▼買った時に、リカバリメディアを作る必要性は?
VAIO Z本体内部には、すでにリカバリ領域が入っています。
基本的にリカバリを行う場合は、この領域からリカバリを行います。
なのでリカバリディスクなどを作成する必要は、あまりないのです。
128GBのSSDモデルなど容量が不安な場合、メディアに焼いてリカバリ領域を本体から消して容量確保ということも。
メディア作成は、この場合に有効です。
メディアを作成したら、メディアから本体のリカバリ領域を消しならがリカバリしていきます。
今回は、USBメモリにリカバリメディアを作成してリカバリ領域を削除してみましょう。
▼リカバリメディア作成は本体ASSISTから
キーボード上部に「ASSIST」というボタンがあります。VPCZ2はタッチセンサー式になっています。
タップすると「VAIO Care」が起動。メニューの中にリカバリメディアを作成する項目があります。
DVDかUSBフラッシュメディアのいずれかで作成できるので、好きな方で作成しましょう。
USBメモリのほうが早いですが、どのみち時間はかかります。作成には1時間程度を要します。
USBメモリに作成しました。容量は12GB前後のようです。
VPCZ21では、16GB程度の容量のものがあれば大丈夫でした。
ちなみにUSBフラッシュメディアはフォーマットされるので専用のメディアとして用意しましょう。
<新しい機種は容量に注意>
VPCZ24やSVZ13など最近のモデルは16GBでは足りないそうです。
32GBなど、容量の多いものを用意しましょう。
▼リカバリの実行
メディアを接続した状態で本体を起動し、起動時にF11キーを連打。
起動メニューが出現しますので、「VAIO Care レスキュー」を選択します。
以下、本体のリカバリ領域を削除する方法のリカバリになります。
1:最初のメニューで「ツール」を選択
3:バックアップは任意。買ったあとすぐにこれをやるなら不要です
4:「カスタムリカバリー(リカバリー用のデータを削除)」を選択
画像ではすでに削除した状態なので変化がないように見えます。
本体にまだリカバリー領域がある場合、実行後の容量変化がここでわかります。
5:「はい、開始します」にチェックをいれて、リカバリ開始
これで準備は完了です。リカバリにはかなり時間がかかります。
2時間程度かかるので、最初のうちにやっておくと良いでしょう。
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