おはようございます。
年度末となる3月です。日本では草木が生い茂る「弥生」と呼ばれる月です。
英語では"March"と呼ばれます。
まず日本語の「弥生」から説明していきましょう。
弥生の語源は、「木草弥や生ひ茂る月」という言葉からきています。
「弥」という漢字には、いよいよ、ますますなどの意味があり、「生」という漢字には、「草木が芽吹く」という意味があり、簡単に言うと「生い茂る」という意味があります。
繋げて考えると、「草木がだんだん芽吹く季節」ということになります。
このように、木や草がいよいよ生え始める月なので、三月を「木草弥生月」と呼び、それが転じて弥生となったのです。
"March in Japan is called Yayoi."
(日本の3月は弥生と言います。)
"The Chinese character Yayoi means the month of beginning of spring. "
(弥生という漢字の文字には春の始まりの月という意味があります。)
ちなみに、漢字は中国から伝わったものなので"Chinese character"ですが、日本文化に興味関心がある方には"kanji"でも通じます。
"The kanji character "ya"has a meaning any moment now."
(「弥」という漢字には「いよいよ」という意味があります)
"The kanji character "yoi"means "grow thick"."
(「生」という漢字は「生い茂る」という意味です)
日本語では簡単に「いよいよ」や「とうとう」と表現出来ますが、英語に翻訳するとなるとその時々の状況や文面で様々な単語や慣用句を使い表現します。
「いよいよ」や「とうとう」を直訳すると"finally"や"at last"が一般的には頭に浮かぶかと思います。
しかし、今回の場合には一口に表現出来るものでもありません。
期待も恐れてもいない、ただの「いよいよ」という意味で"any moment now"という慣用句があります。
直訳すると「もう今にでも」というような表現にはなりますが、翻訳をすると「いよいよ」という意味合いで様々な表現や文の中で使われます。
"grow thick"は草木が生い茂るという意味があります。
"The Chinese character "yayoi"has a meaning grow thick any moment now."
(「弥生」には、いよいよ生い茂るという意味があります)
また、"It is about time to do"で「そろそろ〜する時間だ」という表現になります。
"The Chinese character "yayoi"has a meaning about time to grow thick."
(「弥生」には、そろそろ草木が生い茂る頃だという意味があります)
その他3月の異名には、桜月、夢見月、花月、染色月、花津月などがあり、花が色付き出すような印象のある呼び名が沢山あります。
今年は中国の武漢から始まったコロナウイルス一色です。年度末である3月末決算の会社も多いことですし、それぞれの会社の業績はどうなっているのでしょうか。各役所や大学、研究所も3月末までにしなければならないことで忙しいと思います。Webで翻訳は科研費支払などに対応していまsす。翻訳をお忙しの方は是非Webで翻訳をご利用ください。
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