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メカゴレブログ[PC]

モバイルデバイスやPC製品のレビュー・ベンチマークブログ。

どうも。どあーふです。

これまで動画エンコードを主に行うマシンはデスクのCore i7 870を積んだマシンでした。
今回、SandyBridge世代のパーツを入手したので換装することに。
はたして、SandyBridgeでどれだけ変わるのか、エンコード時間の比較をしてみます。

VPCZ2のときと同じエンコード方法を使用しているので、参考にVPCZ2のグラフも載せてみます。
デスクのほうは、NvidiaのCUDAも使用(GeForce GTX580)。
一般向け製品としては、デスクはほぼ現行最強クラスになります。

デスクのほうが当然早いわけですが、薄型ノートの実力を知ることもできると思います。



▼比較PC構成概要
換装前
CPU : Intel Core i7 870
MEM : 8GB(DDR3 1600MHz)
VGA : GeForce GTX 580 (CUDA使用)
OS  : Windows7 Professional 64bit

換装後
CPU : Intel Core i7 2600K
MEM : 8GB(DDR3 1600MHz)
VGA : GeForce GTX 580 (CUDA使用)
OS  : Windows7 Professional 64bit

VPCZ2
CPU : Intel Core i7 2620M
MEM : 8GB
OS  : Windows7 Professional 64bit


▼エンコード方法
使用ソフトはTMPGEnc Video Mastering Works 5です。
MP4のアニメを5分(8992フレーム)切り取り、再度MP4にエンコード。
フィルタのありなし、x264でのエンコードで試します。
CUDAを使ったハードウェアエンコードもありますが、画質が悪くなるため使う予定もないためカット。



▼エンコード時間計測結果
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▼SandyBridgeはクロックを上げてこそ?
CPU単体での比較をすると、Core i7 2600Kと870では、同クロックの場合さほど差はなし。
ただし、2600Kでは倍率変更によるオーバークロックが効きやすく、安定して4GHz超えを叩けます。
これによりエンコード時間を短縮でき、結果総合的にSandyBridgeを使う意味がでるでしょう。


▼CUDAを使うと差は少ない
フィルタにCUDAを使用すると、エンコード速度が上昇し、高速にエンコードできるようになります。
GeForce GTX580でCUDAエンコードを使用していますが、かなりその効果が出ています。
しかし、オーバークロックした状態での比較を見ると、870と2600Kの間では差はそれほどありません。

これは、CUDA使用中ではCPUが30~40%、CUDAが60~70%の割合でエンコードしているため、CPUの占める割合が減るからです。
5分のエンコードではそんなに実時間に違いはでませんが、長時間・大量のファイルを処理していくとその差は広がりそうです。



▼おまけ
SandyBridgeの特徴のひとつに、6GbpsのSATAがあります。従来の3Gbpsの倍。
SSDなども6Gbps対応版がでていて、ディスク周りも高速になりつつあります。
私は6Gbps対応SSDは持っていませんが、Intel SSD X-25MのAHCIモード接続での比較をしてみました。

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6Gbpsの恩恵なのかはわかりませんが、若干上昇しているようです。



デスクもノートも、だいぶ性能が上がってきていて快適になってきています。
ムービーはスマホやタブレット、ノートなど様々なデバイスで見たりするので、より速く快適になってほしいですね。
ハードウェアエンコードの画質向上を願うばかりです。
どうも。どあーふです。

今回は、VAIO Z(VPCZ2)のUSB3.0接続速度を見てみましょう。
その次は、Windows エクスペリエンス インデックスの数値を比較してみます。

▼ExpressCardと比べて速度はどこまであがるか
VPCZ1では、USB3.0製品を使う際ExpressCardを使って拡張する必要があります。
このカードを使わなければならないことと、ExpressCardの世代がGen1であるため、本来の性能は出し切れず頭打ちになるといわれています。

