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なかなか前に進めない人のための
【感情マネジメントの専門家】


『和の引き寄せ』を広めるお役目
大和式コーチの水谷です。
 

 

やりたいことがあってもなくても

「まずは、あいつのところへ行け!」

 

 

そんな風に言われるような男になるべく

日々精進しております^ - ^

 

 

 

さて、この【基礎知識編】シリーズでは

自分の心と上手に付き合っていくための

 

土台となる考え方や方法をお伝えしています。

 

過去の記事はこちらから

 

 

 

前回までに、感情マネジメントの必要性と

そのための3ステップをお伝えしました。

 

 

今回からは人間の心の本質や仕組みを

解説しながら

 

 

自分の心をマネジメントしていく

考え方や方法をお伝えしていきます^ ^

 

 

  心は集合体

 

 

さて、さっそく今回の本題に入ります。

 

人が悩みを抱える最大の理由の1つに

『心は1つである』という前提があります。

 

「え?心って1つじゃないの?違うの?」

 

そうなんです、まずはこの「心は1つ」という

 間違った常識の真相に迫りたいと思います(^ ^)

 

 

僕たちは

 

一人の人間に1つの体があると同様に

一人の人間に与えられた心も1つなんだと

 

捉えてしまいがちです。

 

でもよくよく考えてみると

 

「〇〇したいのに、できない」ことや

「〇〇したいのに、つい△△してしまう」

 

こうしたことはなぜ起こってくるのでしょう?

 

心が1つなら、こうしたことは起こりません。

葛藤や悩みはなぜ起こるのか?それは

 

自分の中に相反する気持ち

2つ以上存在することによって起こります。

 

詳しくはこちらの記事を参照してね^ ^

 

 

僕たちの中には

たくさんの自分が存在しています。

 

言い方を変えるなら

『たくさんの気持ち』が存在している。

 

この方がわかりやすいでしょうか?

 

例えば、政治の世界みたいなイメージです。

 

国会の中でいろいろな議論がされますよね

党や政治家によって主張が違うけど

 

その話し合いの目的は

日本という国全体のために行われています。

 

(すべての政治家が国のことを考えているかどうかは微妙ですが^^; まーそれは置いといて)

 

一人ひとりの中で起こっていることも

これと同じです。

 

自分の中には

たくさんの意見を持った自分がいる。

 

それらはそれぞれ意見が違ったとしても

 

すべては全体としての自分の幸せのことを

思っての意見なんですね。

 

 

僕たち人間の心は決して1つではなく

様々な気持ちが寄り集まった

 

『集合体である』

 

まずはこのことを納めて下さい^ ^

 

  優しい人?冷たい人?

 

さて、『心は1つ』という常識は

心理学的には実は間違いでした。

 

本当は『心は集合体』こっちがより正確。

 

では、次の常識に移ります。

 

 

僕たちは自分や他人のことを

頭の「良い人」か「悪い人」かのどちらか

 

または「普通の人」というように

自然と自他のことを判断してしまっています。

 

「あの人は頭が良い」とか

「自分はバカだから」とか

 

よく言ったり耳にしたりしますよね。

 

これが世の中の一般的な常識です。

 

その他にも性格だったり、能力だったり

いろんなことを決めて

僕たちは何気なく過ごしています。

 

でもね、実はこれも大きな間違いなんです。

 

どういうことかと言うと

 

ある、普段は寡黙な人がいるとして

 

あの人は「静かな人」だと思われているし

自分でもそう思っている。

 

でも、こう言うことはないですか?

 

その人が、ある話題になった途端に

それまでとは打って変わって

 

マシンガンのように話し始めるような事。

 

例えば子供や趣味の話題になると

人が変わったように話し出す人

 

あなたの周りにもきっといるはず。

この人は本当に「静かで寡黙な人」ですか?

 

能力に対しても同じです。

この人は普段は自分のことを

 

口下手で記憶力が悪いと思っていたとします。

でも自分の好きな話題になった途端に

 

もの凄く細かなことも

饒舌に喋りまくる説明しまくる(笑)

 

この人は本当に

口下手で記憶力のない人でしょうか?

 

つまり、ここでは何が言いたいかと言うと

 

すべての人は

 

全ての特性を自分の中にすでに持っている。

 

だけど、その特性を「発揮できる時」と

「できない時」がある。

 

ということをお伝えしたいのです。

 

 

また、あるときの自分は優しくて

親切に人と接することができる。

 

でも別のある場面では不親切で

自分勝手で冷たい振る舞いをしてしまう。

 

どちらが自分でしょうか?

どちらも自分ですよね?

