。出発まであと4時間を切ったところで、再びMRTで空港まで戻ってきた。

 ”まだ、時間があるでしょう”って普通は思うところだが、赤目便に備え体調を整えたいとこで。そして活用するのは空港の施設だ。

チャンギのMRT駅 ← 空港に直結されてMRTの地下駅は、こんなに大きな空間で、とても気持ちが良い








 日本の空港とは違い、シンガポールの空港はだれもが飛行機を利用するために来るわけではない。

 高校生が放課後に待ち合わせをして勉強や飲食をしたり、また、夕食時ともなれば、シンガポーリアンが家族を連れて食事をしに来たりする。

 そのため、行列をなしているレストランだってあり、用途が様々だ。

 そこで、今回私の赤目対策として、空港ラウンジを使いリラックスしておこうと考えた。

 昼間歩き回ったせいで大汗をかいたので、何はともあれ、まずはシャワーを浴び、一気にすっきりした。

 その後は大きなソファーに身を沈め、ボーディングタイムまでリラックスをする。ソフトドリンクの他、サンドイッチやサラダ、そして本場のカレーなど、どれも食べ放題で、あっという間に時間が過ぎてしまう感じだ。そんなラウンジの中は照明が落とされ、そしてとても静かな空間に、本当にリラックスできる。 

 シャワーが$8、ラウンジが30$(約2200円)と、内容を考えてたらそれ程高くはなく、その他に仮眠たジムの施設、そして隣に映画館とかなり充実しており、旅のしめくくりとして、申し分ないかもしれない。

 ラウンジにいても日本人を殆ど見かけることが無く、このような空港の使い方が日本人には浸透していないからであろう。

 その点欧米人なんかは、旅をより快適にと、そのすでを、色々知っていてさすがだ。

 旅を重ねるごとにスタイルも少しずつ変わるもの。

 趣向を凝らすことによって、同じ場所に行っても、その都度充実した旅が出来るのは、素晴らしいことではないだろうか。



チャンギの空港ラウンジ

← ラウンジの雰囲気はとてもおちついている。



2006. 4.29

■ 暮らすように過ごしてみよう ■

 今回のシンガポールの旅の目的の一つに、”暮らしてみよう”と思った。
 当然地元人にとけ込むわけだから、トランク抱えた空港との往復以外に交通手段にタクシーは使わないと決めた。
 もっぱらMRTとバスである。
 MRTはともかく、異国の地でバスを乗りこなすのはとても大変なこと。以前一度乗ったことはあることはあるが、毎回バスの運転手に行き先を告げ、停留所に着いた時に教えてもらうのも面倒なので、書店で"BUS GUID & BUS-STOP DDIRECTORY" ($3.9)というものを購入した。文庫本サイズの青いカバーで表紙に3本のオレンジのラインとバスの写真が入った500ページちょっとのものだ。
 バスには全てNo.が降られており、そのバスNo.とバスが通る通りの名前と、停留所No.、それに、MRT駅まわりの簡単なMAPが記載されている。
 つまりこうだ。自分が今いる近くのバス停を通るバスNo.をチェックし、行き先の近くのバス停を通るバスNo.と照合し、同じ番号であれば、そのバスが行くことがわかる。とは言っても、慣れるまでには大変なもので、500ページを越えるバスガイドを見て、だいたいをチェックし、バス停にある運行ガイドで各バス停を再確認し、そしてあとは、とりあえず乗ってしまえーである。
 乗ったあとは、手にしたバスガイドブックのMAPと、まわりの風景を照らし合わせながら、そろそろと思った時に降車のブザーを鳴らすのだ。
 日本みたいに親切に、車内に案内など殆どのバスで無い。一部のバスで、車内の電光掲示板での案内があるものも見かけたが、殆ど無いと思ったほうが良い。
 しかし使いこなすと、とても便利で、だいたい日本円で50円くらいで、好きな所へあっという間に連れていいってくれる、便利な乗り物だ。
 暮らしてみれば、とても便利なシンガポールである。

