今回は、スペック的な面から、VAIO Zを見てみましょう。
▼高速なアクセスが可能となる第三世代SSD
VPCZ1の時代にはデュアルやクアッドSSDがありましたが、今回からデュアルのみになりました。
しかし、その性能はVPCZ2からは大きく変わっているようです。
マザー、CPUもSandyBridge世代になっているので、SATAが6Gbpsになった恩恵も大きそう。
では、起動速度はどうでしょうか。VPCZ1と比較してみました。グラフと動画があります。
▼比較筐体の主な仕様
VPCZ2
・ Core i7 2620M(2コア HT4スレッド 2.70GHz~3.40GHz)
・ 8GB memory
・ 256GB DualSSD
VPCZ1
・ Core i5 520M(2コア HT4スレッド 2.40GHzGHz~2.93GHz)
・ 8GB memory
・ 128GB DualSSD
▼起動時間比較
![メカゴレブログ[ゲーム・PC]-110903_graph04_start](https://stat.ameba.jp/user_images/20110904/00/war-smith/b1/55/j/o0556033311460995739.jpg?caw=800)
新型のVPCZ2はプログラム類のインストールを行い、各種アップデートまで済ませた状態。
前機種VPCZ1は、リカバリしてアップデート類を終わらせた状態。
プログラムのインストール状況はある程度違いがあるものの、Z21の起動の速さは圧倒的。
前機種の半分程度。Windowsがこんなに早く起動するのは初めて見ました。
▼SSDのリード・ライト速度はどうか
Crystal Diskmarkで、ディスクアクセス速度も計ってみましょう。
●VPCZ1のディスクアクセス速度
![メカゴレブログ[ゲーム・PC]-110903_z1_discmark](https://stat.ameba.jp/user_images/20110904/00/war-smith/3d/ef/j/o0414037711460958955.jpg?caw=800)
●VPCZ2のディスクアクセス速度
![メカゴレブログ[ゲーム・PC]-110903_z2_diskmark](https://stat.ameba.jp/user_images/20110904/00/war-smith/51/a6/j/o0416037611460959532.jpg?caw=800)
●グラフで比較
![メカゴレブログ[ゲーム・PC]-110903_graph03_diskmark](https://stat.ameba.jp/user_images/20110904/00/war-smith/b7/a6/j/o0558043011460995788.jpg?caw=800)
VPCZ2のシーケンシャルリードが1,000MBを超えるというすごい数値。
全体的に前機種を圧倒する形でした。
▼SandyBridge世代のCPUの力は
薄型ノートにもかかわらず通常電圧版のCPUを載せているので、処理が早いというのも魅力。
見た目的には重い処理に向かなそうですが、スペックからすればよい結果のはず。
動画エンコードを行い、比較をしてみましょう。
▼動画エンコードについて
使用ソフトウェアはTMPGEnc Video Mastering Works 5です。
ソースはMP4のアニメ。これの冒頭5分を切り取り、再びMP4にエンコード。
フィルタありなしで、いくつかのエンコード方法でテストします。
ロード速度差の影響が出ないよう、USB3.0接続HDDを使用します(VPCZ1はExpressCardで増設)。
●主な出力設定
サイズ :1280*720
ビットレート :映像1280Kbps、音声192Kbps
フィルタ :ノイズ除去・ノイズ除去時間軸(ともに普通25)、輪郭強調(普通15)
エンコード数 :x264は2パス、ほかは1パスです。
![メカゴレブログ[ゲーム・PC]-110903_graph02_nofilter](https://stat.ameba.jp/user_images/20110904/00/war-smith/6f/2c/j/o0555043311460995738.jpg?caw=800)
![メカゴレブログ[ゲーム・PC]-110903_graph01_filter](https://stat.ameba.jp/user_images/20110904/00/war-smith/eb/00/j/o0553043211460995737.jpg?caw=800)
予想以上に大きい差がでました。
エンコード中の画面を見ていましたが、確かに速度の違いが見て取れます。
フィルタなしで30%、フィルタがある重い処理だともっと差が開き、38%と結構なもの。
▼余談ですが
x264以外の二つは、Intel Media SDKというやつです。
Hardwareの方はSandyBridge世代専用の機能。
SandyBridgeのCPUに搭載されているGPUを使い、動画エンコードを行うのです。
エンコードに別のハードウェアまで投入するというだけあって、桁外れにエンコード速度が速くなります。
ただし以前の記事で紹介したように、SandyBridgeやSpuarsEngineなどのハードウェアエンコードを行うと、シーンチェンジでかなりひどいブロックノイズが入るため実用的ではありませんでした。
今回も同じように、かなりブロックノイズが目立ちますので封印することになりそうです。
▼参考記事(11年1月の記事)
Intel最新CP SandyBridgeのお話
さて、動画編集などもよくやる私にとってはだいぶありがたい結果が見えました。
PMDがないのでビデオ出力機能が心配されますが、エンコードは関係ないので問題ありません。
Premier Elements 9の編集がやや重いので、ここが少し心配かも。
今回はここまで。次はリカバリや無線設定など細かい話くらいになると思います。
▼VAIO Z(VPCZ2)関連リンク
・ VAIO Z(VPCZ2)実機を触ったお話
・ VAIO Z(VPCZ2)準備のお話
・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話1
・ VAIO Z(VPCZ2)レビューのお話2
・ VAIO Zリカバリメディア作成と削除のお話
・ VAIO Z(VPCZ2)の無線設定のお話