 

常に「優しい人」という人はいないし

常に「冷たい人」という人もいない

 

それらすべてを持ち合わせているけど

その一面が顔を出す場面が違うだけ。

 

これが、真実です。

あなたにもきっと心当たりがあるはず^ ^

 

心が1つでないように

あなたの能力や特性も1つではありません

 

この大切なメッセージを

ぜひ、受け取ってくださいね♫

 

  状態がすべてを決める

 

 

『パブロフの犬』の実験を

聞いたことはありますか?

 

犬に鐘を鳴らした後に

食べ物を与えることを続けると

 

鐘を鳴らしただけで唾液が出るようになる。

 

 

このことが実験によって証明され

当時の心理学者たちは

 

人の行動を説明するための

『刺激』→『反応』モデルを考え出しました。

 

「なるほどー!人は何かの刺激に対して

反応する生き物なのね!」

 

これは大発見だわ!というわけです。

 

実際に僕たちも

 

ステーキの焼ける美味しそうな

『ジュー』という音を聞くだけで

 

唾液が出てきたり、お腹が鳴ったりしますね

 

 

ところが、このモデルは

1つの大切なことを見落としていました。

 

もしこの理論が正しいとするならば

 

僕たちは同じ刺激に対して

いつも同じ反応を示すはずですよね?

 

でも、実際はどうでしょうか?

 

妻にプリンを買って帰ったら

 

ある日はすごく喜んでくれたのに

別の日はとても素っ気ない感じがした^^;

 

 

また

10代の多感な子供は

今日は素直に言うことを聞いたけど

 

別の日はドアを激しく閉めて

まったく聞こうともしない。

 

 

心当たりありますよね?

 

 

同じ刺激に対して

違う反応が返ってくるときがある。

 

いったい何が違うのでしょうか?

 

 

それは『状態』が違うのです。

 

 

この『刺激と反応のモデル』の問題点は

人の状態が無視されている点にあります。

 

お腹いっぱいのときに

ステーキの映像や、音を聞いても

 

唾液も出ないしお腹もならないだけじゃなく

『もう勘弁して〜(´o`;』

 

となったりしますよね。

 

同じ話を同じ人から同時に聞いても

人によって反応が変わるのは

 

それぞれの状態が違うからです。

 

また、同じ人の話でも

その時の自分の状態によって

 

前向きになれるときもあれば

反対に落ち込んでしまうときもある。

 

つまり、外からの刺激は同じでも

僕たちのその時々の心と身体の

 

『状態』次第で

受け取り方や感じ方が変わってしまう

 

そんなことが言えそうです。

 

 

ある状況や出来事に出くわしたとき

僕たちはその出来事に意味付けをします。

 

    

『状況』→『意味』

 

ステーキのCMを見る👀(状況)

「うまそ!食べたい!」(意味)

 

そのことによって行動や結果が作られる。

 

    

『状況』→『意味』→『行動』→『結果』

 

​1、ステーキのCMを見る👀  (状況)

2、「うまそ!食べたい!」(意味)

3、お店に出かける🚶   (行動)

4、ステーキ🥩を堪能する (結果)

 

ところが、同じ状況でも

その時の『状態』によって意味づけも変わる。

 

 

例えば「かわいいね」と言う言葉も

 

「ありがとう〜✨」と素直に喜べるときと

 

「何それ、嫌味?」と

いら立ちを感じるときがありますよね?w

 

 

実は、

状況と意味づけの間には状態があります。

 

    

『状況』→『状態』→『意味』

 

 【状態1】

ステーキのCMを見る👀(状況)

 

お腹が空いている(状態)

 

「うまそ!食べたい!」(意味)

 

 

【状態2】

ステーキのCMを見る👀   (状況)

 

お腹がいっぱい🈵    (状態)

 

「うげ!苦しー😰」   (意味)

 

僕たちの内側では

こんな感じになっているんですね。

 

 

  誰がハンドルを握ってる?

 

 

 

それでは、これまでのことを

まとめていきたいと思います。

 

 

1、心は1つではなく『集合体』である

 

2、能力や性格も1つではなく『集合体』

 

3、反応は状態によって変わる

 

 

まず最初に心は1つではなく

『集合体』だと説明しました。

 

そして、能力や性格も同じように『集合体』で

 

人はすべての能力や特性を

元々、自分の中に持っている。

 

と、続けました。

 

ただ、その能力を発揮できるときと

発揮できないときがあるのだと。

 

例えば

 

仲の良い仲間内とは会話が弾むのに

初対面の人や多くの人の前では

 

しどろもどろになってしまう。

よく聞く話ですよね。

 

この場合も仲間内では

会話が弾むということは

 

元々、スムーズに会話をする能力は

すでに持っていることになりますよね。

 

でも初対面の人や大勢の人の前では

その能力が発揮できない状態になる。

 

つまり、能力はあるけれど

それを発揮できない状態のときがあるのです。

 

 

そして、最後にお伝えしたこと

反応は状態によって変わるというのは

 

 

心や能力や性格も

その時々の状態によって

まったく変わってしまうということ。

 

 

例えば、こんなことはないですか?