SandyBridgeによって本体にUSB3.0がつけられたVPCZ2とVPCZ1では、性能差はでるのでしょうか。
VPCZ1には、バッファローのExpressCardで拡張したものを使います。
そしてテストにつかうのは、IntelSSD X25-Mが内蔵されたUSB3.0ポータブルSSD製品。
PQIの「S533-E」というもの。80GBモデルです。2010年5月に発売されたものです。


▼Crystal DiskMarkで計測しよう

▼VPCZ1
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▼VPCZ2
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▼グラフで比較
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VPCZ2のシーケンシャルリード/ライトは大幅に強化されていることがわかります。
これは特に、VPCZ1でのUSB3.0拡張接続の転送速度が頭打ちしていることを示しているのでしょう。
ランダムリード/ライトも結構向上していることがわかります。
大きいランダムリード/ライトになると、さすがにSSDそのものの性能の限界もあり、差はそこまでありません。

細かなファイルのやり取りであれば、そんなに差はなく、動画ファイルなど大きなものを扱う際には差が出てくるという感じになると思います。


▼おまけ
Windows エクスペリエンス インデックスという、Windows7標準のPCスペック評価システムがあります。
ベンチマークとしてはそんなに使えるものでもないですが、参考程度に。

VPCZ11店頭モデル :Core i5 520M、4GBメモリ、128GB SSD
VPCZ2オーナーメイド:Core i7 2620M、8GBメモリ、256GB SSD、PMDなし


▼VPCZ1
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▼VPCZ2
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メモリ速度がかなり上昇しています。SSD速度に至ってはついに最高値の7.9をマーク。
グラフィクスは意外なことに、オンボードVGAなのにVPCZ1と同じ値。
実際、ゲームベンチマークソフトなどを動かしたら確実にVPCZ1のほうが上だとは思うので、参考レベルですね。




▼VAIO Z(VPCZ2)関連リンク
 ・ VAIO Z(VPCZ2)実機を触ったお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)準備のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話1
 ・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話2
 ・ VAIO Zリカバリメディア作成と削除のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)の無線設定のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)のUSB3.0速度のお話
どうも。どあーふです。

本日はVAIO Z(VPCZ2)と無線LANのお話。やや細かい話になります。


▼300Mbpsの高速無線接続を試す
VPCZ2の無線LANデバイスを、ソニーストアで「MIMO*3」を選択しました。
デバイスマネージャでみると、これはIntel(R) Centrino(R) Ultimate-N 6300だそうです。
初期設定ではいろいろとOFFになっていたりしますが、高速通信設定もできるようになっています。


▼初期値でいろいろOFFになっている理由
電波法が関係しているため、いろいろOFFにされています。
無線LANは、従来の2.4GHzのほか、高い接続性のために用意された5GHzの周波数があります。

この5GHzとやらは、扱いで免許が必要なものが含まれています。
免許を持っていない人(多くの人がそうですが)は、屋内でのみ使用可なものが含まれます。
免許ないのに屋外で使ってしまっていた、という事故を防ぐために初期がOFFになっているのでしょう。


▼有効にしても普通はまったく問題なし
私も5GHz対応の無線LAN機器を持っています。BaffaloのWZR-HP-AG300Hです。
家に設置しているので、当然屋内でしか使えません。
というより、現状こういう機器はたぶん屋内用しかないです。

VPCZ2もそうですが、こういった5GHz対応機器は「5GHzと2.4GHz」の両方を使います
自宅などでは5GHzの親機へ、対応機器のない外の環境では2.4GHzを使用するようになっています。
なので、基本的にユーザレベルでは気にせず設定しておいて大丈夫です。

上にあるような、気づかぬうちに…ということは普通はないですが、念には念を、ということでしょう。


▼前置きはさておき、設定してみる
コントロールパネルのデバイスマネージャから、設定を行っていきましょう。

1:「802.11n モード」を有効にする
2:「ワイヤレス モード」を「6:802.11 a/b/g」にする

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2はやらなくてもよいですが、無線LANで300Mbps通信するためには、11nモードを有効にします。
あとは、親機の設定も済ませれば、11nの最大300Mbps接続ができます。


