いつもありがとうございます!

 

 

今回のテーマはいよいよ具体的な

 

「感情を整える方法」について

 

入っていきたいと思います。

 

一口に感情をマネジメントとする言っても

世の中にはたくさんの手法、考え方があります。

 

心のことを学び始めた段階では

いろいろな情報で混乱すると思うので

 

今回の記事はまず、最初に全体像を整理して

ご紹介しますね^ ^

 

具体的な詳細はまた個別の記事にして

それぞれ書いていきます。

 

 

1. 3つのアプローチ

 

今回の記事は

 

『感情の応急処置編』シリーズの4回目。

 

単独でも、十分役立つように

構成していますが、より効果を求める方は

 

 

前回までの記事も参照下さい👇

 

 

冒頭でも言いましたが

感情のマネジメントにはたくさんの

考え方や手法があります。

 

 

それらをカテゴリー分けすると

3つのアプローチにまとめることができます。

 

 

それが

 

1、『身体』からのアプローチ

 

2、『言葉』からのアプローチ

 

3、『視点』からのアプローチ

になります。

1つずつ解説していきますね。

 

『身体』からのアプローチ

 

『心と身体は繋がっている』と

一度は聞いたことがあると思います。

 

心が落ち込んだ状態になると

身体も落ち込んだ姿勢に自然となりますよね。

 

うつ病で苦しむ人の共通点は

暗く見えることです。

 

うつむき加減で、姿勢は丸くなり

無表情で声も小さい

 

何を当たり前のことを…と

思うかもしれないけど

 

心と身体がもし何の繋がりも

なかったとしたら

 

明るいうつ病の人がいても

おかしくないですよね?

 

なぜ、明るい人がいないのか?それは

『心と身体は繋がっている』からです。

 

 

ここでのポイントは

 

『心身体』の一方通行ではなくて

『心↔︎身体』の双方向だということ

 

身体を意識的に元気のある状態にすると

心もそれに引っ張られて元気になります。

 

 

ここでアメリカの心理学者の言葉を紹介します。

 

    

楽しいから笑うのではない

 

笑うから楽しいのだ

 

ーウィリアム・ジェームズー

 

僕たちは通常、

 

外側からの何かの刺激に対して

心が動かされていますが

 

心を動かすもう一つの方法として

身体からアプローチすることもできるのです。

 

それでは、いくつかの具体例をご紹介します。

 

1、姿勢を変える

まず、最もシンプルでパワフルな方法は

姿勢を変えることです。

 

人は空を見上げながら

落ち込むことはできないようになっています。

 

 

落ち込んだ時は

空を見上げてバンザイ!

 

これで瞬時に負のサイクルから

抜けることができます(^^)v

 

2、笑顔の魔法

 

次に紹介するのは『笑顔』です。

ウィリアム・ジェームズが言うように

 

僕たちは

楽しいから笑顔になることも

もちろんありますが

 

意識して笑うことで

楽しいイメージ、思考、感情に

 

心を導くことができるということを

知っておいて下さい。

 

また、こちらが笑顔でいることで

周囲にプラスの影響を与えることになるので

 

結果的に楽しいことを

引き寄せやすくなっていきます。

 

3、深呼吸をする

 

呼吸も心や感情と

密接な繋がりがあります。

 

緊張しているときの呼吸と

リラックスしているときの呼吸

 

楽しいときの呼吸

悲しいときの呼吸

 

特に意識することはなかったと思いますが

それぞれの感情に相応しい呼吸を

 

僕たちは自然としています。

呼吸も意識的に変えることで

 

心と身体、両方に対して

影響を与えることができます。

 

4、声の調子を変える

 

楽しい歌を唄うと

気分が晴れたことはありませんか?

 

声の調子もダイレクトに

感情に影響を与えています。

 

落ち込んだときや

ショックを受けたときは

 

どうしても声も弱々しくなりがちですが

意識して通常よりも大きく

 

ハキハキ声を出すことで

状態を少しづつ変えていくことができます。

 

また、声の調子だけでなく

言葉遣いも大切な要素です。

 

穏やかな声で、使う言葉も変えることで

さらに感情を整えることができます。

 

 

『言葉』からのアプローチ

 

僕たちの感情は

自分が頭の中で行なっている

 

『思考』によって

大きく、そして強く影響を受けています。

 

そして僕たちの思考は

『言葉』によって行われていますよね。

 

ということは頭の中で

無意識で自分に語りかけている言葉が

 

ネガティブなものだとしたら

感情も必然的にネガティブになります。

 

例えるなら

 

僕たちは普段、誰もが見えないヘッドホンを

常につけて暮らしているようなものです。

 

 

あなたのヘッドホンからは

どんな言葉が流れてきてますか?