 

感情に駆られて行動したけど

後から振り返ると

 

「なんであんなことをしたんだろう?」

 

と、後悔したこと。

 

僕もよくあります。

ブログやメールの文章を夢中になって書く。

 

それを次の日に読み返してみると

恥ずかしいこと書いてんな〜(^_^;)って

思うときが😅

 

 

これは何が起こってるのかと言うと

もちろん状態が変わってるのですが

 

もっと言うと状態が変わるというのは

なんと人格が変わっているのです!

 

信じられないかもしれませんが

人はみな『多重人格者』なんです。

(ビックリでしょ?)

 

ただ一般的に知られているものと

異なるところは

 

多重人格者が別の人格になると

元々あった記憶はなくなりますが

 

僕らが別の状態(別人格)になったときの

記憶は常にあるところが異なります。

 

 

『私』という一人の大きな乗り物に

たくさんの乗組員がいて

 

様々な状況によって

代わる代わる運転を交代している。

 

例えるなら、人の心はこんなイメージです。

 

 

よく、

 

『スイッチが入る』とか

『〇〇モード』になるとか

 

 

僕たちは普通に使っていますが

あれは

 

私という乗り物の運転手(状態)が

変わっていることで起こる現象なのです。

 

私の身体を運転する担当者が変わると

気分も性格も能力も全部変わってしまう。

 

まるで、何かのSF映画のような話ですが

紛れもない事実なんです。

 

さらに

人の状態は、気分も性格も能力だけでなく

思考パターンや行動パターン

 

また、何を選ぶのかという

決断にも影響を与えています。

 

何かショッキングなことが起こり

状態がクヨクヨモードになると

 

クヨクヨさんが運転手になっているので

思考も感情も行動もそれに従ったものになる。

 

そのときに僕たちは

間違った判断や選択をしてしまいがちです。

 

 

『状況』→『状態』→『意味』→『行動』

先ほど人生はこの流れで進むと説明しました。

 

 

場面1

ある悩める状況のときに(失敗が続くなど)

相応しくない状態だと(クヨクヨモード)

間違った判断をして(もうやめろってこと?)

間違った行動をする(もうやーめた!)となる

 

 

もう1つの場合はどうでしょう

 

 

場面2

ある悩める状況のときに(失敗が続くなど)

相応しい状態だと(賢者モード)

適切な解釈をして(これはチャンスだ!)

適切な行動をする(再チャレンジ)となる。

 

状態の違いでこんな風に

意味付けと行動が変わるのですね。

 

 

前回の記事で


ポジティブ・インテリジェンスの考え方を

紹介しましたね

こちらで紹介しています。

 

 

 

 

 

『心は自分の味方でもあり
また、最大の敵にもなり得る』


 

というのは、自分の状態次第で


どんなこともポジティブにも感じるし
ネガティブにも感じてしまうということです。

 

悩める状況のときに

僕たちが真っ先に行うことはただ1つ!

 

 

誰が『私』という乗り物の運転席に

座っているかを見極めて

 

もしクヨクヨモードが

ハンドルを握っていると気づいたら

 

早急に賢者モードの自分へと

運転手を交代することです!

 

つまり、自分の心の状態を変えることに

全精力を投入することが最優先です。

 

なぜなら、クヨクヨモードさんでは

 

間違った判断、行動、結果を

招く確率が高いからなんですね^^;

 

 

ここまでの説明で

『自分の心と身体の状態』がすべてを決める。

 

 

ということの重要さが少しでも

伝わってくれてたら嬉しいです。

(一生懸命さは伝わったかなw)

 

 

『状態を制する者が人生を制する』

 

 

この言葉を深く受け取ってもらうことを

願って、今回は終わりにします♫

 

 

今回のまとめ

1、心は1つではなく『集合体』である

 

2、能力や性格も1つではなく『集合体』

 

3、反応は状態によって変わる

 

4、人は皆、多重人格者である

 

5、悩める状況のとき、どんな状態かを知る

 

6、状態を制する者が人生を制する

 

じゃあそんなに大事な状態は

 

何によって作られるのか?

どうしたら状態を良くできるのか?

 

について、次回は書いていこうと思います。

 

 

今日も最後までお付き合い頂き

ありがとうございました!

 

 

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【基礎知識編シリーズ】

前回までの記事もこちらから^ ^

 

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