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接続できると、こんな感じで「5GHz と 2.4GHz」という表示になります。


▼速度はどうか
どんなに理論値が上がっても、通信速度はそれでもやはり有線が最強なのです。
実家に引いたFlets光は、有線で実測100Mbpsほど出ます。
MB換算で約12.5MB/s相当と非常に高速。

これを無線LAN接続するとどれくらいの速度が得られるでしょうか。

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半分程度に減少してしまいました。何度か計りましたが、45~52Mbps程に落ち着きます。
とはいえ、無線LANでこれだけ高速なのもすごいように思います。


さて、次回もVAIO Zネタになるとおもいます。
なにかネタがあれば。



▼VAIO Z(VPCZ2)関連リンク
 ・ VAIO Z(VPCZ2)実機を触ったお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)準備のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話1
 ・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話2
 ・ VAIO Zリカバリメディア作成と削除のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)の無線設定のお話
今回はレビューではなく、VAIOZ(VPCZ2)のリカバリについて見てみます。


▼買った時に、リカバリメディアを作る必要性は?
VAIO Z本体内部には、すでにリカバリ領域が入っています。
基本的にリカバリを行う場合は、この領域からリカバリを行います。
なのでリカバリディスクなどを作成する必要は、あまりないのです。

128GBのSSDモデルなど容量が不安な場合、メディアに焼いてリカバリ領域を本体から消して容量確保ということも。
メディア作成は、この場合に有効です。
メディアを作成したら、メディアから本体のリカバリ領域を消しならがリカバリしていきます。


今回は、USBメモリにリカバリメディアを作成してリカバリ領域を削除してみましょう。


▼リカバリメディア作成は本体ASSISTから
キーボード上部に「ASSIST」というボタンがあります。VPCZ2はタッチセンサー式になっています。
タップすると「VAIO Care」が起動。メニューの中にリカバリメディアを作成する項目があります。
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DVDかUSBフラッシュメディアのいずれかで作成できるので、好きな方で作成しましょう。
USBメモリのほうが早いですが、どのみち時間はかかります。作成には1時間程度を要します。
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USBメモリに作成しました。容量は12GB前後のようです。
VPCZ21では、16GB程度の容量のものがあれば大丈夫でした。
ちなみにUSBフラッシュメディアはフォーマットされるので専用のメディアとして用意しましょう。

<新しい機種は容量に注意>
VPCZ24やSVZ13など最近のモデルは16GBでは足りないそうです。
32GBなど、容量の多いものを用意しましょう。



▼リカバリの実行
メディアを接続した状態で本体を起動し、起動時にF11キーを連打。
起動メニューが出現しますので、「VAIO Care レスキュー」を選択します。

以下、本体のリカバリ領域を削除する方法のリカバリになります。

1:最初のメニューで「ツール」を選択
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2:「高度なリカバリーウィザードを開始」を選択
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3:バックアップは任意。買ったあとすぐにこれをやるなら不要です
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4:「カスタムリカバリー(リカバリー用のデータを削除)」を選択
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画像ではすでに削除した状態なので変化がないように見えます。
本体にまだリカバリー領域がある場合、実行後の容量変化がここでわかります。


5:「はい、開始します」にチェックをいれて、リカバリ開始
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これで準備は完了です。リカバリにはかなり時間がかかります。
2時間程度かかるので、最初のうちにやっておくと良いでしょう。



▼VAIO Z(VPCZ2)関連リンク
 ・ VAIO Z(VPCZ2)実機を触ったお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)準備のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話1
 ・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話2
 ・ VAIO Zリカバリメディア作成と削除のお話
 ・ VAIO Z(VPCZ2)の無線設定のお話

