私は、超能力と言われるものが存在してほしいと思っている。
故に、ユリ・ゲラーに始まり、その類のテレビ番組は真剣に観ていた。今でも、つい観てしまうことがある。そして、見る度に「もうやめよう」と思う。
何故ならば、そこで披露される超能力というものが、残念ながら私の期待を大きく裏切るものばかりであるからである。
簡単な例として、スプーン曲げ。
何故、超能力で曲げる必要があるのか?手で曲げればいいではないか?それに、曲げてしまったら、そのスプーンは使えなくなってしまうぞ。
一体、何の役に立つのだろう?
超能力で元に戻すこともできます、と言うかもしれぬ。しかし、元に戻すならそもそも曲げる必要はないであろう。
空中に浮いただけでは何の役にも立たない。
浮いたまま、日本武道館の斉藤和義のコンサートに行けるのか?電車と同じ速度で。風圧が厳しそうだな。だからといって、ゆっくり行って遅刻したら意味ないぞ。それに、到着したら疲れ果ててしまった、というのではライヴが楽しめない。それなら電車で行った方がいいじゃないか。
私はバビル二世並みの超能力を期待しているのではない。ロプロスもポセイドンもいらない。もちろんロデムも。
「役に立つ」超能力は無いのかぁ~っ!?
通常の能力でできることなら意味はない。通常の能力を使えばいいんだから。
今なら、震災の瓦礫を消滅させるなんていいじゃないですか。もちろん地方公共団体の負担なしで。
同時に原発を原因とする放射性物質の除去だ。
液状化が起きた田んぼも元に戻してもらいたい。
あ~その前に津波を止めてもらいたかったな。
と、こんな感じで、たまに超能力の類のテレビ番組を見ながらブツブツ言ってると、子供達はうんざりした顔で「役に立たないんだから観なければいいじゃない!?」と言ってくる。
全く、君たちの言う通りだ。君達はそういうものに嵌りそうもないな。
しかし私は、超能力は存在してほしいのだ...本当だ、本当なんだ。