夢って何だろう?理想と現実の行き来
こんばんは。
プレイフルコーチの
ヤディです。
◆夢、それは「自分」と向き合うこと
私は2010年、
思い切ってスポーツの世界に
飛び込むまでは、
スポーツとは全く別の、
会社員から経営者へと歩んでいました。
そして、ふとしたきっかけで、
今日は「夢」をテーマにお話したくなりました。
◆高校三年生、最初の「夢」との出会い
私が初めて「夢」を明確に持ったのは、
高校三年生の時。
西武百貨店の広告
“不思議、大好き。”
このキャッチコピーに心をわしづかみにされて、
「コピーライターになる!」
― そんな夢が芽生えました。
けれど、特別努力をしたわけでもなく、
“夢をもつには遅すぎたのかな”
そんなことも思っていました。
でも、
その瞬間から不思議と自分の中で
「行き先」が見えたような感覚がありました。
人は夢を持つだけで、いま立っている場所が
少しだけ明るく照らされるのかもしれません。
◆夢は叶う?現実は…
「広告代理店に入ればコピーライターになれる?」
そんなざっくりとした
想像だけが私を動かして、
コピーライターになる方法すら
知らなかった若き日の私。
本には
“コピーライターは名乗ればなれる”
と書いてあったけれど、
「名乗るだけでは仕事は来ない」
現実を知って、
夢の扉はいったん封印しました。
◆「夢」について子どもたちに伝えたこと
少し話は変わりますが、
2年前、ある小学校で
「夢・挑戦プロジェクト」
の行事に呼ばれました。
6年生の卒業間近―
彼らに「夢」の話をしてほしいと
依頼を受けて、
私はこう伝えました。
「夢は持っても、持たなくてもいい。
でも、夢は、持った時からワクワクできる。
夢を見るのに、年齢は関係ない。」
子どもたちの多くは、
夢が「ない」ことに肩をすぼめ気味でした。
親が敷いたレール、
親が作った枠組みに収まる毎日。
それでも、
“夢はいつからでも持っていい”
という言葉は
ちょっとだけ心に響いたようでした。
大人になってから夢を持つことだって素晴らしい。
そう思っています。
◆夢は「理想」?それとも「目標」?
夢を持って方向性が定まる人もいれば、
ふわっとしたままの人もいる。
夢は、目標や目的とは違うけれど、
「こうなりたい!」
という強い気持ちがあれば、
その人の未来は自然と開けていく。
“夢は憧れに近い。”
でも、憧れは“いまの自分にはないから
”憧れるもの。
そこには「なりたい自分」と
「いまの自分」のギャップという壁も現れます。
しかし、夢は可能性の幅を広げてくれて、
ワクワクを増幅させてくれる魔法でもあるのです。
◆夢はいつでも、いくつでも
「現状に行き詰まりを感じている」
「今の自分から抜け出したい」
そんな時こそ、思い切って
身近な人に自分の“夢”を語ってみてください。
それが大きな夢でも、小さな願いでも構いません。
語ることで、心がふっと軽くなったり、
誰かの夢とつながったり。
きっと、新しい未来への一歩が
踏み出せるのではないでしょうか。
あなたの心に、小さな夢の灯りがともりますように。
プレイフルコーチ ヤディ
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日本代表になった日。 ラグビーリーグという競技(後編)
こんにちは。
プレイフルコーチの
ヤディです。
イングランドの新聞での一コマ。
私はどこでしょう?(答えは最後で...)