 

バカ!クソ!最悪だ!つまらん!できん!

 

もしこうした言葉たちが

見えないヘッドホンから流れてきているなら

 

あなたの感情は掻き乱され

終始グチャグチャなものになります。

 

反対に

大丈夫!いいね!すごい!うまい!できる

 

 

こうした前向きな言葉が

普段から流れてくるならば

 

あなたは常に勇気づけられています。

 

こうして言葉を少し変えるだけで

パワーが出てくる感覚を受けると思います。

 

このように

 

僕たちは普段、無意識に使っている言葉を

意識的に変えることによって

 

感情に影響を与え

自分の望むものに変えることができるのです。

 

それでは、具体的に

どのように言葉を使って

 

感情をポジティブにすることができるのか

こちらもいくつか具体例を挙げていきます。

 

1、ラベルを変える

 

まず最初に、ラベルの力をお伝えします。

 

同じことでも

どんなラベルを貼るかによって

人の感じ方は変わります。

 

・えげつなく強烈な「ニオイを放つラーメン」

・本場の本格派「トンコツラーメン」

 

印象変わりますよね?(笑)

目の前にある同じラーメンに

 

どんなラベルを付けるかによって

感覚や感情が変わります。

 

同じように、日々起こってくる出来事にも

どんなラベルを付けるかで

 

日常を穏やかに過ごせるか

それともイライラ、モヤモヤするのか

 

ある程度決まってきてしまうのです。

 

 

何かイヤな出来事があったときに

う〜わ!最悪!なんでだよ!!

 

なのか

おっと、これは何のドッキリだー?

 

と表現するかによって

同じ出来事でも感じ方が変わってくるのです。

 

2、言い方を変える

 

次に紹介するのは

頭の中の言葉が『どんな言い方』で

 

語られているかに気づいて

意図的に変える手法です。

 

言葉の影響力は主に二つの要素に分かれます。

 

 

1、『何を』話しているか

 

2、『どんな言い方』をしているか

 

例えば

 

 

もう❗️最悪❗️❗️((;゚Д゚)))

なのか

もう、最悪、(*´ー`*)

 

なのか

意味合いが変わりますよね

 

感覚も感情もまったく変わります。

 

今、これを読んでる間も

どんな言葉が頭に流れているかによって

 

感覚は変わってくるので

注意して自分の思考を見てみてください。

 

・こんなのただのごまかしだ!よりも

 

・フーン、やってみようかな♫の方が

 

日常に役に立つ感覚が出てくると思いますよ。

 

 

3、魔法のフレーズの力

 

日々、暮らしていると

どうしても心揺さぶられる出来事があります。

 

そんなときに役に立つのが次に紹介する

 

自分だけの『魔法のフレーズ』

準備しておくという手法です。

 

 

これまでの人生で

 

・自分を力づけてくれた言葉

・前向きにさせてくれた言葉

・窮地を脱するきっかけをくれた言葉

 

 

そうした、自分にとって

意味のある言葉を一つ選んでおき

 

いざ、ハプニングやアクシデントが

起こったときに

 

心の中で繰り返し唱えることによって

感情の嵐に呑み込まれることなく

 

冷静さを取り戻すきっかけを

作ることができるようになります。

 

例えば

 

    

・こういう日もある

・困ったことは起こらない

・これもまた、何かの伏線

・大丈夫、今までも何回もあった

 

こんな感じで決まった型はありません。

大切なのは、自分がパワーをもらえるかどうか

 

誰かの名言でも良いし

おまじないのような言葉でもOKです。

 

それから、もう一つの例は

自分だけの『魔法の質問』

 

準備しておくといいのですが

この質問が次の新しい視点や見方を

 

僕たちに提供してくれる

重要なツールとなってきます。

 

『視点』からのアプローチ

 

3つ目のアプローチは

『視点』からのアプローチです。

 

突然ですが、最近あった良いこと

嬉しかった、楽しかったことを

 

一つ、思い出してもらえますか?

例えば、こんなことかもしれません

 

 

    

・どこかへお出かけして遊んだこと

・美味しいものを食べに行ったこと

・子供たちの笑顔を見れたこと

 

 

どんなことが浮かんでくるでしょうか?