シンガポールバス停

← バス停にあるバスの路線図はこんな感じで文字のみで表されている。200の数字はバスNoで、バスの頭の部分にこの番号が表示されているので、とても分かりやすい。





 ところで、ここシンガポールは、「暑くて寒い国」。
 知ってのとおり、シンガポールは赤道に程近いとてもHOTな国で、外を歩いていると容赦なく太陽が照りつけ、身体が溶けてしまいそうになる。
 しかし建物の中はというと一変、コンビニの冷蔵室のごとく、どこもエアコンがギンギンに効いている。そうすることが、客への一番のサービスだと思っているのだ。
 店を出るきっかけが、身体が冷えて仕方ないということも少なくない。外へ出た時、熱帯の暑さが心地よく思えるのだ。
 このギャップの大きさに意外と体力を消耗し、ウンザリすることも多い、そんなとても「暑くて寒い」国なのだ。
 
 そして、日本であれば、夜8時には閉まってしまうような、ブティックの入ったショッピングセンターも、夜9時、10時まで開いているのが普通だ。
 当然夜の9時というのに、街の中心部には多くの若者達が繰り出し、とてもにぎわっている。

 中には、原宿のラフォーレや、竹下通りのショップのような品揃えの、ティーンエイジャーをターゲットにしたショッピングセンターもあり、深夜まで学生達でにぎわっている。ちなみオーチャード地区で代表的なのがハイアットホテルの隣にある、Far East Plaza で、上層階には美容院やレストランもあり、なかなかの盛況ぶりである。ここにある WASABI という日本食レストランも地元人で夜遅くまでにぎわっていた。こんな店、別段ガイドブックに載っているわけもなく、当然日本人客なんて見受けられないようだが、ロコで一杯ということは、そこそこいけるのかもしれない。(要チェック)
 この時間、美容院とかもフル稼働しているのも、とても不思議な光景だ。同じフロアーに何件もの美容室が軒を連ねているのも面白いところだが、美容室に負けじとTATTOO SHOPも軒を連ね、これまた結構繁盛しているのにも驚かされる。

 夜遅くまで、高校生から家族連れまでショッピングセンターがにぎわっているのは、暑い国であるから昼間は人があまり出歩かないという事情であろう。そんな夜の街を彼らに混じって楽しむのも、また違ったシンガポールの顔を見ることが出来て、楽しい。

 他のショッピングセンターも同様である。

 
 夜になって気温下がっても、街はより一層HOTになる。夜更かし天国だ。



※参考までに、バスガイドは、高島屋ショッピングセンターの中にある、紀伊国屋書店で手に入れるのがお勧めです。

 また、高島屋に程近い反対側にあるビジターセンターで各エリアごとの地図が入手でき、ここにバス亭情報も記載されているので、是非一番に手に入れておきたいところですね。


2006. 4.28

■ 日本食はここでも人気 ■

 たとえば、10年前であったら、シンガポールで日本食を食べるとしたら、一流ホテルの中にある、日本食レストランなどでしか食べることが出来なかったものだ。
 もちろん、街を歩いてみてもそういう日本食レストランを見かけることも無かった。
 ところが、最近は事情が違ってきている。
 日本人観光客などあまり見かけない、それよりも、地元人が好んで行くようなショッピングセンターの中などで、日本食の店を何件も見かけるようになった。
 若い人を中心に広がりを見せており、更には年配に至るまで日本食がブームのようである。
 ローカルな通りを歩いていても、至るところに日本食を掲げる店をみかけ、中には幕の内弁当なるものを売りにする店まで登場している。
 種類としては寿司屋が一番多く、次にラーメン店などが続く。しかし、その多くに日本人スタッフはあまり見られない。
 そんなわけで、私は足を踏み入れたことが無いのだが、どの店も満員御礼で店の前に行列をなしている店もあり、驚きである。

 地元の人に聞くと、寿司が人気なのは、やはりノンオイルでヘルシーということが一番のようだが、とてもスパイシーな料理が多いシンガポールで、"WASABI"がダメだという話を聞き、何ともおもしろいものだな、と思った。