【ラグビーリーグ】という競技に出会い
日本代表として
イングランドの地に立ったヤディ。
ちょんまげを結って
SAMURAISの主将として初戦の
スコットランド戦に臨みました。
実は、JAPANの監督さんは
オーストラリアの元プロのリーグの選手。
マックス・マニクスさん。
リーグの世界では有名な選手だったそうで、
関係者の間では、
「マックスが率いてくるJAPANはどんなチームだろう」
と話題になっていたそう。
そして、
マックスさんは、
映画“ブライトンの奇跡”の
脚本を書いています。
エディジャパンのスポットコーチも
していたという話も聞きました。
日本とは縁がある方だったんですね。
さて、初戦のスコットランド。
観衆は十分ほど入っています。
結果はというと・・
JAPANチームはスコットランドの
大男たちに翻弄され、
跳ね飛ばされ、
ぼろぼろにされました。
4‐90。
わずかにワントライ。
大敗でした。
けが人も続出。
前途多難の幕開けとなったのです。
その後の試合も
フランス➡0‐76
アイルランド➡10‐66
イングランド➡18‐76
最終戦アメリカ➡点数不明ですが、
負け。。。
12か国中最下位という結果でした。
試合をするごとにけが人は増え、
ギリギリのメンバーで戦ったJAPAN。
最終戦のアメリカ戦を前に
主将の私は監督のマックスに呼ばれました。
「最終戦は棄権してもいいぞ。
なぜならアメリカのタックルは
頭から飛び込んでくるタックルが多い。
これ以上けが人を出したくないからだ」
そう言われました。
でも、私は
「やらせてください」
とお願い。
マックスも
「わかった」
と了承してくれました。
ここまできて、
最後まで試合をする。
勝てなくても、日本の代表として
試合を全うする。
そんな気持ちでいっぱいでした。
今までの4試合は負けても
涙すら出てきませんでした。
でも、最終戦が終わった瞬間
止まらぬ涙が頬をつたい
号泣してしまいました。
メンバーが優しく励ましにきてくれて
「ありがとう」
と皆んなと抱き合ったことを
思い出しました。
日本代表の主将として。
何かできたわけではなかったけど、
JAPANチームのスタッフ・メンバーと過ごせた
日々は、私のその後の人生に大きく影響を
及ぼしました。
チャレンジすること。
そして少しのプライドを持つこと。
また、スポーツを通じて世界と
出会えたこと。
これに感謝した経験となりました。
バックラウンドや経歴にとらわれることはない。
自分がやりたいと思った時に行動してみる。
すると、そこには思いがけない
気づきや感覚や世界観が
生まれてくるものだと思います。
そして、スポーツはメジャースポーツだけじゃない。
ベンチャースポーツがある。
どんなスポーツも
人を成長させてくれる魅力があります。
行動と挑戦を忘れずに。
私もそう思って過ごしたいと思います。
プレイフルコーチ ヤディ
追伸:
冒頭の新聞に掲載されたJAPANのチームの写真。
後ろの列で左から2番目のちょんまげ姿で
鼻にテープを貼っているのが私です。笑
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日本代表になった日。ラグビーリーグという競技(前編)
こんばんは。
プレイフルコーチの
ヤディです。
今日は、
私が携わってきた、
ベンチャースポーツを紹介していきたいと
思います。
【ラグビーリーグ】という競技。
ラグビーというと
皆さんが知っている15人制。
オリンピックでは7人制。
これらの競技を思い浮かべると思います。
もう一つラグビーがあるんです。
13人制の【ラグビーリーグ】。
呼び方は、7人制や15人制は【ユニオン】。
13人制は【リーグ】。
ラグビー発祥の地イングランドや南半球では、
【ユニオン】も【リーグ】も盛んで
エリアによって違うようです。
日本では、ほとんどが【ユニオン】。
日本ラグビーリーグ協会という団体が運営していますが、
【ユニオン】に比べると競技人口は少ないのが現状です。
1996年、【ユニオン】のクラブチームにいた私は、
【ラグビーリーグ】という競技の存在を知ることになります。
そして、その年、
スチューデントワールドカップが
イングランドであると知らされます。
日本代表として行きませんか?
と声が掛ったのです。
「イングランドで行われるワールドカップに
日本代表として出場!!」
これだけ聞くとすごいこと!
そして、こんな機会はめったにない!