どうも。どあーふです。

今回は、スペック的な面から、VAIO Zを見てみましょう。


▼高速なアクセスが可能となる第三世代SSD
VPCZ1の時代にはデュアルやクアッドSSDがありましたが、今回からデュアルのみになりました。
しかし、その性能はVPCZ2からは大きく変わっているようです。
マザー、CPUもSandyBridge世代になっているので、SATAが6Gbpsになった恩恵も大きそう。

では、起動速度はどうでしょうか。VPCZ1と比較してみました。グラフと動画があります。


▼比較筐体の主な仕様
VPCZ2
 ・ Core i7 2620M(2コア HT4スレッド 2.70GHz~3.40GHz)
 ・ 8GB memory
 ・ 256GB DualSSD

VPCZ1
 ・ Core i5 520M(2コア HT4スレッド 2.40GHzGHz~2.93GHz)
 ・ 8GB memory
 ・ 128GB DualSSD


▼起動時間比較
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新型のVPCZ2はプログラム類のインストールを行い、各種アップデートまで済ませた状態。
前機種VPCZ1は、リカバリしてアップデート類を終わらせた状態。

プログラムのインストール状況はある程度違いがあるものの、Z21の起動の速さは圧倒的。
前機種の半分程度。Windowsがこんなに早く起動するのは初めて見ました。



▼SSDのリード・ライト速度はどうか
Crystal Diskmarkで、ディスクアクセス速度も計ってみましょう。

●VPCZ1のディスクアクセス速度
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●VPCZ2のディスクアクセス速度
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●グラフで比較
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VPCZ2のシーケンシャルリードが1,000MBを超えるというすごい数値。
全体的に前機種を圧倒する形でした。



▼SandyBridge世代のCPUの力は
薄型ノートにもかかわらず通常電圧版のCPUを載せているので、処理が早いというのも魅力。
見た目的には重い処理に向かなそうですが、スペックからすればよい結果のはず。
動画エンコードを行い、比較をしてみましょう。


▼動画エンコードについて
使用ソフトウェアはTMPGEnc Video Mastering Works 5です。
ソースはMP4のアニメ。これの冒頭5分を切り取り、再びMP4にエンコード。
フィルタありなしで、いくつかのエンコード方法でテストします。
ロード速度差の影響が出ないよう、USB3.0接続HDDを使用します(VPCZ1はExpressCardで増設)。


●主な出力設定
サイズ    :1280*720
ビットレート  :映像1280Kbps、音声192Kbps
フィルタ    :ノイズ除去・ノイズ除去時間軸(ともに普通25)、輪郭強調(普通15)
エンコード数 :x264は2パス、ほかは1パスです。


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予想以上に大きい差がでました。
エンコード中の画面を見ていましたが、確かに速度の違いが見て取れます。
フィルタなしで30%、フィルタがある重い処理だともっと差が開き、38%と結構なもの。


▼余談ですが
x264以外の二つは、Intel Media SDKというやつです。
Hardwareの方はSandyBridge世代専用の機能。
SandyBridgeのCPUに搭載されているGPUを使い、動画エンコードを行うのです。
エンコードに別のハードウェアまで投入するというだけあって、桁外れにエンコード速度が速くなります。

ただし以前の記事で紹介したように、SandyBridgeやSpuarsEngineなどのハードウェアエンコードを行うと、シーンチェンジでかなりひどいブロックノイズが入るため実用的ではありませんでした。
今回も同じように、かなりブロックノイズが目立ちますので封印することになりそうです。

▼参考記事(11年1月の記事)
Intel最新CP SandyBridgeのお話



さて、動画編集などもよくやる私にとってはだいぶありがたい結果が見えました。
PMDがないのでビデオ出力機能が心配されますが、エンコードは関係ないので問題ありません。
Premier Elements 9の編集がやや重いので、ここが少し心配かも。


今回はここまで。次はリカバリや無線設定など細かい話くらいになると思います。


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 ・ VAIO Z(VPCZ2)の無線設定のお話