少し時間をとって考えてみて下さい。

 

浮かんできたら

続きを読み進めて下さい。

 

 

さて今、まさに起こったことに

重要なことが秘められています。

 

人の脳は質問されたことに対して

 

「無意識に答えを探しに行く」という

 

機能を誰もが備えています。

 

 

最近、良かったことは何ですか?と

問われると、無意識に

 

ポジティブな記憶を探しに行く

 

「えーと、何だろ、あ、そういえば!」

 

と言った感じで答えが見つかります。

そのときに人は頭の中で

 

イメージを自然と浮かべているんですね。

そのポジティブなイメージを

 

心の中で見ているから、自然と感情も

ポジティブな気持ちが浮かんでくる。

 

 

だから、極端なことを言ってしまえば

嬉しくなることも、悲しくなることも

 

本当はとっても簡単なことなんです。

 

プラスの感情になりたかったら

ポジティブなことを思い出せば良い。

 

反対に、落ち込んだ状態になるには

ネガティブなことを考えれば

 

簡単に感情はネガティブに切り替わります。

 

 

では、これほどシンプルなことなのに

僕たちの日常は、なぜこんなにも感情に

 

振り回されることになっているのか?

 

それは、

 

こうしたことが全部

各自の無意識が行っているからです。

 

自分が何に意識を向けるのかを

普段、僕たちは意識して決めていません。

 

 

無意識に任せ、流れるままに

考えを巡らせていますよね。

 

だから人が何に意識を向けるのかは

人によって個人差が生まれるわけです。

 

もしネガティブなことに意識が向きやすい

パターンを持っていたならば

 

その人の感情はネガティブな事に振り回され

心がとっても忙しくなってしまう。

 

では、僕らは何に意識を向ければいいのか?

それはもう予想できますよね

 

そう、ポジティブなことに意識を向ける

習慣を作ってしまえば

 

ネガティブな感情に

振り回されることは激減します。

 

 

でも、ポジティブなことと言っても

いろいろあって混乱するかもしれないので

 

 

具体的にどんなことに

意識を向けるといいのか?

 

 

いくつかご紹介していきますね^ ^

 

1、状態を測る

 

まず一番簡単なステップは

自分の今の「心と身体の状態」

意識を向けるやり方です。

 

具体的には

心と身体の状態を10点満点のうちで

 

今、何点くらいなのか?

それを自分の内側に意識を向けて

 

自問してみる。ただこれだけです。

 

そうすると

今日は寝不足気味だから身体は5点くらい

 

さっき悪いことあったから心は3点かな

 

こんな風に今の状態が

自分で把握できるようになります。

 

ただこれだけでOK!

簡単ですよね?

 

そうすると何が起こるか?

 

不思議とさっきまであった

モヤモヤした感情は

 

自然と弱まっていることに

気づけると思います。

 

2、有ること探し

 

自分の心と身体の状態に

意識を向けるだけで

 

少しだけ感情に

ゆとりが生まれます。

 

心に余裕が生まれた状態を

さらにプラスに増やすために

 

次は

 

今、すでに有ることについて

意識を向けてみましょう。

 

具体的な質問はこんな感じです。

 

「今、僕が恵まれていることは何だろう?」

 

そうすると、少しづつ、だんだんと、

なんとなく答えが見つかってきます。

 

・戦争がない平和な日本にいられること

・こんなに豊かな時代に生まれたこと

・健康な身体に恵まれていること

・美味しくご飯が食べられること

・あったかい布団で眠れること

 

こうした、普段は当たり前すぎて

考えもしないようなことが

 

意識の上にあがってきたら

うまくいっている状態です。

 

当たり前なことが見つかれば見つかるほど

心は穏やかになってくるでしょう。

 

 

どうして僕たちの心は

ネガティブの方に偏ってしまうのか?

 

それは、こうした当たり前だけど

よく考えればすごくありがたいことが

 

見えなくなって

しまっているからなんですね。

 

でも、見えなくなっていても

ありがたいことはいつもそこにあります。

 

そこに意識を向けることができれば

心も穏やかな感謝の状態になることができる。

 

シンプルだけど

とってもパワフルな手法です。

 

ぜひ試してみて下さい。

 

 

3、目的地の設定

 

タクシーに乗るところを

イメージして下さい。

 

ドアが開き、車に乗り込んで

運転手さんに何を伝えるでしょうか?

 

 

もちろん、どこまで行きたいかという

『目的地』ですよね

 

これがもし運転手さんに

東京はダメだね、住みにくいし

 

かといって地方も不便だから参っちゃうね

 

と言われても運転手さんは

 

「で、お客さんどこに行きたいの?」って

 

なりますよね(笑)

 

何が言いたいのかというと

 

普段の僕らは望まないものは

よくわかっているのに

 

「自分がどこに行きたいのか」

「どうなったら良いのか」の

 

『目的地』については

あんまり考えられていない場合が

案外多いということです。

 

 

職場の悪いところ、旦那のウザいところ

姑のイヤなところは簡単に見つかります。

 

なぜかというと

自分の望まないことに意識を向ける

 

『癖』がついているからです。

 

反対に、それらがどうなったら良いのか?