ということで2つ返事で
「出ます!!」
と回答しました、
当時私は広告代理店のサラリーマンでした。
営業職だったので、
まずはクライアント先に承諾を得ました。
「ぜひ行ってきなよ」
と快諾。
その後
会社の上司に相談。
こちらも快く承諾してくれました。
準備万端の状態にして、
さて、本番に向けて練習だ!
と言ったはよいが、
実は、13人制と15人制はルールが
全く違うということを知ります。
直前の淡路島合宿で、
メンバーが顔合わせ。
全国から集まってきました。
私は主将に任命されました。
そして、合宿初日は、
動画によるルール説明。
聞いてびっくり。
あまりにもルールが違いすぎて
戸惑うばかり。
決定的な違いは、
【ユニオン】は、タックルされたらボールを放す。
【リーグ】は、タックルされてもボールを放してはいけない。
タックルされたらボールをリリースする
習慣がついていたので、
放しちゃいけないというルールには
一番戸惑いました。
何とかルールを頭に叩き込んで、
淡路島から香港経由でロンドンへ。
ロンドンから北上。
バスで約6時間ほど行った
「ウォリントン」という都市。
近くの大学(名前忘れました)に宿泊。
1人部屋で快適な待遇。
そして、前日に街をパレード。
たくさんの人が手を振ってくれて
気持ちよく手を振替し、
これがワールドカップか!!
と実感したことを覚えています。
その日の夜に
カンファレンスが行われ、
各国の監督と主将が集められました。
実に12か国。
イングランド・スコットランド・アイルランド
ウェールズ・フランス・NZ・南アフリカ・
オーストラリア・サモア・ロシア・アメリカ・
そして、日本。
カンファレンスでは、ただただ圧倒されて。
英語もわからないので
何を言っていたのかさっぱりわからぬまま
終わりました。
組み合わせはリーグ戦で、
スコットランド・フランス・イングランドと同組。
初戦はスコットランド。
開会式直後の試合ということになりました。
開会式は、日本で言えば国立競技場のような
大きなスタジアム。
満員に近い観衆の中行われました。
聞けばそのままこのスタジアムで試合だと。
「え?こんな大観衆の中で試合できるのか!!」
喜びと緊張で、変なテンションになってしまいました。
出発直前に初めてしっかりとルールを教えてもらい
練習をしただけの急造チーム。
それでも現地に着くと
日本代表として見られている。
待ちゆく人にサインも求められる。
そんな現状にどんなテンションで臨めばいいのか?
わからなくなりました。
私は行くと決まった日から髪の毛を伸ばしており
てっぺんで結べるほどに伸ばしました。
なぜなら、日本代表のジャージィには
「SAMURAIS」と書いてあったからです。
侍を気取って、
髪の毛をちょんまげ状態にして
過ごしました。
初戦のスコットランド戦。
試合前の国歌斉唱は、
ぐっときて、自然と涙がこぼれていました。
今、日本の代表として
グランドに立ってる。
そこには実力や経験ではない。
ここにいるという事実だけがあったのです。
それは他のメンバーも同じ気持ちでした。
ここにいるのがチームJAPAN。
気持ちを一つにして試合に臨みました。
急造チームであっても
心を一つにして戦うという気持ち。
国と国が戦うという戦士の気持ち。
国の代表というプライド。
ラグビーリーグという競技によって
日常では体験できないことを
経験できる喜びは
今も忘れずに残っています。
スポーツは全世界に
言葉を超えて
コミュニケーションを発信できる
最強のコンテンツ。
日本では、ベンチャースポーツと呼ばれる
競技人口の少ないスポーツが
たくさんあります。
少ないからといってダメなわけではない。
マイナーと言われますが、
それは日本国内においてだけ。
世界を見たらたくさんの人たちが
競技をしています。
そして、競技人口が少ないからこそ
日本代表になれるチャンスがあります。
そして、メジャー競技と同じように
チームワークやリーダーシップを
育むことができます。
試合結果については、
次回のメルマガでお伝えします。
皆さんもベンチャースポーツで
日本代表を目指してみませんか?
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