 そして以外なところではコンビニで普通に、日本で飲むウーロン茶を売っているということだ。以外と思われるかもしれないのだが、数年前のシンガポールではありえないことで、冷たい飲料水は全て甘いものと決まっていた。こんなさりげないところにも、日本の文化が浸透してきている。




 空港へ向かうタクシーに乗った時のことだ。私が日本から来たことを話すと、タクシーの運転手が片言ながらも ”こんにちは” と、ぴかぴかの笑顔で挨拶をしてくれた。
 ここで一つ断っておくが、私は良くチャイニーズと勘違いされ、下手すると、しばらく福建語の相手をしなくてはならなくなるからだ。
 しばらくすると、タクシーの運転手が「今日はスペシャルにいいものがあるよ」と言い、日本のポップスミュージックが入ったMD聴かせてくれた。
 どうやら彼も日本の曲が好きなようで、彼ご自慢の編集MDのようである。

「とても良い曲だね、どうもありがとう」
「日本の曲を良く聴くんですか?」
 私が聞くと、
「そうさ、でも何言っているか意味がわからないんだけれど、好きでね」
 運転手、これはそうとう好きなようだ。
「でもいくつかの日本の言葉を知っているんじゃあないの?」
 私が聞くと、運転手は、
「こんにちはとか、ありがとうとか・・・」
「一つ一つの単語だけ勉強するんだけれど、やっぱり難しくて、一つ覚えると、すぐに頭をす通りして忘れちゃうよ」
「文章なんて、無理無理!」

 と、とてもご機嫌な様子だ。
「ところで、飛行機はシンガポールエアーかい?」
 という運転手の問い掛けに、私は、
「そうだよ」
 すると運転手は、
「日本人なのに、JALじゃあないんだね」
「でもシンガポールエアーのサービスが一番だね」
 ちゃっかり自分の国の航空会社をアピールすることは忘れないところが、何だか憎めない。

 空港までの20分の旅に、とても気持ちよく過ごすことができた。
 日本食や日本の曲などがブームになることともに、日本語もオシャレ感覚にシンガポーリアン達に使われているのを見ると、自分としても嬉しいものだ。



2006. 4.29

■ たくましい華人魂の日常 ■

 3年前、香港へ行った時のことだ。
 香港島から九龍へ行く時に地下鉄を使ったのだが、乗り換え駅へ着いて電車のドアが開いた瞬間、その時が来た。
 電車に乗っていた殆どの人が猛ダッシュで、ホームの反対側に止まっている電車へ移動するわ、するわ。
 おばちゃん、子供、若者関係なくみんなで、取り残されたのは、ほんのわずかな観光客くらいである。
 1人や2人でなく、ほぼ全員がマラソンのスタートのピストルの合図が鳴らされたごとく、走り出したのだ。
 そこまで急いで、何があるというのだろうか?少し、いや香港人にとってはだいぶ遅れを取ってしまったであろう私は、急ぐ必要も無いのに一緒につられ、訳もわからず少し小走りで、電車を乗り換えた。
 そんなせっかちな華人世界を思わせるのが、このシンガポールにもある。
 それは、MRT(地下鉄)のエスカレーター。とにかく「速い」のだ。
 どれだけ速いかと、口で言っても想像できないだろうが、あえてたとえるなら、日本でエスカレーターにじっと立っていると、一生懸命歩いている人を良く見かけるが、そのエスカレーターを一生懸命歩いている人くらいの速さで普通に動いている。なので、日本のようにエスカレーターを歩いて急ごうなんて人は殆どいない。なぜなら、歩くのは怖~い速度だからだ。
 慣れないと、乗った時に、あらっと、よろけてしまう。
 華僑の人は、やっぱりせっかちのようである。そう、時は金なり、少しでも急いでお金を稼ごうという、生粋の華人魂が日常に根づいている。 

 シンガポールMRTのエスカレータ
▲こんな感じで洗練されたエスカレーター。

 ホームの行き先表示は大型液晶TVで、映画

 の予告とともに、電車が来る時間が1分単位

 で表示される。


2006. 4.26