自分が何を望んでいるのか?には

 

ほとんど意識を向けていないので

答えられない人のが多いのです。

 

「人生がどうなったら良いですか?」

 

そう聞くと

 

・幸せになれたら良い

・お金持ちになれたら良い

 

くらいの答えしか返ってこない人の方が多い。

 

タクシーで例えるなら、この答えは

 

「どこまで行きたいですか?」に対して

「どこか幸せな場所まで」って

 

言ってるようなものです(^^;

運転手さん困ってしまいますね(笑)

 

 

ネガティブな感情を

どうにかしたいと思ったときは

 

望んでいないことではなく

自分が望むことに意識を向ける。

 

その習慣を付けることが

重要で有効な対処法となります。

 

「感情を整える方法」まとめ

以上、感情がぐちゃぐちゃなときに

試して欲しい『感情を整える方法』を

 

ご紹介してきました。

 

 

【3つのアプローチ】

『身体からのアプローチ』

  □ 姿勢を変える
  □笑顔の魔法
  □深呼吸をする
  □声の調子を変える

『言葉からのアプローチ』

  □ラベルを変える
  □言い方を変える
  □魔法のフレーズの力


『視点からのアプローチ』

  □状態を測る
  □有ること探し
  □目的地の設定

 

3つのアプローチすべてに

共通していることは

 

普段、無意識に行なっている

『身体、言葉、視点』の3つを

 

意識的に変化させることによって

感情に影響を与えることができる。

 

ということです。

 

そうすることで

今まで感情に動かされていた自分が

 

反対に感情を使うことによって

行動を作っていくことができるようになる。

 

よくお金の奴隷からお金の主人になる

といった表現をされますが

 

感情も同じですね。

 

感情の奴隷となって生きるのか

感情の主人としてそれを使って生きるのか

 

両者にはまったく違った未来が

待っているのは簡単に想像がつきますね。

 

そして

 

今回の記事でご紹介した手法は

下記の3ステップの中の

 

「変える」に相当します。

 

 

 

1、止める(ネガティブ循環)

 

2、理解する

 

3、変える

 

「変化のためのスキル」の効果を

高めるには上記の3ステップが不可欠です。

 

本当のことを言ってしまえば

今回ご紹介したようなテクニックを

 

いくら学んでも実際にそれらを

上手に効果的に使うことはできません。

 

なぜなら、本当の本質を理解しては

いないからです。

 

感情が揺さぶられるときはどんな状態か

それは、まるで

 

ジェットコースターに

乗っているような状態です。

 

つまり平常心ではいられない

緊急事態なわけです。

 

そんな言わばパニック状態の中で

一回読んだだけの浅い知識は

 

果たして役に立つでしょうか?

 

僕の発信するモットーは

 

「本当のことを伝える」人になること。

好かれたり、お客さんになってもらうために

 

真実を隠して伝えることは

したくありません。

 

楽して稼げるよ

簡単に変われるよ

願ったら叶うよ

何もしなくて良いよ

 

そういう耳障りの良い情報が好きな人は

そちらに行ってください。

 

そしてこの先も騙されてください(^^;

 

それらは欧米から輸入された

マーケティングの手法です。

 

僕たち日本人は

誠の文化を持った民族です。

 

何かがおかしいと

みんなどこかで薄々感じていると思います。

 

日本人には日本の価値観に合った

やり方がある。

 

僕はそのことを広めるために

活動していきます。

 

 

本当に自分の感情を

どうにかしたいとお思いの方は

 

【基礎知識編】と【応急処置編】の

過去記事も合わせてご活用ください。

 

本日も最後までお付き合いくださり

ありがとうございました^ ^

 

 

感情マネジメント【基礎知識編】

 

 

【応急処置編】はこちら

 

 

メルマガ限定の情報、イベント、講座
知識を実践する場を提供しています👇

公式メルマガ

【〜和の引き寄せ俱楽部〜】
〜3つのプレゼント付き〜

 

欧米には欧米式のやり方があり

 

日本には日本人の価値観にあった

やり方があります。

 

ですが世間に出回っているのは

どれもこれも欧米式

 

通りで上手くいかないわけです。

 

僕たち日本人に合った

『和の引き寄せ』

 

興味をお持ちの方は

こちらからお入り下さい

 

 

こちらをクリックして下さい